Duolingoとは (デュオリンゴとは) [単語記事]

Duolingo（でゅおりんご）とは、基本無料の言語教育アプリ及びWEB サービスである。

概要

2011年にルイス・フォン・アンと彼の院生セヴェリン・ハッカーによって創設され、2012年 6月19日に一般公開された。2014年 4月からは日本語話者向けに英語コースベータ版が公開された。

iOS及びAndroid アプリとWEBに対応し、基本無料で利用可。任意で有料プランに加入することもできる（有料プランに関しては後述を参考）。言語学習を中心に、数学・音楽といった言語以外のコースも展開している。

一時期、にじさんじやホロライブなどのVTuberが配信でDuolingoをプレイしたことがある。

特徴

最大の特徴としてレベルやスキルポイント・ライフといった仕組みが存在し、ゲームをクリアしていくような感覚で進められる点。継続日数や自身の学習レベルが視覚化されることにより、達成感を味わうことができ、モチベーション維持にも繋がる。またスマホで隙間時間にさくっと学習できるのもメリットと言える。

基本的に文法の解説は殆どなく、とにかく数をこなして慣れさせるといった方式。解説が欲しい場合は有料会員の加入が必要になる。

毎日続けられるよう、通知にもとことんこだわっている。何日かサボると「また会えたりする？」など、まるでメンヘラ彼女のような通知やメールを流してくる。またiOS/Android アプリ版ではホーム画面にDuolingoのウィジェットを追加することができ、ウィジェット内ではマスコットのDuoが様々な表情を見せてくれる。

世界中のユーザーと学習量（XP）を競うランキング機能も存在する。リーグ制で、期間は1週間毎。

コース

2025年 4月現在、日本語話者向けに対応しているのは「英語」「韓国語」「中国語（北京語）」「フランス語」「スペイン語」「イタリア語」「ドイツ語」「数学」「音楽」の9種。

一方で英語話者向けは42種と最も多く、中には消滅の危機に瀕している「ハワイ語」「ナバホ語」や人口言語である「エスペラント」、架空の言語「クリンゴン語」「高地ヴァリリア語」も存在する。因みにスペイン語話者向けのみ「カタルーニャ語」コース、中国語話者向けのみ「中国語（広東語）」コースが提供されている。

タイ語話者向けのコースはいくつか提供されているが、タイ語を学ぶコースは現時点（2025年 4月）で存在しない。何故……。

料金

前述の通り基本無料で利用できるが、レッスン終了後に広告が挟んだりHP制限があったりと、やりこみたい場合は不便に感じることも。有料プランに加入することでこれらを解決することができる。プランは2025年 4月現在では2種類。ファミリー割引も用意されている。

SUPER: HPの無限化、広告の非表示。更にレジェンドチャレンジに挑戦できたり、間違った問題を見返すことができるなど様々な特典が利用できる。
MAX: SUPERの特典に追加で、Lilyとのビデオ通話やスマート解説など、AIを使用した高度な機能が利用できるようになる。

キャラクター（DuoFriends）

Duo（デュオ）: 本サービスのマスコットである緑色のフクロウ。我々ユーザーをサポートする頼もしい存在であるのと同時に、意地でも継続させようと何度も通知を流してくる恐ろしい存在でもある。; X(Twitter)などのSNSではインターネットミームによく便乗したり（これとかこれ）、たまに等身がでかくなり人間のような体になったりとやりたい放題。ボイスは設定されておらず、アプリ内でも吹き出しが表示されるだけで喋らない。しかしTikTokでは杉田智和がCVを担当したことがある。
Lily（リリー）: 紫髪の気だるげな女性。Duo 曰く「エモい女の子」。内向的で、読書やスケッチが好き。有料プラン「MAX」に加入すると、彼女とテレビ電話をすることができる。
Zari（ザリ）: ヒジャブを巻いた女性。K-POPが好き。Lilyとは友達。
Oscar（オスカー）: 口ヒゲが特徴の男性。美術の先生を務めている。
Lin（リン）: ボーイッシュな見た目をした女性。落ち着いた性格で、オートバイが好き。
Lucy（ルーシー）: Linの祖母。
Vi kram（ヴィクラム）: ターバンを巻いている男性。陽気な性格。Eddyとは友達。
Eddy（エディ）: 赤い服装をした男性。子供サッカーのコーチをしている。
Bea（ビー）: オレンジの服とヘアバンドが特徴の女性。旅行やイベントが好き。
Jun ior（ジュニア）: Eddyの息子。アイスクリームが好き。
Fal sta ff（フォルスタッフ）: ジト目が特徴な茶色の熊。

小ネタ

以下のように、ツッコミどころも多い。

日本語を選択し訳文を完成させる問題で「ひなた(人名)」が「ひな」「た」と不自然に区切られる。
thatを「あれ」ではなく「それ」と訳させる。
たまにぶっ飛んだ例文を出してくる。例えば「うわ、お皿も食べました！」「泥棒はズボンをはいていませんでした！」など。
- 「私の猫はフランス語しか話せません」「私の犬は銀行口座を開設したがっています」のように動物が喋ること前提な例文も。
- これは意図的らしく、「一度見ると忘れられない力がある」と説明している。もっとカオスな例文を見たい人はX(旧Twitter)で「#Duolingo神例文」と検索すると幸せになれるはず。
日本語コースの平仮名手描き問題で、ゴシック体のフォントで練習させられる。「さ」は三画ではなく二画、「り」も二画ではなく一画で書かせてくる。

また英語コースのアイコンは星条旗（アメリカ合衆国国旗）、ポルトガル語コースのアイコンはブラジル国旗になっており、「英語はイギリス、ポルトガル語はポルトガル発祥だろ」と度々つっこまれている。ポーランドボールでもネタにされている。これはDuolingoの学習内容が英語は「アメリカ英語」、ポルトガル語は「ブラジルポルトガル語」であるため。

英語コースは学習内容がアメリカ基準だからなのか、距離表記が「マイル」になったりする。ヤード・ポンド法滅ぶべし！

Duolingo 単語

概要

特徴

コース

料金

キャラクター（DuoFriends）

小ネタ

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その他

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