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この人は普通にダメな人でしょう
有能といわれていた人物を「いや、実はけっこう無能だった」…
無能といわれていた人物を「いや、実はけっこう有能だった」…

歴史上の人物を天邪鬼に何でもかんでも再評価するのは歴史学の悪い癖だよ

古くは評価が低かった人物をステレオタイプに簡単に一言で無能扱いするほうが悪癖・悪習だと思うけど？
誰もこの人物に全く問題はないとか言ってる人はいないわけだし。
薩長やその精神的指導者を弾圧した時点で、勝者によって作られた歴史・史観では長く必要以上に過剰に貶められるのはある意味必然の結果だろう。
この人に限らず、再評価もしくはその逆だなんて幾らでもありえて当然だよ歴史学なんてものは。
新しい文献が発見されることだってよくあるわけだし、古くは体質的に異論を挟めない土壌が学会にはあったりとで。

単に嫌いなだけなんじゃね

結果的に治外法権や関税自主権がまかりとおっちゃったから、売国奴ってイメージがどうしても抜けない…。

後年、この2つをなんとかしてくれた方々はほんとすごいよ…。

>>64
陸奥宗光ふくめ明治政府ってやっぱすごかったんだな・・・

個人的に安政の大獄やったことが一番失敗だと思う
怒りっぽくて最後は部下に裏切られた織田信長、憲兵を使いすぎて政府内で孤立した東条英機、無茶苦茶やると最後は自分の跳ね返ってくるってことで

ステレオタイプガーと言ってる人の方が再評価こそが絶対みたいなノリの元、結局開国の本当の立役者である井上岩瀬の功績とこの時期の井伊の動きと後の二人に対する仕打ちとしばらく後の人間の評価を完全に無視してるのがなんとも…
再評価の機運に乗っかるのは簡単だけどそれなら批判されてる部分に対する反論を用意しないとな

勝手に勝利者史観の批判がまるで全面的に正しいかのような物言いしてるだけじゃんそれ
たったそれだけでどうしろと
関税とか、長州藩の外国船無差別砲撃というテロ行為も関係してるし、無理やり全責任を負わされてもね
挙句織田信長がとうとか批判の矛先まですっ飛ばして自己満足してるのもいるし

単発で2レスほど批判が続く→どうだ、これだけ井伊は嫌われてるんだ、お前らは機運に乗っかってるだけだ！
↑ただ自分がその人物を嫌いな>>66がやってるのは、他人のレスに乗っかるというたったそれだけのことなのに、何故どや顔でそのレスがさも合理的かのような前提で話を進めようとしているのかと。
当時の情勢無関係に開国したから売国奴、こいつは信長だ東條だと無関係な歴史上の人物をディすられ、周りは困惑してるだけなのに、で、それでどうしろと？って感じだわ(以前も今川や竜造寺出してたのと同じ人？)
議論になってすらおらず2レス変な批判があって1日放置されているだけなのに、それで反論がないだの何言ってんのこの人？って感想以外持ちようがないわな。
だったら>>66が過去の肯定的コメント全てに逐一反論でもしれみればいいだろうに、何が言いたいんだかほんと。
再評価も何もずいぶん前から井伊をただの暗愚暴君的に描くことはとっくに少なくなってきているのが事実だろう。

それ以前に、やたら叩きたがっているのはいるが井伊を全面肯定してる人間がそもそもここにいるか？と

勝者の史観ガーて井上岩瀬はむしろ井伊に負けた側だし後年井伊を批判しているのは大体元幕臣な訳で勝者が歴史を書き換えたからみたいな話に持ち込まれちゃね…
井上岩瀬の件は不平等条約を結んだから売国奴とかじゃなくて日米修交通商条約を功績と見た場合真の功労者は誰？って話だから論点がズレてる
ここで井上岩瀬の名前を出して井伊を批判してる人は何で勅許が取れないから調印を先伸ばしにしようとし、後に二人を無勅許で調印した事を理由に左遷した井伊が何故進んで開国しようとしていた事になるのか説明出来ないと井伊の再評価、少なくとも開国を井伊の功績として語るのは不可能だよ

後年井伊を批判しているのは大体元幕臣という主張が既に根拠のない話ですが

ここで「井上岩瀬の名前を出して井伊を批判してる人」って誰？そんなのいないってか>>66見る限りそれ君自身じゃね？
>>23にしても岩瀬ガー井上ガーしてるのは井伊擁護でなく叩いてる側だよね？
功績とかそんなレスあったのか？？やたらその二人の名前を出して井伊叩き材料にしてるだけじゃん
議論以前にID:M0vVNYX7+tひとりだけがピントがずれているのでは？3年の間名前も出てこなかった下役の名前を何故かいきなり突如連呼して自己完結しちゃってる時点で議論以前の問題だが
なにか嫌なことでもあってここで声を荒げてるのかと

堀田の政治手腕が足りなかったせいでガタガタになったから
守旧派の井伊が出張って締め付けるしか無くなったわけで、
やり過ぎの面はあったにせよ一概に井伊ばかり責めるのはどうかと思う

