ニコニコ大百科

主人公が報われなかったり、全ての不幸や重荷を背負って終わる漫画も多いけど、最後までHAPPYENDを信じて完読できる漫画だった。
何でかって？「マッチ売りの少女」の悲しい運命に正拳を叩き込もうとした作者だからだ！

最後のカーテンコールで読んだ後、胸いっぱいになった。
みんな笑顔で、因縁のあるキャラも仲良く手を繋いでてさ…
「こいつの名前なんだっけ?」「こんなキャラいたっけ?」と思ってつい読み返したくなっちゃうから、あれは反則だと思ったｗ

当時、鳴海が腕なくして生きたてたのにはびっくりしたけど
最近になって読むの再開したら、まさかファイナルフュージョンまでしてたとはな・・・引くの通り越して笑ったわ

個人的に、サハラ砂漠の決戦が好き。
最初は人間味の薄いしろがね達がナルミを中心に結束していって
最終的には、ナルミを守るために、仲間が次々死んでいくところが泣ける。
あとキャラクターの掛け合いや台詞が凄くいい。
「しろがねなんてバカよ……始めは人間じゃないような顔してさァ……
最後にみんな……自分が最初っから、人間だったってことに気づくんじゃない。」
「 そう・・・人形は、変わらない・・・死にもしない・・・だが、人間はちがう。
彼は・・・私が手当てをしなければ死んでしまうのだ。
ああ・・・なんて愛しいのだろう、人間という生命は。
いくら年を経ても、赤子のまま・・・はかなくたよりなくて・・・
他人がいなければ生きてゆけないのだ。
ミンシア、愛しく思うということは、その対象が何よりも美しく見えるということだ。
もうフランシーヌ人形を美しいと思う自分は、消えたよ。」

ジョジョや寄生獣のように過去の名作をアニメ化しましょうよ小学館さん！
まあ中途半端なところまでしかやらなかったりアニメーターにとってすごくキツいのであれば別にいいすけど･･･

削除しました

絶望先生→かってに改蔵→この漫画
って言う風にポロロッカして入ったのは自分だけじゃないと思う

8巻まで読んだけどHUNTER×HUNTERはだいぶ影響うけてるな(ゴンの性格造型とか片腕がポーンと取れたりとか“ゾバエ病”とかオリンピアと百式観音がクリソツだとか)

>>157
それは流石に穿ち過ぎ
百式はどっちかというとスタンドの影響だしゴンは勝にも鳴海にも似てない
ついでに“ゾナハ”病だし蟻編のストーリーは寄生獣オマージュ

http://livedoor.blogimg.jp/bpfz/imgs/8/f/8f7ba150.jpg
つまりからくりサーカスは名作ってことか

>>159言うほどこけてたか？まあうしとらに比べたらそうなるか

個人的にはうしとらのラストより好きだわ
うしとらはデパートのヒーローショーの様なお約束感が強すぎた

今更ながら読んでみたけど、面白かった。
中盤の広げた風呂敷をしっかりと畳みきるところや、舞台から退場するキャラの幕引きと言い、素晴らしかったわ。
ただ個人的に言えばマサルとナルミとしろがねが最後にちゃんと揃って会うシーンが見たかったなぁ。
あと単純に一読者としてマサルに感情移入しながら読んでたから、しろがねとナルミが結ばれるのはわかってはいたけど、ちょっと複雑だったな。マサルはあんだけ健気にしろがねを想って守り続けてたけど、ナルミは記憶が無くなってたとは言え、最後までしろがねに対してあの態度だったし。
まぁラストを考えるとああならざるを得ないのはわかってたけど、ちょっとさびしいな。

>>154
アニメ化は厳しいだろうね…かなり飛ばし飛ばしでも4クールでなんとかなるかって話数だし
丁寧に作ったら普通に8クールとかかかっちゃうんじゃ

好きな作品だから丁寧に作るなら、今やってるジョジョ3部みたいに原作で？だった部分を保管して欲しいな。

今のご時世だと真夜中のサーカスのクローグ村での虐殺は地上波じゃカットされちゃうだろうなぁ

>>161
お約束を堂々と描くのも王道の条件ですしそれはからくりサーカスにも当てはまるよ

薄気味悪いピエロが夜中に徘徊、動機や理由わからず地元住民怯える。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1283149

終盤辺りでトムと一緒にいる女の子って名前出てなかったっけ？　ジョージから、転がったボールを返された時のと同じ子だと思うんだけど。
なんか結構可愛かったから印象に残ってる。
もしかしたら将来トムと結ばれたりしてな。うぅむ、羨ましいぞトム。

