ニコニコ大百科

>>1648
なんかいかにも当然の知識のように書いてるが、
現在徴兵制を敷いてる国でこれに該当してるのってほとんどないぞ？

多くは紛争が発生しているか発生する可能性が高いという単純な理由だ。

現代でも実際に紛争状態にある地域では徴兵制が多く採用されており、
現代戦に向かない、というのはおそらくアメリカに着目した勘違いだと思う。
まあ、どこからそういう話が出てくるのかは、実証的には調べようもないが。

日本が全力で動員しなきゃいけないような状況ってそれもうアメリカ落ちてない？ってだけの話よ

実は国民に戦争コストを負わせる観点から徴兵制を主張する層もいるんだよね
例えば国際政治学研究者の三浦瑠麗氏は血のコストを忘れた国民は好戦的になるとして徴兵制に肯定的だし（http://blogos.com/article/93190/）、
法哲学大家の井上達夫はフリーライドを防止するという観点から軍を持つとすれば徴兵制と兵役レベルに過酷な代替役務を行うことで行使できる良心的兵役拒否を制度化すべしとする
ちなみに、井上氏は9条を削除した後に民主的過程において安全保障を議論すべきとも唱えていて、また18条から徴兵制禁止を導くのは不可能だとも言っている
一応言うと井上氏は全くトンデモさんでなく法哲学界の中でも大きな業績を持っている人です

あまり話題にならないけどこういう人達もいるので…。こうなると軍事的合理性だ度外視される虞もある

>>1653
だから中国が日本に攻めてくること自体ありえないんだよ。
だってそれアメリカ落ちてるじゃん、という。
日本が徴兵制必要ないのは確かだが、それは中国が攻めてくること自体ありえない、
という当たり前の前提があるからだ。

正直今の時代って戦争ってハイリスクローリターンじゃね？

>>1654
>三浦瑠麗氏は血のコストを忘れた国民は好戦的に～
それって戦闘行為を厭わない好戦的な人を自衛官として雇用すれば済む話じゃないですかね
そもそも好戦的な人がどれだけいるんでしょうか。在特会としばき隊合わせても1000人いないんじゃない？
あと、徴兵制が採用されたら、その採用の選考基準は長期政権が約束された与党(自民党)が
握ると思うんですよね。与党(安倍氏以下)の嫌う人々が、優先して戦地に送られるんじゃないかなぁ

>法哲学大家の井上達夫氏は
この方はご自身のリベラリズム観に従って現行憲法に批判を行っています。現行憲法を戦後維持した人々、
また現在「大筋で」支持する人々(私含む)がそれに従う理由はないです。議論はOK

集団的自衛権活用して海外派兵なんかしたら恨み買うだけなんだよなぁ……アメリカ見りゃ分かるだろうに

実際合理性云々って前提や解釈で大分変わってくるし、他人は合理性だけを判断基準の最大の価値と考えないかもしれないし、そもそも合理性だけの判断は不可能じゃないかとか
軍ヲタ受けのいいイスラエルだって国会でなんども教育的徴兵が話されてるわけだし
合成の誤謬によって権力をもった少数の合理性のために突き進むなんてよくある話で、かつその少数の責任は分散されて不可視、ってこれ前回の負けパターンだけど
中立気取りで積極的に反対する必要がないとかいってる方がお花畑じゃないかな
スペインの教訓として生活のためにある程度の人権の制限はやむなしって発想がファシストを呼ぶわけだから

あと氏の血の云々ってのは左翼的な発想の徴兵としては結構あるものよね、そこに男女平等なんかもくっつく

>>1657
もちろん、個人的には両名を支持する気は無い。というか今のところ国民の大半は支持しなかろう
けどまあ軍事的合理性以外の理由って結構出てくるよね、という話
さすがにオセロみたいに一気にひっくり返ることは無いだろうけど注意は払っておく必要はあるのかな、と

>>1651
＞多くは紛争が発生しているか発生する可能性が高いという単純な理由だ。
というのは、動員数重視の戦略と、治安および雇用情勢が悪い地域での公共福祉or人海戦術志向の2点に該当してるじゃない。

ついでに自分は「徴兵制が現代戦に向かない」とは一言も書いていない。
どんなにハイテク化が進む時勢の上でも、戦力の最小単位が1人の人間であることは間違いないし、一定の頭数が揃わないことにはどうにもならない。
兵力調達の1手段としては今後も残り続けるはず。

重要なのは「現代は強制的な徴兵以外の形で、必要な頭数を揃えることが現実味を帯びてきている」ということだよ。
要素としては、アメリカ並みとはいかないまでも戦場でGPSなどのコンピュータ・システムを活用することによる部隊単位での機動力向上、インターネットを使った傭兵・義勇兵を含む志願兵の広範な採用活動、戦力のアウトソース化＝発展する民間軍事企業、などなど。

