東方GTA 新地獄街道を行くとは、投稿者M.M氏製作の東方GTA動画作品の1シリーズ。
4月3日に第1回が投稿され、現在もシリーズ継続中。
東方Projectの登場キャラクター「星熊勇儀」を主人公とした作品。
PCゲーム「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」(GTASA)に東方キャラのスキンMODを使用して、キャラや嘘字幕等入れ替えてプレイを行う「東方GTA」シリーズである。
GTASAのシナリオをベースとしてはいるが、スキンMODをかぶせるキャラクターが固定ではなく、様々なイベントやミッションにおいて巧みにキャラクターを入れ替えることにより、ストーリーの展開に大きな幅を与えて独自展開を生み出している。
また進行においてもGTASAのストーリー順序そのままにプレイするのではなく、イベントシーンを変幻自在に組み合わせたり、前述のようにスキンMODを何度も入れ替えることによる、視聴者には予測不能の自由な展開が魅力のひとつでもある。
車やバイクの運転技術それ自体は特筆するほどではないが、仕様にある視点変更による超ローアングルからの視点やシネマアングルモードでの高々度アングルなど、道路はおろか自分の操る車すら隠れるような視点ですら、さも当然のように運転してみせ、それどころかカーチェイスまでこなしてしまう常識外れのうp主である。
また東方GTAにおいて、しばしばチートの使用の有無で食わず嫌いをする視聴者もいるが、新地獄街道を行くにおいては、勇儀が一般市民や犬走椛に対し、一撃で遙か遠くへ吹っ飛んでいく拳(マッハパンチチート)を繰り出したりする以外はこれといって目立つチートは確認されていない。マッハパンチチートにおいては、「その怪力は山をも動かす」という鬼の力を表すに当然だともいえるが、いざ動画で勇儀が敵を吹っ飛ばした際のコミカル具合は一見の価値有りである。(その際、演出として様々な効果音やエフェクトが付与されることもある)
メインストーリーだけを見ればシリアスな展開にも思えるが、各所に散りばめられたギャグシーンはなぜか違和感なく動画に融合している。「涙」があるかはわからないが、少なくとも「笑い」はある作品。今後の展開が期待される。
色々あって幻想郷は消失した…しかし妖怪は滅亡してはいなかった!
地底の住民たちはGroveStreetに移住したが勇儀さんは近所の河童さんや天狗さんが露骨に自分を避けて暮らすのに心を痛めStreetを飛び出した。
一年ぐらい放浪した後、パルスィに呼び出された勇儀はStreetに戻ることを決めたのだった。
(その1投稿者コメントより)
東方Projectの登場キャラクター「星熊勇儀」を主人公とし、地霊殿メンバーを中心に物語は展開する。
かつてのように、また自分たちを部下にして支配しようとしているのではないか、と恐れる河童や天狗の声を聞いた山の神「八坂神奈子」たちに圧力をかけられながらも、友人の「水橋パルスィ」や「霊烏路空」たちを助ける姐さん勇儀の物語である。
現時点ではまだ最終目標が見えていないので、視聴者にはまったく展開が読めない状況にもある。
キャラクターの概要・設定。
シーンによりスキンをかぶせるキャラクターが異なるので、ここではGTASA本家のキャラクターは表記しない。
☢Caution!!☢
推敲中により、動画未視聴者の方には多大なネタバレを含むかもしれません。
まだ動画を見ていない方は、この先の閲覧を控えたほうが良いかもしれません。
かつての地底の住人たち。
古明地姉妹及びさとりのペットたちは一つ屋根の下で暮らしているが、たくさんいすぎるため離れた別家も持っており、そちらに滞在していることもある。
星熊勇儀
本作の主人公、「語られる怪力乱神」。
自分たちを嫌う河童や天狗たちを思ってか一年近く放浪していたが、帰還後は「やはり仲間といる方がいい」と、街への滞在を決めた。
その身体能力は筆舌に尽くしがたく、拳の一撃で人間や天狗を吹っ飛ばし、銃弾を受けても怯むことはない。さらにファルコンパンチや真・昇龍拳などの必殺技も会得している。また、自転車で人間離れした恐ろしい跳躍を披露するシーンも。
一方細かいことは苦手なようで、シリーズ序盤は銃を撃っても一発も当たらず(後に練習し、デザートイーグルを愛銃とするようになる)、最終的には拳で語り合っていた。(というか一方的に語る。)ただしその拳でさえも制御し切れていないのか、仲間であるはずのお燐をパンチ一発でノックアウトし、慧音になかったことにしてもらったことm《!--この歴史は食べられました--》
本作における地霊殿メンバーでは一番の常識人であるが、時に椛の車をカージャックしたり、走っている車から永江衣玖を突き落としたり、まさに鬼のような行動を取ることも……。
しかし、その一方で“甘い物好き”という乙女な一面も。
なお元のGTAの主人公は男性なので、普通はそのモーションに慣れるまで違和感が付き纏う東方GTAシリーズだが、勇儀の場合は男性モーションが異常なほどにマッチしていて、姐さん気質をより際だたせている。中でも原付スクーターに乗った勇儀の姿はベストマッチというに相応しく、作者もそう考えている為か、作中では度々原付スクーターに乗っている。
古明地さとり
かつての地霊殿の主。お燐やお空の飼い主でもある。こいしの姉。
幻想郷がなくなっても心を読む程度の能力は健在のようで、小五ロリの妄想常習犯に銃を向けたり、地底にいた頃に比べると何かが吹っ切れた模様。他のみんなが会話している後ろで自転車をウィリーしながら乗り回したり、なんだかとてもアクティブにもなっている。明るいところに住んでいると、性格も明るくなるのだろうか?
