ニコニコ大百科

>>341
某所で見かけたUnmanned Local Train Bombという訳はなかなかいいと思った（local train＝普通列車）
「軍事やSFを連想させる単語の間に日常的な語が挟まってる」という面白さは割と再現されてるんではないかと

今まで大怪獣に引きちぎられて蹂躙されるだけだった列車やら路線やらビルやらが
逆に大怪獣に対して猛反撃してくるという構図そのものが面白いよね

子供の頃、怪獣映画で電車とかが破壊される時に
「この電車が勇者シリーズの電車だったら負けないのに！」とか思ってたが、
まさか魔改造もしないそのまんまの電車で反撃する日が来るとは思わなかったよｗｗ

ヤシオリ作戦では熱い展開になったけれど、あれでアカンかったら次の多国籍軍主導の第一段階作戦で、今度は熱核兵器積んだ新幹線爆弾が使われてたと思うのは自分だけだろうか？
核ミサイルが背中ビームで打ち落とされる可能性がある以上、一番有効なのは地上からの迫撃戦やろうし。

日本の誇りで日本を滅ぼすというすごく悲惨な結果になるけれど…。

>>364　ペンタゴンが最適な弾種と爆発させる高度の検討をしてるみたいな台詞をアメリカ女が言ってた気がするから、普通に空中から投下するつもりだったと思う。
だからこそゴジラが起きる前に核を使いたい→疎開のタイムリミット早くしろ！ゴジラが起きたら空中投下できないじゃないか！・・・みたいな？

どういった構図になろうと、原爆に対する怒りと批判が根底にある「ゴジラ」において「核兵器が役に立つ」という
展開は存在しないだろうし、想像もできないかな。

と言ってもこれは「ゴジラ」に限った話じゃなく、例えばハリウッドの終末映画「インデペンデンス・デイ」なんかでも、
大統領が苦心してアメリカ国内で核兵器を使用する決断をするが、結局エイリアンのシールド防御を突破できず、
何の役にも立たなかったりするといった展開がある。（核兵器の映画における扱いは大体こんなもん）

シンゴジラにおいては、国連や米軍等が核兵器による安易な解決に走ろうとするなか、
必死の外交努力や日本のあらゆるものを動員した総力戦で、最終的に核兵器に頼らず解決するという
映画らしいすっきりする「美談」になっているところが面白いんだと思う。

それは理想論的であるけども、日本はそうあるべき、そうしていくべきという
庵野の願いも込められているんだろうね。いかにも「ゴジラ的」「日本的」な映画だなぁとつくづく思うよ。

日本に限らずアメリカですら大抵、核＝最後の手段、禁忌だし（映画だと最終手段を使わざるを得ない状況があっさりやってきたり、ヤバい物＝核と言うイメージから映画のギミックとしてホイホイ使われるが）、核技術の正の部分を描くにしても負の面も一緒に描かれてるのが大半だし。

逆に核にスポットを当ててるのに、負の面を全く描かずひたすら賛美して、安易にバカスカ使って「核サイコー！便利！素晴らしい！」とギャグやブラックジョークでもなく本気で描かれてる創作があったら怖すぎるが。

アメリカもできりゃ使いたくないだろうがなぁ、同じ国に、しかも3発も累計で落とすとなると....一番使いたがってるのは国連じゃ？

劣化ウラン弾や枯れ葉剤を大量に撒いてるから三回だからしないってことはない
そもそも第五福竜丸で三回目の被害受けてるし

今回のゴジラは
「一応ヒントは残しておくけど、いいんだよ？人類が作った核から生まれた罪の象徴を更なる罪で塗りつぶしても」by牧博士
なんで、核落としたらその時点で人類の負け
冷却材注入のシーンとラストの「人類はゴジラと共存していくしかない」ってセリフは原発とかけてるんだろうと思った

核を比較的ホイホイ使ってる作品群というとガンダムシリーズだろうか？
「どんな兵器も使い方次第」ってスタンスだからブライトさんもロランも核兵器使ってる
大量破壊兵器の恐怖についてはコロニー落としやらソーラ・レイやらの核を超える兵器で表現してるな

>>369
あれ亡くなったのは衛生観念が欠けてたせいで集団接種で使い回しされた注射針が原因の肝炎って話だけどね
浴びてる人自体はたくさんいたんだけど亡くなったのは肝炎の人たちだけ。


それにしてもゴジラにまとわりつくシーンはかなり違和感あったけど、実際にゴジラに電車が突っ込んだらゴジラの胴体上る感じになるんだろうか？

あの爆弾積んだ列車のシーンを別の作品で見た気がするのだが・・・
ただ電車が走ってるカットを同じ作画班が描いたというだけかな？

このシーンでGガンの地下鉄挟み撃ち連想したのって俺だけ？

ゴジラ｢上だぁあ！｣

>>369

「核は抑止力だ」との作中に発言がるように、先進国は大量破壊兵器は抑止力として
先制攻撃に使ってはならないタブーにするって暗黙の了解があるのよ。
もしタブーが破られて、大量破壊兵器が通常兵器と同じように受け入れられるようになったら
一番困るのがそれによって破壊されるターゲットが多い先進国。
この「都市すら破壊しかねないあまりにもやばい兵器はタブーにしよう」ってのは
WW1の毒ガス地獄とWW2の無差別爆撃（その究極が核）によって生まれた
先進国の知恵というか本能だよ。

