ホークビル 単語


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ホークビル

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曖昧さ回避
  1. ホークビル(Hawkbill)…大戦末期駆逐艦神風との戦いでも知られるアメリカ海軍潜水艦ウミガメの一種であるタイマイ(Hawksbill)に由来するがりが異なる。
  2. ホークビル(Hawkbill)…アメリカ海軍原子力潜水艦。1.のりを引き継いでいる。
  3. ホークビル(Hawkbill)…2013年生まれの競走馬本項で記述。

ホークビル(Hawkbill)とは、2013年3月6日生まれのアメリカ生産・イギリス調教競走馬である。栗毛

な勝ち
2016年エクリプスステークス(G1)ターセンテナリステークス(G3)
2017年プリンセスオブウェールズステークス(G2)アストンパークステークス(G3)
2018年ドバイシーマクラシック(G1)ドバイティーオブゴールド(G2)

概要

Kitten's JoyTrensaGiant's Causewayという血統。

Kitten's Joy(キトゥンズジョイ)は現役時代にGIを2勝した名種牡馬で、ビリーヴ産駒としてスプリンターズステークス子制覇を成し遂げた*ジャンダルムでもある。

TrensaにはGⅢ2着などの競争実績があり、Trensa産駒でホークビルの半にあたるFree Drop Billy及び、TrensaSerapeはGI

Giant's Causeway(ジャイアンツコーズウェイ)は、現役時代にGIを6勝した名種牡馬

アメリカHelen K Groves Revokable Trustによって生産され、セールで35万ドルで購入された後ゴドルフィンの所有となり、イギリスチャーリーアップルビー厩舎に入厩した。

戦績

2歳(2015年)

4月デビュー戦はジェームズ・ドイル騎手上に3番人気も9着。6月の次走も4番人気3着。

7月の3戦ウィリアムビュイック騎手上に1番人気に支持されてクビ差で初勝利を決めると、8月のナーサリーハンデキャップで3馬身以上つけ、9月にもアタマ差で勝利した。

3歳(2016年)

3歳初戦となる4月ニューマーケットステークスは6番人気となったが、1馬身以上の差をつけて4連勝。

6月ハントンコートステークス(G3)へ出走すると4番人気となったが、ここも1馬身以上の差をつけて5連勝。

7月には古も参加するエクリプスステークス(G1)に2番人気で出走。1番人気の3歳The Gurkha(ザグルカ)に半馬身差をつけて6連勝でG1となった。

続いて8月にはインターナショナルステークス(G1)に2番人気で出走したが、8着に終わった。

9月にはアイリッシュチャンピオンステークス(G1)に出走したがここも9着。

エクリプスステークスが重馬場での勝利であったこともあり、適条件にならないと見たオイロパ賞は見送り、更にチャンピオンステークスも見送って最終的に11月ドイツ遠征となるバイエルン大賞(G1)が決定した。重馬場の中で2番人気に支持されたが、結果はペースメーカーのはずの最低人気Guignol(ギニョール)[1]逃げ切り勝ちとなる中で3着。

4歳(2017年)

4歳初戦は5月ガネー賞(G1)。7頭中の6番人気となり結果は5着。調教師く「フランス特有のペースが合わなかった」とのことである。

にはアストンパークステークス(G3)に出走。重馬場の中で1番人気に応え、2着のMy Dream Boatに2馬身差つけて勝利

シャンティイ大賞も検討されていたが、結局6月にはコロネーションカップ(G1)に参戦し、3番人気で3着。

7月にはフランスサンクルー大賞(G1)に参戦したが6着。

続いて同プリンセスオブウェールズステークス(G2)に出走すると、ドイル騎手上で2番人気に支持され、1番人気で同厩舎のFrontiersmanに4分の3馬身差つけて勝利した。

8月にはドイツベルリン大賞(G1)に出走し、1番人気に支持されたもののDschingis Secretに1馬身差で敗れて2着。

更に9月にはカナダノーザンダンサーターフステークス(G1)に出走し、コルム・オドノヒューを上に1番人気に支持されたが、逃げったもののJohnny Bearにアタマ差で敗れてここも2着。

5歳(2018年)

5歳初戦は3月ドバイで行われたドバイティオゴールド(G2)から始動し、ビュイック騎手上に中団からの競馬となり、逃げFrontiersmanをアタマ差で制して勝利した。

戦を制し同ドバイシーマクラシック(G1)に参戦。日本でのオッズでは単勝9.2倍の5番人気であったが、日本以外の中では2番手に支持された。レースではスローペース逃げレイデオロ4着、モズカッチャン6着、サトノクラウン7着となる中、Poet's Wordに3馬身差つけて勝利

6月にはコロネーションカップ(G1)に出走し2番人気に支持されたものの、4着から更に17馬身離れる形となり、6頭中の5着に終わった。

には12ハロン戦から久しぶりに距離短縮してプリンスオブウェールズステークス(G1)に出走。4番人気に支持され、結果はPoet's WordCracksman(クラックスマン)に次ぐ3着。

7月エクリプスステークス(G1)では、4番人気で3着。

9月には再びカナダノーザンダンサーターフステークス(G1)に出走し、ジェイミー・スペンサー騎手上に1番人気に支持されたものの群に沈み、Johnny Bearが連覇を決める中で8着に終わった。

このレースを最後に引退。24戦10勝。アップルビー調教師は、同が6かレースに出走したことに絡めて「ゴドルフィン大使であり、厩舎の人気者」と餞の言葉を送った。

種牡馬入り

ゴドルフィンの所有であったこともあり、同グループダルハムホールスタッドで種牡馬入りしたものの、初年度2019年の種付け数は39頭に留まった。

このこともあってか、翌年には同グループ日本支部であるダーレー・ジャパンに移動。種付け料は100万円に設定され、輸入初年度は95頭を集めた。その後は2年55頭、3年53頭、4年47頭と推移していたが、デビューした初年度産駒JRA勝利が3歳2月となるなど明らかに不振であったか、5年2024年には種付け料50万円に値下げされたものの種付け数僅かに1頭となった。

2025年ダーレー・ジャパン種牡馬リストには掲載されず、その後12月27日アドマイヤムーンともども種牡馬引退が発表された。両とも引き続き功労として繋養されるとのことである。

血統表

Kitten's Joy
2001 栗毛
El Prado
1989 芦毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Lady Capulet Sir Ivor
Cap and Bells
Kitten's First
1991 鹿毛
Lear Fan Roberto
Wac
That's My Hon L'Enjoleur
One Lane
Trensa
2004 栗毛
FNo.4-m
Giant's Causeway
1997 栗毛
Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Mariah's Storm Rahy
*イメンス
Serape
1988 鹿毛
Fappiano Mr. Prospector
Killaloe
Mochila In Reality
Ride the Trails

クロス:Northern Dancer 4×5(9.38%)、Roberto 4×5(9.38%)、Prince John 5×5(6.25%)

関連項目

脚注

  1. *後にG1を3勝し、2017年ジャパンカップに参戦して9着。
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