耐氷型貨物船として生まれた宗谷です。
海軍特務艦として、MI作戦などの様々な作戦に参加、激戦のソロモン方面へも展開。
測量や揚陸、輸送などの任務に就きました。
戦後は、皆さんの帰還、そして灯台補給船。
さらに大改装され、南極観測船として、昭和という時代と、その海を駆け抜けました。
宗谷(艦これ)とは、大日本帝国海軍の特務艦「宗谷」をモデルとしたブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する艦娘(かんむす)である。
概要ですか?…やります!
2021年春イベント「激突!ルンガ沖夜戦」のE5海域のドロップ艦として実装された。担当声優はタニベユミ、イラストレーターはしばふ。艦種は「特務艦」であるが、ゲーム内部では補給艦として扱われているようだ。
レベル60になると、特務艦→灯台補給船→南極観測船→特務艦の順でコンバート改装が可能という特徴を持つ。内部的にはどの形態でも補給艦であり、洋上補給も可能。しかし、運営自ら「戦闘のための船ではない」と公言する通り、いずれの形態でも装備も火力も貧弱で特殊スキルもなく、水上戦闘機の搭載もできないため戦力としては全く期待できない…
と、当初は思われたが、南極観測船にコンバートすると圧倒的な装甲、低耐久による割合ダメージの小ささ、幸運値と素の回避力による回避の高さ、その上大型バルジが可能ということもあり、通常海域での補給艦ルート固定用とするとその存在感は他の補給艦を大きく上回り、大きく見直されている。性能の大まかな差異は以下のような感じ。
形態 | 性能の差異 |
特務艦 | 機銃、爆雷、対地装備などの戦闘用装備が可能 |
灯台補給船 | 大型探照灯を装備可能だがスロットが2つになる |
南極観測船 | 回転翼機・大型バルジを搭載可能 装甲値が1.5倍ほどに上がる |
ちなみに、3形態により服のカラーリングが大きく変わる。実艦の船体の色をモチーフとしている。
なお特務艦形態の初期装備が25mm連装機銃なので、コンバートで特務艦に戻すと25mm連装機銃が何個も手に入るが、割にあってないのでどうしても1個足りないときとか向け。
既存の補給艦との差異としては、水上機を積めないが、装甲・回避・索敵の値に優れている。なぜか完全な非戦闘艦である南極観測船形態の時に最も装甲・回避のパラメータが高まる。
- これに関しては南極観測船に改造される際に過酷な南極近海を航行するために「砕氷船」として改造されたことに起因する。
厚さ25mmのキルド鋼板製に船首を改造。両舷にバルジを追加し、他の主要外板も二重装甲に改造してある。回避の根拠としてはまず前述の改造により安定性が増しており、(武装がないためトップヘビーになり得ないこともある)なんと110度まで傾いても復元できるように設計されている他、舵の換装、機関を蒸気機関からディーゼル機関2機2軸に換装したことにより巡航速度が8ノットから12.5ノットに(航続距離も4080海里→14950海里に)向上と加えて旋回半径の縮小、40マイル大型レーダー及び見張所の新設、ソナーも最新のものに換装してある。
瑞穂「その機関私にも搭載していただけませんか?」
これらの強化により、荒れ狂う極寒の南極の海で厚さ1mの氷塊を体当たりでガリガリ破砕しながら進むことが可能な頑丈さとパワーを持ち、ちょっとやそっとの無茶な航行では転覆しない安定性を持つ最新鋭のセンサーを持つ船へと生まれ変わっているのである。うわかんそくせんかたい。
奇跡の船、ですか? ……いえ、いえいえ! ……そんな……。
史実での宗谷の活躍ぶりは、宗谷(船)に詳しい。フィクションでもなかなかあり得ない数奇な運命を辿った船なので一読の価値あり。
ちなみに、実装されたイベントである激突!ルンガ沖夜戦との関わりで言えば、宗谷はラバウル空襲に遭遇し一時座礁した(復旧の見込みなしと一旦は艦を捨て総員退艦)ものの、空襲も去り潮が満ちたら…自然と離礁したという、ラバウル空襲遭遇組の一員でもあることで実装された模様。
そのエピソードと戦後を生き抜き、南極観測船としての過酷な任務をも全うし、現代においても船の科学館にて平和に余生を過ごしていることから、雪風改二すら圧倒する超幸運船と設定されている。
通常海域での運用例?いえっ、精一杯頑張るだけです!
- 1-3 三重クルージング要員
大発動艇を搭載できることの他に、★4以上の大型バルジを2つ搭載することで、計算上(クリティカルでも割合ダメージでも)大破しなくなる。おまけに神威改母よりも燃料も弾薬(僅か5)も軽い。三重クルを行う鎮守府では、常に赤疲労で中破した宗谷がぐったりしている様が見られることだろう。 - 2-4 釘拾い要員
だいたい同じ。大破する時はするが、神威に比べればよっぽど頑丈なため、動員されることになる。 - 5-5 補給艦ルート
一般的な用途ではここが一番多いと思われる。水上戦闘機を搭載できないため制空に不安が出るが、それ以上に道中大破撤退が大幅に減るため、以前より安定したという声が多く聞かれる。
期間限定グラ、抜錨、します!
しばふ村村民としては破格の期間限定グラが実装されている。いずれも、改装段階全てに差分あり。
尚、クソTシャツ文字入りTシャツ愛好家のようで、しかも手作り勢であることが判明した(2022年実装特務艦形態新年ボイスより)。
- 梅雨グラ(2021年~)
- 夏グラ(2021年~)
いわゆるクソTシャツMode。形態ごとにTシャツの色と文字が違う。 - 新春グラ(2022年~)
構図、ポーズは同じであるが、形態ごとに服装が全く違う。
特務:半纏+「賀正」Tシャツ/灯台:白コート/南極:晴着
関連動画
関連静画
外部リンク
関連項目
2021年春イベント【激突!ルンガ沖夜戦】 新規実装艦娘 | |||||||||
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