ヘスティアとは、大森藤ノの小説「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の登場人物である。
概要
プロフィール | |
性別 | 女 |
年齢 | ン億歳 |
種族 | 神 |
職業 | ファミリア主神 アルバイト |
ステイタス | - |
二つ名 | - |
所属 | 【ヘスティア・ファミリア】 |
本作のヒロインの一人。主人公ベル・クラネルが所属する【ヘスティア・ファミリア】の主神。黒髪のツインテールで幼気な少女の姿をしているが、れっきとした女神様。
その幼い容姿から他の神々から「ロリ神」扱いされており、またその容姿に似つかわしくない作中でもトップクラスの巨乳の持ち主であることから「ロリ巨乳」などとも呼ばれている(ちなみに身長は140㎝で、現実でいうと10歳女児の平均身長)。彼女がこれほど幼い容姿なのは、元ネタであるギリシャ神話の女神が炉を司るからなのだとか。
一人称は「ボク」のいわゆる「僕っ娘」。下界のこどもたちのことは男女種族問わず「◯◯君」と呼ぶ。
怠慢な性格でだらしないところがあるが、善神であることからベル同様に人が良く、どっかの駄女神様と違ってベルが連れてきた仲間を見極め、家族として道を指し示す厳しさと寛容さを兼ね備える。正義感も強く、やはりベルの主神にふさわしい神様だといえる。
彼女の司る事物の象徴であり、称号であり、天界でのもう一つの名前は燃え続ける炎を意味する「ウェスタ」。
地上に降りてきてからしばらくは親友のヘファイストスの【ファミリア】に厄介になっていたが、いつまでも自分のファミリアを作ろうともせず自堕落な生活を続けていた為、堪忍袋の緒が切れたヘファイストスからとうとう追い出されてしまった。
その後、なんだかんだで面倒見の良いヘファイストスから与えられた「教会の隠し部屋」を拠点とし、団員の勧誘に励んでいたが、団員数がゼロの新興ファミリアということもあり成果は芳しくなかった。
しかし偶然、どのファミリアからも門前払いを食らっていた少年ベル・クラネルと出会い、ここぞとばかりに彼を勧誘し、ついに念願の一人目の団員を獲得することに成功した。
神物
自分の眷属であるベルのことを溺愛しており、彼の寝床に忍び込んだり、ベルに近づく女性には激しい嫉妬心を見せることもある。また「ベル君の為ならばどこへでも付いていく」と発言しており、相思相愛となってずっと彼の隣にいることを望んでいる。
その為以前は自堕落な生活を送っていたにも関わらず、零細なファミリアと駆け出し冒険者のベルを支える為にアルバイトにも精を出している。
「ジャガ丸くん」という食べ物を売っている店でバイトとして働いており、少女のような可愛らしい容姿と愛嬌の良さから客からも気に入られている。おかげで店の売上げも上々の模様。(その為別の店でバイトをしているタケミカヅチは、ヘスティアを引き合いに店長から小言を言われている。)
ベルのためならガチで何でもする勢いであり、彼の武器となるヘスティア・ナイフをヘファイストスに製作してもらった際には2億ヴァリス(35年ローン)という途方もない借金を作ってしまった。そのため【ヘファイストス・ファミリア】でただ働きをする羽目になったが、それでも、彼女は全く後悔はしておらず、度が過ぎる献身さでベルを支えている。
そんな感じでベルのことが大好きなヘスティアだが、時折真剣になり、普段の様子からは想像も付かない神としての風格を見せることもある。(…といっても基本的にベルに仇なす者に対してだが)
作中に登場する神々の中では分け隔てなく平等に人々に接する神格者であり、人の善性を引き出す事を得意としている。そのため、正義感が強く、どこまでもお人好しなベルとの相性は最高といえよう。彼女の神格の高さは他の神々からも一目を置かれている。
天界で居た頃は、知神(アテナ)や純潔神(アルテミス)と並ぶ三大処女神の一人として名を馳せており、並いる男性神の求愛を断っていた。自らの故郷において最高の栄誉とされる「十二神」に選ばれたこともあったが、その座を他の神に譲っている。(ロキには「神殿に引き籠もってグータラしたかっただけやろ」と指摘されている)
人間関係
天界時代の交友関係はそれなりに広かったらしく、ヘファイストス、ミアハ、タケミカヅチとは親友の間柄にあり、何かと協力し合える間柄にある。
ただし最強ファミリアを率いるロキとは犬猿の仲で、顔を合わせると「どチビ!」「貧乳!」と罵り合っている。
