水城史朗 単語


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ミズキシロウ

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水城史朗とは、映画劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』に登場する人物である。

演:唐渡亮 / 野勝美(仮面ライダーディケイド

概要

陸上自衛隊三等陸尉。深海理沙の部下にあたる。

元々は自衛隊管轄の超能力開発研究所の防衛に当たっていた隊員だった。物語冒頭でアントロード「フォルミカ・ペデス」の大群に施設が襲撃され、を携えて迎撃に向かうも為す術敗北の前で職員、孤児、隊員が皆殺しにされる中、奇跡的に生き残った。この体験を機に「生への執着を捨てて戦う事で、勝利を得られる」との信念を持つに至った。

その後、警視庁G3ユニットに出向した深海理沙がG4システムの設計図を持って帰還。自衛隊内でG4の開発計画が始動した。G4は装着員の体ですら部品にしてしまう死のシステムであったが、せず装着員に志願。他の装着員補が次々に死んでいく中、見事装着員の内定を得る。

その信念は信仰とも言える狂気も内包し、G4システムに組み込まれた超能力者の死も強要するようになるなど、鮮イメージ視聴者に刻み込んだ。劇場版アギトG3-X氷川誠とG4の水城史朗、二人の物語だと言える。

仮面ライダーG4『GENERATION-4』

スペック
身長 198cm
体重 187kg
パンチ 約4t
キック 約13t
ジャンプ ひと跳び25m
走力 100mを約7.5
防御力 硬度10

正式名称は「第4世代・対未確認生命体強化外格及び強化外筋システム(GENERATION-4)」。通称「G4システム」。設計は警視庁小沢澄子が行い、開発陸上自衛隊が行った。ほぼ一の自衛隊所属の仮面ライダー

G3-Xと同時期の開発で、表記上のスペックG3-Xの1.25倍から2倍弱近い高さを誇る。ただし、G3-Xが制御チップの装着でようやくまともな運用と制御が可になったのに対し、G4は「人体がパーツ」という逆転の運用により驚異的な戦闘力を維持する。ゼロシステム体版か。

論、装着者は事では済まず、AI戦闘に最適な動作のために装着者の限界無視した挙動・稼働を強要する事となり、限界を突破した挙句、装着者が負荷に耐えられず死に至る。装着者が死に至ってもAIの制御によりある程度までは体を理やりパーツとして動かし、戦闘の続行が可なんてもの作ったんだ澄子さん。

設計段階で判明していた危険性を危惧した小沢により封印されていたが、どこかでG4の情報を手に入れた陸上自衛隊は、八王子駐屯地から深海理沙一等陸尉を警視庁G3運用チームへ出向させて情報の奪取を試みる。G3ユニットの面々とともに行った焼き肉屋にて尾室ベロベロに酔わせ、パスコードを聞き出した事で理沙はG4の情報を入手。出向してすぐに元の場所へと戻った。尾室くん大失態な訳だが特段処罰された描写はい。を守る」という強すぎる意志から狂気んでいた深海により危険性をあえて残したまま製作され、テスト段階から装着者が負荷に耐えられず次々と死に至る状態のまま完成。その後も欠陥を残したまま最後の装着者となったのが水城史朗である。どうやらこれでも量産を視野に入れていたようだ。

警視庁の設計図を流用したためか、各部パーツの名称はG3-Xのものと大差い。ただ所々改良が施されており、脚部のPLSS(ver.3.0)はG3の約2.5倍の性を誇り、ヘリから降下した時の衝撃にも耐えうる。両ブルーアイザーは前バージョンの3倍の視認感度を持つ。口元に装備されたパーフェクターには酸素生成力があり、水中や猛火の中でも活動が可。この辺りは災害派遣を想定していたのだろうか。両肩に装備されたパワーアーマーはハイメタル製で、装着員の両肩を防護するためのものだが、同時に負荷が限界を迎えた時に大量のガスを噴出して異常を知らせる機も備わっている。

およそ2ヶという短期間でG4は完成し、埠頭に出現したアントロードの大群を相手に初陣を迎えた。上を旋回するヘリからの援護を受けつ戦闘し、ギガントで敵を殲滅する事に成功。設計図を盗まれた小沢主任は理沙を相手に昂するが彼女は「埋もれていた宝を世に出しただけ」と取り合わなかった。