あと最後の戦いが終わった後に、鳴海はもう一度研究所に行ってたりしないかな。
元気になったべスや他の子ども達とも再会してほしい。というか、そんな場面が見たかった。

悪のからくりを粉砕する男！

最終回付近を雑誌掲載とコミックと読み比べてみると
「雑誌に載ったのに描き足してコミック化」ではなくて
「コミック版を先に描いて、そこから間引きして雑誌のページ数に合わせた」
ことがわかる
しかしあれでも足りんわ
射場行き列車が発車するあたりから描き直して欲しい

鳴海の記憶がいつの間にか戻っていたことには
唖然とした。
しろがねに対する態度は只の八つ当たりってことだし。

告白シーンの『初めて会った時から愛していた』は
１巻読み返しても、そんな風にはまったく見えないし、
不器用で無骨なイメージの鳴海には合わないと思った。
あのシーンは黙って抱きしめるだけの方がグッときたかなあ。

>>174
鳴海の『初めて～』は正二郎がアンジェリーナに言った『一目ぼれたい』を意識した告白なんじゃないか？
どちらも第一印象は最悪だったけど、笑顔を見てから変わっていったし

あれは八つ当たりというか、自分だけが幸せになる訳にはいかないから、っていう行動だとおもってたけど

>>171
『一目ぼれたい』を意識した告白ってことも１巻云々を突っ込みのも
野暮だと分かってはいるんですが、あの展開そのものが不満なので
どうしても言いたくなります。
エレオノールは宇宙ステーションに連れていかれて
白金は鳴海がやっつける展開にして欲しかった。

>>172
自分だけが幸せになる訳にはいかないから、
ゆえの行動にしても、どの時点で記憶が戻っていたのか
分からないし、後半の鳴海は何を考えているのか、
まったく描かれないから違和感をおぼえます。
心情を描かず、感情移入できなくしたのは、
勝を主人公としてゴリ押す為だろうけど。
終盤はこのゴリ押しの為に鳴海が犠牲になっていて、悲しい。

確かに後半の鳴海は展開の犠牲になった感は否めない。しろがね周りだけじゃなく。物語全体が駆け足になっちゃったのもあるが……そこは残念だわ

ただ、白金についてはあそこで鳴海が上がったんじゃ駄目なんだよなあ。
鳴海が上がってぶっ倒したんじゃいくらボッコボコにしようと白金は顔無しのまんま、精神的には敗北せずにあーあまた負けた世の中ってやっぱクソだわ皆死ね！って笑いながら死んでいく（歌エンドにならない）と思う
しろがね犬・ディアマンティーナ・マサルってコピー的な存在の三連コンボで自分の顔を鏡で見せつけられた（自分を初めて客観視した）から、顔無しから白金に戻って自ら敗北宣言をさせられたわけだから

ああいう展開だったら、勝が戦うしかないというのは分かるけど、
巻きが入っているの丸分かりだし、ムリヤリな感じがするからなあ。

＞しろがね犬・ディアマンティーナ・マサルの三連コンボ。
確かに巧く繋げたなあと思いました。
アルメンドラは只『人間のサーカスが災いをもたらす』という
伏線消化の為にいただけだったけど。
この伏線には仲町サーカスも含まれていたんだろうが、
白兵戦させる必要は無かったよな。
ゾナハ病の進行を遅らせる時間稼ぎに芸をして
白金をイラつかせるぐらいで良かったと思う。

最近はまって単行本を買ったんだが、最終巻のイラスト、
鳴海の持っていた箱の中身はトンファーだったという事でいいんだよな？
読者に見せる機会のなかった技がまだあるとは凄い

ワンフェスでしろがねのフィギュア出てるけど、
鳴海のフィギュアもどっかで作ってくれないだろうか？
聖ジョージの剣とか改造後の車輪とかギミックが多いから
リボルテックなんかと相性が良いと思うんだけどなあ。

>>170
記憶が戻ったのは、サーカスのみんながしろがねの記憶を見てるときに
席を外したふたりがエレベーターのなかで話したときだろう
そのとき鳴海の眼には一瞬光が戻った
>>175 >>176
恨みなく終わるには白金が「兄」にならなけりゃならんからね
弟になれる勝が必要

個人的にいちばん蛇足だと思うのは、鳴海がしろがねをたすけに行ったときの
じじいの「場所はカンで連れて行った」とかいうセリフ

個人的には終盤含めて好きなんだが、
勝がシルベストリに実力で勝ってしまった点だけは許せなかった。
せめて斬られる前に一瞬花売りの姿がフラッシュバックするとかの演出があればなあ。