Shantae(シャンティ)とは、 アメリカの WayForward Technologies 開発の横スクロールアクションゲーム。
ハーフ・ジーニー(半魔神)の少女・シャンティを操作し、シークインランドを冒険するアクションゲーム。
迷宮・フィールドを探索して手に入れたアイテムや能力で新たな道へと進む、というのが基本の流れで、一本道ではなく得たものやヒントを元にクリア済みエリアをアンロックして再探索することになるのも特徴。
既存のゲームでいうと『メトロイド』に近いゲーム性である。
かつてカプコンUSAから発売され、現在もインティ・クリエイツが制作に関わっている影響で、『ロックマン』シリーズの影響も散見される。
キャラクターは日本のアニメやマンガの影響を受けており、全体的に「萌え」を思わせるデザイン。3作目からは日本人イラストレーターが参陣したため、より"らしく"なった。
GBC時代からぬるぬるうごくアニメーションや、中東風BGMにも気合が入っている。
海外では高い作品知名度と根強いキャラクター人気が存在し、スマブラなどのオールスターゲームでは定期的に参戦希望の声が挙がる(スマブラについては、開発元のWayforwardもスマブラ投稿拳への投票を呼びかけている)。
初代は、海外の懐ゲーランキングでは上位にたびたび君臨し、動画投稿サイトなどで日本人の目に触れる機会も増えている。
ニコニコ動画では 2014年9月18日にTAS動画が投稿された際に、かわいらしいプレイヤーキャラが話題となった。
ジーニー(魔神)を母親に持つハーフ・ジーニー(半魔神)の少女。日本語表記では「シャンティ」だが、発音的には「シャンテー」のほうが近い。
攻撃手段は紫色のポニーテール。これを自由自在に動かして攻撃や謎解きに使う。
また、ボタン長押しやコマンドでベリーダンスを踊ることができる。手に入れた能力に応じて、猿・象・クモ・ハーピー・人魚などあらゆるものに変身し、通常では行けないところに行ったり、壊せないブロックを壊せるようになる。
タイトル | 発売日 | 機種 |
---|---|---|
Shantae | 2002年6月2日 | GBC 3DS(VC) Switch |
Shantae: Risky's Revenge シャンティ -リスキィ・ブーツの逆襲- |
2010年10月4日 2016年8月31日 (JP) |
DSiウェア Windows(Steam) iOS Android(Gゲー) WiiU XboxOne PS4 PS5 Switch |
Shantae and the Pirate’s Curse シャンティ -海賊の呪い- |
2014年10月23日 2015年11月19日 (JP) |
3DS Windows(Steam) WiiU XboxOne PS4 Switch |
Shantae: Half-Genie Hero シャンティ -ハーフ・ジーニー ヒーロー- |
2016年12月20日 | PSVita PS4 Windows(Steam) WiiU XboxOne Switch |
Shantae and the Seven Sirens シャンティと7人のセイレーン |
2020年5月28日 | XboxOne Windows(Steam) Apple Arcade PS4 PS5 Switch |
1作目。
カプコンUSAからゲームボーイカラーソフトとして発売。
ゲームボーイカラー末期時期のソフトということもあり、プレミアが付いている。そのため、海賊版が大量に横行しているソフトでもある。
2013年6月18日、海外でのみ3DSのバーチャルコンソールにて配信された。
2021年、Limited Run Games の手でゲームボーイカラー版がカートリッジで再販された。加えて、Switch版もDL配信された。どちらも移植であるため日本語は非対応。
DSiウェア・Windows(Steam)・iOS・Android(Gゲー)などで配信。
日本での配信は延びに延びていたが、後述の3作目に遅れること1年、2016年9月にWiiUなどで配信が開始された。
日本では2015年11月19日に3DS版が発売。2016年8月に据え置き機版が配信された。
公式WayForwardによる和訳が実施されるようになるのはこの作品から。
制作にインティ・クリエイツが関わっており、アクション面での洗練が進んでいる。
パッケージイラストや本編中の立ち絵を日本人イラストレーターの矢部誠(KOU)が担当しているため、より日本人好みのグラフィックになった。
なお、本作の3DS版では立ち絵そのものに立体視処理が施されており、女性キャラクターのおっぱい(と市長の肥満腹)が飛び出す。
