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戦火の馬といいBF1といい幼女戦記といい、第一次が近頃人気

新刊。ベルクハーンの本に評価が載ってたんで気にはなってたんだが、翻訳が出るとは。

>>az4622085437

第二次世界大戦開戦前の1920年代はどういう名称だったのだろうか
単に世界大戦（1914‐1918）と言われていたのか
これだけの規模の紛争だから何とか戦争という呼び名はあったのだと思うけど

>>213
関連項目にある「レトロニム」を読むといい。

この戦争を回避するにはどこからやり直せばよかったのか
あと、ドイツについては寛容に処遇してもああなった気もしないでもないんだが
日本でもネトウヨいるし、フランスでも王党派が2次大戦の頃までのさばるし、イギリスでもジャコバイト長い間湧いたし
あと賠償金もローザンヌ条約で実質免除されてたはずなんだが

う～ん。
死者総数を減らすことはできても、回避そのものはどうやっても無理だった気がする。
①バルカン半島は多数の民族、多数の宗教があり、揉めてばかりいる。
②当時のヨーロッパは、フランスのような例外こそあれ、まだ貴族が支配していた。
③貴族は戦争を陣取りゲームくらいにしか考えていない。当然危機管理なんて無い。
④貴族から見れば、バルカン半島は、ゲームを始めるための、格好の口実になる。
↓
結局戦争に。第一次世界大戦で良かったと言えるのは、大方のクソ貴族どもが失脚したことかな。

この戦争って第二次世界大戦のこと？
第二次世界大戦を回避するにはフランスの希望通りドイツを何ヶ国に分けて徹底的に潰せばいいんじゃね
まあ一次にしろ二次にしろ鍵はドイツだよ
一国で欧州最強の軍事力を誇るドイツを自制させなきゃならない

普通にサラエボ事件が起きなければ（フェルディナンド夫妻が最初の襲撃の段階で避難すれば）
「欧州大戦」は回避じゃないの？植民地紛争ならモロッコ危機、バルカンならそれこそ前年まで
バルカン戦争やってるけど、欧州大戦にはなってないし。

サラエボ事件がなくてもオーストリアにはセルビアを侵略する意思があっただろうからなあ
ドイツがオーストリアの手綱をしっかり握るかロシアにバルカンを諦めさせるかしないと
でもサラエボ事件が起きずに何年か平和に過ぎれば、ドイツはロシアの鉄道網の発達が認識し、シュリーフェンプランを放棄せざるを得なくなるはず
そしたらドイツ外交は転換点を迎え新しい世界秩序が編成されるだろう

コメントとかでｗｗ1とかｗｗ2が流れるとつい何笑ってんねんって思ってしまう

>>219
仮に史実通りサラエボ事件が起きても
オーストリアの当初の予定通りバルカンのみの戦線に抑えていれば
ここまで悲惨な事にならず
仮に敗北したとしてもオーストリアが完全に解体する事は無かったはず

それと殺害されたフェルディナント大公はハンガリー嫌いで有名で
帝国の連邦化または再集権化でハンガリーの権限を弱体化させる予定だったから
仮にオーストリアこの戦争で敗北し結果的に
ハンガリー側の領土のみ削り取られる形になっていたら
（周辺国、ルーマニアとセルビアに分配される形になれば）
結果オーライだったはず

そのオーストリアの甘い見通しで物事が進む可能性って大きくないでしょ
セルビアが危機に陥ればロシアが出てくるし、オーストリアが危機に陥ればドイツが出てくる

暗殺されたフェルディナント大公はその思想と行状から当時の皇帝に嫌われててね、当時の皇帝はハンガリー好きの嫁の影響かハンガリーと組む二重帝国の体制を重視してたんだよね
ハンガリー切り捨てを皇帝が認めるわけないし、汎ゲルマン主義を掲げるドイツがオーストリアの衰退を黙って見過ごす訳もない

適当にネットサーフィンして見つけたけど
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E9%BB%84%E5%90%8C%E7%9B%9F
リンク先の政党が旧オーストリアハンガリー帝国の再統一目指しているみたいだけど
民族が国ごと違うから、再統一って相当難易度高いよね。
あり得るとしたら今のトルコがバルカンの半分近く自国領に併合して
トルコ対策で連携、再統合位だろうけど