主人公の勇儀は地霊殿の住人ではないのだが、地底に暮らしていた仲間同士ということからか、勇儀だけでなくパルスィや黒谷ヤマメとも仲が良い。(同じ家で団欒しているシーンがあるが、ひとつ屋根の下で暮らしているかは不明)
全力を出さず余裕の3ボスである勇儀が強キャラ扱いなのに対し、主なのに4ボスで貧弱に思われるのがコンプレックスらしく、ジムで身体を鍛えようとするおちゃめさん。ちなみに、ダンベルはまったく上がらなかった。
水橋パルスィ
嫉妬の妖怪。ことあるごとに「妬ましい」と嘯くが、勇儀と行動を共にしているときの彼女が本当にそう思っているかは甚だ疑問である。気の良い勇儀の友人。
表向きにはツンツンしているが非常に仲間思いで、にとりに会いに行くというヤマメを止めようとしたり、ことあるごとに勇儀の手助けもしてくれる。
ちなみに勇儀が放浪している間、それが原因で一番騒がしかったのは彼女らしい。
銃の扱いにも慣れているようで、キスメを守りながら警官と銃撃戦をしたこともある。
お気に入りの場所は、GroveStreetを見下ろす橋の上。
火焔猫燐
さとりのペット。通称「お燐」。
彼女の「死体を運ぶ程度の能力」が軽く趣味の域にも達しているらしく、車の大型免許を取って、大きな荷台いっぱいに人間の死体を詰むのが夢らしい。(しかし人間は妖怪に免許をくれないらしいので、お燐だけでなく皆無免許運転である)
さとりの他のペットたちの世話を請け負っていたり、妖怪たちに薬を広めようとする男たちを成敗しようとしたりと、面倒見がいい娘。
黒谷ヤマメ
土蜘蛛の妖怪。勇儀やパルスィたちとは仲が良いのか、勇儀の名を敬称をつけず呼び捨てにし、また勇儀もそれに対し何も言わない。
以前ぎったんぎったんにされたはずのにとりとは仲が良くなり、盟友として付き合っている。
キスメ
妖怪「釣瓶落とし」。
狭いところに入っているのが好きらしいが、本作では桶に入っていたりそうでなかったりするキスメがたくさん街を歩いている。
釣瓶落としたちの間でも縄張りがあるのか、それとも命を賭けてまでレア桶が欲しいのか、同族同士で銃を撃ち合うことも。彼女らの習性については謎が多い。
警察に鬼火(火炎瓶)を投げつけたりショットガンを発砲したり、可愛い外見とは裏腹に視聴者の度肝を抜く行動を取ることもある。が、そのギャップがまた可愛い。
ギャングタグを100個書き換えると昇格できると信じ、今日もタグを書き換える。
霊烏路空
さとりのペット。通称「お空」。
最初は姿を見せなかったが、後に街のど真ん中で核の力を使い、それが原因で刑務所に入れられていたことが明らかになる。さとりによる交渉と賄賂により釈放されたあとは、警察から横流しされた八咫烏の制御棒とその動力を取り戻そうと、勇儀に助けを求める。
動力がなく飾りにしかならない制御棒でも「格好いいから」という理由だけで装備したり、さとりからもストレートに「お馬鹿」と言われたりと、どうやら鳥頭設定は健在の模様。
古明地こいし
さとりの妹。
非常に明るく無垢な性格で、無意識を操る程度の能力の恩恵で、自分の存在が他人にまったく気付かれないのをいいことに、幾度となく軍隊から銃や兵器を窃盗しているらしい。おちゃめ、さん……?
