| 2020年 | (2021年) | 2022年 | 2023年 |
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| のび太の新恐竜 | (なし) | のび太の宇宙小戦争 2021 | のび太と空の理想郷 |
『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』とは、映画ドラえもんシリーズ第41作目である。新キャストでは第16作目にあたる。2022年3月4日公開。
主題歌は「Universe」。歌:Official髭男dism、作詞・作曲:藤原聡。
挿入歌は「ココロありがとう」。
歌:ビリーバンバン、作詞:松井五郎、作曲:菅原進・菅原知子、編曲:森正明
概要
1985年に公開された映画ドラえもん第6作『のび太の宇宙小戦争』のリメイク作となる。今作は『のび太の恐竜2006』以来となる、リメイク作でタイトルに「新」が付かず公開年の西暦が付与されたパターンとなった。
監督は、過去に『機動戦士ガンダムAGE』の監督などを務めた山口晋が起用され、映画ドラえもんとしては初監督作品となる。脚本は『交響詩篇エウレカセブン』や『怪盗ジョーカー』のシリーズ構成を手掛けた佐藤大が担当。キャラクターデザインはテレビシリーズ・映画『ドラえもん』でキャラクターデザイン(テレビシリーズでは「メインキャラ設定」表記)を務めてきた丸山宏一、メカデザインにはこれまでの山口監督作品でメカデザインを務めてきた石垣純哉、音楽は『のび太の宝島』以来担当している服部隆之が本作も手がける。
前作『のび太の新恐竜』の公開が新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で遅れた事もあり、例年よりも遅い2020年11月16日に公式サイトが開設され、公開日・映像・主題歌などの情報が公開された。
本作より再び公開日は春に戻る予定。当初は2021年3月5日公開予定とされていたが、緊急事態宣言が発令されたこともあって上映延期となり、2021年7月17日に2022年春公開予定と発表された。これにより、2021年は映画ドラえもんは公開されないことになった(映画ドラえもんが公開されないのはキャスト交代直後の2005年以来)。2021年11月9日に新公開日として2022年3月4日予定と発表され、予定通り公開された。
あらすじ
ある夏休みの日、のび太が拾った小さなロケットの中から、突如小さな宇宙人「パピ」が現れる。なんでもパピは、宇宙の彼方にある「ピリカ星」の大統領で、反乱軍から逃れるために地球に亡命してきたのだと言う。のび太達はその小ささに戸惑うも、「スモールライト」を使い一緒に小さくなり親睦を深めてゆく。
しかし、パピの所在を嗅ぎ付けたクジラ型の宇宙戦艦が地球に襲撃し、のび太達を巻き込んでしまった事に責任を感じたパピは一人反乱軍に立ち向かおうとするが、のび太達が協力を申し出て、ともにピリカ星へと旅立つ。
ゲストキャラクター
- パピ(CV:朴璐美)
- 宇宙の彼方にある小さな星、ピリカ星の大統領。
のび太たちと比べるととても体が小さい。しかし、大統領としての責任感は強い。 - 原作・旧作と異なり、頭頂部には前髪が生えており、頭身もやや高くなっている。
- ロコロコ(CV:梶裕貴)
- パピの愛犬。おしゃべりなのが玉に瑕。
- ピイナ(CV:松岡茉優)
- パピの姉で大統領補佐官。本作で新たに追加されたオリジナルキャラクター。
- ギルモア(CV:香川照之)
- ピリカ星を支配する反乱軍PICAの将軍で独裁者。
- 本作では比較的原作に近い服装となっている。
- ドラコルル(CV:諏訪部順一)
- PCIA長官。パピを狙い攻撃を仕掛ける人物。
- 本作では比較的原作に近い服装となっているが、鼻は原作・旧作と比較して低めとなっている。
スタッフ
- 原作/藤子・F・不二雄
- 監督・絵コンテ/山口晋
- 脚本/佐藤大
- 企画 - 赤津一彦(藤子プロ)、梅澤道彦(シンエイ動画)
- キャラクターデザイン・総作画監督/丸山宏一
- メカニックデザイン/石垣純哉
- プロップデザイン/鈴木勤
- 演出/加来哲郎、げそいくお、岡野慎吾
- 美術監督/河合伸治
- 色彩設計/横井未加
- ミニチュア制作/白組
- 撮影監督/末弘孝史
- 撮影特殊効果/大矢創太
- 編集/小島俊彦
- 録音監督/田中章喜
- 音響効果/北田雅也
- 音楽/服部隆之
- 制作デスク/紙谷泰吏
- 協力制作/佐藤大真、増谷大輔、佐藤喬彦
- チーフプロデューサー/森文彦、中島進
- プロデューサー/小西佑平、谷澤吉紀、八木征志、勝山健晴
- 製作/「映画ドラえもん」製作委員会
関連動画
関連項目
外部リンク
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