アサキム・ドーウィン 単語


ニコニコ動画でアサキム・ドーウィンの動画を見に行く

アサキムドーウィン

3.9千文字の記事

アサキム・ドーウィンとはスーパーロボット大戦Zシリーズに登場する人生迷子である。

CV:緑川光

概要よ…闇を抱き、光を砕け!

漆黒の人起動兵器・シュロウガを駆り、ランド・トラビスセツコ・オハラの前に現れる青年
過去に大罪を犯し死ねない身体になっており(本人はこの状態を「無限」と評している)12のスフィアを得て太極に至るため、シュロウガと共に平行世界を行き来している。『Z』開始時点では知りたがる山羊見る双の2つを手にしている。

容姿はよりの黒髪い瞳にマント立つ青年だが不老不死のため実際の年齢は不明。
その搭乗機やなどからよく迷子になる魔装機神青年と関係あると思われているが、その関連性はに包まれている。

世界における動向を以下に記す。

UCW(スーパーロボット大戦Z/多元戦争)

UCWで勃発した多元戦争では、ランド・トラビスの傷だらけの獅子セツコ・オハラの悲しみの乙女を手に入れるべくその覚醒を煽る様な行動を行っている。リアクターとして覚醒する為の条件の違いからかそれぞれに対する接し方は大きく異なっており、結果としてランド偏とセツコ編ではプレイヤーに与える印も著しい違いがみられるものとなっている。
セツコ編ではZEUTHと明確な敵対関係にあり、セツコチームメイトであるデンゼルハマートビーワトソンを殺平行世界の彼等を呼び寄せてセツコと対峙させる、トビー擬態してセツコに騙し討ちをかますなど悪役として振舞い、演技交じりとはいえその様は正に外道の極み。
一方ランド編ではビーター・サービスの面々に較的好意的に接しており、スポット参戦でプレイヤーが操作できる機会もある。中盤で傷だらけの獅子覚醒論み本性を現して対立するものの、決裂には至らず後に飲み交わす機会があるなど奇妙な友情めいた関係を構築する事になり、条件を満たせばジ・エーデル・ベルナルとの最終決戦でもZEUTHに味方として駆けつけてくれる。ただし破界篇以降はセツコ編との兼ね合いもあってか前戦である軌道エレベーターの戦いでZEUTHによって討たれた事が正史として扱われている。しかし死ねない身であると語った通り、呪われし放浪者として以降のZシリーズでもプレイヤー部隊の前に出する事になる。

ADW(第2次スーパーロボット大戦Z/破界事変、再世戦争)

プロジェクト・ウズメによって次元ガイオウが呼び出された後、ZEUTHの面々同様ADWに転移。この世界でも引き続きスフィアの入手を論むが、破壊事変の時点ではクロウ・ブルーストが揺れる秤のリアクターとして覚醒していない為、アイム・ライアードの偽りのに狙いを絞っている。
破界事変終盤でアリエティスを撃墜し偽りのを奪取したかに見えたが、後にアイムが偶発的にスフィアアクトを発動させたことで、「アサキムに殺された」という事に変えて生き残り失敗に終わっていたことが判明。また、独自にアネモネと接触し、彼女から提供された情報により自分を無限に堕とした元が御使いであることを知らされている。
再世戦争ではランドセツコの後を追うようにインサラウムが設置したZONEにを己の身をもって封印。結果的にZEXISを助ける事になるが、その的はZONEから抽出されるオリジンローに己が身を満たす事でスフィアと同調する術を会得する事であり、これによって知りたがる山羊リアクター(しかもいきなりサードステージ相当)となった模様。
自身のトラウマを刺するような発言をして己の逆鱗に触れたアイムに対し、知りたがる山羊スフィアアクトを用いて偽りの力化し、更には彼の過去を逆に暴くという報復に出る。結局偽りのアイムにとどめを刺したユーサー・インサラウムにかっさらわれる形となってしまったが、火星でのZEXISインサラウムの最終決戦乱入し、そのユーサーを倒す事で彼が所有していた尽きぬごと奪取し、単身で4つものスフィアを獲得するに至る。

最終的にはクロウセツコランドスフィアによって火星ZONEへと封印され、「こういう結末も悪くない」と言い残し静かに笑みを浮かべながら表舞台から姿を消す。そして何者の邪魔も入らぬ身となったアサキムはZONEの中で己の存在について自問自答を続けた結果、ある事を願うようになった。
それは、人間として生きる事」……。

蒼の地球、翠の地球(第2次スーパーロボット大戦Z/時獄戦役、天獄戦争)

