キュウビキツネ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子の姿をした擬人化キャラクター)である。
「昔からあちこちで"絶世の美女"といわれ、さまざまな男性に言い寄られたわ。でも、誰ひとりとしてわたしを満足させてくれる人はいなかたの……。でも、寄ってこられないのは寂しいわ。あなた、いらっしゃい?尻尾の数だけ愛してあげる。悪いようにはし・な・い・か・ら」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
日本に古くから伝わる伝説の妖怪・九尾の狐のフレンズ。日本では玉藻前という女官に化けた妖狐としても有名であり。また、殷の紂王の妃妲己・西周の幽王の妃褒姒・マガダ国の華陽夫人の正体も九尾の狐(玉藻前と同一妖怪とされる事も)。栃木県那須町にある「殺生石」は討伐された玉藻前の亡骸だとされている。
本作ではUMA枠扱い。UMA・想像上の生き物系フレンズたる彼女はサンドスターがその動物を象ったものなどに反応しフレンズ化したと思われる。
最強クラスの妖怪とされる事も多い九尾の狐のフレンズとしての威圧感と威厳溢れる雰囲気。数々の美しい女性に化け国家を滅亡に導いたり混乱させたり暴虐の限りを尽くしてきた傾国の美女となってきた伝説が反映されたか、そのイメージを「多くの男性に言い寄られてきたが、誰一人自分を満足出来なかった」という記憶として受け継いでいる。その関係からか、プレイヤーをお色気気味にからかってくる。
大抵の場合めっちゃ強い強敵として描かれる妖怪のフレンズなためか、常に上から目線で相手を品定めするような口ぶりが多い、自信たっぷりな感じで話す。素直になれない性格なようで、ついつい本心を隠して「面白半分」や「からかおうとした」と意地悪に言ってしまう。
こう見えてイベントとかには興味津々で(曰く昔を思い出す)強い関心を寄せるが、イメージを崩したくないのかこれを他者には知られたくない。得意な物事はダンス(本人曰く舞、昔から得意だった)で、「他に劣るわけないわ」と言い切るほどの自慢の一品だが、恥ずかしがり屋なのか匿名性が取れてないと披露しない。今でも目立ちたいという欲求は抱いているが、他者を虜にする行為にはもう興味が無いとして一線を退いている。
フィクションでは悪い妖怪や神獣として扱われる九尾の狐だが、そのフレンズである彼女はあくまでも「女の子の姿をした動物」の1人という扱いで、様々な伝説・逸話・武勇譚を持つ妖怪のフレンズとは思えない程丸くなっている。ただし、戦闘力には人々のその動物に対するイメージが大いに反映されているため、かなり強大で底知れない。元ネタ同様高い変化能力を有する。
移動時は宙に浮く。また、攻撃では火の玉を作って撃ち出す。後退する際は他フレンズと同じように焦り顔になるのが可愛い。
元ネタに倣って絶世の美女たる美しい容貌の持ち主なようだ(メガネ有り無し共に)。
赤フレームのメガネを掛けたメガネ属性キャラ。瞳の色は黄色で、瞳孔は細長い。キツネのフレンズだからか、瞳は切れ長の所謂キツネ目。眉毛は麻呂眉風に短く、色は赤。メガネを掛けていないと恥ずかしさで常時赤面してしまう。ちなみに、生活で不便になる程度には視力が悪いらしい。
髪型はセミロングの長さの、ウェーブが掛かった白髪。妖気が溢れているのか髪は怪しくうねっており、下半分はカラフルな七色に変色している。頭頂部からはキツネの耳が長くそそり立つように生えている。前髪にはビンディー風の模様が浮かぶ。
服装は白色の上着と赤色のチェック柄ミニスカートで、上下を色合いや胸元の赤色の紐と併せて見ると巫女服を思わせる感じ。首下にはキツネ=神社だからか、鈴が付いたしめ縄を装備。脚には白色のニーソックスを履き絶対領域を産み出し、一本歯下駄を履いている。安定性が悪い一本歯下駄を履きながら激しい戦闘をこなす辺りに彼女の並外れた戦闘センスを伺わせる。ニーソックスには鮮やかな模様が刻印され、豪華さを演出。白手袋装備。
胸元からは隠しきれない程豊満な胸が露出し谷間を見せ付けてくる。悪女に化け権力者を篭絡してきた伝説を持つからか、色気とエロスが溢れる。
九尾の狐の由来たる九本の尻尾は自分の体よりも大きくボリュームたっぷりに再現。色は真っ白だが、尻尾の先端はそれぞれ色が違う(画面を見るプレイヤーから見て右から青・空色・緑・黄緑・黄・オレンジ・朱色・赤紫・紫)。スキル発動時は全身だけでなく、それぞれの尻尾もオーラを放つ。
