200
121 ななしのよっしん
2014/06/07(土) 10:32:48 ID: PQuyAue260
追加、5000ヤードを切った距離だと14インチも16インチも50ミリの甲板装甲を貫けず弾かれてる可能性が高いです。
16インチ砲15000ヤードで対甲板貫徹力50ミリ、14インチはそれ以下なので多少の傾斜があっても相当数が弾かれると考えて良いと思われます。
16インチ15000ヤードでの対舷側貫徹力が366ミリですので5000ヤードを切っているなら最低でも400ミリを貫通するでしょう。
14インチ砲にしても15000ヤードで335ミリ、10000ヤードで396ミリの貫徹力を発揮するので対敵姿勢を考慮に入れても舷側装甲が貫けないとは思えません。
※貫徹力データはNaval Weapons of the Worldより。
122 ななしのよっしん
2014/06/07(土) 12:18:08 ID: fMm7cSL8J9
>キャメロン監督の調査結果、海外研究者の間では疑義を呈する人も多いようですが……。
ならばと調べてみても、ネットの英語圏やドイツ語圏でもそのような意見は見つからないのです。
>ヒストリカルアドバイザーとして参加したカルガリー大学のハーウィッグ博士は
>2001年の調査写真を見て「左舷舷側はスイスチーズの如き様相を呈している」とまで述べています。
ここ(ttp://goo.gl/uOhS3B)に書いてある通りですね。でも、この情報も裏が取れませんでした。
>>79で少なくとも博士の名前を英字で分かる限り書いたことは、その努力の痕跡と思って頂きたい。
そもそもそのサイトでは、ハーウィッグ博士のものとされる発言をどこから引用したのかさえ書いてないのです。
>対敵姿勢を考慮に入れても舷側装甲が貫けないとは思えません。
なぜ英側の砲撃の効果が微弱になったと思うのかは、>>79に書きましたから繰り返しません。
123 ななしのよっしん
2014/06/08(日) 15:34:39 ID: PQuyAue260
これ以上は水掛け論にしかならんと思うので最後にします。
私は英海軍のレポートやビスマルクの艦内被害状況と生存者の配置個所、上で上げた動画から舷側装甲は相応に貫通されていると判断しています。
※流石に400ヵ所は行き過ぎだと思ってますが。
貴方はキャメロン監督の作品から舷側装甲の貫通箇所は4か所と判断しています。
って事で終了で良いんじゃないですかね。
124 ななしのよっしん
2014/06/08(日) 18:50:20 ID: fMm7cSL8J9
互いの争点は明確になったから、議論の進展を望むなら他の視点が必要なのは同感です。
ただ、これまでに私は他の方にも検証できる形で貴方の主張を理解しようとしてきたことは
分かって頂きたい。例えば出典の不明な「スイスチーズ」という表現を「誰が」「どこについて」
言っているのかということを確認したり、「内部構造の破壊を許す問題」について他艦と構造を
比べてみたりね。
あと、私の判断材料はキャメロン監督の作品と、付随する調査報告書(どの命中弾がどんな被害を
及ぼしたのか、また貫通していない弾によって生じた被害にも触れています)に留まりません。
他に「ttp://goo.gl/10Aum8」の、ビスマルクの生存者に確認を取りつつ纏められた報告書や
フッド記念協会の記述、さらに英語版Wikipediaでも言及されているバラード博士の報告書
(艦の右舷に一つと左舷に七つの孔が開いており、うち上部の破片防御を貫通したのは
三つで主装甲帯に穴を開けたのは一つであるというもの)もあります。
議論をイーブンに戻す上で、貴方が取るべき行動は「小中口径弾がビスマルクの舷側を
貫通した」と専門家が述べている記述の実在を証明し、提示することです。でなければ、私には
持論に疑問を抱く余地も生じません。
125 ななしのよっしん
2014/06/08(日) 22:32:16 ID: kLdI3MpTAt
話聞いてる限りビスマルクは35.6㎝搭載艦には勝てても41㎝砲搭載戦艦相手にゃ勝てんって事でいいのか?
