CARDINAL GATEとは「beatmaniaIIDX 13 DistorteD」に登場したボスフォルダのことである。登場時は四天王曲と呼ばれた。
DistorteDでは通常のEXTRAは存在せず、新たなEXTRAステージの試みとしてこのCARDINAL GATEが登場した。次回作以降は通常EXTRAは復活し、CARDINAL GATEもこのシステムをほぼ継承[1]した「VIP ROOM」や「PARALLEL ROTEATION」などの部屋ごとによる、いわばボスフォルダが登場した。
今までEXTRAステージは登場時は一部上級者しかプレイできなかったが、このCARDINAL GATEはNORMALでも出現させられるようになり、より幅広いプレイヤーがEXTRAステージをプレイできるようになった。このシステムは後のボスフォルダにも引き継がれている。
なお、これ以降のボスフォルダに登場するONE MORE EXTRA曲は、アーケード版だと1度曲をプレイすると、ONE MORE EXTRA曲のプレイするための証[2]がもう1度全部集めなおしとなるが、CS版では1度手に入れたら消えないため、もう1度集めなおさなくても該当のボスフォルダの曲1曲でプレイする条件さえ満たせば、再度プレイ可能となる。
各楽曲のアーティストはそれぞれ古代中国の伝承にある四神の名前から使われており、後に「VANESSA(GOLDの朱雀曲)」や「3y3s(EMPRESSの青龍曲)」など、四神名義を使っている楽曲も存在する。
CS版DistorteDの特別限定版ではCARDINAL GATE全曲のロング版が収録された特典CDが存在している。
このアルバムは、waxing and wanding(Ryu☆本人によるロング版)を除いて、曲を作った本人ではなくS.S.D.FANTASICAが手がけたものである。
正式名称 | waxing and wanding | ||||||
ジャンル名 | DANCE SPEED | ||||||
正体(中の人) | Ryu☆ | ||||||
BPM | 191 | ||||||
譜面難易度 | NORMAL | HYPER | ANOTHER | LEGGENDARIA | |||
IIDX | SP | 7 | 10 | 11 | 12 | ||
DP | 7 | 10 | 11 | 12 | |||
REFLEC BEAT※ | BASIC | MEDIUM | HARD | W-HARD | |||
5(3) | 9(7) | 12(10) | - | ||||
SOUND VOLTEX | NOVIVCE | ADVANCED | EXHAUST | MAXIMUM | |||
6 | 13 | 16 | 18 | ||||
エフェクト | |||||||
レッドホットスクリューズ | |||||||
ジャケット | |||||||
GOLI | |||||||
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曲名の意味は「月の満ち欠け」。その意味だと本来のスペルは「waxing and waning」(ワクシング・アンド・ウェイニング)である。これについては、楽曲情報を送る際にミスしてしまったもので、定着しているため変更する予定はないとザ・インタビューズで述べられている。また、名義については月刊アルカディアでRyu☆自身が正体を明かした。まあ青龍だからRyu☆と思ってた人は多かったと思うが。
同時押しが多いのが特徴な譜面、またBPMも早いためかなりの体力譜面。段位認定ではHYPERがEMPRESSの7段1曲目・ANOTHERがACGOLD&CSDDでの9段Finalを務めた。後にCANNON BALLERSにて後者のCONTRACTと同様に本曲のLEGGENDARIA譜面がEXPERT COURSE「CARDINAL」の解禁譜面として登場し、SPDP両方と共に2000ノーツと言う高速物量譜面になった。
後に、Ryu☆のアルバム「starmine」でkors kが、コンピレーションアルバム「cyber beatnation 2 -Hi Speed conclusion-」でJAKAZiDがこの曲をリミックスした。
Lincle Link第5弾によりREFLEC BEAT limelightに移植。トリル・縦連が多く、同じ青龍名義の「Castle on the Moon」と譜面傾向が似ている。
2024年3月7日にはSOUND VOLTEX EXCEED GEARに移植。ジャケットがREFLEC BEAT版と異なり、難易度ごとにジャケットが変わる仕様となっている。
正式名称 | CONTRACT | ||||
ジャンル名 | SUBLIME TECHNO | ||||
正体(中の人) | DJ Yoshitaka | ||||
BPM | 180 | ||||
譜面難易度 | NORMAL | HYPER | ANOTHER | LEGGENDARIA | |
SP | 9 | 10 | 11 | 12 | |
DP | 7 | 10 | 12 | 12 | |
タグ/タグ数の変遷 | / |
曲名の意味は契約。正体はDJ YOSHITAKAでbeatnationのライブでこの曲を流したことから判明した。また朱雀名義でおなじみの「ピギャー」はこの曲がはじまり。