外見はかなり色鮮やかでカラフル。
パッション属性(赤)のレアリティレベル5(最大レア)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは遠距離・サイズはM。オイナリサマや他のキツネ系フレンズと同じく特定のグループには所属していない。固有スキル「幽玄壮大無限光弾」は敵軍団全員に自身の攻撃力換算で9倍のダメージをぶつける、歴史にも影響を及ぼす妖怪に相応しい強力効果。
2016年1月14日~1月21日まで開催されたイベントクエスト「メガネのシンデレラ 舞踏会の舞姫を追え!」にて登場。また、同イベント専用スカウト(所謂ガチャ)・メガネスカウトで出現率が上昇して収録されている。
ダンスイベントの噂を聞きつけたキュウビキツネは別人(フレンズ)に化けてメガネを外して参加(化けてても立ち絵に差分はなく、残念ながら変わりはない。メガネを取って以降はメガネ無し・常に赤面した立ち絵となる)。本人曰くとっておきの舞を披露し、見事満場一致で優勝を果たしてしまった。
いつの間にかけもデレラなる二つ名で呼ばれ、参加したフレンズが口々に賞賛し憧れと羨望の眼差しで見る光景にご満悦なキュウビキツネ。他者から注目・賞賛されこの場の中心に居る快感と興奮に何時までも浸って居たいと願うが、日付が変わる鐘の音が鳴ってしまい(彼女の変身が保てるのは00:00までの1日っきり)、急いでその場を去って行く。その途中でメガネを落としてしまうが、拾っていては変身が溶けてしまう・今は急いでこの場を離れないと間に合わないとして回収出来なかった。
そのメガネをお開き後も会場でブラついていたヌートリアが拾って、更に見つけた場面を「けもデレラ」をプロデュースしたいという願望を抱いたヒョウモンガメが見掛けた事で、ジャパリパーク中を巻き込んだ「けもデレラ探し」が始まるのだった。
サーバルやミライさんも巻き込んだ大捜査網はなんやかんやあって、とうとう正体であるキュウビキツネにたどり着き、本人の口から正体だと明かされた。けもデレラの舞は「一夜の魔法のようなもの」「今の私にはかけられない」として、ヒョウモンガメとヒョウモンナメラのプロデュースの誘いを「終わり際もまた美しくありたいの」として断った。気持ちを汲み取りプロデュースを諦めたヒョウモンガメからの「気が向いたらまた帰っておいでね!」とのファンコールには、ツンながらもどこか嬉しそうに答えたのだった。
なお、ヒョウモンナメラの「何もしてないのに睨んでいるように見えてしまう」特徴には、「不器用な子ね、まあ嫌いじゃないわ」とのこと。また、ギンギツネの実験&変装用にビン底メガネを掛けるセンスには全く理解出来ない様子。
2020年3月13日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
特別なフレンズとしては9人目の実装で、ライジュウ・ダンザブロウタヌキ・イヌガミギョウブ・ヤマタノオロチ・オイナリサマなどの日本の伝承系フレンズとは面識がある様子を見せている。特別なフレンズ同士の多くは旧知の仲でありその前提で話をするが、他のフレンズからは少し不思議なことが出来る1フレンズとして接されていることが多い。
ちなみに「化けギツネ」であるため、化ける能力は持っているのだが実際に化けてる最中のアイコンが変わったイヌガミギョウブとは異なり、化ける様子はカットされた。
「平和すぎる、良からぬ事が起きているのは確かだと思うけど」と守護けもの達が感じている平和な気配と不穏な気配は彼女も感じているようだ。また「前に出てきたときよりずいぶん時間が経っているわよね…。」と世代を跨いでいる事を示唆する台詞もある。
「傾国の大悪妖」とは言うものの素顔を見られるのは恥ずかしいようである。またヤマタノオロチからは「少し気配が変わったようにも見える」と言われており、ぱびりおんでの平和なパークの姿に毒気を抜かれている様子である。一方でオイナリサマには対抗心を持っているようでキタキツネから「ゲーム」を勧められた際にオイナリサマが意外と上手かった話を聞いて「あの子に出来てわたしが出来ないなんてちょっとシャクだわ」と言っている。
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最終更新:2024/04/24(水) 06:00
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