栗花落カナヲ(つゆり-)とは、鬼滅の刃の登場人物である。CV:上田麗奈
概要
主人公の竈門炭治郎と同期の鬼殺隊隊士。16歳、身長152cm(後に成長して156cm)、体重44kg(後に成長して46kg)。隊士として本採用になるための試練「最終選別」では、生き残った5人のうちの唯一の女性であった。
この時は顔見せ程度であったが、後の「那田蜘蛛山編」では「隠」部隊を率いて登場。禰豆子を討つべき鬼と認識し、追いかけ回すことになる。
胡蝶しのぶの継子であり、彼女の「蝶屋敷」に住んでいる。そこで行われた炭治郎、善逸、伊之助の機能回復訓練の課題では三人を圧倒した。三人が全集中の呼吸・常中を会得してからは実力差は縮まったが。
貧しい家庭に生まれて、両親から虐待を受けつづけた挙げ句に身売りされるという悲惨な幼少時代を送っており、「全てがどうでもいい」という諦めから精神が崩壊する寸前までいってしまっていた。そして、いよいよ身売りされて売人に連れて行かれる途中で、胡蝶カナエ、胡蝶しのぶの姉妹に出会い、彼女たちに救われることになる。
父親が名前すらつけていなかっため、改めて名前付けをし、「栗花落カナヲ」を名乗ることになる。隊士の一員でありながら、蝶屋敷の使用人でもある神崎アオイからは義理の姉妹が欲しいと「神崎」姓を推されたが、結局「栗花落」に落ち着いた。ちなみに「栗花落」は実在する名字であり、栗の花が落ちる梅雨の入り口の頃を表す。
上述のような経緯から、指示された以外の行動を自分の意思で決められず、親代わりとなった胡蝶カナエにもらった「表」「裏」の銅貨をコイントスして決めている。炭治郎も最初はコミュニケーションに苦心するが、コイントスの賭けで「カナヲはこれから心のままに生きる」と決めてみせると、カナヲはその真っ直ぐな炭治郎の有り様にかすかに心を動かされる。カナエはかつて「いつか好きな男の子でもできたらカナヲだって変わる」と語っていた。
また、鬼殺隊隊士に志願したのはアオイをはじめとする蝶屋敷の住人たちがみんな鬼に肉親を殺されており、鬼に対する敵愾心を強くしていった結果である。カナエたちはアオイ同様に使用人として生きてほしかったが、彼女らほど家事や医療行為が上手ではなく、やがて見様見真似でカナエの呼吸を習得していく。そして、初めて自らの意思で「最終選別」に参加することとなった。その結果、着衣の汚れや乱れもなく突破に成功しており、「柱」に匹敵しうる鬼狩りとしての才能を垣間見せている。
隊服は、上半身は他の隊士と同じ詰襟服にケープを羽織っている。下半身は膝上まで上がったミニスカートにブーツという出で立ちだが、実はこれはスカートではなくてキュロットパンツである。ちなみに原作では隊士としての初登場時は膝下までキュロットの丈があったが、再登場のたびに短くなっている。裏設定だが、「前田まさお」という隠隊員の仕業らしい…。
炭治郎が匂い、善逸が耳、伊之助が触覚に優れているように、カナヲは視力が優れている。
アニメ1期、2期終了時点では、まだ能力を見せていないため、ネタバレ防止スクロールします。
花の呼吸
弐ノ型”御影梅”
自らの周囲に連続の攻撃を放つ。
肆ノ型”紅花衣”
衣の円を描くような斬撃。
伍ノ型”徒の芍薬”
最大9連撃の斬りを繰り出す。
陸ノ型”渦桃”
終の型”彼岸朱眼”
全集中の呼吸を眼球に収束させることで、もともと超人的なカナヲの静止視力及び動体視力を極限までアップする。ただし、眼球の視神経に過大な負担をかけるため、失明の危険と隣合わせの諸刃の剣でもある。
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