ニコニコ大百科

>>7079
レーダー向けてりゃ嫌でも気づくよ
突然電磁メタマテリアルが発生するって、可視光領域で例えたら相手が突然派手に変色するってことだぞ

>>7080
なお本編ではレーダースキャンに映ってる模様

シールド自体は20年前の時点で観測できてたけど一瞬だけ消えてる瞬間があるのはハルオが発見した、って筋立てのほうがよかった感ある

むりやりこじつけるとしたなら、「なんかすげえ電磁波出てる」って観測できても、「ゴジラが臨戦態勢に入ったら電磁波出すんじゃね？あいつ熱線出すし」ですまされてたんだろう。
キルヒナー博士が下手に「あいつの表皮すげえんだよ。あの泡状表皮クッソ固いうえに傷つくそばから再生すんだよ」って研究結果出したもんだから、
「ゴジラの耐久性は、表皮の物理的防御力と猛烈な再生能力によるもの」
という固定概念ができちまったのも関係してるかもね
それが常識になったから、そこから疑って視点を変える人間がいなかったんだろう
で、人類史上はじめてシールドの可能性に気づく人間が出てきたのが、アラトラム号が飛び立ったあと、地球がもう組織立った対ゴジラ作戦をとるための資源もなにもない、捨てられた星となったあとだった（出展・プロメカ）という不運

脱出船なんて作ってないで全リソースゴジラ討伐に注いでいればーって言っている人はいた
（ちなみに脱出船建造の原因はゴジラではなく妖星ゴラス）
でも後の展開を予想、どころではなく予知できるレベルでないと状況の悪化を回避できないくらいにあらゆるタイミングが悪かった

小説とちゃんと地続きになってるアニゴジが見たいなぁ

赤い甲殻類とかアキラのメッセージとかちゃんと拾って、ゴジラのステルス性も存分に生かして、モーリが無能じゃないやつ

本編のゴジラ補足って電波的なレーダーじゃなくてゲマトリア演算での地震波解析、もしくは音波探査じゃなかったっけ
電磁波でのレーダーで補足された描写はなかったはず

小説じゃレーダースキャンの段階ですでにゴジラが捉えられてるが、本編では違ったっけか

シールド生成時の電磁波ばっちり観測してたのは間違いないが

そもそもレーダーでの検知が不可能と言われていたのはエクシフもビルサルドも来ていない、大規模熱核攻撃の直前の装備での話だったはず
プロメカではロングマーチの概略で「ビルサルドおよびエクシフの技術をもってしても海中に潜伏したゴジラを発見するのは困難（中略）ゴジラを地上に押しとどめるのが必須とされた」とあるから、少なくとも異星人技術なら地上でのゴジラは補足可能になっていたと見るべき

つまり仕組みが違うからゴジラが映るんだってことか？
なんだかHEAT弾を思い出す話だな

小説の方は偵察機でも使ったんだろう

そして本編は小説と設定の共有がちっともできていないんだと考える方が自然
ゴラスの事例もあるし

まぁそもそも「レーダーを吸収し赤外線を出さないから誘導できない」ってのもおかしな話ではあるが、ありがちな誤解だし仕方ない

命のある星に、「人類」とその文明を前座として生まれるものが怪獣で、更にその頂点に立つのが「ゴジラ」であるなら、アースはいわば「ゴジラの座に就いた」存在とも取れる
けれど、劇中での無敵ぶりからは、彼は「ゴジラ」となるべくして生まれたようにも思える

どちらなのだろうか？もしかしたら両方なのかもしれん

>>7088
一応、ノベライズ版「怪獣惑星」では小説版の出来事をゴラスのことも含めて触れられてはいた。
その後のノベライズ版「星を食う者」は映画のノベライズとして滅茶苦茶で（物語の大事な部分が全然、違うし）、補完もなんか中途半端という有様だったが（白目）。

小説シリーズは監修した虚淵氏の「こういうのが本当はやりたかった」という願望もあるんじゃないかと。
そちらの方が怪獣モノとしては勿論、怪獣災害を中心にした人間ドラマとしても非常に優れていたのが皮肉だ。

やっぱり企画担当者がそもそもの元凶ですな。
「金だけ出してくれればいいから、現場に余計な口出しするんじゃない....!」と言いたくなるレベル。

ユ「ハルオ先輩」
ハ「その呼び方はやめてくれ。ハルオでいい」
ユ「サカキ……ハルオ先輩」

どうしてこんな変なやり取りが出来上がるのか

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>>7090
やっぱり根幹がダメだったんだなアニメ映画。
アニゴジシリーズで一番面白いのは前日譚の小説って言うのがね。
映画の方が金掛かってるだろうに。

企画があれこれ縛ってダメだったっつーより好きにやらせ過ぎてダメになった感
見たいもんはあんま含まれてないけど上位スタッフが好きそうな要素はふんだんに盛り込まれてる
上からゴリゴリやられてたらこうはならんよ

俺もどちらかといえば好きにやらせすぎたというのに同意するわ
「怪獣バトル」じゃなくてわざわざ「怪獣プロレス」と表現するのにはそれなりに理由がある
怪獣映画ファンとしては企画担当者の言いたかったであろうことは大体分かるんで、まあ伝え方に問題が無かったとは言わないが、企画に縛られて云々は違うと思う

好きにやらせすぎたも何も、既成概念に囚われない自由な発想でってところから始まった企画だし、虚淵も脚本で好きにさせてもらったとインタビューで答えてる

企画上の一番の失敗はシンゴジで浮かれてTVアニメから劇場アニメに変えたことよ
恐らく予算的にはそこまで増額しなかったろうし、実態はTV放送されないまま総集編にして新作映画扱いにした普通の深夜アニメだからな
ここでも5400円も払わされたという文句でたし、TV放送ならここまで大荒れしなかったはず

