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オイシックス・新潟アルビレックス・ベースボール・クラブとは、日本のプロ野球の二軍リーグ、イースタン・リーグに所属している野球チームである。2007年から2023年まではプロ野球独立リーグのベースボール・チャレンジ・リーグに所属していた。
そのまま表記すると長いことや、サッカーの「アルビレックス新潟」(運営母体は同じ)と区別するために、ベースボール・クラブを略して「新潟アルビレックスBC」、さらに略して「新潟BC」などと表記されることもある。
概要
| イースタン・リーグ | |
|---|---|
| オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ | |
| 基本情報 | |
| 創設 | 2006年 |
| 本拠地 | HARD OFF ECOスタジアム新潟 |
| 獲得タイトル | |
| グランド チャンピオン |
1回 |
| リーグ優勝 | 2回 |
| 地区 年間優勝 |
4回 |
| 地区優勝 | 6回 |
| 経歴 | |
| 球団組織 | |
| 運営母体 | オイシックス・ラ・大地 |
| プロ野球球団テンプレート | |
2004年に野球界がプロ野球再編問題で揺れていた中、「新潟に県民球団を作る会」が発足し、チームの仮名を「新潟アルビレックス」とし、2009年を目処にNPBへの参入を目指した。
しかし新潟県中越地震などの影響で球場建設を凍結。再編問題はオリックスブルーウェーブと大阪近鉄バファローズが合併しオリックス・バファローズに。東北楽天ゴールデンイーグルスが新規参入することで決着。
その後NPBから独立リーグへの参加に方針転換し、2006年に「新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」として創設された。2007年から北信越ベースボール・チャレンジ・リーグに所属し、ベースボール・チャレンジ・リーグとなった2008年からは上信越地区に所属となった。
2015年に武蔵ヒートベアーズ、福島ホープスの加入にあわせて地区再編が行なわれ、所属地区が上信越地区からFUTURE-East(東地区)に変更となった。
本拠地は他の多くのチームと同様に定めていないが、HARD OFF ECOスタジアム新潟や長岡市悠久山野球場で多くの主催試合が行なわれている。
2011年には東北楽天ゴールデンイーグルスにてヘッドコーチを務めていた橋上秀樹が監督に就任し、初の地区年間優勝を果たした。
また、同年に正田樹が東京ヤクルトスワローズと契約。BCリーグを経てNPBに復帰した初の選手となった。
2012年は高津臣吾が選手兼任監督となり、地区で圧勝、BCリーグチャンピオンシップ及び独立リーグチャンピオンシップの初制覇を果たした。
2013年にギャオス内藤が2年契約で監督就任。地区年間優勝を果たすもBCリーグチャンピオンシップで石川に敗戦。
2014年に東北楽天ゴールデンイーグルスより選手兼任で高須洋介が野手総合コーチに就任。
リーグドラフトで桑田真樹(桑田真澄の長男)を指名し話題に。また、巨人から戦力外通告を受けた雨宮敬が復帰。
ギャオス内藤は契約満了し退団。高須洋介は横浜DeNAベイスターズ二軍打撃コーチ就任が決まり退団。
また、リーグの本塁打王を2回獲得した青木智史が現役引退を表明。
2016年シーズン終了で赤堀元之が監督を退任。後任に加藤博人が就任することに決まった。
2017年から前年巨人で戦力外通告を受け引退した加藤健が新潟出身の縁で社長補佐に就任、フロント業務に携わることになった。
2018年シーズン終了で加藤博人が契約満了に伴って監督を退任。後任に清水章夫が就任した。
2020年シーズンからは、神奈川フューチャードリームスの参入に伴い、東地区から西地区に移動する…はずだったが、新型コロナウイルスの影響でリーグが3地区制になり中地区に。同年限りで清水章夫監督が退任し、橋上秀樹が10年ぶりに監督に復帰。
2022年からは西地区が日本海オセアンリーグに移籍したことによって、北地区となった。
2023年は北地区2位だった。9月29日にNPBファーム参加について承認を得られ、2024年からイースタン・リーグに参加することが決まった。10月26日に食品通販会社のオイシックス・ラ・大地が命名権を得て、11月1日から球団名がオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブとなった。11月22日には正式にイースタン・リーグに参加することが決定した。本拠地はHARD OFF ECOスタジアム新潟。
ドラフト指名選手
- 雨宮敬(2011年 読売ジャイアンツ 育成ドラフト5位)
- 渡辺貴洋(2011年 読売ジャイアンツ 育成ドラフト6位)
- 高井俊(2016年 読売ジャイアンツ 育成ドラフト1位)
- 渡邉雄大(2017年 福岡ソフトバンクホークス 育成ドラフト6位)
- 知野直人(2018年 横浜DeNAベイスタース ドラフト6位)
- 樋口龍之介(2019年 北海道日本ハムファイターズ 育成ドラフト2位)
- 長谷川凌汰(2019年 北海道日本ハムファイターズ 育成ドラフト3位)
- 伊藤琉偉(2023年 東京ヤクルトスワローズ ドラフト5位)
- 下川隼祐(2024年 東京ヤクルトスワローズ 育成ドラフト3位)
関係者
首脳陣
- (77)武田勝(監督兼投手コーチ)
- (75)野間口貴彦(チームディレクター兼ヘッドコーチ)
- (73)稲葉大樹(野手コーチ)
- (76)伊藤隼太(野手コーチ)
- (77)斉藤秀光(野手コーチ)
- (72)黒羽根利規(バッテリーコーチ)
所属選手
| 投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
|---|---|---|---|
記事のあるOB
- 赤堀元之(2015年-2016年監督)
- 長田秀一郎
- 大石大二郎
- 加藤健
- ギャオス内藤(2013年-2014年監督) … 退団後もギャンバサダー(PR大使)として紹介され続けている。
- 草野大輔
- 後藤孝志(2007年監督)
- 正田樹
- 高津臣吾(2012年選手兼監督)
- 高須洋介
- ミッチ・デニング
- 長谷川凌汰
- 吉田一将
歴代監督
- 後藤孝志(2007年)
- 芦沢真矢(2008年-2010年)
- 橋上秀樹(2011年)
- 高津臣吾(2012年、選手兼任)
- ギャオス内藤(2013年-2014年)
- 赤堀元之(2015年-2016年)
- 加藤博人(2017年-2018年)
- 清水章夫(2019年-2020年)
- 橋上秀樹(2021年-2024年)
- 武田勝(2025年-)
関連動画
関連項目
- 日本の野球独立リーグ一覧 / ベースボール・チャレンジ・リーグ
- 日本のプロ野球チーム一覧 / イースタン・リーグ
- プロ野球再編問題
- アルビレックス
- 新潟県
- 新潟県民歌(ホームゲームで試合前に斉唱する)
- HARD OFF ECOスタジアム新潟
外部リンク
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