本作では、共通の敵・パイレーツマスターに立ち向かうため、リスキィと共闘する。
シャンティは前作終盤で人間になり、魔法や変身能力を失っている。そのため、謎解きは髪の毛攻撃と海賊のアイテムを使って進めていく。
4作目。邦題は『シャンティ:ハーフ・ジーニー ヒーロー』。略称はHGHなど。
海外のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金を募ったところ、目標金額50万ドルをあっさり超え、倍額近い調達額となった。
シリーズ初のHDグラフィック。また、マルチプラットフォームで発売された。
引き続きKOUが一部のグラフィックを担当しており、クオリティは高い。
前作でシャンティの魔法が復活したため、ベリーダンスによる変身能力が復活している。
また、攻略に必須ではない変身能力も追加されている。
スライム娘や幽霊娘など、モンスター娘系の敵キャラが増えているが、一部はKickstarter出資者のデザインである。
外伝が2本DLCで配信されている。
1本目はリスキィ・ブーツが主人公で、第3作の海賊の力を使った謎解きが楽しめるようになっている。
2本目はスカイ・ボロ・ロッティの3人を切り替えながら操作するもの。
後に上記のDLCを含めた「アルティメット・エディション」が2018年5月31日に発売。移植にあたって翻訳も(完全ではないにせよ)大幅に改善されている。
ニコニコでは発売にあたって、電撃オンラインchの生放送「高槻かなこチャレンジ!初夏の大注目タイトルSP【電撃PS Live】」でも採り上げられた。
オープニングアニメーションをTRIGGERが担当することが話題となったが、蓋を開けてみると本編とは殆ど関係がなかった。どちらかといえばシリーズ全体を示すアニメである。
ゲーム中にもアニメーションムービーが挟まれるが、こちらは作画が全く異なる。
ゲーム画面はおおむね4作目に通じるが、立ち絵グラフィックが刷新されている。
また、デバイス版のみシリーズ初の4Kに対応する。
行方不明になった5人のハーフ・ジーニーを探しにシャンティの冒険が始まる。
恒例の変身は、ダンジョンに囚われた彼女らを救出することで手に入れる。
「7人のセイレーン」は各ステージボス。全員美(少)女である。
また、ハーフ・ジーニーたちだけでなく彼女たちの魔法の力を表す精霊も美少女となっており、美少女の敵キャラも増えている。ゲーム全体を美少女で埋め尽くそうという意気込みが感じられる。
本作をはじめとするWayForward社のゲームは、主にオーイズミ・アミュージオ(旧名:インターグロー)がローカライズを担当。
古いシリーズ作品はローカライズが非常に遅い、もしくはされてない状況となっている。
加えて、初代Shantae時代のパブリッシャーであったカプコンUSAの都合などもあり、2作目に至るまでの期間がとても長かった背景を持つ。
また、WayForwardの特徴ではあるがアミュージオによる翻訳の質が悪く、キャラクターの口調が乱れたり、間違っているわけではないにせよ違和感のある単語が選ばれていたりする。
このような配信状況から、いかにも日本人好みのデザインながら、日本での知名度は非常に低かった。
3作目が発売される以前は、輸入ゲーのマニアや、海外版の公式動画などで見たユーザーに認知されるに留まっていた。
4作目以降はグローバル化が進んだことやマルチプラットフォームでの展開がデフォルトとなっているため、情報の入手・製品の購入は一般ゲームソフト並みに低ハードルとなっている。
掲示板
504 ななしのよっしん
2023/11/15(水) 18:31:30 ID: ltqrFNf2mP
505 ななしのよっしん
2024/01/01(月) 14:09:13 ID: 79HjwvfI6T
RISKY REVOLUTIONの開発ビデオでディレクターが着てるクールな感じのシャンティのTシャツが気になる
サイトのショップにはRIVER CITY GIRLSばかりだしなんぞそれ
506 ななしのよっしん
2024/01/08(月) 01:38:01 ID: 3Af2W1v4GV
>>505
たぶん4作目の頃に支援者向けに出てたTシャツ
昔の公式ツイートでも宣伝してる(Shantae Backer T-shirt)
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/29(金) 06:00
最終更新:2024/03/29(金) 06:00
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