資金的な限界や兵力を国外に依存することの危険性から、先進国のウェポン・システムを大規模導入したり、正規軍を全面的に傭兵に置きかえるような国は無い。
一方で、比較的初歩のシステムを部分的に導入したり、教育・練兵のためにPMCを雇ったり、正規軍の構成に占める高度な訓練を受けた志願兵の割合を増やそうとする試みはある。

>>1660
＞というのは、動員数重視の戦略と、治安および雇用情勢が悪い地域での公共福祉or人海戦術志向の2点に該当してるじゃない。

べつに動員数を重視するかどうかと関係なく、
紛争地域は基本的に徴兵制を敷くことを「強いられてる」わけで、
戦略選択の問題ではないよ。

>>1661
それもう徴兵の問題と関係ないただの理想論だよね。

ネットだとアメリカや欧米を基準に話しているが、
アメリカや欧米は「紛争地域と隣接している」という状況にないから、
アメリカや欧米の軍事体制をみて「現代戦における徴兵制」の合理性を論じるのは的外れなのよ。
これらの国がやってるのは「遠距離派兵」でしかないんだから。
ウクライナなんかは徴兵制廃止→クリミア併合→復活になってるでしょ。

ウクライナだけでなく、現状で徴兵制を「拡張」してる欧州国家としては、
例えばノルウェーなんかがある。

ノルウェーが徴兵を女性にも拡大、欧州で唯一 2015年にも実施
http://www.afpbb.com/articles/-/2950463?pid=10910004

これも対ロ政策が関係してるのではないか。
欧州の徴兵制廃止の流れは「隣接紛争」から「派兵」に移行しているという背景があるわけで、
「隣国に軍事大国ができたらどうなるのか？」というところが、
ネットの議論だとすっぽり抜け落ちている。

徴兵制の記事でやれ

関係あるだろ。レスの流れをみなさい。
それとも都合が悪くなったらスレ違い主張か？

公共の福祉→公益及び公の秩序 に反しないのは「公務員」という国民の一部に限定された義務

http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/kenpoukaisei_manga_pamphlet.pdf

アメリカに媚びまくってる現状でアメリカの押し付け憲法とか主張した所で普通は「そんなら別に良くね」としかならんだろ
原作も作画も描いてる途中で何かおかしいと思わんかったのか

アメリカの押し付け憲法といいながら在沖海兵隊の事になると沖縄県民の声より、アメリカの方をとるよね

在日米軍もアメリカからの押し付けって言う側面があったはずなんだが、その点は完全にスルーしているよね

>>1668
例えば「自分の国は自分で守る」って建前で基地縮小とか日米安保の見直しとかを同時に掲げるんであれば（是非はともかくとして）一応筋は通ってるんだけど、そういうのすっ飛ばして「自主憲法を制定しないと日本は敗戦国のまま」だからな
憲法をコンプレックスの捌け口にする前に外交能力磨けよと

http://m.huffpost.com/jp/entry/7584650

アメリカと仲良しなのにアメリカの決めたことヤーなんてのはさすがに馬鹿すぎるというかね
結局現行憲法に反対してるのは感情論なんだよな
具体性、実現性に乏しいからこんなのが出る

さすがに大昔のアメリカが決めた事だしいまいちな論だな
その当時のアメリカと今のアメリカが日本に対して全く同じ性質で、同じスタンスって訳でもないし

戦勝国からの押し付け憲法って言いながら、改憲草案の中身は時の権力者がアメリカのご機嫌取りのためなら日本国民をいくらでも弾圧できるようになっている、実に危険な内容

自分たちが『押し付け』と呼ぶ憲法より格段に出来の悪い草案しか作れない政権与党って･･･

>>1672
てか現行憲法決めてから3年後には朝鮮戦争が起こり、アメリカは日本を「軍国主義を排除し民主化する」から「極東の防衛拠点にする」と方針変えざる得なくなったからな。
警察予備隊、陸自の前身が出来たのもその流れ。

吉田茂はアメリカの方針転換は国民を納得出来ないと苦心した挙句に警察予備隊にしたようだが。

＞アメリカのご機嫌取りのためなら

アメ公はシナチョンにベッタリだから
鶴の一声で日本が無くなるかも分からんね

>>1673
なんとなくピノチェトを思い出したわ
アメリカは実際、親米であれば独裁でも構わないみたいな姿勢だし

他国の押し付け憲法より自国の政権与党の押し付け憲法の方が質が悪いとか
根本的に性根が腐ってんだなとか思えない
売国奴の方がまだマシじゃないかって問題だろｗ

さすがに占領下で国家の生存権を全削除した憲法が最高とかないわー
つーか、船田とかのカスを一掃していい加減与党としての新しい試案を出してくれ

「2回改憲なんてすぐできるから、1回目は簡単でよい」とか国民を舐めた事を抜かしてアホ学者呼ぶ獅子身中の虫はとっとと放り出せ

>>1679
まさかアホ学者って長谷部氏のことを言ってるんじゃないだろうな？あの人は立憲主義の権威だぞ。