ウルトラマンとは、1991年にバンダイからスーパーファミコン向けに発売された2D格闘ゲームである。
ウルトラマンを操作し、地球の平和を守るために全10面の怪獣たちと戦う。
格闘ゲームではあるが、基本はウルトラマンしか操作できず、コンボなどの要素はなくただ一発一発を当てる感じでアクションゲームに近い部分がある。
勝利条件は敵のHPを0にするのではなく、0の状態で全ゲージを使うスペシウム光線を打ち込んで倒したことになる。
なおこちらはHPが0になると敗北、残機制であり残機が0になると敗北。
全10面でありながら、全ての怪獣に専用のBGMがある。
Yが光線、Bがパンチ、Aがキック、Xがジャンプ、LRボタンで使う光線のチェンジ。
上を押しながらハイジャンプなど。
宇宙の平和を乱す悪魔として恐れられており地球侵略のためにやってきた。
その後にウルトラマンが追跡したところ、間違ってハヤタ機にぶつかりハヤタ隊員を死なせる。
ウルトラマンは彼を助けるために融合し、一心同体の生活が始まる。
火炎放射を打ち込んでくる以外の攻撃は特にない。
一応、回避モーションがあるもののエキスパートでもなかなかみれない。
なお、本来は青い球体となり逃げようとしたところを撃墜される。
アーケード版ではえらく忙しいBGMになっている。
地下4万メートルの世界に生息する地底人、地上を占領するために暗躍。
捕獲したウルトラマンを洗脳しつつ、科学特捜隊を引き付けるために送り込まれたのがこのテレスドン。
科学特捜隊のナパームを含めた総攻撃でもびくともしないため非常に頑丈。
ウルトラマン全編からみると割とウルトラマンっぽくないストーリー。(むしろセブンっぽい)
なおテレスドンは普通の怪獣の3倍くらい重い。
距離の長い炎を吐く以外の攻撃はない。
下手に格闘を挑もうとすると炎のまとになる。
原作だと投げの連発で潰されるが普通にスペシウム光線でやられる。
地味にこのBGMがいい。
ぶっちゃけストーリーは有名でみんなのトラウマ的なストーリー。の割に結構ノリノリでウルトラの母と洋服ショーのCMに出てたり。
世界中が国家の威信のために宇宙開発に没頭するなか、見捨てられた宇宙パイロットが過酷な環境で怪獣化して、地球人に復讐してくるのが主なストーリーでトラウマ的な話が多いセブン以上にトラウマ要素を含んだ物語。
透明の円盤が次々に襲撃事件をおこす、円盤を破壊すると中からジャミラがでてきた。
アラン隊員からあれが見捨てられた元人間であることが告げられる。
(なおアランはこのことを暴露しようとしたところ国家反逆罪で逮捕されたことが明らかになる)
「俺辞めた」という隊員がでてくるものの、科学特捜隊に国際会議場の国から「怪獣として処理しろ」と特別命令を受ける。
雨の日はでてこないことから、水に弱いことが予想される。
(なお、雨の日などと言いながら結局全国に雨降るけどあれどうやって防いでたの?地面に潜ってたのかな)
国際会議場を襲撃したところ、水をかけるもジャミラはダメージを受けながらも引かず、そこでウルトラマンとの衝突が始まる。
犠牲者はいつもこうだ、文句だけは美しいけれど。
レクイエムじみたBGMがかなり怖い。
ここから初心者潰しみたいな性能。
炎をはいた後になぜか飛んでくる炎が強い。
格闘性能も強く投げ技も潰してきたりなど。
このあたりから光線などは回避してくるようになる。
難易度をエキスパートにするとほとんどの光線技を回避してくる。
ジャミラを倒した時のネクストステージの表記が唯一変わっている。
謎の隕石が二つ降ってくる。
その奇妙さから一応調査を始めてみる、それを二つ一緒に保管すると融合してしまうことも知らずに。
一人の科学者は扉を開けると謎の空間に遭遇。
科学特捜隊を呼び、扉を開けてもらうがそこはただの部屋になっている。
呆れた科学特捜隊は帰ろうとするも研究所から脱出できない。
異常に気付いた他の仲間がかけつけるも、研究所に突入すると林に出てしまうありさま。
一人の隊員の奇抜な方法により遂に侵入。
その後に一体の怪獣が現れる。
防衛隊は直ちにF-4戦闘機や戦車で襲い掛かるものの、攻撃はすべて次元の壁にはばまれ、戦闘機と戦車の位置を変え、戦闘機は次々に地上を走行した後に爆発、戦車も次々に空中から落ちて爆発。
