オーヴァルエース(Oval Ace) とは、2016年4月7日生まれの日本の競走馬である。栗毛の牡馬。
父*ヘニーヒューズ、母アブラシオ、母父グラスワンダーという血統。
父*ヘニーヒューズは、米国のGI2勝馬。米国繋養時代の産駒が日本で活躍したことから輸入され、その後もダートで活躍馬を多く出した種牡馬である。
母アブラシオは8戦1勝。オークス馬シャダイターキン産駒のジュウジターキンを繁殖牝馬として導入して以来梅田牧場で受け継がれてきた牝系で、アブラシオの孫にあたる重賞馬ヴァルツァーシャルも梅田牧場生産である。シャダイターキンの牝系から輩出されたGI馬としてはレッツゴーターキンがいるほか、更にその母ブラックターキンの牝系からはカレンチャンが輩出されている。
母父グラスワンダーは米国産で、日本に輸入されてGIを4勝。種牡馬として数頭のGI級勝ち馬を輩出し、そのうちの1頭、スクリーンヒーローの産駒にはGI6勝のモーリスがいる。
生産はホワイトフーガなどを輩出した梅田牧場、馬主もホワイトフーガを所有した西森鶴であったが、引退時までに息子の西森功名義となっている。
美浦の高木登厩舎に入厩し、2018年11月のダート1600mの2歳新馬に出走。蛯名正義を鞍上に、単勝1.9倍の1番人気に支持されると、鞍上曰く掛かりやすい雰囲気があったものの中団でレースを進め、直線で上がり最速を出して一気に突き抜け2着に9馬身差付ける圧勝。
12月にはダート1400mで500万下の寒椿賞に出走。単勝1.5倍の圧倒的1番人気に応え、中団の前から差しきる形で、2着ケイアイターコイズに1馬身以上差を付けて勝利。因みに3着はナランフレグ[1]。
続いて3歳初戦となる2019年2月のヒヤシンスステークス(L)。ここはデルマルーヴル[2]に1番人気を譲り単勝3.7倍の2番人気となったものの、中団でレースを進め、直線は手前を替え上がり最速で脚を伸ばして3番人気ヴァイトブリックに4分の3馬身差の勝利で3連勝となった。なお、デルマルーヴルは3着。
次走予定は青竜ステークス、レパードステークスなどとされていたが、結局怪我のため長期休養に入ったまま2020年12月に引退が発表された。
引退とともに種牡馬入りが発表。2021年からイーストスタッドで種付け料30万円で繋養されることとなった。
安価な種付け料に加え無敗で引退したということもあってか、初年度35頭、2年目34頭、3年目24頭、4年目26頭、5年目にあたる2025年は31頭と一定数の種付けを集めている。
| *ヘニーヒューズ 2003 栗毛 |
*ヘネシー 1993 栗毛 |
Storm Cat | Storm Bird |
| Terlingua | |||
| Island Kitty | Hawaii | ||
| T.C. Kitten | |||
| Meadow Flyer 1989 鹿毛 |
Meadowlake | Hold Your Peace | |
| Suspicious Native | |||
| Shortley | Hagley | ||
| Short Winded | |||
| アブラシオ 2005 鹿毛 FNo.13-c |
*グラスワンダー 1995 栗毛 |
Silver Hawk | Roberto |
| Gris Vitesse | |||
| Ameriflora | Danzig | ||
| Graceful Touch | |||
| クイーンソネット 鹿毛 1992 |
マルゼンスキー | Nijinsky | |
| *シル | |||
| ジュウジターキン | *ハンターコム | ||
| シャダイターキン | |||
| 競走馬の4代血統表 | |||
クロス: Northern Dancer 5×5×5(9.38%)
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最終更新:2025/12/19(金) 01:00
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