フレン(ファイアーエムブレム)とは、ゲーム『ファイアーエムブレム 風花雪月』の登場人物である。
概要
情報
年齢:不明
身長:151cm
誕生日:7月12日
趣味:友人を増やすこと、街の散策
好きなもの:賑やかな場所、知識の獲得、友情、恋愛話、勿忘草
嫌いなもの:セテスの過保護、セテスの過干渉、嘘をつくこと、睡眠
人物
セイロス聖教会大司教補佐セテスの妹。
本編の1年前にガルグ=マク大修道院に連れてこられ、修道院で暮らしている。士官学校の生徒ではない。
セテスやレアと似た明るい緑髪を縦ロールにしており、「~ですのよ」「ま!」といったコテコテのお嬢様言葉で喋る。
振る舞いはお淑やかだが好奇心旺盛で突飛な行動をとることもしばしばあり、セテスを大いに心配させる一方、「嫌いなもの」で2つ分記載されている通りセテスの過保護ぶりには辟易している。
セテスが何十年も教団に勤めているにもかかわらず、実際に連れてこられるまで関係者が全く存在を知らなかったり、見た目は幼いが年齢を聞かれると何故かはぐらかすなど、謎が多い。
セテス曰く、希少な血筋の持ち主であり命を狙われる危険があるため、大修道院に来るまでは隠遁生活を送っていたらしい。
本編中では誘拐事件に巻き込まれた後、主人公に守ってもらうという名目で生徒として主人公の学級に加わることになる。
そういう経緯のため、セテス・主人公・マヌエラの教会関係組や、黒鷲のフェルディナント・リンハルト、青獅子のディミトリ・ドゥドゥー・フェリクス・シルヴァン、金鹿のクロード・ラファエル・イグナーツと支援関係が発生する。
ネタバレにつき折り畳み
フレンとセテスが主役となる外伝をクリアすると明らかになるが、実はセテスの妹ではなく娘である。妹と偽っているのは、狙われないために素性を少しでも誤魔化すためらしい。
ちなみに、当初はプロフィールの肩書きが「セテスの妹」なのが、外伝クリア後は「セテスの妹?」になる。
……ということだけでは結局大きな謎を残したままだが、さらに重大な秘密を隠しており、実はその正体は、1000年以上前に聖者セイロスと共に戦った歴史上の人物、聖セスリーンである。不老不死の「女神の眷属」であるため、父の聖キッホル――セテスと共に現代まで生き続けているが、戦いにおいて力を使いすぎたために「休眠」が必要な体になってしまっているらしい。そのため眠ることに恐怖心を持っており、嫌いなものの「睡眠」はこれを表しているようである。
支援関係が発生するシルヴァン以外の男性キャラとは支援Aでのペアエンドが有り、逆に女性キャラは主人公とマヌエラだけ且つペアエンド無し、さらにリンハルトとのペアエンドでは子沢山であったことが示唆されていることから、界隈では「聖セスリーン」ではなく「性セスリーン」では?などとネタにされている。
ユニット性能
個人スキル:可憐な花(隣接する味方の受けるダメージ-3)
紋章:セスリーンの紋章(回復魔法使用時、たまに威力が上昇)
得意技能:槍術・信仰
苦手技能:重装・馬術
才能開花:理学
初期兵種:プリースト
トップクラスの魔力・魔防を持つバリバリの魔法ユニット。一方でHPと速さが低く、幸運に至ってはなぜか極端に低いため、戦闘にはあまり向いておらず、初期兵種通りに白魔法中心で運用するのが最適。
こと白魔法に関しては、任意の味方を自分の隣に回収するレスキューと範囲内の味方全員を回復するリザーブを習得するという非常に大きな利点を持っている。レスキューはベルナデッタ、リザーブはメルセデスしか習得しない貴重な魔法であり、いずれも大きな戦術的価値を持つ。メルセデスはともかくベルナデッタは信仰得意ですらないので、特にレスキューの希少性は高い。
ほとんどのユニットが片方は覚えるリブローかリカバーをどちらも覚えないという弱点もあるが、利点に比べれば些細なもの。
しかも学級を問わずスカウトの準備も必要なく早い時期に強制加入するため、申し分ない。
槍術も得意としており、おあつらえ向きに初期飛行レベルが若干高くなっているのでペガサスナイトにしてみたくなるが、力は伸びないし飛行+魔法の兵種も存在しないのでかなり罠……だったが、DLCでダークペガサスが追加されたので飛行を活用する道筋も実用的になった。
そんな彼女にも一つだけ致命的になりうる欠点があり、教団と敵対する「紅花の章」に進んだ場合は永久離脱してしまうことである。
ファイアーエムブレム無双 風花雪月
無双でもセイロス聖教会の一員として行動し、ファーガス神聖王国が主な舞台となる青燐の章のみプレイヤーキャラとして、他ルートではセイロス聖教会の将として対峙することがある。
青燐の章プレイ中に発生するセテス・フレンの外伝マップでは、賊に捕まってしまったセテスを助けに行くという意表を突いた展開に。
支援会話が発生するのはシェズ(Aまで)、ドロテア・アッシュ(Bまで)、セテス(Bだけ)。手抜きじゃね?
