エス・ノト 単語


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エスノト

2.5千文字の記事
未成年の閲覧注意

この記事には生理的嫌悪感を引き起こす表現が多大に含まれています。
うっかり見るとトラウマになる性があります。



















 

 

「アは アはっ ハはっ アは 動ケナね?仕方がい 其レが"恐怖" 恐怖トは 然ウウモノダよ」

F

エス・ノトとは、漫画BLEACH』の登場人物である。

CV松岡禎丞

概要

見えざる帝国ヴァンデンライヒ)の精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルリッター)のメンバー「F」文字(シュリフト)の持ち身長は179cm誕生日12月29日。その外見・口調・力・笑顔過去等々全てが恐怖そのものであり、多くの読者トラウマを植え付けた。恐らく閲覧注意検索してはいけない言葉に入ってもおかしくないレベルであろう。また、一部の読者からは「能登さん」の愛称しまれている。

の付いたマスクロングコートのような軍服を着用している痩せた長男性一人称は「」で、平仮名カタカナ漢字、旧仮名遣いの「(い)」が混じる特徴的な喋り方をする。マスクの下には唇の周囲が削ぎ落とされたかのような痛々しい傷跡があり、が剥き出しになっているが、「別(アウスヴェーレン)」を受ける前は普通の顔と口調であった為、ユーハバッハから文字を与えられたか、もしくは騎士団入りしてから何かあったものと思われる。

元々は別から生き残った滅却師の1人であったが、人工呼吸器を繋いでいなければ生きていられない程の重病を患っており、死や死後の恐怖に怯える日常を過ごしていた。そこにユーハバッハが現れ、彼から文字と生命力を与えられた。この時に味わった苦しみと経験が死に対して強い恐怖を抱く原因となっており、命を救って貰ったユーハバッハに叱られ、粛清される事を何よりも恐れている。ては死に掛けであった彼だが、文字を与えられてからはを得たどころか正正銘の化け物にまで成長しており、素手朽木白哉をぶち抜いたり、彼が恐怖に駆られて振るったをいとも簡単に躱すといった凄まじい身体力を披露している。

界(ソウル・ソサエティ)への第一次侵攻では六番隊を襲撃し、朽木白哉及び阿散井恋次と対峙する。二人の攻撃を静血装(ブルート・ヴェーネ)で防ぎ続け、哉が静血装を破るべく卍解を発動すると、メダリオンでそれを奪取。自身の力と巧みな話術で「朽木ルキアの腐乱死体」や「身体中にが山のように集る」等と言った精神攻撃で彼を発狂させ、奪った「千本桜厳」で瀕死に追い込んだ。その後はバズビーナナナ・ナジャークープと共に山本元柳斎重國に奇襲を仕掛けるも、彼の流若火に焼き尽くされて死亡…したかに見えたが、バズビーが自身の力で炎を相殺した為、火傷だけで済んだ。

二次侵攻では浦原喜助開発した侵により哉に卍解を奪い返されてしまい、哉のであるルキアと対峙する。因みに、エス・ノトは哉の卍解を相当気に入っていたらしく、ルキアの前に現れた際に「シい …シい シい シい シイヨう…… 千本桜ハドこ?」と嘆いていた。哉を誘き寄せる為に彼女を殺そうとするも、零番隊殿での修業を終え、袖白雪の力を解放したルキアの前には恐怖が全く通じず、一度は氷漬けにされてしまう。しかし、ユーハバッハに対する恐れから滅却師体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)を発動。形勢逆転ルキアを追い詰めるが、助太刀に現れた哉の励ましを受けて立ち直ったルキア卍解」の前に全身を凍らされてしまい、そのまま砕け散って死亡。多くの死神達を死の恐怖で怯えさせながら死なせてきた彼だが、最期は自分自身が死の恐怖に怯えて死んでいくという皮な結末となった。

怖いは死ぬのかな 地獄へ行クノかな 許シテ陛下 怒らなイで 怖いよ 苦シイノ怖いよ 痛いのは怖イよ 怖い 怖い 怖い 怖イ 怖イ 怖」

アニメでは、担当声優である松岡氏の怪演も相まって、その不気味な喋り方が再現されており(は低くほぼ棒読みであり、本人く「喉をおさえながら演じている」との事)、字幕に関しても可な限り原作の表記に寄せるという底ぶりである。

聖文字【F】

The Fear(ザ・フィアー)。恐怖。エス・ノトの周囲にのような神滅矢(ハイリッヒ・プフイル)が出現し、これに射られた相手は理由のない本的な「恐怖」に精神を侵され、思うように行動・思考する事が出来なくなる。

その効果は非常に強力で、並の護廷隊士なら一発狂してショック死し、隊長であり屈強な精神力を持つ哉ですら恐怖で動きが大幅に鈍くなってしまう程。ただし、生物や生きていない細胞に対しては効果がなく、ルキアは袖白雪力で自身の体を氷点下以下にする事でこれをしている。

滅却師完聖体「神の怯え(タタルフォラス)」

イエス・キリストを彷彿とさせる茨を模した輪(ハイリゲンシャイン)とが出現。白目を剥いたの下には血涙のような模様が現れ、両腕はく変色、下半身の皮膚はロングスカート状に変化し、足元から喉元に掛けて縫合が刻まれたゾンビのような不気味な姿と化す(アニメでは「正中線に沿って自身の体が裂け、そこから内臓れ落ちるが裂けた傷口を縫い、内臓を元の位置に戻しつつ体へと変貌する」という更なる恐怖演出が追加された)。更に昂すると、身体の至る箇所が腐敗し始め、そこから塊を生み出して巨大化し、が皮膚から突き出し、玉も眼窩から垂れ落ち、そして本体は下に逆さ吊りにぶら下がり、グロテスクの極みと言っても過言ではない非常に悍ましい姿となる。

恐怖力が更に強化され、神経レベルにまで恐怖させる事が可となる。更に、自身を見た相手を大量のが付いた幕に閉じ込めて発狂死させる技が使えるようになる他、を閉じると恐怖が更に増すというダメ押しまである。集合体恐怖症読者視聴者にとっては文字通り恐怖しか感じないであろう。

原作での輪とカラーリングは、他の騎士メンバーも含め水色で統一されているが、アニメでは濃い紫色となっている。

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