ニコニコ大百科

ギレン派であったことがアクシズ（ドズル派）行きに抵抗感を持った遠因だろうか。

記事作成お疲れ様でした！(まさか作っていただけたとは)
早速、お絵カキコも投稿させていただきます。

ギレンの野望では、原作の専用機持ちの設定を活かしてか
ＭＳに乗らせても、並みのパイロットより強いんですよね…
このハ…スキンヘッドの閣下。
記事内参照用URL :

偏見でしかないってのは認めるけれど、ギレンの胸像の前に座ってたこの人を見たとき、
デラーズは虎の威を借る狐みたいな人なんだなって思った。

俺はガトーとのやり取りでこの人は自分の言葉で人を説得できる人物だと見たが

正直数あるジオン残党の中で一番気持ち悪いのがこの人
悪い意味で野心や欲が見えない上にやろうとしてることは中途半端に考えなしで狂ってる

>>5
考えなしというか現状を正確に把握できていなかったのがスキンヘッド閣下の最大の落ち度。

星の屑作戦の最終目的は「穀倉地帯である北米大陸へコロニーを落とすことにより、地球の食料自給率の低下、それによるスペースノイドの権限向上」だったわけだが、UC0083の時点でこの目論見通りに事が運ぶ可能性はかなり低い。

まずスペースノイドの立場が一年戦争前と比べて大幅に弱体化してる。
多くのコロニーは戦争により多大な被害を受けて目下全力で復興作業中。
復興作業には地球連邦からの援助が欠かせない状況。
戦前はアースノイドと比べて4～5倍の人口を有していたが、0083では1.5～2倍程度にまで激減している。（一年戦争で人類の全人口の半分以上が死んだが、その大半はスペースノイド）
これらの状況を招いたのは全てジオン公国の起こした一年戦争のせい。

それとスキンヘッド閣下はあろうことか熱烈なギレン信奉者。
まだジオン・ダイクン信奉者ならマシだったかもしれないが、上記のようにスペースノイドに甚大な被害を与えたギレン率いるジオンの再来をスペースノイドが支持するはずもない。

こんな状況で星の屑作戦を成功させたとしても、スペースノイドはデラーズフリートを支持するわけも無く、まして地球連邦から援助受けて復興している最中に地球にコロニー落とすとか迷惑以外の何物でもない。
結果として星の屑作戦は成功したが、その後の出来事は決してスペースノイドにとって良い方向に歴史は舵を切らなかった。

戦術的な作戦はともかく、戦略的な作戦立てるのは苦手だったんじゃなかろうか。

この人のやった事が、結果的にギレンの思想的後継者とも言えるジャミトフの台頭を招いたってのが皮肉以外の何者でもない。

>>6
まぁただのギレン親衛隊だったのがいきなり地球圏レベルの作戦立て担当するようになったらついて行けないだろうさね
現実でそういう将軍は歴史の戦争でいたしな、
連隊指揮官だったら優秀だったが旅団サイズの指揮をし始めたら駄目だったなオットー・レーマーやら大勢

>>7
いやそうしないとZガンダムの話にいきつけないから、うん

記事でガトーが乗ろうとしたのはデラーズ専用リックドム（MS-09R）とあるけど、
あれはMS-09Fドム・フュンフではないかと、CDAなんか出てるヤツ。
機体的にはドム・トローペンの同型機（原型機？）で、パーツ換装で宙間戦～陸戦まで対応できるというコンセプトの機体だったが開発時期的な問題で配備数は極端に少ない。フュンフの砂漠・熱帯仕様がトローペンという話も･･･

デラーズ閣下の記事が出来てるとは…いったいどこのジオン残党兵が？

それはそうと、自分的にデラーズ閣下やガトーさんは不器用な人間なんだと思う…他にも方法はあったかもしれないが、戦争でしか自分たちの行動を示せなかったのか…
だがそこがかっこいいのだが(熱狂的ファン)
ただ、結果的にデラーズフリートの行動が悪い方に進んだのは間違いない

