ニコニコ大百科

>>748
アメリカも民主主義が機能したから踏みとどまったけど、トランプクーデターが成功してたらそっちサイドに行ってたと考えると西側にとっても米国民にとっても悪夢をギリギリで回避したな
まあこれからまた危機に立ち向かうことになるんだけど

>>749
ソ連よりは今のロシアの方が自由経済に近いから厄介。
資源国かつ人権軽視だから半世紀戦争出来るのが恐ろしい。

>>751
あのトランプクーデター、やってることは毛沢東の文化大革命と変わらんからな。
あんなことがまさかアメリカで起こるとは思わなかった

存在すべきではなかった国家

むしろ存在してた方がマシだった
(旧ソ連諸国同士の武力紛争を見ながら)

共産党による独裁と強権的な統制がうまいこと各民族のナショナリズムや民族主義を抑制してたのよ。
今なんかロシアもウクライナも民族主義に目覚めちゃって酷い有様じゃん

末期に衰退したからアレだけど自由主義勢力の敵としてあの地域が存在し続けるより分裂した今の方がましだと思う

例えば、今回のウクライナ戦争なんてのも
あれは西側的・東側的価値観の衝突というよりは両国のナショナリズムの衝突なんだよね。どちらも強烈な民族主義政権になってるから。

ソ連時代はロシアSSRとウクライナSSRの内戦なんかなかったし。

その衝突の面もあるが平和的解決を呼びかけるロシア語話者のユダヤ人が大統領の時に戦争が起きているから抜けがあるんじゃない？

それまでロシアとずっといたのにソ連崩壊で独立したウクライナの曖昧な存在に強烈な民族意識を植え付けさせたのは兄弟民族からの無差別砲爆撃に虐殺と略奪なのだが
ほぼ同じで同胞意識も持っていたが30年程度でも独り立ちし続けてると別な意識が多少は芽生えてたところに一方的な暴力を食らったので完全に目が覚め徹底抗戦
民族主義ではあるがその生みの親は他ならないロシア人

ロシア連邦共産党と当時は合法だったウクライナ共産党あたりが連携してなんとかマイダン革命を防げていれば、今日の全面戦争を防げたと思う。実際ロシアとベラルーシは仲違いしてないし。

あそこがロシア・ウクライナ関係の分岐点だったかと思う。

ウクライナはソ連崩壊後の混乱状態のまま30年経過しちゃった時点でマイダン回避は無理でしょ
手を打つならもっと早い段階よ
かと言って何すりゃ良かったのかと言われてもどうにもならんかったとは思うが

ソ連が崩壊しないか、崩壊するにしてもあんな空中分解じゃなくて軟着陸してれば
というのはそれはそうなんだけど、あの当時ソ連が存続できる道あったか？
と言われると…ねぇ…

>>760
民意の革命と潰してもその政府が倒れるだけだろう
活動家を逮捕し続けたウクライナの治安部隊（ベルクト）はクリミアに逃亡を余儀なくされている
あと2014年の戦争はEU加盟の是非というより、ド人共ル人共の武力蜂起なので
どのみちウクライナ人には支持されなかった
ちょうど日本でいう鈴木宗男みたいなのが親ロシア派だったからな

>>762
グラスノスチで発言の自由を許可した結果、少数民族の不満まで可視化されたから
分裂しなければ独裁に逆戻りするしかなかった。そして独裁する力も失われていたという感じじゃないだろうか。
ロシア連邦ではプーチンになって独裁が復活しつつあるようだけど

なんか連邦国家の崩壊って似たような理由が多いよな。ユーゴスラビアも民主化した結果民族主義に火がついたけど。

そう考えると、「多民族国家を統治する」という観点では中国共産党は正しいんじゃね？

>>759
ソ連崩壊と各国の独立の成立こそが今回のロシア・ウクライナ戦争の原因と言っても過言ではない。
ソ連から独立したロシアとウクライナの両国で民族主義が発露して双方の対立と、そこから戦争に至ったわけだから。

