ニコニコ大百科

言われてる公武合体でやらかしてる上に幕藩体制維持という点ではアウトな
政治決断した一橋が将軍になればよかった？何の根拠があっての事やら。
無理やり1人に責任押し付けてるようにしかみえないわ、暗殺されたから～とか言ってるの見ると。
信長や大久保利通やカエサルやアンリ4世が無能か？と突っ込まれてた頃と進歩してない。
明らかに違うのは国家の情勢なのだから。
定義の定まらないような言葉をじゃあ最初から使うなと言いたい
それこそレッテル貼るのは屁理屈だろうに。
無理やり東條持ってくるのってヒトラーと並べてる連中と同じ位場違い（明治で国体は瓦解してないし）

自分的には徳川斉昭と息子の慶喜がアレすぎて、どんだけ井伊直弼がフィクションで悪役にされてても井伊が全面的に悪とかまったく思えなかったな～

１４男ってそれはないでしょう↓

　『彼奴に幕府の臭い面は全部擦り付けときゃエエか』で無理矢理に背負う必要の無い罪迄背負わされたイメージかな？

井伊直弼の弱点　限界は他者の気持ちを汲み取ることが出来なかった、理解しようともしなかった、能力を生かすことが出来なかった。

むしろ野にあった期間が長い苦労人だし弱い人の気持ちは痛いほど知っていたはず。領民への
態度見ても、病人や貧困者がいれば自分のことと思っていつくしむことが出来た人だろう…が
同輩を取り立てて優遇しろと言われると途端に惜しむ、疑心暗鬼になる項羽タイプかな。

遣米使節では有能官僚の小栗と人望と経験はある村垣見出してるから見る目がない
訳ではないと思うが。

本人の真意や信念がどうであろうと、時代の激流の真っ只中で一番ヤバい
立ち位置に居た事を考慮しても、色々「やり過ぎた」事に
変わりはないからなあこの人・・・

アサドといい本来お鉢が回ってくるはずがなかった奴ほど自分に大抜擢があると超ウルトラしばき主義者に大変貌してくね
せっかくの仕事だから頑張らなきゃと間違って意気込んだ結果なんだろうけどこういうのがあるからお坊ちゃんの方が変な叩き上げよりよっぽどいいんだよ
本人も埋もれ木のままだった方が色々といい人生送れたんじゃないか

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国を滅ぼしてでも徳川幕府を守ろうとした偏狭な守旧派なんだけど、安政の大獄という下手を打った結果、本人の意に反して幕府を滅ぼして国を守ることになったんだよな。
時代劇のイメージの裏をかきたい歴史マニアかつ、後世の結果を表面からしか見ない人から名君としてもち上げられそうだが、歴史マニアは井伊の実像を知っているし後世の結果しか見ない人たちは時代劇の悪役イメージしか知らないから、結局悪人扱いなんだよね。

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歴史は勝者が作るから幕府が勝っていたら井伊直弼は英雄だったというトンチキな意見のブログを見て思いっきり笑わせてもらった。
幕府が勝っても上層部は一橋派なんだから井伊直弼が評価してもらえるわけが無い。
井伊直弼が評価されるように勝つには久光が江戸に来る前に朝廷、薩摩、長州、土佐、水戸等を全部完全に押さえつけないと駄目だと思う。

この人ほど生まれてくる時代を間違えた(もっと早かった方がよかった)例もないだろう
国難の時代に徳川の威光を過信して朝廷や諸藩の反発を招き結果主家の寿命を縮めたんだから暗君と言われても仕方ない

現代でもよくあるが、幹事長や官房長官で終わるべき人間が誤って首相になった印象。
大河ドラマみたいに忠誠心や信念から大粛清を引き起こしたならなお悪い。
故郷で芸術に明け暮れていればよかったという意味で、足利義政とまるで鏡に映った実体と虚像。

将軍を神輿にして譜代が閣僚を独占する政治に固執して反発する者は開国派も攘夷派もまとめて粛清してるから
「井伊が国を開いたおかげで日本は守られた」「井伊は時代を見据えてた」みたいな底の浅い擁護見ると笑っちゃうんですよね

開国派で同じ南紀派で大老に押し上げてくれたハズの松平忠固を大老就任で真っ先に粛清っていうのが将軍後継問題を理由に開国派を粛清したという擁護を破綻させちゃうんだよなぁ(一橋派の春嶽と共謀というオマケ付き)

チャカポンのままで終わってりゃまだ幸せだったんだろうな
まあ本人的にはそのまま終わるのは嫌だってのが詩にも滲み出てるが
藩主になる順番が回って来る過程といい運が良かったのか悪かったのか…

功罪あるけど無能とまで言われるのはあまり腑に落ちない
結局斉昭がいろいろ引っ掻き回したのが元凶なんじゃないのと思うし

まあ、結果論だな。
同じように徳川慶喜も「幕府を守れなかった無能」と批判される事がある。個々で見ればメチャクチャ才覚があると分かるが、歴史はやはり最終的な結果が物を言うんだよなぁ。
その理屈になると、井伊直弼も安政の大獄の失敗（つまりは桜田門外の変）で幕府を弱体化させたという事で歴史的には無能と片付けられてしまうんだろうね。個々で見れば優れた才能があったとしてもさ。