戦役ではZONEに封印され続けていた為出番はなかったが、戦争では多元戦争で自身に惹かれた女…元カイメラのツィーネ・エスピオにサイリアルへの牽制として眠りから解放される。
再度スフィア集めの為に暗躍を開始するが、その最中にアドヴェント行動を共にするを選んだ。アドヴェント敵たる御使いの一人でとはいえ、ドクトリン達と袂を分かった身であることが関係しているようだが、「笑いたければ笑うがいい」とZ-BLUEに返しているあたりこの選択肢は苦渋の決断だったようだ。ZONEへの封印からここまでの一連の流れの末、

それぞれのリアクターとして覚醒し、サードステージににまで至っている。最終的にはアドヴェントも独善から脱却できていない者であると結論付けて決別。彼の乗機であるヘリオースの力を敢えて受ける事でオリジンローを体得し、シュロウガをシュロウガ・シンへと変貌させた。
Z-BLUEのリアクター4人のスフィアをも手中に収めるべくカオスコスモスへと先行したアサキムは、エス・テランにて彼等が持ち掛けた和解を拒絶して英知により自立稼働するシュロウガの群れを率いて全力の戦いを仕掛ける。最終決戦故に以前の様な遠回しな言い回しは鳴りを潜め、秘めていた本来の情も包み隠すことなく本気でZ-BLUEとぶつかり合う様はサクリファイに御使い特有の独善を悔い改めさせるにまで至る。
本気を出した末に敗北したアサキムはその結末を認め、Z-BLUEに手を貸す事を誓うのだが、直後に現れたアドヴェントから自身にわる衝撃的な、そしてあまりにも残酷なを知らされることとなる……。

天獄篇終盤のネタバレ注意!!

…結論から言うと、アサキム・ドーウィンなる人間は元々どの平行世界にも存在しない。

シュロウガが失われた搭乗者(オペレーター)の模造・代用品として孤独を癒すべく構築した実体を持つ虚像、それこそがアサキムの正体だったのである。つまり彼がする大罪やそれにわる過去等というものはそもそも存在しない全くの出てあり、今までのめいた意味ありげな言動はおろか、その人格自体がシュロウガの思念や記憶を元にした作り物に過ぎなかった。実際多元戦争でもアポロから「匂いがしない」と摘されており実在人物ではないという伏線は当初から存在していたことになる。
元々シュロウガは平行世界における至高神ソルの同位存在であり、永きにわたる輪廻の中で特殊な霊子、思念、因子などを取り込み続け現在の姿に変貌していった。そんな中御使いの拠点であるエス・テランに流れ着くことになるのだが、その時点でコクピット人の状態だった。出自を知ったドクトリンスフィア収集の為に利用しようとして無限輪廻を組み込んだことでシュロウガは因果法則から逸脱した不滅の存在と化し、破壊されても何事もなかったかのように再生し、それまでの記憶を基にアサキムという虚像をダウンロード・再構築する事が可となった。つまり不死身なのはあくまでもアサキムではなくシュロウガの方であり、構造上はシュロウガがアサキムを無限縛り付けているも同然といっていい。その仕組みを作ったのはシュロウガではなくあくまでも御使いだが、アサキムからすればとんだ尊厳破壊もいい所である。

真実を知ったアサキムは存在意義を全否定されたに等しい状態に陥り、今までの戦いが駄であったと悟りが崩壊。抵抗の術なくアドヴェントによって至高神Z降臨の為の生贄としてヘリオースに取り込まれてしまった。しかしZ-BLUEとアドヴェント決戦の最中二つの地球から届いた励のによって意識を取り戻し、至高神Zに己の死…言い換えればかねてより望んでいた無限からの解放を願い、そのパワーバランスを崩す事でZ-BLUE勝利切欠を作るというファインプレーを見せる。
そして12個のスフィアと人々の意志によって果たされた修復によって世界は再構築され、無限の呪縛がくなったアサキムはシュロウガと共に、の導きと共に何処かへと去っていった。

『Z』発売前から言われていたマサキとの同一人物説はアサキムの出自から考えてとりあえずノーという事になる。そもそも専用BGMBLACK STRANGER」は「赤の他人」という意味が含まれている為、身も蓋もい事を言うとこの時点でアサキムとシュロウガはマサキサイバスターではないと言っているようなものだったりする。

堕落しろ!関連動画へ!!

フフフ…関連項目に堕ちてみれば、心地いいものだよ

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/06(土) 17:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/06(土) 17:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP