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その後、どころか以前にもイギリスにはローマ帝国に敢然と戦いを挑んだブーティカという女傑がいたしな。
選定の剣抜いて、多くの戦いに勝利したその手腕があれば女王であっても受け入れられた気がする。
それ含めての「王の理想に囚われた娘」なんだろうね、セイバーって。

>>7411
ブーディカで思い出したけど、クーフーリンとやり合ったメイヴも女王だったよな。

ライダーの言う導くとは臣下に「王自身の夢」を語り魅せるっていうことだよね

そう考えるとセイバーは、滅びゆく国に奇跡の救済をもたらすという「夢」を語り臣下を魅せ導いていたと思うんだけどな

その不可能に挑戦する姿を尊いと思い崇め「支えようとした」のが円卓の騎士だし

ただ導いた先にある「救国という夢」を達成するための手段が、孤高なる王という「ひと」には重すぎる正道であり、王は「正道であるがゆえの矛盾」を痛みながらも割り切ったが、ランスのような臣下はその歪みと矛盾を割り切ることができなかったという話ではないかと…

どちらかが至らなかった訳ではないし　ランスロットも臣下としては失格だが人として正しくあったと思う

乖離剣の解放シーンすごかったな。
エヌマ・エリシュの表現は地の文の再現率高かったけど原作でもなんか物足りなさを感じたから、アニメではもっと派手にやってほしかった気もするけど
まあ下手に改変しちゃうとかえって安っぽくなったかもしれないな

来週は父の日で四倍速父ちゃんか・・・

>>7410
アーサー王の時代とそういう女王達の時代とでは、
時代背景も国の状況も、支配民族すら違うっつーに。

>>7407
zero原作知ってる？
原作で語られてるランスロット像はそんな格好良いものじゃないよ？
公を貫くには弱すぎて、個を貫くほどには傲慢になれなかった男。
それがzero原作で描かれたランスロット像なわけでして。

>>7415
　それは、君の見方だろ。俺は、zero原作読んだけど、前述の通り思っているよ。
4巻の341ページ辺りと前後の章を参照していると思うけど、公を貫く云々は、国のために、
人としての在り方を捨て、王妃という国家の部品となったギネヴィアを放っておけなかったからだろ。
　逆に個を貫くほどに云々は、彼自身が決して最後まで非の打ち所のない王であったアルトリアを憎めなかった
からだろ。加えて、彼は、王に忠を尽くす存在である以外の生き方を選ぶことが、許されなかった訳で。
　ただ、その中で必死に影で正道から外れるとわかっていながらも王妃の心を支え、
表で朋友たる王を武で支え、根本的に歪んでいた構造をなんとか壊れないように保っていた、
その難しさや苦悩を理解しようともせず、挙句せめて騎士でなく、ただの人や獣であったならばという慟哭を、
ただ格好悪いと切り捨てるだけなら、そういう人なんですねとしか言い様がないよ。
　別に、理想に殉じるにはあまりにも人として弱すぎたってのは、決して責められることではないよ。
その逆の在り方は、欲望の権化か、正しさの奴隷なのだから。

つまりランスロットはブリテンの雁夜おじさんか

…ごめん、言い過ぎた

まぁ、おじさんの場合と、三角関係だから、構造が似ているようではあるが、よくよく見ると、全然違うわな。
恐らく、ブッチーはあえて少し似ているようなストーリーを作ったんだろうけど。

>>7416
何言ってるかわからん
もう少し纏めろ

ギネヴィア自身はアルトリアの夢を理解し、「王」が我を犠牲にしたように「王妃」として我を犠牲にすることを受け入れていたんだけどな

むしろ、最初は恋も何もかも捨て共に担おうとしたからこそ自分をせめて泣いているわけで

理想の王道に矛盾は絶対生まれるものだよ

人と国という関係で真逆だけど、ランスロットの存在はイスカンダルで言うところの「国を憂い遠征を中止させようとした臣下」と同じ立場なんじゃないかなと
自分は思う。

夢から覚めた臣下にはそういう者もいただろうしね

>>7416
だから、あんたの言い方だとランスはセイバーとギネヴィア両方の為にあえて、
表では最高の騎士として有りつつ、裏では不義を犯していたって言いたいみたいだけどさ、
「徒に時ばかりをを費やすうちに、やがてもたらされたのは最悪の結末だった」
ってちゃんと原作に書いてあるんだが。
だから、Fateのランスロットはそういうポジションなんだよ。
「あえて矛盾に身を投じた」わけじゃなく「どっちも選べない内に全て破綻した」と明言されている。
理想の矛盾をあえて一身に受けたランスロットかっけー、
って言いたいのなら、Fate以外でやってくださいとしか言えん。
そんなランスロットはFateにはいないわけだしな。

あと、ギネヴィアを勝手にセイバーの一方的な被害者みたいな言い方すんなよ。
セイバーの理想に共感して協力したのはギネヴィア自身の意思でもあるわけで。
無論、ギネヴィアをそういう立場に置いたセイバーに責任が無いわけでもないし、
セイバー自身も「彼女が受けた不名誉の責任の一端は間違いなく自分にある」って認めてるけどね。