階段譜面が特徴。SP NORMALは道中はスカスカだが、最後のみHYPERと全く同じ超絶ラス殺しが襲ってくる。初登場の際は☆7というひどい詐欺で、当時のクリアレートは20%台だった。GOLDで☆8に、Lincleで☆9に昇格。後に前者のwaxing and wandingと同じくCANNON BALLERSのイベントである「激走!キャノンレーサー」の隠し譜面としてLEGGENDARIA譜面が登場した。ノート数はSPが1418でDPが1545と多くないが、グリッサンドと物量発狂が混じった高難易度譜面として猛威を振るっている。
ANOTHERは2P殺し。途中の皿が極悪で、素直に乱当たり待ちかMIRRORがいいかもしれない。
また、REFLEC BEAT coletteにて、"二代目朱雀"の楽曲「終焔のClaudia」が登場した。二代目朱雀…一体何者なんだ…
正式名称 | 華蝶風雪 | ||||
ジャンル名 | ASIAN MIXTURE | ||||
正体(中の人) | Tatsh | ||||
BPM | 199 | ||||
譜面難易度 | NORMAL | HYPER | ANOTHER | LEGGENDARIA | |
SP | 6 | 10 | 11 | 12 | |
DP | 7 | 10 | 12 | 12 | |
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他のTatsh楽曲で見られる技法、ポップンで同ジャンル(BEMANI EXPOでの企画)を手がけたということからも、白虎の正体はTatshである。またTatshがIIDXでの活動停止をしたため、四神アーティストで唯一白虎名義以降の楽曲を作っていない。Resort AnthemでTatshがIIDX復帰したものの、今現在楽曲提供は行われていない。
青龍同様、同時押しが多い譜面。NOTES数も多くBPMも早いが、全体的に素直な配置で最後も回復できるため、四天王曲の中では1番簡単といわれる。ANOTHERがAC版GOLD&CS版DDでの9段2ndを務めた。その後31 EPOLISで他の四天王に遅れながらもLEGGENDARIAが追加された。何気にノート数はSPDP共に嘆きの樹ANOTHERを上回っているものの、高速同時押し主体であるのは変わらずで、12の中では易しい部類と言われる。Tatshにちなんでお約束な全押し+皿が1か所だけ配置されている。これがDPでは2Pだけ鍵盤全押しという、実にThe Dirty of loudness以来となる手のひらでバーンと押さなければならない配置。
なお、音ゲーとは直接関係ないが、Tatshは後に『作っていったら自然と華蝶風雪に近くなったので、同じジャンルにした』とコメントしている『風姿華傳』という曲を作っている。
氏の東方アレンジアルバム『FAR EAST OF EAST II』に収録されているので華蝶風雪が好きな方は聴いてみるといいだろう。
正式名称 | Ganymede | ||||
ジャンル名 | ESOTERIC SLOWCORE | ||||
正体(中の人) | wac | ||||
BPM | 72~82 | ||||
譜面難易度 | NORMAL | HYPER | ANOTHER | LEGGENDARIA | |
SP | 6 | 10 | 11 | 12 | |
DP | 8 | 11 | 12 | 12 | |
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曲名の由来はみずがめ座のモチーフからであり、公式曲コメントがネタ系だったということもあり、星座の曲名が多いwacが正体である。
ジャンル名にSLOWCOREとある通り、BPMがIIDXシリーズ屈指の低速曲である、なおかつ後半の24分階段絡みが高密度。HS5.0でもSUDDEN+をかなり下げないと見切れないであろうが、フローティングハイスピードとなった現在ではさほど脅威とはならないか。BPMが落ちるのは最後のみ。
なおこの24分階段はNORMALにも存在する。初登場時はSP NORMALが☆5であり、CONTRACTと並んでこちらも酷い詐称であった。AC DJ TROOPERSで☆6に昇格したものの、1曲目保証を外れた影響もあってか『まだ詐称』という声もちらほら。
ちなみにSPとDPでは音源が微妙に異なっており、DPでは後半の24分階段が左右で微妙にずれてディレイ的な配置になっており、結果48分乱打(BPM164の24分乱打、BPM246の16分乱打相当)と化している。さりげなく皿も混じっており、全て拾うのは至難。28 BISTROVERで追加されたLEGGENDARIAでは、この音源と譜面のコンセプトがSPDPで入れ替わった形となっており、SPで48分乱打を体感、DPで16分+24分複合の譜面を体感することとなる。
アーティスト | kamome sano | |||
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BPM | 200 | |||
難易度 | NOVICE | ADVANCED | EXHAUST | INFINITE |
6 | 11 | 17(15) | 19(15) | |
イラスト | HES remixed by A | HES remixed by S | ||
エフェクト | PHQUASE | TEK-A-RHYTHM |