それと安全保障や経済活動の面でドナウ川流域を確保（最低限ドナウ川を中立化）するため
セルビアとルーマニアも統合したいな

>>216
軽く考えてたのは貴族だけじゃなく平民もだから仕方ない
貴族が糞だからというよりも貴族も平民も分け隔てなく技術や国力に思考がついていってなかった
初期に持久戦になるだろうと気付いてた人なんて一体どれくらいいたか

当時日本が無理してでも陸軍や金剛型をヨーロッパに派遣していればイギリスとの関係も維持できて戦争回避ができたのかな？

日本が積極的に関与してないせいか、いわゆる歴史もの作品でもとんとお目にかからない（日本作品では）。

>>225
少なくともある程度の規模の陸軍派遣は必須だっただろうな。

>>227
だけど当時の日本じゃ1個師団でも送るのは無理だったと思う
「一個師団と言えば２万人です。当時の日本の一体どこに２万人もヨーロッパまで送り込める輸送船があったんですか？
万一輸送船があったとして、それの護衛はどうするんですか？連合艦隊全てを動員しても足りませんよ？
そしてヨーロッパに着いてからの食料・弾薬はどうやって補給するんですか？
ヨーロッパと日本では兵器の規格が違うから弾薬・砲弾は日本から取り寄せねばなりません。食文化だって違うのですから現地調達は不可能ですよ」って言う人もいるし

>>227
第一世界大戦後半の従軍要求では東部戦線を維持する目的で定数20個師団時代に3個軍団9個師団約２０万前後を投入してと言われてる
アメリカが200万人投入しているからいけるだろ！という人いるけど、
近隣で行った日露戦争やシベリア出兵や日中戦争ですらひいひい言っていた日本が独自マネーでやっていたら
昭和恐慌がもっとひどくなっていた気がするわ

史実では海軍派遣だけで日英同盟の維持は可能だったぞ
イギリス側にも日本が陸軍を派遣しなかったことや戦争中の対中政策に不満を持つ者はいたが、当時の首相であるロイドジョージは日本海軍の貢献を評価して同盟の継続に前向きな姿勢だった
巨大な海軍を作り上げるアメリカを牽制する意味でもイギリスは日本との連携を望んでいたが、肝心の日本はアングロサクソンの連帯を疑って同盟を捨てようとしていた、日英同盟を継続させるには日本側の意識を変えなくちゃならない

>>230
WW1の時点でイギリスはアメリカと対峙する方針は放棄してるから無理だろ
日英同盟を対米攻守同盟に変質させるなんて英国は死んでも呑まない条件なんだから大戦後に同盟が破棄されたのは歴史の必然で日本側の意識を改善しようがどうにもならんと思う

確かにイギリスはアメリカとの戦争を望んでなかったが、極東における戦力の不足やオーストラリアの防衛の面から日本を味方につける意義はあったし、日本としても後の外交的な孤立や英米両国を一緒に敵に回してしまったことを考えると同盟はあった方がいい
攻守同盟でなければ役に立たないってことはないと思う

日本との同盟のメリットなんて、大戦で多額の戦費を負担+200万以上の兵力を提供してくれた米国のメリット以上かなあ？
WW1で極東のドイツとロシアの脅威が消滅した以上、海軍力を増した日本は米英双方にとって邪魔な存在でしかないし(大戦中にKYな中国利権荒らしをしなければ話は別だけど)
そもそも同盟を維持できても恐慌時に日本をスターリングブロックに入れてやる義理なんかないし、日本の経済的苦境は史実と変わらんと思う

日英同盟の継続はイギリスにとってアメリカと日本のどちらかをとってどちらかを切り捨てるって話じゃないからね、両者と円満な関係を築くことができればそれが一番なんだからさ
イギリス側としては邪魔な存在だからこそ味方に取り込むべきって考えがある、自治領のオーストラリアなんかは同盟を通じて日本が暴走しないよう英本国が働きかけることを望んでいたし
経済的苦境が変わらなくても外交的な孤立を避けられるだけマシでしょ、