シーマをどう制御するつもりだったんだろう？
案だけ自信満々でガトーには答えてたのに……

理想と行動の場を与えれば、普通に従うと思ってた節があるよね。
シーマが表立って造反した時も「志の無い者」とか言っちゃってる辺り。

核武装したガンダムを見せて連邦政府を糾弾し、最高機密を奪ったことで軍部に衝撃を与える　←分かる
軍事的優位を誇示する観艦式を強襲し、連邦の核で艦隊を壊滅させ物心両面に打撃を与える　←まだ分かる
北米にコロニー落とし　←！？
ギレンは「もう2、3個落としてご覧に入れようか」で講和まで持ち込める訳だけど、デラーズは核やコロニー落しという得がたい恫喝のカードをさっさと切ってしまった。組織的支援を見込めるアクシズやジオン共和国との連絡も不十分（というか拒否？）
記事にもあるが、艦隊司令官としては優秀だけど政治的信条はギレンのコピーでそれ以上の計算は出来なかったってことだろうな。　野望では重宝してるけど、ずっとユギーユだと思ってた・・

>>13
デラーズフリートの場合、核は恫喝の材料になるけどコロニー落としは恫喝の材料には使えないよ。
わずか半個艦隊程度の戦力しかないデラーズフリートがコロニー落としを実行するには完全な奇襲じゃなきゃ無理。
実際劇中でも連邦軍の裏の裏をかいてようやくコロニー落としを成功させてるし。（それでもガトーの奮戦が無ければ失敗してた可能性大）
そもそもデラーズの目的は連邦との講和ではなく、あくまでコロニー落としによる地球への打撃とそれによるスペースノイドの地位向上だしね。

それとデラーズは他組織への協力の取り付けはかなり熱心にやっている。
「売国奴」と罵ったジオン共和国には最初から協力なんて期待してないけど、アクシズやシーマ艦隊や各地のジオン軍残党、アナハイムとは非常に密に連携を取っている。
UC0083の頃のアクシズはようやく居住区画の整備が一段落付いたころで、積極的な支援ができるような状態じゃなかった。
それでもノイエ・ジールの譲渡や残存兵の受け入れを認めさせてる。
地上のジオン軍残党へは派閥が違うはずの潜水艦隊（キシリアの管轄）とも事前に連絡とってアフリカへの脱出に協力させてるし、キンバライト鉱山基地には虎の子のHLVも出させてる。
そもそもトリントン基地襲撃に用意したMS（ドム・トローペンとザメル）も地上のジオン軍残党の協力なしには用意できなかっただろう。
シーマ艦隊とアナハイムは言わずもがな。（シーマ艦隊引き入れたのは誤算だったが）

まあ逆に言うとこれだけ多くの組織の協力が無ければ星の屑作戦は実行不可能だったともいえるんだけど。

なるほど、こりゃとんだ浅知恵だった。　作り掛けのコロニー抱えてたってしょうがないわな
確かにアクシズや残党達との協力ありきの作戦で、しかも成功させてるもんなぁ。本当にどう説得したんだかｗ

外伝でありながらちゃんと戦争やってるのは良いなぁ。Ζという結果が控えてるのがやるせないが

結果論で言えば宇宙空間で公開「ふぅ」しただけのハゲオヤジだね

本来ギレンの思想は「人増えすぎだから減らすよ」というもので、ジオニズムの選民思想は減らした先々のことを自分らで管理するためのものなんだろうけど、このオッサンがどれだけ理解していたかというと・・・戦術家としては宇宙世紀最強候補だと思うんだが。

ギレンというカリスマ、選民思想というエリート主義に浸ると、どうしても尖っちゃった能力の人材が育っちゃうんだろうなと。

極小規模の戦力、表立って活動できない非合法性、これらを乗り越えて核攻撃、コロニー落としを成功させ、さらに残党受け入れをアクシズに受諾させるなど、軍略家としては凄まじい能力の持ち主
政治能力不足が懸念されるけど、のちのちに続くアクシズ、ネオジオンという反連邦の気運を盛り上げたのは間違いないだろうし、本来の最終目標はそれだったのかもね
観艦式を行うなど連邦の増長は目に見えて明らかだったから、反スペースノイドが加速するのは織り込み済みだったのかも