勇儀を驚かすためだけにいつの間にか姉のさとりと入れ替わっていたりと、行動原理は無邪気な子供そのもの。
守矢神社の神々と巫女。
今は地霊殿メンバーと同じようにSanAndreasに移住してきている。
八坂神奈子
山の神。河童や天狗たちが鬼である勇儀を怖がっていることを知り、地霊殿メンバーたちに対し威圧的に接する。
勇儀には威厳と貫禄をたっぷり湛えた態度を取っているが、それは神らしく人間や妖怪たちを思っての行動である。また守矢を信仰する者には恩恵をもたらし、(回りくどいやり方ではあったが)お空に制御棒の動力を与えたりもした。
洩矢諏訪子
山の神。いつも神奈子と一緒に行動している。
初登場時はふわふわと浮遊しながら移動していたが、さとりの家を訪ねたときは普通に歩いていたり。あまり台詞がないのに印象は強烈。
東風谷早苗
守矢神社の巫女。人間。
基本的には神奈子に仕える形で行動を共にしているが、たまに道端を歩いているのも見かける。
かつて幻想郷にあった妖怪の山に住んでいた妖怪たち。
ほとんどがSanAndreasに移住してきたのか、街を歩いているだけでかなりの天狗や河童を見かける。
射命丸文
烏天狗の新聞記者。
お空の持つ八咫烏の力が烏天狗にも扱える可能性を知り、研究を重ねた末、とあるルートで制御棒の入手に成功する。
たくさんの白狼天狗の部下を引き連れている。
犬走椛
白狼天狗。射命丸の付き添いとして「その13」にて登場、そして絶叫。
街をたくさん歩いているのは同じスキンMODだが、椛ではない(マイリストのコメントに明記)。
河城にとり
種族は河童。持ち前の技術力で射命丸の計画に手を貸す。
「鬼には可能な限り関わるな」という河童たちの常識もあるらしく、勇儀を避けようとした。
もう喧嘩する理由がないということでヤマメとは和解し、現在は仲の良い盟友。
「その14」にて初めて勇儀が帰ってきたことを知ったようで、また河童たちの集会に色違いのスキンMODを被った河童たちがいるので、街を歩いているのはにとり本人ではない模様。
秋静葉
秋の神様。「その14」にて、河童達のローライダー集会においてダンスの審査員(?)を務める。
勇儀のダンステクニックに大フィーバーしていた。
言わずと知れた紅魔館の住人たち。
日の当たらない地底都市を欲しがり、「無人の場所に乗り込むのは空き巣みたいで嫌」という一方的な理由で勇儀たちと敵対する。
レミリア・スカーレット
紅魔館の吸血鬼。地霊殿メンバーを降伏させるため、無数の分身を町中に蔓延らせている。
分身の数が多いゆえに一体一体の力は弱いらしく、皆銃器で武装している。
フランドール・スカーレット
レミリアの妹。本作における行動原理は姉と同じ。
やはり大量に分身した幻影たちを銃器で武装させている。なぜか皆それぞれ小遣いを持っているとか。
上記の勢力には属さないキャラクターたち。
因幡てゐ
幻想郷の消失によりSanAndreasに移住してきた永遠亭の兎。
金銭目当てに、お空の制御棒を警察から横流ししようとしたり、
武器の密輸取引に手を染めたりと、相変わらず腹黒い。
永江衣玖
土曜の夜は踊るに限りますよ!
勇儀さえもどん引きする程度の能力で、週に一度のサタデーナイトをフィーバーする人気者。
愛車の動力に目を付けられたのが、彼女の最初の不幸だった。
宇佐見蓮子&マエリベリー・ハーン
人間。元々幻想郷の住人ではないので、ごく普通の一般人として街を歩いている。
衣玖さんのファンでもあるっぽい。
09/05/24~09/11/13までの間、東方GTAコミュニティではこの作品をモチーフにしたコミュニティシンボル画像が使用されていた。
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最終更新:2025/12/06(土) 04:00
最終更新:2025/12/06(土) 04:00
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