松永長頼単語

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「松永長頼」（まつなが・ながより 1516 ～ 1565）とは、戦国時代の梟雄の一人として有名な松永久秀の弟であり、戦国大名三好長慶旗下の武人として丹波を支配した勇将。

別名は内藤宗勝。子に内藤忠俊（内藤如安）、娘に日本最初の女子修道会を創設したジュリアがいる。

天敵は赤鬼（赤井直正）

概要

日本初の公式記録「爆死」に定評のある戦国時代のボンバーマンこと松永久秀を兄に持つ。

兄と共に近畿・四国・中国地方に覇を唱えた三好長慶の家臣となった後、謀略担当の兄と異なり、三好政勝が京都に攻めてきた際に総大将として戦って撃退したりと武勇の誉れ高く、性格も誠実そのものな人物であった。そのため三好長慶から信頼されて一軍を率いる大将として京都や丹波の防衛にあたり、丹波国の守護代・内藤国貞の娘と結婚して内藤氏の名を継ぎ、有力国人だった波多野晴通を屈服させて丹波に大名級の勢力を築く等、兄よりも目覚ましい速さで昇進していった。

（人間、誠実なのが一番って事ですね）

兄・松永久秀は、この目覚ましい昇進をとげた出来た弟の松永長頼の七光りによって昇進して行き、三好家の重要人物になっていくのだが、将軍・足利義輝を畳で囲って殺したり、東大寺の大仏殿を焼いたり、三好長慶の弟を暗殺したり、主家を離れて織田信長についたり、織田信長を裏切ったり、また織田信長についたり、また織田信長を裏切ったり、性の教本を書いたりしていた。

丹波国人衆を率いて畠山高政との戦いに参陣したり、波多野家旗下の国人・赤井家清を敗死させる等、丹波守護代として名実共に一大勢力を誇るまでになったが、兄の謀略もあって三好長慶死後に三好家が衰退すると、赤井家清の後を継いだ赤井忠家の後見人となった丹波の赤鬼こと赤井直正との戦いで戦死した。

（良い人程先に死ぬって事ですね） 

※ただし、この「兄と違って誠実」「久秀は弟の七光で出世した」、という文面は今谷明氏の研究書「戦国三好一族」が初出と思われ、著書の中にも出典があるわけではないので当時の記録における根拠はあまりないものと思われる。

※その他「松永長頼」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事

娘・ジュリア

松永長頼には、キリシタン大名となった息子・内藤如安の他に、娘にキリシタンの女性として信仰に生きたジュリアがいる。

娘・ジュリアは、夫の死後仏門に入ったものの、キリシタン大名小西行長の母によってイエズス会の洗礼を受け、京都で布教活動を行うようになり、日本初の女子修道会「ベアタス会」を筒井定次や大友宗麟の娘ら5人の女性信者と共に設立した。

※ベアタスとは、生涯を神とそして人々に愛を捧げるため独身で修行する女性の共同体を意味している。

兄・内藤如安や高山右近がマニラに追放された際には、共にマニラに移り、兄と共に日本人町のリーダーとして活躍し、同地で62年の生涯を閉じた。

松永久秀にとっては姪っ子である。まったく信じられん

関連動画

▼兄・松永久秀の片腕として軍事方面に活躍する架空戦記シリーズ「弾正の野望」

▼替え唄のネタに登場。その想像図は・・・
 

補足

「信長の野望」（PC）シリーズにおける松永長頼（内藤宗勝）の能力一覧。

兄の馬鹿息子・松永久通は全作登場しているのに・・・
しかし創造にて10年以上ぶりに再び日の目を見ることに

なお、革新PKを題材にした動画「弾正の野望」では、登録武将として以下の能力として登場している。特に義理は85で兄の85倍を誇る。

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関連項目

• 松永久秀
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  • シャーロック・ホームズ
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