ウルトラマンとの激突が始まる。
通称、初心者キラー。
BGMもつねに心臓の音がどくんどくん聞こえて、かなり恐怖感がある。
普通に考えて8面あたりで出るのが適切だと思える敵である。
ゲームに不慣れでなおかつ、通常の戦法が一切通用しない。
なお、このブルトンを倒せても、ここまで強い敵っぽいのはゼットンまでなかなか出ない。
凶暴でコミカルだが、ストーリーはあまり笑えない。
番組では8話と25話の二回出てきたがこちらは25話再現。
彗星ツイフォンが近づいたために地球上の水爆がすべて爆発するかもしれないという話が出てとりあえず調査した結果、レッドキングが水爆を飲み込んでいることが発覚する。
岩を投げたりしてくる。
格闘戦に挑むとかなり強い。
倒した時に爆発するが実際は爆破させてはいけない。
バルタン星人はかつては何兆・何京とぐらいいた種族。
しかし頭のイカレタ科学者が行った実験によってバルタン星を跡形もなく消し飛ばしてしまった。
偶然宇宙旅行にいた20億3千万の一行が地球に到着。
科学特捜隊一行と会話、20億というあまりの人数の多さに地球での移民は不可能であり、
火星に移住ということで話は少しづつ進んでいった。
しかし、バルタン星人は突如として地球を侵略するために総攻撃をかけてきた。
シャーみたいな忍者っぽいBGM。
分身や火球攻撃などをしてくる。
かなり手ごわいが、ブルトンを倒した君なら勝てるはずだ。
光線は光線を撃った瞬間にジャンプしてかわすが、光線の後ろ部分がまれに命中することがある。
偶然ジョンスン島にてゴモラザウルスの生き残りとして発見。
生きた標本として万国博覧会に持っていこうと麻酔弾を撃ち込んで捕獲。
案の定、麻酔が切れて大惨事に。
戦国大名みたいなBGMが特徴。
真正面から挑むと倒すのがほぼ不可能なぐらい強い。
滅茶苦茶強い、近接格闘をすれば即座に角で突かれる。
尻尾も投げつけもかなりのもの。
地球を侵略しに来たメフィラス星人。
しかし、地球を侵略する正当性がないため、少年を唆して侵略を開始する。
何かバルタン星人のテーマソングから有機的な雰囲気を除いたような感じ。
テレポートや光線や飛び越し攻撃などを連発してくるため、真正面から倒すと次々に残機が減らされていく。
光線さえも当てるタイミングが難しく、効率的に敵のHPを減らす方法がない。
だけど意外に簡単に勝つ方法がある。
次々に怪獣がよみがえる事態に科学特捜隊は手に負えなくなっていた。
その時近くにやってきたピグモン、彼の言葉を翻訳したところ、ジェロニモンが現れ怪獣を蘇らせているという。
即座に科学特捜隊はジェロニモン退治に向かう。
何かレッドキングを少しアレンジしたようなBGM。
パンチや尻尾、反重力光線等を使う。
反重力光線は喰らうとHPの1/4も減らす攻撃だ。
原作と違い反重力光線はバリアで無力化は出来るが弾き返すことは不可能。
地球侵略にきたゼットン星人、彼らが対ウルトラマン用の切り札として放って来た最強の怪獣。
ゼットン星人はあっさりと倒されるもののこちらのゼットンは地球に解き放たれてしまった。
言うまでもなく最強の敵。(というかたいていのゲームなどでも強キャラ扱いされてる)
いかにもラスボスという絶望的な雰囲気の独特なBGMが流れる。
原作らしい強さをいかんなく発揮してくる。
射程の長いチョップ、出が異常に早いキック、極悪なテレポートキック。
回避が難しい火炎攻撃、光線を弾き返すバリアなど。
何よりも攻撃のたびに次々にテレポートをしていく、難易度エキスパートにするとそりゃまぁストレスがたまること溜まること。
このゲームで敵を簡単に攻略するおかしな方法がある。
ハイジャンプで相手を飛び越えたところに逆方向にコントローラーを置き、戻ってきてキックするだけ。
飛び越すと敵が少し時間をかけて方向転換をするため、その後にすぐにもどると敵が背中を向いている。
その背中を蹴り落とすような叩き方。
実はこれで殆どの敵を倒せるようになる。
近接で無敵のゴモラも簡単に無力化することができる。
あえて言うなら、ウルトラマンのゲームそのものをつまらないもの、難易度の低いものにまで下げるレベルになる。