どれだけ強引な手段を使っても「民族主義全否定」の共産主義体制は潰すべきではなかったし、あの体制でしかあの地域の民族対立・民族紛争を抑止するのは無理だろ。

ついでにもっと言うと、ソ連の体制を継続させておきながらロシア共和国はさらに細分化させて弱体化させておくべきだった。

民族主義の対立って言っても少なくてもウクライナ側はロシア民族は存在しないとか言わないわけで
そもそもウクライナがさっさと西側陣営に入れていればこんな戦争は起こらなかった

しかしやはりマイダン以降にはウクライナも国内においてはロシア民族を追い出そうとしたり公用語からロシア語を外そうとしたりしてたし、そもそもロシア民族とウクライナ民族の間に対立が生まれてたりしてたので
やはりソ連体制は潰すべきではなかった。

ロシア側にもウクライナ側にも民族意識を覚えさせてしまったこと自体が問題で、双方の間に「ソビエト人民」という意識を継続させる事ができていれば今回の様な戦争は起こらなかった。

これはユーゴスラビア紛争もそう。
やはり多民族国家や民族対立が起こりやすい地域には人工的なイデオロギーによる独裁的統治と強力な調停者が必要になる。

俺はもちろんロシア側も民族主義化、極右化してきている事も問題だと思ってるから。

ロシア民族の追い出しなんてあったか？
確かにクリミア併合後に一時的にウクライナに極右勢力が伸長した時期もあったけど
その後 和平派のロシア語話者が大統領に選ばられている
ソビエト人民は西側市民くらいの連帯で国家単位の連帯とするのは不可能（だからこそソ連は崩壊した）

この戦争をロシアとウクライナの民族主義の戦いとして見ること自体がロシアのナラティブに取り込まれているよ

>>768
プーチンとか好きそう

プーチンは右派政治家なので嫌いだなぁ。
それこそあいつが目指してるのはソ連じゃなくてロシア帝国であって、ロシア民族主義バリバリの人間だし。

「ソ連がなくなったことが原因」「新自由主義が原因」
この二つ色んなものに対する解釈に使われるけどまるで的を射てないので禁止カードにした方が良い

もしソ連が東欧版EU的なものだったらどうなっていたんだろう

>>774
うまいことユーラシア大陸を共産主義で緩やかに統一できていたらということ？
結局の所人類が共産主義と相性が悪いからどっかで破綻してたんじゃないかなぁ

以下引用。


赤軍兵士は、例えば1944年のベオグラード解放後のように、同盟国の女性もレイプしていた。
モスクワのユーゴスラビア政府代表で、チトー元帥の副官ミロバン･ジラスがスターリンにこのことを訴えると、スターリンは次のように言い放った。

「人々は理解すべきだ。血と炎と死を越えて何千キロも渡ってきた兵士が、女性と楽しんだりするのは些細なことだと」

ジラスは著書『スターリンとの会話』で次のように記している。

「市民の苦情によると、強姦事件は121件、そのうち強姦殺人は111件、略奪暴行事件は1204件。赤軍がユーゴスラビアの北東部を通過しただけでこれだ。些細な数字ではない」

ユーゴスラビアの指導者が、これらの事件を重大な政治問題と見なしていた理由がお分かりだろう。共産主義者もまた、道徳的に問題があると考えていたのだ。
これが理想的な赤軍の姿だろうか？


うーん、畜生！w

ソ連が必要だった時期はあるのだろうけど末期に限ればもう元鞘に戻ったと言う方が正しいだろう
グラスノスチで「断片的な発言」を認めただけで各共和国の不満や人種民族差別が爆発してしまったんだから
自由に発言できるようになったらソ連なんか作れないということ

それでもソ連という共同体が望まれたのは帝政ロシアの終焉だったり
ナチス→西側諸国など破滅的な戦争への恐れだったりしたのかもしれない
（ソ連はナチスや西側と融和政策をもつこともあったが色々あって実を結んでいない）

せいぜい第二次が終わった辺で辞めるべきだったのかなソ連

>>765
というか中国の場合は弾圧もあるけど地方の民族地区へのバラマキで不満抑えている部分もあるからな・・・
金の問題ならソ連なら一部の構成共和国はスラブ3国だけで決められたソ連の解体に経済的な理由で反対する構成国も少なくは無かったし
中国からの離脱要求なら後進地帯のチベットよりも昔は世界屈指の金融センターだったけど没落している香港の方が離脱要求は強い印象を受けるし

世界で最も成功した社会主義国家だと思う