126 ななしのよっしん
2014/06/09(月) 01:05:17 ID: fMm7cSL8J9
>>125
遠距離戦は可能だけど不利。互いの側面装甲を撃ち抜けるような
中・近距離なら射撃管制装置が優秀であるため、相手より先に
命中弾を与えることが期待できるビスマルクにも勝機はあるけど
自艦も安全ではないってとこかな。
127 ななしのよっしん
2014/06/11(水) 10:49:46 ID: kEZN2c3Ss/
議論読んでみて思う事。それは、
両者共に、
変に持ち上げられたり卑下されたりするのが嫌なぐらい、とても好きなんだな。
って事。この艦に限らず、軍艦全般についてそう思ってるのかもしれないが。
良いにしろ、悪いにしろ、正当に評価して欲しい。
両者から、そういう思いが溢れ出てる様な気がする。
128 ななしのよっしん
2014/06/14(土) 21:32:02 ID: hYzToY5fCK
どうでもいいけどトップ絵かっこいいよね
ビスマルクに限らないけどこの手の迷彩塗装のカッコよさは異常
129 ななしのよっしん
2014/07/20(日) 11:14:39 ID: uAU0wPwViw
おおう・・・。
戦艦としてカッコいいのはわかる。ドイツが頑張った証だというのはわかる。
けど、WW2におけるヨーロッパ方面の戦いは全然わからんから、どんな海戦でどんな風に戦ったのかさっぱりわからん。
130 ななしのよっしん
2014/07/20(日) 14:48:05 ID: W/p3vr4nnE
大丈夫、関わった海戦はひとつながりとなる2つしかないから覚えるのにはなんの苦労もいらない
初出撃がそのまま死出の旅となったんで改装がどーのこーのとややこしいことも一切ない
131 ななしのよっしん
2014/07/29(火) 17:42:18 ID: FtwP4LRA8e
>>129
ビスマルクの戦闘は初戦でラッキーパンチで相手をKOしたら
相手が本気になって追いかけ回してボッコボコにされてKOさせられた
って流れなのでそれを覚えて後は細かく中身を覚えていけばいいよ
132 ななしのよっしん
2014/07/30(水) 20:36:10 ID: fMm7cSL8J9
>>131
デンマーク海峡でPoWに四発当て、最後の戦いまでに後部射撃管制レーダーと
光学式測距儀が破壊されるまで至近弾を出し続けたビスマルクの砲撃を
「ラッキーヒット」で片づけるのはどうかと思う。
フッド記念協会で引用されているイギリス海軍本部の資料でも、ビスマルクの
測距を「精確」(accurate)と評している他、散布界も狭かったと記述してる。
ソース:ttp://goo.gl/YsNmNr
あとイギリス海軍のトーヴィー提督は、ビスマルクがスウェーデンの巡洋艦に
発見された時点で本国に待機していたKGVと空母ヴィクトリアスを出撃させ、
レパルスにまですぐその後を追わせた。相手は新型とはいえ、戦艦と重巡
各一隻に過ぎないのにね。ビスマルクを沈めようというイギリス海軍の決意は、
最初から硬かったんだよ。
133 ななしのよっしん
2014/08/03(日) 22:21:14 ID: PQuyAue260
この戦いはドイツ艦隊に有利な要素がかなり多いんですよね。
英艦隊は風上から風下に向けて射撃出来たので英艦隊は波を被りまくって照準が困難だったとか、距離を詰める為に艦首をドイツ艦隊に向けていたのでフッドは2基4門、ウェールズは2基6門しか使用出来なかったとか(しかも初弾発砲後1門故障)。
おまけにウェールズは慣熟訓練すら未了の状態で、普通なら戦力化がなされているとは言えない状態(それでも命中弾を出してるのは兵員層の厚さか?)。
主砲の初期不良絶賛発生中、その手直しの為の工員を乗せたままで故障に悩まされつつビスに3発命中弾を出している。
対してビスマルクはフッド撃沈後、ウェールズがその残骸を回避した際に同艦とほぼ同一のコースに乗ってしまった事から射撃データを殆ど変更せずに同艦を撃てたと言われてる。
これが正しかった場合、ウェールズとの対戦におけるビスマルクの砲撃技量は少し割り引いて考える必要があるんじゃないかな、と個人的に思ったり。
そいやビスマルクがフッドへの砲撃は妙に射撃速度が遅いし、ドイツの砲戦マニュアルって一射ごとの修正に時間をかけるのかしらん……?