つまり、堀田が悪いよ堀田が

>>71フェートン号以降かじ取りをミスして
（鍋島家は割とうまくやった）軍備を新調しないまま
モリソン号でアメリカを怒らせペリーとハリスの強硬路線に
屈したのが江戸幕府。もうどうしようもなくなっていた。

よほどの傑物でなければ乗り切れない難局を押し付けられ
その尻脱ぎ尾をさせられたという点では可哀そうな人ではある。

再評価派も、変わらず悪党派も、
「安政の大獄はいくらんでもやりすぎ」
という点では共通してるのか

吉田松陰の件では長州藩に「あいつの処分どうしましょうか」と相談したりもしてるんだよね
井伊の方は松陰を引き取ってほしかったのだが、長州藩は松陰が戻ってくるとその友人たちがうるさいから幕府の方で処分してくれで
井伊直弼は水戸藩にも気を遣ったし、案外お人好しで各藩から厄介事＝跳ね返りの志士たちの件を押し付けられた人だったのかもしれん

その松陰から名君と言われてたぐらいだから下には優しかったんだろうな

正直、この人は藩政だけをしてればよかったと思う
阿部と違って、外様譜代をまとめあげる調整力はなかったし、安政の改革の必要性も理解してなかった
安政の大獄を断行した時点で、井伊が死なない限り、一橋派と南紀派は和解できなかった
もし暗殺されてなければ全国の一橋派との対立は確実に長引いてた

「無理を通せば道理が引っ込む」とでも考えてたんだろうか？
結局は因果応報な末路になっちゃったわけだが。

慶喜なんかの理解が正しいとすれば、道理が引っ込むとかそういう計算があるタイプではなく「何はなくともやるしかねえ」って人なんだろう。立場や時期が違えばさぞ心強いんだろうが、エイヤで安政の大獄やっちゃう辺り覚悟完了し過ぎてて組織のトップに置くのはどうなの？感が強い。

惜しむらくは安政の大獄だよなぁ・・・
あれで処断された一橋派の面々を見てごらんなさい。みんな最後には幕府に見切りをつけてしまった。裏切らなかったのは維新前に死んだやつくらいだ。当時の蟄居・謹慎は過酷だったらしいが、その時の遺恨があったのかねぇ。

自他ともに認める徳川幕府の忠臣なのに
徳川幕府を崩壊させたA級戦犯という哀れな存在
まさに幕末の石田三成だ

平時においては優秀だけど天才ではなくそれ故に裏目に出たって感じの人物だなって印象だ
そりゃ何が悪いってエゴまみれの一橋派や攘夷テロリスト共が悪いしこの人は本当に気の毒なんだけど
そういうのを利用するか潰せなかった時点でやっぱり無能と言われても仕方ないのかもしれない

あくまで幕臣を貫いたからそのスタイルには限界があった
徳川政権が大政奉還したのは井伊個人がどうこうというよりなるべくしてなった感じだが
殺されちゃう結果招いたのは、水戸が暴挙にでてしまうほど現実的な政治視点を持ち合わせてなかったのを理解してなかった（？）自身の責任だが
部下とのやりとりだと暗殺は予期してたって話もあるしなんともね
あくまで武家社会の忠臣モードの人でしかなかったということか

こういう人って一橋派にも攘夷派にも該当しない松平忠固追い落としについてどう考えてるのやら

ある意味、一番エゴにまみれてたのは井伊直弼かも

風雲児たちであったが「権力を掴んだ男は気づかぬうちに権力の奴隷になり果てる」という良い実例

忠臣だけど愛国者か？と言われると疑問で、同時代を生きて、その後の社会の変化も見届けた
福沢諭吉の評価が一番的を射てる気がする。近代以前の忠臣・奸臣観で動いてる人間を近代以降の
政治的な（あるいは現実的な）価値観に勝手に結びつけたら、いくらでも良い方にも悪い方にも解釈
できると言う感覚は当時からあったんだと思う。

上手く言えないが、大河ドラマみたいな歴史作品で、好きなように解釈出来る・出来ないの境界線に
いる人物。大河の第一作目がこの人なのもあながち偶然ではない気がする。

どんなに開国派という点をゴリ押ししても、安政の大獄の一点だけで幕府崩壊の元凶になれる男

攘夷や水戸を放置で幕府安泰とは思わんというか国自体が危機なんだよな・・・
その間に尊王派も攘夷から結局鞍替えしたんだし
敵対していた一橋が最後は直接対決回避＆開場したわけだし
アベマサにしても現実的というか他に選択肢がないなかで叩かれすぎだと思う

西郷どんの井伊直弼のキャラ付け、前作がおんな城主直虎じゃなかったら色々言われてただろうなぁ...

役者の演技のおかげで威厳を保てているだけでステレオタイプな悪役そのものだからなぁ・・・
佐野史郎は本当に素晴らしい俳優だわ。

近年再評価が進んでるっていうけど、これといってイメージが変わってるって感じはしないな
相変わらず創作物だと悪役で固定されてる気がする、平清盛とか明智光秀は大分変わったと思うけど

逆に花の生涯ではどういう風に描かれてるのか気になるわ、主人公として活躍させるのめっちゃ難しそうなのに