また【ロキ・ファミリア】に所属するアイズ・ヴァレンシュタインはベルの憧れということもあり、彼女のことを「ヴァレン何某」君と呼んでおり、激しく嫉妬している。ベルに【憧憬一途】が発現した際もアイズへの嫉妬からベルにこのスキルの事を伝えていない。ただし、アイズの人柄や冒険者としての実力そのものは認めており、ベルがアイズから特訓を受けることも反対していない。
ベルのサポーターを自認するリリルカ・アーデとも恋のライバルであることから何かといがみ合い、口喧嘩となっている。また、浪費癖を咎められ、再三説教もされている。ただし、リリが犯した罪を赦し、ファミリア内で搾取・虐待されていたリリを身請けする為に、彼女が酷い仕打ちをされているのを知っていながら無関心であったソーマとの直談判すら行っている。
自分と真逆の性に奔放な女神であるフレイヤのことは苦手としており、彼女がベルの事を気に入っていることから警戒心を強めている。
何かと暗躍してベルの事を振り回し、時には女性たちの水浴びの覗きや遊郭に誘うなど悪い遊びを教えようとするヘルメスには、毎回ドロップキックにより制裁を与えている。
【ヘスティア・ファミリア】
物語開始当初は団員は駆け出し冒険者のベルしかおらず、住まいも小さな古い教会の隠し部屋で、神であるヘスティアがアルバイトをして生計を稼ぐという最低ランクの零細ファミリアだった。
本編7巻で他ファミリアのヴェルフ・クロッゾ、リリルカ・アーデ、ヤマト・命が改宗しファミリアに加わる。このとき、最初から眷属だったベルがファミリアの団長となる。また、【アポロン・ファミリア】との戦争遊戯に勝利した際に得た「竈火の館」を拠点に構えるようになる。さらに、8巻でベルが【イシュタル・ファミリア】から救い出したサンジョウノ・春姫も加わり、少数ながらもファミリアとしての体裁が整うようになる。
また、正式な団員というわけではないが、異端児のウィーネは一時期拠点でかくまわれる形で家族として一緒に暮らし、「豊饒の女主人」の店員であるリュー・リオンはたびたび助っ人として幾度となく冒険に加わっており実質準メンバーのような立ち位置になっている。
ただし、ベル以外のメンバーは特にヘスティアの眷属になりたかったわけではなく、あくまでベルの仲間となって助けたかったからである。そのため、他のファミリアと違いヘスティアに対する崇拝は薄く、どちらかといえば「マスコット」のような扱いになっている。とはいえ、【ヘスティア・ファミリア】の絆や仲間を思う気持ちはどこのファミリアよりも強く、これはヘスティアの人徳もとい神徳も一因しているだろう。
前述したとおり、ヘスティアには「ヘスティア・ナイフ」作成の際に2億ヴァリスという巨額の借金があり、そのことが発覚したことで集まった入団希望者たち全員に逃げられた挙句、「極貧ファミリア」というレッテルを貼られてしまう。ヘスティアの浪費癖も災いしてなかなか借金を返済できないのが現状である。
とはいえ、団長であるベルの急激な成長やそれに触発された団員たちの奮闘もあって数々の試練に打ち勝ち、ファミリアのランクも「D」となり、ギルドから「強制任務」を与えられるくらいのファミリアには成長している。
なお、ファミリアのエンブレムは「重なり合った炎と鐘」であり、「炎」がヘスティアで「鐘」が団長のベルという意味が込められている。
例の紐
説明不要、彼女が身に付けている紐の事。二の腕と胸の下を通して体を一周するように身に付けており、
これによって彼女の豊満な胸が強調されるだけではなく、腕を動かせば胸が動くわ、谷間に紐というシチュや上のイラストのような事だって・・・もうとにかくエロい。素晴らしい。
そういった要因から、イラストやコスプレなど創作界隈に一大ブームを巻き起こした。
詳細は『例の紐』を参照。
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関連項目
- ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
- ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの登場人物一覧
- ヘスティア(元ネタとなっている神)
- ボクっ娘
- ロリ巨乳
- 例の紐
- 中の人つながり
- 駄女神
- アクア
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