ユニット性能
紋章:セスリーンの紋章 (50%の確率で回復魔法の回復量が少し増加)
アクション系スキル:祈りの光 (弱攻撃時、一定確率で周囲に光の玉を生成。ZRボタンで玉に向けて光属性の光線を射出)
補助系スキル:可憐な花 (自身のHPが回復した時、回復量に応じて副官も少し回復)
戦術系スキル:好奇心旺盛 (「制圧」指示を受けていると、敵から受けるダメージを30%軽減)
得意兵種:プリースト→ビショップ→グレモリィ
得意兵種は僧侶系兵種で、プリースト・ビショップで無双奥義を使うと、紋章が発動し光魔法で攻撃するといった専用演出になる(グレモリィでは汎用演出になる)。中級・上級職の間だけなのであまりアテには出来ないが、光属性の攻撃のためHPが回復する効果有り。
個人アクションスキル「祈りの光」は攻撃している内に光の玉が生成され、ZRボタンでその玉に向かって光属性ビームを放つもの。位置取りを気にしなくてはいけないのでやや面倒なものの、雑魚兵掃除をしている時にはそこまで気にしなくても機会はやってくる。
ビームも光属性なのでHP回復効果有り。
補助系スキル「可憐な花」で副官のHPも回復する(最大まで強化すると、自身のHP回復量と同じだけ副官のHPも回復する)ので、ビーム乱射していればいつの間にか全快しているだろう。
装着スキルは火力アップ関係のスキルをやけに多く習得できる。
有用な滅殺や闇討ちを習得できない事や加入するのは青燐ルートのみといった事を鑑みると、並程度のユニット性能といったところに落ち着くだろうか。
ファイアーエムブレムヒーローズ
セテスはじめセイロス教団の面々とともに登場。兵種は恒常排出では総選挙カミラ以来となる杖飛行。
原作同様、攻撃(魔力)と魔防に優れており、速さ・守備は低め。
専用武器「カドゥケウスの杖」は周囲2マス以内の味方が受けるダメージを30%軽減という実装時点で他に類を見ないシグルド算がさらに難しくなる強烈な効果を持ち、置いておくだけで受け戦術の安定性を大きく向上させられる。敵対時には思わぬ形で計算を崩されうるので要注意。
カドゥケウスの杖は通常の武器と同等のダメージを与える効果を内蔵、相手が反撃できなくなる「幻惑の杖」を自前で持つため、杖ユニットお得意の削り役としての適性も高め。
また、補助スキルとして新規となる「レスキュー」を持参。回復に加え、その味方を1マス手前に移動させる(引き寄せ)事ができ、相手のHPが満タンでも「引き寄せ」として使えるという万能スキル。杖ユニットの弱点である移動系補助スキルを持てない点が気にならなくなる嬉しい性能だが、引き寄せ効果はOFFにはできないことと(ただし、移動不能な配置でも回復は可能)、レスキュー使用時には奥義カウントが進まず、経験値・SPも入らないという欠点がある。特に後者は、育成中はひたすら殴りだけで稼ぐかわざわざ下位の「ヒール」をつける必要があったり(初期状態だと攻撃スキル未習得なので、アイテムでレベルアップさせないと「ヒール」必須)と地味に面倒である。
関連動画
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関連項目
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