段位認定常連曲一覧とは、音楽ゲーム『beatmania IIDX』における段位認定モードにて採用された常連曲を纏めた一覧記事である。段位のルールについては段位認定の個別記事を参照。
この記事は元々は段位認定の個別記事の付録として存在していた物だが、文量が非常に多く肥大化した事により個別記事として独立させた。
段位認定の新旧常連曲一覧
級位
- 5.1.1.
- SP7級1曲目を段位認定初実装時から務め続けたIIDX最初期の曲。
開幕早々唐突に現れる16分トリルに初心者は洗礼を受けるのが恒例と化していた。またその後の皿+鍵盤2箇所同時も初心者には地味に難しい。
長年その様な事を言われ続けていたのだが、21作目のSPADAで中華急行に段位認定トップバッターの座を明け渡し、ついにリストラされる事になった。 - 一方でDPでも健在で、7級に相当するポジションの5級でDPNが2曲目に居座り続けていた。こちらもcopulaでDPからもリストラされてしまい、とうとう段位全体から姿を消してしまった。
- ちなみに、SINOBUZ、CANNON BALLERSで実装されたCLASSIC CLASSコースでACGOLDから出展されたSP7級1曲目に就任。現行バージョンの段位認定-極-では対象が段位のみになっている形で級位に挑戦できないが、2バージョンのみとはいえ、形は違えども当初の名残が再び楽しむことができた。
- SP7級1曲目を段位認定初実装時から務め続けたIIDX最初期の曲。
- earth scape
- かつてSP7級4曲目にて常連として位置していた楽曲の一つ。
長い皆伝への道を歩む初心者を暖かく見送るかのような優しい曲調で7級ボスを務める。ただし、BPMがゆらぐ関係上割と難しめである。GOLDでの初採用以降は皆勤賞を務めていたが、PENDUALでとうとう7級から外されてしまった。以降はHEROIC VEARSEで7級の楽曲が総入れ替えされるまでの間はCALLが7級ボスを務める事になった。 - 一方でDPではお呼びがかからなかったが、SPからリストラされた次作のcopulaで新設されたDPの7級の4曲目にて、かつてのSPのシチュエーションを再現したかのような立ち位置で復活を果たした。
- 上述の5.1.1.同様にSINOBUZ、CANNON BALLERSにて登場したCLASSIC CLASSコースのSP7級4曲目を担当。分かってらっしゃる。
- かつてSP7級4曲目にて常連として位置していた楽曲の一つ。
- I Was The One
- LOVE WILL...
- 突撃!ガラスのニーソ姫!
- 選曲難易度が高いことでおなじみ(?)の楽曲。
tricoroより段位に登場したが、採用箇所数の多さが特徴的で、SP5級の4曲目にSPN、DP3級の3曲目ににDPN、そしてDP八段の1曲目にDPAが採用となった。3譜面以上、特に複数段位でのラストへの採用はかなり希少である。 - SP5級はSPADAでOne of A kindに交代したものの、当曲は1曲目へ移動し選曲難易度は更に上昇。その後は2、3曲目に移動する事もあったものの、HEROIC VERSEで段位から姿を消すまでの間は長らく5級の常連曲かつムービー殺しの初心者バイバイポジションとして君臨していた。良かったのやら悪かったのやら…
その後、アーケードからは姿を消したものの、ULTIMATE MOBILEにてコントローラー操作での5級へとカムバック…アプリ仕様の関係でムービーは存在しないのだが。 - DP八段はPENDUALで2曲目に移動となった(が、copulaで1曲目に戻されている)。なお、譜面自体は良質のようで「段位に向いているから困る」と一部でぼやかれるほど。
- 選曲難易度が高いことでおなじみ(?)の楽曲。
- she is my wife
- 「なんだ、汎用か・・・」からのSUPER STAR 満-MITSURU-の顔アップや満とbeatnation Recordsの皆さんのダンスのムービーが特徴の一曲。
- 近年のSP4級のボスに位置しているソフラン枠としての採用だが、PENDUALでの初登場後、ムービーのネタ性のせいか、copula、INFINITASと続けて採用され、その結果5級のニーソ姫と共に級位を代表する2大ムービー殺し曲として定着してしまった。この曲のせいでSP4級までもが選曲難易度が上がってしまった。
- そんな本曲だが、29作目のCastHourで遂にリストラ。一方で5級のニーソ姫は既にリストラされていた事から、遂に級位を代表するムービー殺し曲が全滅という事になった。なお、理由は満のコナミ退社が影響してそうだが、全く関係ないと思う。