BDのスタッフコメンタリーでも「『ゴジラとはかくあるべし』とかそういうダメ出し殆ど無くて、やりやすかった」という発言あったしな

TV放送ならむしろぼろくそだろ
場面ごとに一週間も考える時間をやったら、第一話からツッコミどころが目につきまくるし、第一章ラストにゴジラの咆哮を持ってくることもできないだろ

現実の劇場企画でも章ごとに半年の考える時間与えられてるのに1週間の空き時間でもっとぼろくそもヘチマもないわ、何言ってんの

でもテレビにしたら第1話でゴジラが回想でしか出てこねえとかいう事態になりそう

映画は3作ともなんだかんだキリのいいとこで章が終わってたからまだ良かったけど

ウルトラマンと違ってゴジラってテレビシリーズとの相性悪いんかね。流星人間でゲスト出演したとかゴジラアイランドくらいしか思い浮かばん

ゴジラが2話くらいのペースで敵怪獣を倒していく話ならテレビアニメとしても作れそうだけど、ゴジラだけが相手だと確かに難しいなぁ。ドラマ回の多さに批判が来まくるだろう。

>>7084
モーリさんは小説版からして「なんで自分が選ばれたんだ…」って人だったから…

なんというか今になって見ると小説版って「映画の前日譚」ってより「公式から許可得て作った二次創作」くらいの差はあるかなあって思う。だからどっちが悪いとかそういう話を今するつもりもないが
ゴラスのことすら映画内で言及されないとか映画と小説で世界観共有できてない気もする…もし小説第二弾（プロメカ）が出なかったら、人類がわざわざ太陽系脱出した理由分からなかったのかな

地球はゴラスから救われたぞ！ってこれだけでハッピーエンド一本組める（というか元ネタの映画がそう）のに、実際は底を知らない絶望感が人類を襲うという
ここだけでもアニメにしてくれないかなー…妖星ゴラス自体をアニメ化する方が早いか？

>>7095
「アニメの有名所の3人を揃えればどうにかなるでしょ。あっ怪獣プロレスはなしで」とかいう判断をしてる時点で企画担当者は十分、無能だと思うがな。
よりにもよってゴジラに何の思い入れもない静野に主導させた時点でエメゴジの二の轍を踏ませる気かと正気を疑いたくなるレベル。
指示にしても、怪獣プロレスを禁止して作品としての可能性を狭めることをするくらいなら、「人間ドラマの方にも力を入れてくださいね。」くらいにとどめておくべきだった。

そこに、いきなりＴＶ放送に変えたのも相まって余計に担当者の無能度がパワーアップするのである。

>>7103 怪獣戦を盛り上げることはマイナスにはならないけど、怪獣戦を控えめにすることはプラスにはならないよね。

予算内で出来ること、したいことをプロのクリエイターたちが取捨選択していった結果、怪獣戦は「捨」の方に選別されたのだから贅沢な要望なんだろうけど。

>>7103を少し訂正
×「ＴＶ放送に変えた」→〇「TV放送から映画に変えた」

>>7104
うむ。虚淵さんが本当は「もっと怪獣出したいしバトルもやりたい」派だったのを考えるとなんともね...。
怪獣バトルとドラマの両立なんてそれこそ近年で言うならvsシリーズや平成ガメラシリーズもちゃんとやってるんだし。
「頭を空っぽにして楽しむ怪獣バトル映画」になるのを避けるにしても、いきなり「怪獣バトル禁止！」という指示を出すのは極論が過ぎる。

あっ。念の為に言っておくと「頭空っぽにして楽しむ怪獣バトル映画」を否定してるわけではないよ。「ランペイジ」とか大好きだし。

別に怪獣バトル禁じられてたわけじゃないだろ
1キロのメカゴジラがアースとタイマン張るのもあくまで予算的都合だったし、ギドラとはバトって最後には割とプロレスっぽいことしてたわけで

>>7106
ギドラはともかくメカゴジラの件は....。
いや、オーディオコメンタリーで語られてるのが全てではなく、メカゴジラのスレでいわれてるような「『東宝がケチだったんですー』なんていうわけにもいかんから『腕生えたりしてる都市型ロボット怪獣なんか中二臭いんで却下しました』ということにした」という可能性もあるけどさ。

まぁあの時の宣伝詐欺まがいのやり方への批判がよっぽど応えたのか「頑なに怪獣プロレスをしなかったのは東宝の方針だったんですー」と後から弁解し始めたせいで正直、制作陣の印象もかなり悪くなってしまったのは否定できないね・・・。

禁じられてたのは怪獣プロレスであって怪獣バトルではないわけで
ゴジラvsメカゴジラシティも大樹と都市という対比された者同士の怪獣バトルではある、プロレスではなかったというだけで
件の1kmメカゴジラが実現したとしても取っ組み合うプロレスはしなかったと思うよ、やるつもりなら同じ300m級にするはず

ヴァルチャーじゃなくて、50ｍメカゴジラ×3にブースターしょわせてビュンビュン飛ばせば良いじゃない！
……って思ったが、それだと
「特攻しよう（提案）」→「いやああああ痛い痛いｺﾝﾅﾉｷｲﾃﾅｲ（ナノメタル浸食中）」→「勝利するなら覚悟しろ！人を越え、うんたらかんたら……」→「ｳﾜｱｱｱｱｱｱｱ（ガルグ爆殺）」
という流れから、だいぶ変えなきゃならんか……

ぶっちゃけその流れ丸ごと削除しても話成立するんじゃねーか