桑名江(刀剣乱舞)とは、原作ニトロプラス×配信DMMゲームスによるブラウザゲーム及びスマホアプリゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士である。
「郷義弘(ごうのよしひろ)が作刀、名物、桑名江。
戦に勝つ為には土と向き合うこと。農業は森羅万象全てと向き合える学問なんだよ」
越中国の刀工、郷義弘作の打刀。伊勢桑名藩2代藩主、本多忠政が所持した。
農業は森羅万象全てと向き合える学問。研究熱心な部分が時に理屈っぽい印象を与えているが、本人は全く自覚がない。
(公式Twitterの紹介
)
概要を書く為には、健全な肉体、健全な食。故に健全な土と……
2019年9月24日~10月8日に開催された「秘宝の里~楽器集めの段~」の10万玉報酬として実装。
存在自体は以前より豊前江に言及されており、畑仕事が得意で一家言あるキャラらしいことを匂わせていた。
また、本イベントより「秘宝の里」の仕様が改善。
怪火の効果が敵札にも適用、ボーナス敵の脇差が新登場、落とし穴がリストラにより、以前よりも玉を集めやすくなった。
途中報酬には5万に篭手切江、7万に豊前江が設けられており、完走すれば江の刀剣男士を揃えられる。このため「江に乗っ取られた里」「江の里」と呼ばれたとか。江は郷とも表記するだけに、運営は狙ったのだろうか?
なお、次回開催の里で松井江が10万玉報酬で実装された際には、桑名江はなんと12万玉報酬で再登場。実装3ヶ月で報酬に居るだけマシとはいえ、再登場ならお求めやすくなるだろうと慢心していた審神者達の度肝を抜いた。
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https://twitter.com/tkrb_ht/status/1176678073611120642
黄色味かかった黒髪で両目を隠した、とうらぶ初の両メカクレキャラ。
戦闘時や内番でも徹底して目が隠れており、真剣必殺でやっと辛うじて左目だけ垣間見えるほど。素顔を見るのは非常に困難。
なお全くの余談ではあるが、情報解禁にともない、別ゲーのメカクレ好きキャラが併せてトレンド入りする珍事が発生した。ラッコ鍋再び
パーカーに刀派共通のジャケット、だぼっとしたズボンにスニーカーと、全体的にストリート系を思わせる現代的な格好。腰には黄色いレンズのゴーグルを下げており、戦闘時にはこれを付ける。
キャラの紋は本多家の「丸に立ち葵」と、農家で飾られていたことを表して「抱き稲穂」を加えたもの。
既に名前が出ていたこと、秘宝の里に江の刀剣男士が続いていたこと、江の上着と紋などが相まって予定表やチラ見せの段階ですぐに桑名江と予想された。
内番は江で揃いのジャージ。「桑名」と名前の入った鍔付き帽子を被り、首はタオルとゴーグル、黒いゴム長靴を履いた、完全な農家スタイル。
一人称は「僕」。陰キャ系やクール系に見える容姿に反して、おっとりほわほわした喋り方。
「全てのものは循環の中で出来上がっている」という理論に基づいて農業の道を邁進している。栄養価を調べたり植物を採集して薬草を作ったり本を読むのは序の口、畑の土を味見して良し悪しを判断するなど研究熱心なあまり突飛な行動もする(※農薬を使っている畑では真似してはいけない)。本人の中では理論が構築されているが、常人には不思議ちゃんに映るタイプ。
資源を拾えば農具に作り変えようとし、大抵のものは自分が作れるからと審神者に買い物の必要性を疑問視、DIYも出来るようでハイスペックなことが窺える。新しすぎる切り口に驚きが尽きない。
農家や研究家の感覚があるためか戦は好まないが、畑を守るためならやる気を出してくれる。
いざ戦闘となれば肝が据わっており、ボス相手には低い声で「大物だろうと……死ねば土だよ」と断言。索敵では「天候、地形、風速、地味……なるほど、勝てるよ」と地の利をすぐに把握して士気を上げる。
戦闘で傷を負った際や会心の一撃では「はしかい!(=痛痒い)」「こしょぐったろか!(=擽ってやろうか)」「あちゃあーっ、なんなんこれぇ……!」と号に因んで桑名(三重県)の方言がぽろっと出る。
さらに真剣必殺では「くっそ業沸くのう!(=腹が立つ、むかつく)このおたんこなすが!!」と叫び、普段のほんわかした雰囲気とは一変する。ブチギレても「おたんこなす」なあたり語彙力がかわいい。
この際に、ゴーグルが割れてタレ目がちの金色の左目がチラ見えし、パーカーの前が開いて逞しい腹筋が露わになり、鎖骨にほくろが一つ確認できる。
誉を取っても誇ることはなく、「手柄はみんなのものだよぉ」と収穫物の分け前かのごとく優しさを発揮。
演練ならば乗り気なようで、勝ったら畑仕事を手伝ってもらうと宣言。生存も上げてほしい
マメな性分なのか、審神者に対しては意外と甲斐甲斐しい。放置台詞では「好きな時に戻ってくればいいよ。僕が全部やっとくから」と宣い、遠征帰りにはお土産に地野菜を持ち帰り、就任記念日には栽培年数ごとの作物を毎年プレゼントして祝ってくれる。新たなるダメ審神者製造機。
しかし、長期間も留守にすると残しても良いと前置きした上でその間に溜まった作物を限界までチャレンジさせられる。ほっとかれて怒っているのか、帰省したら沢山食べて元気になってほしいのか…?
さらに、負傷中につつきすぎると冗談か本気かわからない恐ろしいことを言われる。怒らせてはいけないタイプなのかもしれない。
ちなみに横文字は篭手切江同様、ひらがなの模様。
同じ本多家所縁の蜻蛉切に対しては「様」付けで敬語で接しており、内番で桑名江側が変化する特殊会話が発生する。
蜻蛉切が本多忠勝の愛槍であることや本多家の刀剣類で最も大事にされていたことが理由かと推測されているが、本人曰く「蜻蛉切様が蜻蛉切様だから」で実際のところは不明。蜻蛉切側からの反応台詞はないため、これにどういったリアクションなのかも不明。
また「豊臣の刀には好まれていないかもしれないが、受け入れていくしかない」と零している。
豊前江と出陣すると、回想が二つ発生。
『風に乗れ』では、馬に恐る恐る接する桑名江に豊前江が乗り方を教える。内番も合わせると桑名江は家畜でもあり戦の役に立つ馬を可愛がっているようだ。おまかわ。
『すていじ あくと2』では、あくと1で篭手切江の夢「歌って踊れる付喪神」に協力することになった豊前江が顔見知りらしい桑名江も勧誘。大地と意思疎通(!?)をしてOKが出たため桑名江も参加。よかったね篭手切江!と感動する展開……と思いきやオチで審神者間に衝撃と困惑が走った。あくと1といい戦場で何をやっているんだ…?
本丸でも「歌って踊る為には、健全な肉体、健全な食。故に健全な土と……」とアイカツに対し自身が提唱する循環の理論を展開している。今のところT〇KI〇路線に傾いてるがアイドルグループ江の明日はどっちだ?!
その後松井江の実装に伴い、回想『すていじ あくと3』が追加。グリーン・レッド・イエローと来てブルー、なるほどあと一振でゴーゴーファイブ……かどうかは横に置き、皆で「れっすん」に励む姿が描かれた。
また、松井江と畑当番をさせると特殊会話が発生。畑においては強かな面を見せた。何がどうなってやがんだ...
来歴だよぉ、何事も記録に残しておくべきだよねぇ。
南北朝時代の刀工、郷義弘(ごうのよしひろ/ごうよしひろ)の作。
郷義弘は越中国新川郡(現在の富山県魚津市)松倉郷に住んだ事から、この名字で呼ばれた。なお江戸時代以降、「郷」は「江」と表記されている。
鎌倉時代末期の刀工・相州正宗の高弟「正宗十哲」の一人に数えられ、「享保名物帳」では相州正宗、粟田口吉光と並び「天下三作」と称された。
しかも郷義弘の作は全て無銘で数が少なく、刀剣鑑定家・本阿弥家が極めをつけたたもの、後世において郷義弘作であると認定されたもののみが存在する。 これが由縁で「郷(江)とお化けは見た事がない」と言われるようになった希少性が特徴。
徳川家四天王として名高い本多忠勝の子・本多忠政が、鷹狩りである農家を訪れた際に神棚に飾られていたところに出会い召し上げたと伝わる。忠政の居城が桑名にあったため、桑名江の号がついた。
忠政は本阿弥光徳に鑑定を依頼し、茎(なかご)の両面に金象嵌銘を入れさせた。表には「義弘 本阿(花押)」、裏には「本多美濃守所持」とある。
1665(寛文5年)2月3日、本阿弥11代目光温によって「代金子三百枚」(金子三百枚分の価値がある)の折り紙がつけられた。
現在は京都国立博物館所蔵。
2019年9月に福岡市博物館で開催された特別展「侍~もののふの美の系譜~」に出展。その後実装が発表され、ゲームとのコラボ企画に合わせて立ち絵パネル展示に追加された。
これ、農具にしてもいいかな?
買い物? 大体のものは、僕が作れると思うんだけど……。
うん、この関連項目の栄養価は……
- 刀剣乱舞
- 刀剣男士
- 郷義弘
- 篭手切江(刀剣乱舞) 内番で篭手切江側が変化する特殊会話発生。
- 豊前江(刀剣乱舞) - 回想発生。イラストレーターが同じ。
- 松井江(刀剣乱舞) - 回想発生。内番で特殊会話が発生。イラストレーターが同じ。
- 倶利伽羅江(刀剣乱舞)
- 本多家
- 蜻蛉切(刀剣乱舞) - 内番で桑名江側が変化する特殊会話発生。
- 豊臣来歴と言及ある刀剣男士
- 農家に所持されたことのある刀剣男士
- メカクレ
- 農業
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