ニコニコ大百科

気象情報と連動して昼間に湯沸かしするヒートポンプ式給湯器が良い例。
翌日が晴天の予報なら夜間の湯沸かしを抑制して昼間にシフトし、太陽光発電の電力を給湯に使う。
太陽光発電が発電しすぎて出力抑制されることがあるが、それを蓄電池等の増設無しにある程度回避できる。
難しい技術は何も使っていない。気象予報とヒートポンプ式給湯という枯れた技術だけ（もちろん気象予報の精度向上に最新の技術が投入されていることは言うまでもないけど）
四国電力が実証実験をやっていた。自家消費だと雲の関係で発電できないということもあるから、出力を平均化できる広いエリアでの取り組みが重要になる。

>>293
PS5のパーツ取って中国で使われてるってたまに言われてるけど実際そんなことあんの？
AMDが選別落ち使ってPC基板作ったりはしてるけどあれはAMD公式の商品だし

ラノベのタイトルみたいだな

「枯れた技術」を使うこと自体は技術者のノウハウの一つとして良くある。特に、ミッションクリティカルな場所ではこれは普通。
たとえばガソリンの給油のオートストップは、電子制御一切ない完全な物理制御で、何が起きても原理的に止まるようになってる。宇宙船や、原発などもそう。
https://tatsuno-corporation.com/jp/info/selfservice/
横井さんの凄いところは後半の「水平思考」のところにあり、こなれた技術を全く別発想に使うところに独創性がある。
記事に書かれてない例だとスーパースコープとかがあるが、本来何かを射出する「銃」を、逆に外部情報を受け取る「センサ」とし、画面を「発射装置」と見るところに新しさがある。
この発想はWiiのセンサーバーに受け継がれた（バーの実態はただの赤外線LEDで、リモコンが受光器）。

そしてこれは任天堂の重要なポリシーの一つだが、全部じゃない。

PS2GC時代は今と比べるとボタン数や情報量を絞ってなかったり誘導が雑だったり
プレイヤー視点での使いやすさを意識していないゲームが多かった

DSWiiはゲーム開発者にアクセシビリティを意識させるきっかけになったと思うわ
任天堂ソフトもDSWiiから親切さとか遊びやすさを強く意識するようになったし

どうでもいいけど
「プレストのように性能が高くない」って文章って
(1)プレステのようには、性能が高くない(＝比べると低い)
(2)プレステ同様に性能が高くない(＝プレステも低い)
ふた通り読み取れるよね

記事読んでちょっと違和感があるのは逆転裁判と新幹線のあたりかな。

新幹線はまさにミッションクリティカルだから枯れた技術を使った例で、水平思考（ある技術を全然別の用途で使う）はしてないはず。
逆転裁判も枯れた技術を使ってるが、水平思考をしたとは言いづらい。推理ゲームをああいう形に再構成した事自体は画期的だけど。
発言の矛盾をつく形ならミステリとアドベンチャーゲームの良い点を組み合わせられる、というのは、水平思考というより単に、画期的な発明だと思う。

最新技術は使ってもいいけどそれがちゃんと質の良さに繋がるか、元は取れるのかをよく考えなさいってことでしょ
必要以上に手の込んだグラフィックやらだだっ広いばかりのオープンワールドとか見るとよく思う

全然違う
いいものを古いところから探す思想の話であって最新技術叩きに話を流す時点でおかしい

新しい技術であること自体をウリにするのではなく、それが作りたいモノにどう役立つかを見極めるのが大事って話よね

オープンワールドを枯れた技術の水平思考で考えるなら
何百億とかけて広いマップをチマチマ作るよりは
簡単に広いマップ作れる技術ができるまで待つか
今ある技術でオープンワールドっぽい世界でいいから作れるように工夫しなさいって事だろうか

故きを温めて新しきを知る……ってコト！？

>>311
オープンワールド自体がまだ枯れてない技術（＝お金がかかりすぎる）なのでは？

PS5は急ぎすぎたのかもしれない
税込45000円で作れるまで待つのも1つの手だったのかも

>>312
自分がなにを求めてるのか、なにが作りたいのかをきちんと理解したうえでそれを昔の技術でまかなうって話だから
どちらかというと脚下照顧(まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すること)の方が近いと思う