ガチで戦いが嫌いな人以外にはお勧めできず、また「ブルトン、メフィラス、ゼットン」の3体はこれで倒すことは厳しい。
アーケード版ではジャンプ後に二回目の操作は不可能、ウルトラセブンはハイジャンプの高さが低下したため、飛び越し蹴りは不可能になっている。
特撮本編では軍隊を潰しウルトラマンも回転させたり異世界のどこかに送り込もうとしたりなどおかしな攻撃をするブルトンであるが、スペシウム光線であっさり倒された怪獣の一つにすぎない。
しかし、このゲームではプレイヤーの心を何度もへし折ってきた初心者キラーであり、正攻法が全く通用しない。
何せ二足歩行する怪獣ではなく、石ころみたいな怪獣で動きがあまりにも不規則すぎる。
何よりも原作では全く使ってこなかった隕石攻撃、麻痺光線や転がり攻撃やテレポートやバリアどでプレイヤーを徹底的に苦しめる。
原作ではスペシウム光線であっさり倒された割に光線をバリアで弾き返したりするのがそもそもおかしい。
3面まで猛攻をふるったハイジャンプキックが非常に強い。
攻略法は分かっていてもいろいろめんどくさい。
隕石は4回後にジャンプ攻撃、麻痺光線はバリア、転がりはキックで止めるなど、一つ一つの行動を対処する必要がある。
隕石や転がる攻撃中に光線チャンスが現れる。
パンチやキックよりも投げが非常に有効である。
なお、逆にこのゲームをやった後に特撮を見た人は逆に驚くだろう、ゼットンと違ってあっさり葬られたことに。
頭はいいが、何かぬけている感じがするメフィラス星人。
このキャラ、普通に戦うとゼットンよりもやばいかもしれないほど。
あらゆる攻撃が通用せず、あらゆる攻撃が潰される。
しかし、バリアで敵の攻撃を全て無力化できつつダメージになる。
バリアに弱いことに気付かねば、攻略は難しい。
いうまでもなくウルトラマンを倒したことで有名で、このゲームのラスボス。
このゲームでもいかんなくラスボス感を発揮して圧倒的な強さを誇る。
ブルトン同様に普通に対光線バリアを持ち、火球を普通に連射してくる。
何よりも、攻撃のほとんどをテレポートで回避するためうざいことこの上ない。
飛び越し蹴りが通用しにくいため、弱点らしい弱点がない。
火球を打ち込んでくる時に光線を狙えるチャンスはある。
一応対処法はいくつかあり、所詮は指示されたアルゴリズムによる対応しかしてこない。
火球はミドルレンジあたりにいると連射してくる。
なお、アーケード版では目の前にバリアを出すだけで敵が自爆していくという謎の倒し方がある。
なお、ゼットンにフィニッシュでスペシウム光線を決めると言うまでもなくイベント発生。
ペンシル爆弾で倒すイベントが発生する。
こちらは攻略法は人それぞれ、ハイジャンプキックの着地を狙えば当たるかも。
ウルトラマンは地球に3分間しかいられない。
そして残り一分になるとカラータイマーが点滅する。
カラータイマーがなると時間が惜しいと思い込み焦ってしまうが実際にはチャンス。
なぜなら、カラータイマーが60秒を切ると光線のゲージが速くたまるようになる。
特に残り20秒になると、0からゲージマックスまで光速でたまるようになる。
ほとんどそっくりな移植作品がMDで1993年にマーバから発売された。SFC版に加えてフィールドが少し広い。
本作をリメイクしたアーケード版がある。
アーケード故に性能や音源が上がったほか、ネロンガやアントラーなどが追加されている。
1機のみで、飛び越し蹴りが使えなくなったため難易度が非常に上がった。
なお、実質的な続編として『ウルトラセブン』がSFC向けに1993年に発売されている。システムがほとんどそっくり。
また海外には『Ultraman: Towards the Future(ウルトラマンG)』という本作と似たシステムのゲームがある。
ウルトラマンパワードのゲーム版もシステムは似ている。(こちらはHP0になると自動勝利)
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最終更新:2024/12/22(日) 19:00
最終更新:2024/12/22(日) 18:00
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