そりゃ死んでるからな
歴史的事件の前より後に活躍して死ぬほうが評価は高いに決まっている

亡くなった人間に「事件より後に活躍しなかったから無能なんだぞ」って完全にいじめでは。
いや、生きててもいじめではあるんだけど、亡くなったら本人が挽回することなんて100％不可能になるのに。

弼(すけ)と粥(かゆ)が似てるよね

FGOに井伊直弼が実装されたと聞いて来ました

>>135
井伊直弼が松平忠固を粛清したのは、幕府が天皇の許可なしで開国した責任が、当時の将軍だった徳川家茂の責任にされるのを防ぐためだよ

当時の一橋派は、幕府が天皇の許可なしで独断で開国をした責任を全部将軍の徳川家茂の責任にして、家茂を将軍の地位から引きずり落して、その後自分たちが将軍に推してた徳川慶喜を将軍にすることを計画してた

井伊直弼は「もし一橋派に好意的な孝明帝が、天皇の許可なしで幕府独断で開国した責任が（井伊直弼が将軍に推した）徳川家茂にあると考えて家茂に怒った場合、家茂の将軍の立場が危なくなる」と考えて、天皇の許可なしで幕府独断で開国をした責任を全部、松平忠固の責任にすることにした

「幕府が天皇の許可なしで独断開国をしたのは将軍の徳川家茂の指示だから、家茂はその責任を取って将軍の職を降りろべきだ」と孝明帝に主張して家茂を将軍の地位から引きずり落ろそうとしていた一橋派の計画を潰すためには、「幕府の独断開国は全部松平忠固が幕閣を牛耳って勝手にやった事で、将軍・家茂も大老の自分もその独断開国を指示したわけではない」ということにする必要があった

そして実際に、井伊直弼が安政の大獄で幕府の独断開国の責任を全部松平忠固の責任にして粛清する事で、その責任が徳川家茂に降りかかかるのを阻止できた（家茂は幕府の独断開国後も将軍の地位を失わなかった）

井伊直弼が安政の大獄で一橋派を粛清したのも同じ開国派だった松平忠固を粛清したのも全部、「徳川家茂の将軍の立場を守る」という目的だった点では同じなわけ

でも、その意見だと、安政の大獄は「頭の悪い攘夷派を倒して国を救うために仕方なく」という再評価されたものでなく、「一橋派との権力争いを有利にするためにやった」という従来通りの暴君タイプになっちゃうよ

>>145
なんで？
井伊直弼は、「過激攘夷を要求する徳川斉昭とその斉昭に加担してる一橋派を一掃することで国を救う事」と、「将軍の徳川家茂を守る事」を両立させたんだと思うけど
安政の大獄で２つの目的を達成できたなら一石二鳥やん

そりゃ南紀派だから徳川家茂を守ろうとしたのは当然として、
その一掃した一橋派には岩瀬忠震など開国に尽力した有力者たちや橋本左内といった開国派も含まれてるのと、その岩瀬にハリス条約調印を最終的に許したのは井伊直弼なのに開国派・松平忠固に責任おしつけて生贄にしたとなると、
やっぱり安政の大獄をやったのは自身に都合のいい状況を作りたい南紀派大老の私情が最大の理由であり、開国とかはオマケに過ぎないという通説の通りになってしまう。

岩瀬親子が揃って急死してお家断絶になったせいで、井伊が報復したと思われてるのもとんだとばっちりだよなあ。

無勅許調印にやむを得ずとはいえ許可出した人間がむしろ昇格して忠固に全責任を押し付ける事で家茂の責任を回避させたねぇ…
それで無勅許調印の重罪の責任は自分一人が取る！なんて啖呵切ったなんて史料改ざんがよく出来たな

結局は慶喜の言う通り才略には欠けるが、決断力に富む人だったのだろう。桜田門外の変に繋がる一連の出来事はそうした井伊の性質が、悪い方にばかり発揮された結果でしかない。

井伊は自身が徹頭徹尾の攘夷論者でありながら開国論が優勢な当時の幕府上層部で大老の任に就き、条約調印の場に立つという矛盾を抱えた。松平忠固との抗争を見る限りでは大老でありながら全責任を負う覚悟すら定まっていなかったように見受けられる。

何より最大の問題点は松平忠固の件の様な個別の事案ではなく、幕府による専制的な政治や従来通りの幕藩体制などでは既に立ち行かない情勢だということに最後まで気付かなかった旧弊的な思想、あるいは見識の無さだった(勝海舟は好きになれないが、その点では先見の明があった)。

あれ程舵取りが難しい当時の幕府トップに就くにはあまりにも偏狭且つ旧態依然とした人物で、本人にとっても他の全ての人にとっても彦根の殿様で終わっていれば幸せだったろうにと思わざるを得ない。