>>314
ここ5年くらいプロセッサのコストが全然安くならんのよ
Xboxが2モデル戦略に切り替えたのも安くなる見通しが無いから

>>314
ソニーの特性上それはできんのよ
客のほうを見ず他社よりスゴイという方法で売ってるから(マーケティングで良い噂を聞かないのもそのせい)、他社より高性能に見える必要がある
尚且つ、ファーストソフトがないから一回勢いが落ちると取り戻せない

だから無理するしかなかった、というか詰んでた

>>309が何も理解してないのに他人に全然違うとか言っててびっくりするわ

>>311
オープンワールドで枯れた技術を使用した例としては、風のタクトのようにマップの大半を水没させることで描画範囲を狭めるものとか、No Man's Skyのようにマップ自身を自動生成したものになると思う。
ただこれらが水平思考した例と言われると、ちょっと疑問がある。普通に垂直思考の例だと思う（やってることは頭いいけど）。

凄いけど、みんな枯れた技術からの派生ばかり考えていくと、最新技術の開発に投資が入らなくなって、技術発展が停滞してしまうわけで、今の日本の技術発展の停滞って、ひょっとして皆が「枯れた技術の水平思考」ばかり求めているせいではないかと思ったりすることは少しあります。

求めているなんて積極的なものじゃないよ
今の日本技術の停滞は単なる世界との人材の差（日本の開発者の大半はアメリカや中国では通用しない）だから、挑戦したくても枯れた技術の水平思考しかできないのが実情

枯れた技術だろうとなんだろうと、手抜きとかされずに新造された設備/インフラっていうのはそれだけでありがたいんだけどね・・・

それより海外製サービスのYouTubeやAmazon等に頼ることを疑いもせず、当たり前と思っているでしょう?

仮に昔からそんな調子だったら、日本に世界に誇れる産業は存在しなかったかもね

そう言えば、異常なほど多い漫画アプリだの動画配信サイトだの
もはや枯れた技術とか、そんな問題じゃなさそうなのが……

アメリカの技術すごい！AmazonやYOUTUBEとか！ってそれくらいしか引き出しないのに
海外マンセーしてるのはどうかと思うよ。
（どっちも技術・ソフトというよりハードリソースのごり押しだし）

というかよっぽどでない限り、完全上位互換な技術ってないわけで

いやぁ日本の動画共有サイトのノウハウとか、かれこれ15年前(2007年頃)のものでしょう?

さすがにいかがなものだろうか……(それで誰も後に続かなかったら、このサイト以外にないという……)

動画共有で思い出したけど、HuluやNetflixといった映画の配信サービスも一種の枯れた技術の水平思考っぽい。
ADSL時代では困難だったものが、光回線が普及（枯れた技術化）したことで一般家庭でも扱えるようになった。

対比されるのがブルーレイディスクのレンタルサービスになる。
ソニー陣営が威信をかけて取り組んだブルーレイはたしかに配信サービスより画質がいいけど、メディアを物理的に動かす必要があるという制約から逃れられなかったのがほぼすべて。多くの利用者は画質が劣っても自宅ですべて完結する方を選んだとさ。

「帯域広がったら映像もストリームできる」というのはただの垂直思考で、水平思考じゃないと思う……

横井さんの凄さは枯れた技術を使うことじゃなくて（それは知識のあるエンジニアなら誰でもたどり着く）、それを全く別発想に転用する水平思考にあるので。

「普及してきた光回線をレンタルビデオ業界に転用する」と言ったほうが枯れた技術の水平利用っぽいかな。
まあ、破壊的イノベーションという表現の方がより適切かもね。

元々インターネットは情報発信として画像とか載せてたし、容量増えたらより重い動画とかを配信しようというのは同じ分野の延長として誰しも思いつくので、どうあがいても垂直かと
あと、ブルーレイはそもそもDVDを駆逐し切れてない時点で、通信技術の向上による配信サービスの出現以前に、ある程度の画質さえあればそれ以上は値段の方がデメリットに感じる層がいるというだけのことでは。4Kとかも現状そんな感じで、作品の方も対応して当たり前という流れではまだない