オリジナルプリキュアとは、二次創作によって生み出された、東映アニメーション制作のプリキュアシリーズとは別に存在するプリキュアのことである。オリキュア、俺キュアとも言う。
ちなみに、東映アニメーション制作のプリキュアシリーズをオリキュアと並べる場合、「元キュア」と呼ばれる。
概要
オリジナルキャラクターの一種で、特にプリキュアに限定した対象のものを指す。
原則的に制作するのはプリキュアの主対象である幼女と大きいお友達である。
Yes!プリキュア5以降、プリキュアの種類数が増えるようになってからより多く作られるようになった。
幼女の作るオリキュア絵は夢いっぱいのかわいいものであることが多いが、大きいお友達の作るオリキュアは設定なども含め、以下の2タイプに別れる。
どちらのタイプであっても、世界観や設定などなどの作りは原典のプリキュアにのっとっており、そのシナリオはアニメーションのシリーズ構成などに則することが多い。また幼女のための配慮がなされていたり、販促の玩具までも設定の一部に作りこまれていることもある。
元キュアではより幼女向け・そのPTA向けを強く意識しているためにある意味禁忌であるとされる「プリキュア同士の対決」「海やプールを水着着て遊ぶ」「風呂シーン」「パンチラ」などが行われていることもあるが、これらが行われているオリキュアは元キュア以上に大きいお友達向けに作られたオリキュアであるため。
たいていは許容されることが多いものの、元キュアの哲学を信奉する者たちからの非難が発生することは避けられないため、注意が必要である。
また、オリキュアはたいてい、2人だけの構成であることが多い。
これは、プリキュアの原点が「ふたりはプリキュア」であることの印象が根強いからだと思われる。
それは、無印回帰の願望であるとも言える。(ルミナスや満薫などが蛇足であるという話のせいだろうか?)
なお、設定をこつこつと作るよりは、Pixivなどで絵だけを紹介しているパターンが多い。
そのほうが簡単にオリキュアを表現できるためであろう。
オリキュア系の動画をニコニコ動画にアップロードするのは「荒らし」「非難」の温床となる可能性が非常に高いため、その系統の動画はニコニコ動画以外にアップロードするのが無難である。
オリキュアを作ってみたい人向け
オリキュアを作ってみたい人は、以下の要素を抑えておくとプリキュアっぽくなる。
逆にプリキュアの枠をはずしたければ以下の要素のいくつかを敬遠すると良いが、必須項目もある(太字がそれ)上、やりすぎるとプリキュアっぽくなくなるので注意。
- 主人公は日本人女子中学生。
- プリキュアになれるキャラは主人公も含め二人以上。
- 胸リボンとミニスカート+スパッツと、変身アイテムを入れた小袋を腰に下げた衣装デザイン。
- 必ず色特性を付け加えておく。
- 変身後の髪型はとにかく奇抜に。
- 変身後の名前は「キュア~」 ~の部分は英語メインで。
- 構成メンバーの誰かを「凸キャラ」にする。
- 淫獣もふもふ獣がプリキュアに変身するきっかけを持ってくる。
- もふもふ獣の世界が敵によって崩壊しているか、崩壊の危機に瀕している。
- そのとばっちりで主人公の住んでいる地球とかが滅びそう。
- 敵はラスボスひとりと数人の幹部で構成。
- 敵が「○○○ナー」という怪人を作り出して襲ってくる。
- 戦闘は格闘戦→必殺技で〆のパターンを大半に。
- 必殺技は単独でも2人以上でもいい。名前は「プリキュア・~」 ~の部分は英語メインで。
- 8話までに主人公と相方が百合百合になりそうなほどの仲良しになる。
- 15話までに別の転機を迎える。
- 24話がパワーアップなどのターニングポイント。
- 全49話構成。
- サブタイは主人公の女の子が何かを訴えているようなものに。
- ラスト3話くらいでストーリーが日常モードから決戦モードに入る。
- ラスボスは何らかの外的要因でプリキュアを超強化させてから倒す。
- とにかく各キャラにポジティブ精神な単語の要素をつけまくる。勇気とか希望とか愛とか。
- 何かいろんな販促アイテムを出しまくる。
- プリキュア同士では絶対戦わない。
- 海やプールで水着を着ない。
- 温泉には遊びに行ってもつかりに行かない。
関連項目
(二次創作記事のため、原典を関連項目に載せる事は避けています)
(オリキュア製作元保護のため、関連サイトの表記は避けています)
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