SOUND VOLTEXの第1回スピードアップコンテストにて対象曲に選出され、沙野カモメによるリミックス「Ganymede kamome mix」が採用、ゲームに収録された。スピードアップコンテストということで、 SLOWCOREから一転BPM200まで引き上げられ、サビではガバキックの重低音が鳴り響くかなりハードなリミックスとなっている。このBPM200への加速化は、単に倍速にすると楽曲規定の尺に納まりきらないため。
EXHは中盤に白壁を思わせる全押し連打が入り、終盤はつまみを回しながら片手で12分の階段やトリルを捌かされるラス殺しも存在。スキルアナライザーではLv10の1曲目を何度か担当していた。
当時この曲の登場以降多くのLv15が配信され遂にはLv16も登場したが、SDVXIVでもLv17の中でもクリアレートは低くクリア難易度上位であり、PUCの難易度は間違いなく最強の一角である。
SDVXIIではINFINITE BLASTER解禁曲としてINFINITE譜面が新たに追加された。こちらはLv15の中でも群を抜いて難易度が高く、その絶望的な難易度から解禁初日のつぶやきビッグデータに「ガニメデ」がランクインするという事態が発生した。
SDVXIVで難易度が20段階に振り分けられた際、INF譜面は旧基準15最上位~16クラスであるLv19となった。II時代のLv15からは唯一Lv19に振り分けられた楽曲である。
さらにSDVXVでは、II時代Lv16(IVではLv19)であった3曲がLv18に降格した中、この楽曲はLv19を維持。とうとうSDVXII譜面唯一のLv19となってしまった。
アーティスト | BEMANI Sound Team "玄武 feat.二代目朱雀" | |||||
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BPM | 72-164 | |||||
譜面難易度 | BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE | |
シングル (SP) |
2 | 5 | 11 | 14 | - | |
ダブル (DP) |
- | 5 | 11 | 14 | - |
2024年秋シーズンにおいて、様々なコナステ作品とアーケード作品で行う合同イベント『BEMANI秋のコナステ大感謝祭2024』の際にコナステのDanceDanceRevolution GRAND PRIXで2024年9月17日に配信された「BEMANI SELECTION楽曲パック vol.2」に収録されたバージョン。
現時点ではアーケード版DDR収録のアナウンスは無い。
本曲はアーティスト名の通り、二代目朱雀ことDJ TOTTOによるアレンジが施されている。
曲調は前述のkamome mixとは異なり、原曲の音がリファインされている程度で、ほぼ原曲そのままと言っても良い程原曲に忠実。実質「リマスター版Ganymede」というべき。
何故、音源のリニューアルが行われたというのかというと、恐らく「楽曲の初出が現在(2024年)から見て相当古くなっていたから原曲そのままでは移植が困難になっていて、結果的に移植の際に音源のリニューアルした」と見られる。正確なwac本人の回答を待とう。
DDRの譜面もIIDX同様、最初から最後までゆっくり…と思いきや、
難易度表から分かるように、DDR版の本曲は楽曲のラスト近くになるとBPMが約二倍の164に加速するソフランが待ち構えていて、原曲経験者に対する強烈な初見殺しになっている。ちなみに、かつてTOTTOがSDを務めていたREFLEC BEATではDJ Totoriott名義で製作したArcanosのW-HARD譜面もこれを彷彿とさせるギミックが待ち構えていたのだが、ある意味これの再現と言えなくもない。
そういえば、「Ganymedeが実質的な音源リニューアルが行われた」という事は、wacのホームステージであるポップンへの移植フラグと見て良いだろうか?
正式名称 | 嘆きの樹 | |||
ジャンル名 | CONTEMPORARY | |||
正体(中の人) | dj TAKA | |||
BPM | 160 | |||
譜面難易度 | NORMAL | HYPER | ANOTHER | |
SP | 8 | 11 | 12 | |
DP | 7 | 11 | 12 |
各四天王曲で条件を満たすと、四天王曲に該当したランプが付き、このランプを四種全部集めると出現したDistorerteDのラスボス曲。詳細は「嘆きの樹」の項目を参照。
後に、dj TAKAのアルバム「milestone」で久保田修がこの曲をリミックスし、2014年7月より行われているイベント「発見!よみがえったBEMANI遺跡」でDance Dance Revolution(2014)に移植された。
掲示板
48 ななしのよっしん
2024/02/17(土) 11:27:40 ID: iixT4yh6++
49 ななしのよっしん
2024/04/25(木) 12:05:50 ID: YinQHfx4By
じゃじゃーん、白虎担当曲の華蝶風雪LEGGENDARIAが実装されて四天王曲のLEGGENDARIAは全て揃いました!
50 ななしのよっしん
2024/05/02(木) 18:00:37 ID: toFDeMR8XF
しれっとタピオカウメェス混ぜんのやめーや
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/28(木) 15:00
最終更新:2024/11/28(木) 14:00
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