現場の指揮官としてはとても有能なんじゃなかろうか

どんなにやったことが酷評されても（実際コロニー落としとか完全マジキチ凶行だし…）政治力無いと言われても最近評価が悪くてもジオンマンセーだと言われても、僕はこんな素敵なロマンチストのデラーズ閣下が大好きです。

改めて整理してみると、割と甘ちゃんよねこの人

シーマの事も｢ジオンの為に汚名を被ってくれた｣と好意的解釈してた節があるしな
あの一撃で文字通り歴史を変えた(連邦が分裂し後の世にはバラバラでスペースノイドも大分自由にやれるようになった)
でもやった事は絶対にやっちゃいけないようなことなんだよなぁ、本当に大儀のために人を殺しまくるテロリストが似合う人だわ

良くも悪くもすごいことをやったのは事実だし、それをするだけの計画立案実行すべての面で
高い能力を持っていたのも事実だと思うけど
でも結局はテロリズムでしかなくて、結果としてスペースノイドを余計苦しめる結果になった
(せっかく直したコロニーを2基もお釈迦にしたことは割とスルーされがちだけど、個人的にはこれが一番のやらかしだと思う)
ってことにはファンも目を逸らさないでほしいと思う

富野さんの作品では、知将といえるキャラの多くが自らの野望
（＝戦後のプラン）に従って動いてるけど、
００８３のデラーズ一味はジオンの旗の下で玉砕覚悟。

無印やＺでは利己的でしたたかな士官が多かったのに比べると
００８３のキャラは一途なだけで甘く・薄く感じるんだろうな～
ぶっちゃけ「ガンダムっぽくないから嫌い」みたいな。

某ロボｗｉｋｉでは作品自体とコウとシーマ様とガトーは結構好意的記述なのにデラーズはニナ並にやんわりと苦言が多い記事でワロタｗ

しかし記事の演説見ると笑えるな
スペースノイド虐殺しまくったザビ家の一年戦争を肯定しながらスペースノイドの自治訴えるとか悪い冗談でしかない
しかも南極条約が禁止しているのは核の使用であって開発ではないという基本的な知識すら持ち合わせていない
しかもこれは身内向けのアジ演説じゃなくて、連邦に向けた表明演説だというのが更に凄い
問題なのは、そんな演説に対しそういった頭の悪さを指摘するキャラが皆無だったという点

比較するなら、1stでギレンがやったガルマ国葬演説は
本人的には国民や兵士の戦意高揚の為の演技をやってるだけだし
画面の向こうでブライトやシャアが批判したり皮肉を言ったりしてるわけで

そういった多角的な部分の薄さの積み重ねが
0083が「ジオンマンセー」「テロ擁護」なんて言われる所以なのかね

大義を唱えるガトーに説教される士官学校出のエリート軍人コウ（実はブライトと同じ）という脚本からも、作品の作りとして連邦側のポジティブな主張が徹底的に封殺されてるのが特徴
逆に連邦のネガティブな部分は強調されて、ジオンのネガティブな部分はシーマの話が別売ＣＤに外出しされるくらい薄められてるというね

デラーズやガトーがジオンの大義や理想だとかいうものに酔っている横で

一年戦争でジオンの暗部を背負わされたシーマ・ガラハウが
希望も仲間も帰る場所も奪われてみじめに死んでいくというお話。

ところでこの記事、見直すとちょっと変なとこないか？
アクシズ艦隊に残存兵を預けることになったのを皮肉って言ってるけど
作中でアクシズ艦隊と仲よさそうだったし
兵の回収は双方合意の上だったし皮肉扱いするのはおかしくね？
アクシズへの加入を拒んだっていうけど別に仲悪かったわけじゃなくてただの役割分担に見えるんだが
リベリオンなんかの補完みても猶更ね