Fateのアーサー王物語は歯車のかみ合わせが悪かったとしかいいようがないからなぁ
女の王とその王妃っていうそれだけなら小さい歪みが時代が下るに連れて他の要素巻き込んで大きくなったって感じ
その結果が円卓の騎士の分裂

アーサー王やグィネヴィア、ランスロットが悪いってか、
円卓を崩壊させようとして騒ぎ立てたモードレットとガウェインの弟が悪いだろ。

まーた誰が悪いとか騒いでんのか
そういう責任転換は誰も得しないし長文の不毛な議論にしかならないから
やめろ

2期に入ってから何か流れ作業的に主要キャラが死にまくってて、死んでも「あ、死んだw」くらいにしか感じなくなった。
２週連続で人妻絞殺とか何つーアニメだよw

>>7421
だから、そのどっちかを簡単に選べるほど、単純な状況でもないだろ。
妃を救うために、朋友が治める国を壊し、また戦乱の世に戻すのか？
それとも、国体の護持のために、妃の涙を見て見ぬふりを続けるのか？
その公か私、どっちかの針に振りきれた結果が、イスカンダルやアルトリアではないのか（彼女が人の痛みを理解しないということではない）。彼らの在り方は偉大だが、必ずしも全肯定されるものではないだろ。
　後、アルトリアがギネヴィアを済まぬと思っていたことも、ギネヴィア自身が、一方的な被害者でないことも
承知している。ただ、王妃という部品として一生懸命在ろうとしたけど、人としての生き方を捨てられなかった
ギネヴィアを責められはしないし、（誰もがアルトリアになれるわけでもない）、それを放っておけず、
雁字搦めになったランスも、ましてや国を救おうと正しくあろうとしたアルトリアも責められない。
　三者三様、その在り方には、見るべきものがあったわけで。それこそ>>7422の言うように、運が悪かった
としか言いようがない。だからこそ、ランスを不当に貶めるのは、違うだろうって話。

なんつーか、この流れを見るとアルトリアが自分の王道を信じきれなくなったのも判る気がする。
それぞれが間違った事をした訳じゃないのに、それぞれのゆがみ同士で圧迫しあって結局は壊れちゃったってのが。

話は変わるが、漫画版（エース最新号ね）読んでたら「（エアを）実際に受けてみないと（アヴァロン）で防ぎきれるか分からない」とかあったんだが。
これってアヴァロンは絶対防御ではなくて打ち破る手段が存在するってことなんじゃね？
前に別世界に逃げるから無敵みたいなことを言ってたと思うけどさ。

まあセイバーのことだから自分でも効果が良くわかっていなかったということもありえるかもしれんがｗ

>>7428
鞘より剣の方を選ぶくらいだし・・・

あの娘の本質は騎士王時代から猪武者のままだし
防御手段よりは攻撃手段のほうが強く見えるんだろう

単に生前にエアクラスの化物火力を受け止めた事が無かっただけだろう
エアだって規格外な代物だし「防げるかなアレ」って思うくらいなら不自然でもあるまいよ

いやでも「実際に受けて防げるかどうかを確認しないと勝機はない！」とか断言しちゃってますしｗ

まあやっぱセイバーさんは自分の宝具のことも良く分かってなかったということなんかね。セイバーさんの中ではアイアスより優秀な盾程度の認識な気がする。
だとすると割と宝の持ち腐れだがｗ　

原作ではそういう話はないだろう、漫画の改変じゃないの？

>>7428
それは単に、相手の宝具の性能が分からないだろう、、、、

>>7433
いや、確認してみたらあった。

肝心のエアを破る手段も、もう一度直撃を受けて見なければ分からない。
”――エアを受ける……？　まさか。いかに鞘が戻ろうと、アレを受けては立ち上がれない”

しかし、それ以外に勝利する手段はない。その細い糸をどう引き寄せ、どう紡ぐか。


アヴァロン使えば完全に防げると分かっていればこんな言い回しはしないだろう。多分。

生前にアヴァロンあんま使わなかったんじゃね？

セイバー「あれ使ったの大分前なんで能力とかわすれてましたーマーリンの説明とか一々聞いてらんないですしー適当に聞いてましたー」

って感じで

マーリンから剣選んだことについてダメ出しされてなかったっけ？
そりゃいくら防御型とはいえあのレベルの宝具を理解できてなきゃ小言の一つ二つ言われるわなｗ

>>7435

やはり誤解じゃないの？

セイバーは鞘を使う前に、一度聖剣でエアと打ち合って、直撃を受ける作戦だから。あなたが引用した文章は、セイバーは直撃を受けたらいかに鞘が有っても回復が間に合うかどうかわからないと心配していて、アヴァロンがエアを防げないと言ってないぞ？
というか、作戦からみればむしろ防げると確信している。

生前の完全に化物なセイバーに
アヴァロンを使用させるまで追い込むBANZOKUって一体何スロットなんだ…

普通にいかに鞘があろうと～のくだりは鞘の回復能力についてだと思うが。文章が食らったのを前提とした「あれを受けては立ち上がれない」だし、もしアヴァロンのこといってんなら「あれを防げるかわからない」だろう。

エアは正体不明のよくわからん対界宝具だし（バックアップも受けられる）、次元断層と光の斬撃のエアとエクスカリバー打ち合って勝てるかどうかはわからんだろう。