ひょんな事から超能力者のを捕獲したところ驚異的な潜在力を宿している事が判明。深海彼女をG4システムに組み込み、常的先読みによる戦闘を可にした。敵の一歩先の行動を先読みし、適切な反撃と不意打ちの阻止が出来るようになった事で戦闘力は格段に上昇。八王子駐屯地の敷地内に侵入してきたアギトG3-Xとの交戦では終始優勢に立ち回り、2名とも気絶させて勝を収めた。「今やG4はあの子の力を得て、時間を越する存在となった」「G4は今や別次元の存在」と深海は雄弁に語った。

しかし超能力者にさえ負荷を与えるという欠陥が新たに発生。先読み力を使い続ければは衰弱して死んでしまう。隊員どころかただでさえ希少な超能力者の使い捨てをするとか、アギト世界自衛隊はまるで旧日本軍ばりに追い詰められてたのかもしれない。考えついた深海一尉も相当であるが。深海は「このを憂いている」と発言しており、アンノウンの対処はほぼアギトに頼りきりという現状に焦りを覚えていたと思われる。アントロードの集団に食い殺されたのも因果応報か。

前回の戦闘で、システムに組み込まれた超能力者の波長が増幅された結果、G4システムの運用施設にアントロードの大群が襲来してしまう。自衛隊員が次々に殺されていく中、再びG4が出動。支援を受け、手くアントロードの一団のを始末。しかし基地内には既に多数のアントロードが侵入しており、戦闘を続行。優位に戦いを進めていたが、の意識が覚醒した事でシステムエラーが発生。先読み力を受けられなくなり、形勢を逆転される。何発か殴られながらも、の不屈の闘志で戦い続ける。やがてアギトギルス、G3-Xが到着した事で何とか持ち直す。一帯のアントロードは一掃され、G3-XとG4は二人きりになる。兄弟とも言うべき2つの仮面ライダー、死を背負って戦うと生を背負って戦う氷。どちらが優れているかハッキリさせるため、G3-X決闘を挑んだ。

死をも恐れぬと性能面で上回っているG4の猛攻により、G3-Xを相手に善戦。左肩を損傷させた。しかし小沢から「G3-XとしてG4と戦っては勝ちいわ。氷川誠として戦いなさい!」との助言を受けて氷が奮起。なおも戦いを続けるG4であったが、ついにの体が耐え切れず死亡。糸が切れたようにG4も地面に倒れした。ところが死体さえもパーツにして起き上がろうとするG4。氷は「もういい…もう良いだろぉー!」と絶叫しながらトドメを刺した。この戦闘で、人員・施設ともに全滅の憂きに合っている。

後に放映された『仮面ライダーディケイド』では、第1話ライダー大戦」にチラッと登場。ヒロインが見ていたの中で、他の仮面ライダーとともにディケイドに立ち向かったが敗北ギガントの横に仰向けに倒れていた。 「アギト世界」ではG4チップという、G3-Xを更に強化するチップが登場。人間体と神経を直接接続する代物で、警視庁の八代淘子によって開発された。しかし海東大樹にお宝認定され、盗まれそうになるが、八代の拳銃で破壊された。劇場版などでは武装の「ギガント」が登場している。

装備品

G4自体の戦闘力が高いせいか、装備の多さはいもののアンノウンを撃破しう火力を持つギガントや、G3のそれより強力なGM-01改などを使用する。

コードネーム 名称 概要
GM-01改 四式 仮面ライダーG4の要武装である自動小銃。装填弾数72発。G3の持つGM-01「スコーピオン」をベースにした改良であり、各種改良が加えられている。電磁ライフリングシステムにより短銃身でも精度の高い射撃を実現。CCDターゲットスコープという小カメラを内蔵しており、G4管制室との映像リンクによって連携を円滑なものに仕上げる。強化弾を電磁力と特殊液体ガスで射出し、高い連射力と威力を獲得。柄の部分にはマグネットグリップを採用、電磁石でG4の手に吸い付いて落としにくくなった。このような改良によって、元となったGM-01を上回る火力を持つ。
ギガント G4用強化体携行用多的巡航4連ミサイルランチャー。肩がけの4連追尾式で、低・短距離用の対地ミサイルである。警視庁より強力な武器を用意できる辺り、さすがは自衛隊である。その威力はで、1発当たっただけで多数のアンノウンを木っ端微に吹き飛ばす。使用するにはギガントから伸びるケーブルをG4のベルト部分に接続し、反対の左部分にあるエナジーボリュームを回してギガントに電力を供給する必要がある。ギガントにもビデオカメラが搭載されており、管制室と映像リンクして最も損を与えられる箇所に撃ち込めるよう時に計算される。発射されたギガントにはマニュアル誘導機が備わっていて、命中率を高める。

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