- Welcome(BEMANI)
- sync
- 歴代段位認定最多採用回数曲。SPNが8th以降は回復でありながらも2級の門番として現在でもプレイヤーの前に姿を現している。SPADAより1曲目に移動。SPHは段位初登場の7th~EMPRESSまで五段の常連であったが当時はランダム選曲だったので登場しなかったことも。
- (補足)機種別解説の項にもある通り、「決められた4(3)曲の連続プレー」の例外が8th StyleからDJ TROOPERSまでのSP五段(8th styleのみDP六段もこの形式)で、「課題曲候補からランダムに選ばれた曲を規定ステージ数プレー」という形式だった。そのため、候補曲は同一でもプレーごとに曲順が違う場合や、課題曲として登場しない場合もあった。
- DP段位にもこの形式は過去に存在し、8thからHAPPY SKYまでのDP四段(8thと9thのみDP五段も)は、「2曲目までは課題曲と曲順が固定、3曲目のみ候補2曲のうちどちらかをプレー」という変わった形式であった。
- これらのランダム形式の段位は、SP五段はEMPRESSにて、DP四段はDistorteDにて課題曲とその曲順がしっかりと定められたため、姿を消した。
- CS版8thと9thのSP九段も候補曲からランダム選曲される形式なのだが、候補曲数がそれぞれ12,13曲と非常に多いものになっている。こんな形式なのにインターネットランキング対象段位だったとはまさにコンマイ。
- GRADIUSIC CYBER
- With your Smile
段位(初段~十段)
- I Was The One (80's EUROBEAT STYLE)
- 上述の「I Was The One」のリミックスに当たる楽曲。
- 10thから初段の曲目に入っていたが、HAPPY SKYからBISTROVERで総入れ替えが行われるまでの長らくの間で初段のボスとして位置していた。
- かつて初段のボスとして勤めていた楽曲らしく、出オチ16分階段から皿複合に不規則な繰り返しトリルによるラス殺しと決して油断できない構成が特徴的。ポジション故に級位者の段位取得を阻んでいた。
- そんな本曲だが、22 PENDUAL以降活発になっていたNAOKI曲削除の流れから、段位からのリストラは近いと噂されていたが、28 BISTROVERにてついに初段をリストラされてしまった。
- しかし、某企業からリリースされた氏がプロデュースした機種の活動が終了してしまったせいなのか、本曲の代わりに初段ボスとして就任したのは彼の相方のJunが手掛けたHAPPY☆ANGELであった。また、ボーカリスト繋がりなのか( ゚д゚ )彡そう!でお馴染みの振り向き曲のEDENもEPOLISにて初段1曲目に就任している。
- Abyss
- era(nostalmix)
- R5
- NEW GENERATION -もう、お前しか見えない-
- Colors(radio edit)
- bloomin' feeling
- V
- THE SAFARI
- 通称「・ω・)「がおー AC版では常にSP七段4曲目に居続ける、段位認定実装時から唯一居続けている常連曲。従ってSP七段は「3曲目の終了までにいかにゲージを残せるか」が重要視される。だが、苦手意識の度合によっては、3曲目までのラインナップ次第でサファリ挑戦前に退けられたり、「サファリ難民」があるようにほぼ100%残せても「・ω・)「がおーされる場合も・・・?
- 30 RESIDENTで再びライオンの出力アニメが帰ってきたのもあり、ライオンのインパクトに押されて今日もどこかでがおーされている人が…
- AC版以外でもこの曲が入っていれば、SP七段のラストには必ずこの曲が待ち構える。INFINITASは2024/03に変わったラインナップでもやはり健在。ちなみにDPでも、INFINITASで当初のラインナップで八段の3曲目に入ったことがある。
- Wanna Party?
- gigadelic
- S!ck
- THE LAST STRIKER
- THE DEEP STRIKER
- moon_child
- The Sampling Paradise
- AA
- Colorful Cookie
- GOLDEN CROSS
- reunion
- tricoroよりSP十段のボスとして定着していた曲。
- 序盤のXXに始まり、押しにくい階段やトリルなどが含まれる全体難な構成で十段取得最後の壁として立ち塞がる。EX段位では事故死の危険性が高く脅威となる。アイバッツェ!!
- 本曲は段位常連曲でありながら特殊な扱いがなされていた。
就任以降は3作ごとにリストラされては次回作で復帰を繰り返していて、22 PENDUALでは同じ作曲者のThe Limboに、25 CANNON BALLERSではBroken Swordに、そして28 BISTROVERではAA -rebuild-に取って代わられていた。 - だが、29 CastHourにてBEAT PRISONERが十段ボスに採用されてからは三作連続で十段ボスに就任。これにより正式に本曲が十段ボスだった時代に別れを告げる事になった。
- 一方でULTIMATE MOBILEやINFINITASといった現行の家庭用作品では相も変わらず十段ボスとして段位の最後に立ち塞がっている。
- Raison d'etre ~交差する宿命~
伝位(中伝・皆伝)
- ピアノ協奏曲第1番”蠍火”
- 登場以来、十段と皆伝を行き来していた罪作りな曲。
初登場時はあまりの難しさに段位認定投入が見送られた程である。 - DPでは皆伝の足切り(門番)として永らく君臨し続けていたが、こちらもPENDUALにて解任され、かつて2曲目にいたことのあるBad Maniacsや天空の夜明けにとって変わられた。
だが、その次作のcopulaでDPの方も4曲設定になったが、その流れで本曲もDP皆伝に復活。解任されてからわずか1バージョン後の話であった。だがRootageで姿を消すことになり、INFINITASのラインナップ変更前や、極段位によって過去のラインナップでプレイする機会がある程度。
余談だが、copula及びSINOBUZでの他のquasar以外の2曲のDP皆伝採用曲は、当時DP皆伝で実装される機会が多かった楽曲でもあり四天王成立とも言える。ちなみに他の機種でも四天王扱いされているとか。 - 32 Pinky Crushにて、続編的ポジションでソフラン幅・譜面傾向的に上位種のピアノ独奏無言歌"灰燼"が天空の夜明けの前に君臨。途中の加速しながらトリルを押し続ける部分はBADハマリの危険もあり、DP皆伝の達成率的な意味でも難しくなった。
- 登場以来、十段と皆伝を行き来していた罪作りな曲。
- MENDES
- 登場直後にSPAがAC TROOPERS皆伝3曲目に就任していたものの、他の曲に比べて弱い為かすぐにリストラされてしまった。
- 時は経ち、copulaで実装されたSP中伝3曲目に登場。Refluxのラス殺しからの序盤難の構成で挑戦者を殺しに掛かる。INFINITASでも同じ位置で採用されており、quellのラストからの構成はAC以上とまで言われた。その為かSINOBUZではSP中伝ボスに昇格。
以降は同ポジションに定着しており、中伝取得の最後の壁としてプレイヤーの前に現れていたが、28 BISTROVERをもって中伝ボスを降板。
それからは2バージョンの間はSigmundが中伝ボスを務めていたのだが…RESIDENTの中伝ボスで思わぬ事態が発生するとは誰が思ったのだろう。 - DPA譜面は着地というDP特有の難しさも重なり、CS DJ TROOPERS、INFINITAS、CANNON BALLERS、Rootage、RESIDENT、EPOLISにてDP皆伝2曲目を務めており、極でのプレイ機会が多い。また、SP1級ではN譜面が1~3曲目に就任している。
- Bad Maniacs
- 前作SIRIUSでquellが両皆伝に就任したが、こちらはResort AnthemでSP・DP両皆伝に就任した。
- SP側は皆伝としてはパンチがあまりにも弱すぎるためか、俗称的にザコマニ呼ばわりされる羽目に。後にRootage~BISTORVERで中伝のポジションに降格している。
- DPはSPより50ノーツ少ないが、2+3+6や2+3+7といった、片手では押しにくい同時押しのパターンや、それが絡む細かい配置でトップクラスに押しづらさな意味で難しい。SPとは逆にツヨマニ呼ばわりされる程で恐れられる、譜面配置の妙で難しくなっている例と言えよう。
- DP皆伝では以降の作品において3曲方式でLincle・PENDUALに、4曲方式になってからはcopula・SINOBUZとBISTROVER・CastHourで採用されており、INFINITASでも当初および2024/03変更後のどちらも健在である。このため極段位においてプレイする機会が多い。
- 嘆きの樹
- かつては冥と共に皆伝が初実装されたDistorteDからPENDUALまで一度もSP皆伝から外されたことのない皆伝皆勤曲であった。しかしcopulaでついに皆伝からリストラ。
それからは過去作の皆伝に実装されていたperditus†paradisusが代役を務めていたが、CANNON BALLERSで皆伝に復帰後、28 BISTROVERでEMERALDASと変わる形でリストラ。極段位でプレイする機会が多かったが、32 Pinky Crushではこの曲入ったバージョンの皆伝が1つも採用されていないことが、インフレを物語っている。 - 更にそれから数年後に稼働した30 RESIDENTでは中伝ボスにperditus†paradisusが就任。同曲はcopula以降のバージョンにおいて皆伝の門番の座を奪い争っていた宿敵の様な存在であり、対となる本曲もいずれは中伝ボスへの就任が期待されている。
- なお、perditus†paradisusが度々本曲に代わって皆伝の門番として就任していた理由は、本曲の体力譜面かperditus†paradisusの繰り返し譜面のどちらかが得意か個人差が分かれていたかららしい。
- かつては冥と共に皆伝が初実装されたDistorteDからPENDUALまで一度もSP皆伝から外されたことのない皆伝皆勤曲であった。しかしcopulaでついに皆伝からリストラ。
- EMERALDAS
- 灼熱Beach Side Bunny
- 卑弥呼(BEMANI)
- 冥
- 天空の夜明け
- tricoroにてSPDP両皆伝に就任するという快挙を成し遂げプレイヤー達の話題をかっさらった。しかし、次回作SPADAでは早くもSP皆伝からリストラ。代わりに上記灼熱Beach Side Bunnyが同ポジションに就任し現在に至る。
- それからしばらくの間はSP段位に姿を見せなかったのだが、30 RESIDENTではまさかの中伝3曲目に就任した。もっとも、この時代になるとプレイヤーレベルの平均も上昇し相応の高難易度譜面も揃いつつあるのだが。
- quasar
関連項目
- 1
- 0pt