大量の戦車や航空機から落としてようやく県一個分を汚染できるかどうか
（それも十数年後に運の悪い人だけが死ぬか苦しむだけ）の汚染兵器と、
ボタン一つで都市や国を蒸発させる大量破壊兵器を同列にはできんよ。

>>372
ん？死ななきゃ被害とは言えない感じですか？
自分はABCCなんかも調査名目の二次被害として捉えて良いと思ってるが、とても同意得られそうにないね
ギブミーチョコレートは撫順なんかよりよっぽど効果的だわ

>>375
え、この映画のような極端なケースで核ぶっ放すかぶっ放さないかって話してたと思ったけど、てか映画でもぶっ放す流れになってたけど
先進国（）様が発明した核が、なぜか北の将軍様の元にあったりする現状、中途半端なテポドンでゴジラ強力化したくないだろうし、
もっと現実的に、同盟国（舎弟）を火事場泥棒しようとする奴らを威嚇するためにも使うでしょ
で、アメリカは現地人や自分たちの軍隊にも後々まで被害が及ぶような兵器でも使用するよって意味で劣化ウラン弾と枯葉剤を例示したんだが、その要素は核兵器と共通するじゃん
ま、オタワ条約に消極的なんで地雷も含めて挙げりゃよかったかな

同じく東日本大震災がメインテーマだったウルトラマンサーガでも、ラスボスのハイパーゼットン打倒の決め手になったのは上からの攻撃じゃなくて人間が作った落とし穴だったな…

「足元に気をつけな！」

>>376

なんかひたすらきもい

>>377
あれを思い出したのは自分だけじゃなかったか
どっちもある意味原始的な発想や武器が逆転の鍵になる展開で、人間の力で脅威に立ち向かってる感があって燃えた

在来線の最大積載量が18tだそうだけど、車内のシートだのエアコンだの外せば20tは問題無くいけるよなぁとふと思った。
そもそも一発勝負で二度と使えないんだから最大積載量多少オーバーさせてでも火薬積んでそう

>>380
しかもその18tって計算の出し方は、あくまで
「満員電車（乗車率２００％）で乗ってる人の数」から算出したもんだからね。
加重に耐えられないというより物理的に人がそれ以上入らんってレベルだから
天井までぎっちりつめればもっといけるかもしれんｗｗｗ

>>381
その辺が気になったので、列車の規格に関する資料を探してみたら軸荷重に関するのがあった。
それによると
「現在の基準は在来線で最も重量のある201系車両に350％の旅客負荷が掛かるときを想定する」
ということらしい。
ってことは計算上は定員の3倍くらいは載せられるのではないだろうか。
そうなると200%の場合に比べ、1.5倍の積載量に出来るなｗ
輸送機械は安全率1.5～2は見込むはずだから >>380 氏の言うとおり、1発限りだと割り切れば400%載るかもしれんｗ

この無人在来線爆弾は金子昭也という汚物を殺すことを合法化するための第一歩に過ぎない

>>382
1両に約40tのTNT火薬を積むとなるとえげつないですね
アメリカの通常兵器最強爆弾MOAB4発分の威力、または去年の天津大爆発の2倍の威力のものがそれぞれ連結してると考えるとワクワクしてきます
思いっきりネタ兵器だと思ったら現実的かつ恐ろしく実用的なものだったとはなぁ

その威力なら有楽町や大手町まで吹き飛んでるはずなんですよね。
実際は駅舎すら破壊されてないのでかなり威力は絞ってるかと。

余りに積み過ぎると誘導爆発の時点で跳ばなかったり、
他の車両に干渉し合ったりで最適な効果を得られないと思うのでギチギチに積み込んではなさそう。

さすが米軍爆弾で怯ませる程度なのに電車爆破するくらいで転ぶのかと思ってたが
火薬の積載可能量ヤバいんだなあ。通勤電車の輸送能力舐めてた

爆弾満載時の問題はむしろ軸重より応荷重じゃないですかね…
MT車少ないE231とか空転しそう

>>372
たぶん実際は足下でグシャッて潰れる
JR東のステンレス車は衝撃吸収機構もあって特に柔らかい構造になってるし

列車がゴジラに巻き付くのは初代ゴジラのオマージュだからなぁ

「この機を逃すな！無人在来線爆弾、全車投入！」
こんな愉快でカッコいいセリフを実際はガンガン放射能を浴びながら命捨てる覚悟で言ってるって考えるとまた味わい深いシーンなんだよなぁ