イギリスにとっちゃメリットはあるかもしれないけどアメリカ視点じゃ日英同盟が存続してもメリットがないからなあ。ワシントン条約までに引き離し工作をしてくるのは確実だし、イギリスがアメリカと対立してまで同盟存続を選ぶとは思えないけどな。
日露戦争直後から英米双方に大陸の利権を譲って、日本は戦後路線でやっていくなら話は別だけど
経済的苦境が変わらなきゃ日本国内で史実みたいに強硬論が高まるのは抑えきれないし、結局史実と同じように大陸へ進出⇒孤立になる可能性が大きいと思う

アメリカの反発は強いだろうね、でもWW1直後は今ほどイギリスとアメリカがべったりしてたわけじゃない、イギリスとしては名実ともに世界の頂点に立とうとするアメリカを抑え込みたいところがある
だからイギリスは海軍軍縮条約でイギリスと日本が連携してアメリカの海軍力を抑え込むために日英だけの会議を望んだりした(日本側に断られたけど)
他にイギリスとしては日英同盟を無下にして極東で最大の軍事力を持つ日本を刺激したくないって思いがある、だから日本が同盟の解消に不満を示せばイギリスとしては継続せざるを得ないはず

日本で強硬論が台頭したとしても、同盟国であるイギリスに日本が取れる戦略について相談できれば、外交的なミスはだいぶ減るだろうと思うよ

その日本が断ったって言う日英の会議って、3国会議の件についてロンドンで開催しようとしたやつ？まあ、4ヵ国同盟なんて役立たずに期待してた当時の日本の舵取りに問題があったのは確かだな。
でも、同盟解消がなきゃ、軍縮条約を成立させるのが困難になるし、何より英国は米国にWW1での「借り」がある以上は米国からの要求を拒みにくいと思う
アメリカが不参戦で日本が積極参戦してたなら話は違ってたと思うけど
当時の日本の抱えてた、急増した人口の受け皿とか資源、市場の不足とかってイギリスに相談したからってどうにかなる問題じゃ無いと思う。頼み込めばスターリングブロックに入れてくれる訳でもあるまいし

WW1の借りなんてそんなに大したものじゃないよ
アメリカ軍はドイツに対して心理的圧迫こそ与えたものの軍事的にはろくな戦果がなかった、だからベルサイユ条約でアメリカは十四か条の平和原則を掲げてもその要求を無視されることが多かった
それに海軍軍縮条約はイギリスの国益に根本から関わってくる問題で妥協できる問題じゃない

国内事情に関してはどうにかなる可能性は低いと思うけど、外交戦略に関してはプラスになると思う

WW1での戦費の負担とかは？そもそもアメリカが参戦したのって英仏が敗北したら債権の取り立てができなくなるって聞いたけど違うの？
西部戦線の趨勢が決したのもアメリカが210万人以上も兵士を欧州に派遣した物量があってこそと思ってたけど。これでもそんな大した借りじゃないのか
具体的にどんなプラスな外交戦略ができて、日本が史実で抱えてた問題をどう解決できるか正直自分の脳では思いつかないので教えてもらえるとありがたいです。

戦費の負担って英仏はただでアメリカから物資を手に入れてたわけじゃないからね、物資に対する対価を与えたからこそ戦後アメリカは世界一の債権国になれたのであって、そこにものを売ってくれたこと以上の恩は存在しない
アメリカが大戦に参加した要因として債権回収があるのは否定しないけど、ドイツの無制限潜水艦作戦やツィンメルマン電報事件も要因としては重要だよ

結局ドイツが講和を決意したのは1918年の攻勢が失敗し、物資不足が深刻になったことが原因だからね、ドイツはアメリカが200万の兵力を派遣して西部戦線の均衡が崩れることを恐れ、アメリカ軍が到着しないうちに西部戦線を終結させようと目論み、攻勢を仕掛けた
ドイツを相手に主に戦ったのはそれまで通り英仏軍だったんだよ、攻勢中に到着したアメリカ軍も途中から戦っていたけど、彼らはWW1の戦い方にすぐには慣れることができず、軍事的に大きな貢献はできなかった
ドイツが攻勢に失敗した原因として物資不足によるものがあるけど、これを引き起こしたのも英仏だ
イギリスが北海、フランスが地中海を担当する海上封鎖によって1918年にはドイツは何十万人もの餓死者が出る食糧不足に陥った

満州事変後の国連脱退とか独りよがりな外交をして事態を悪化させた場面は枚挙に暇がないけど？