134 ななしのよっしん
2014/08/03(日) 22:33:46 ID: PQuyAue260
最後の戦いで夾叉弾を出しつつ命中弾が最後までイッパツも出なかったのは運が悪かったのかもしれないけど、それ以前の英巡洋艦や駆逐艦との戦闘でも命中弾が出ていない。
まあシェフィールドへの射撃は至近弾になって同艦を後退させているけど。
駆逐艦との戦いでは13kmという戦艦にとってはかなりの近距離(副砲の射程にも入ってる)で30分同航砲戦を行い、3斉射目で夾叉弾を出しているにも関わらず命中弾を出せていない。
この戦闘でも至近弾を受けた駆逐艦側が煙幕を展開、離脱してるけど最後まで命中弾は出ていない。
この後も散発的な駆逐艦の攻撃を受けているけど(それも10km以下まで接近しての雷撃!)、それらに対しビスマルクは命中弾を出せていない。
一連の巡洋艦・駆逐艦の英側記録でもビスマルクの砲火は正確だとされているのにデンマーク海峡からは命中弾が出ていないのは間違いのない事実。
ある意味ビスマルクはフッド撃沈で全ての運を使い果たしてしまったのかも?
幾らなんでも夾叉をこれだけ出しているのに命中弾が出ないってのはもはや呪いか何かなんじゃないか、と思わせるものが……。
135 ななしのよっしん
2014/08/04(月) 20:04:51 ID: fMm7cSL8J9
※134
駆逐艦との交戦時は荒れた海況・夜間・雨という悪条件が三つも重なっていたことを
考慮に入れる必要があります。
ソース:ttp://goo.gl/wjodVj
視界が悪かったから、イギリス側は7ノットしか出せてない大型艦に16本も魚雷を放った
のに一本も当てられてない。砲撃で照明弾一発をビスマルクの艦尾に当てられただけ。
そんな悪条件の中で至近弾を被ったんだから、深追いせずに退いた英側の判断は賢明
だったと思う。
136 ななしのよっしん
2014/08/05(火) 18:34:21 ID: PQuyAue260
>>135
英国駆逐艦の砲雷撃になど言及しておりませんが。
ビスマルクが英駆逐艦に第三射で夾叉弾を出しているのにその後20分以上も命中弾はおろか至近弾すら出せていない事を書いたのですけれど。
2242第四駆逐隊の駆逐艦ピオルンへ砲撃開始(13000m)、至近弾発生でピオルン後退が2310、3斉射で夾叉弾を出しているなら砲戦距離とビスマルクの発砲速度から見て普通5分以内の筈で、その後20分以上命中弾が出ていないのは?
夾叉弾を出しているのですから海面状況その他は理由になりません、きちんと敵艦を捉えた上で砲撃出来ている証拠だからです。
その後も雷撃の為に4000~5000mまで接近している英駆逐艦に対し全く命中弾が出ていないというのも如何なものか、と言う事です。
当日の天候、時間帯を考えた場合、駆逐艦の単艦襲撃で結果が出る可能性が極めて低い事は承知しているので英駆逐艦の射撃・雷撃には言及していません>134のレス
137 ななしのよっしん
2014/08/05(火) 18:38:40 ID: PQuyAue260
で、知り合いのイギリス人にビスマルクの砲撃は正確だったって英国の資料に書かれてるけどどうなん?って聞いたら「フッドとウェールズ以外に当たってないよね」とシニカルな笑みと共に返されました……。
正確な砲撃と言いつつビスマルクは命中弾を出せていない、つまり遠回しな皮肉じゃないの?と。
……ビスマルクの射弾が夾叉したというのは第四駆逐隊の記録なんかでも間違いないようですが、散布界の大きさってどの程度なんでしょう?
ぶっちゃけ散布界が大きければ大きいほど夾叉しても命中率そのものは低くなりますし、極論すれば左右両舷からそれぞれ数百m離れてたって挟まれてさえいれば夾叉は夾叉なんですよね……。
138 ななしのよっしん
2014/08/05(火) 23:13:09 ID: fMm7cSL8J9
>>136
ビスマルクのみならずイギリス側の砲雷撃の命中率が悪かったことは、
海況や天候・時間が砲雷撃戦に著しく不都合だったことの傍証です。
ご指摘の通り、イギリス側は4000から5000メートルまで接近しながらも
7ノットしか出てない巨艦にほとんど命中弾を与えられなかった。
増してや5月24日以来、断続的に戦闘を続けてきて疲労困憊していた
ビスマルクの乗員に命中弾が与えられなかったのは不思議ではないとは
思えませんか?
また>>132で紹介したのはPoWのリーチ艦長がトーヴィー提督に宛てた
報告書であり、そこのE項に「The small size of the enemy spreads
was remarkable.」と明記してあります。艦長は自艦に命中したビスマルクの
砲弾を回収・修復した上でなぜビスマルクの射撃の散布界が狭かったのか
考察しており、そこに皮肉が入る余地などありません。
ビスマルクの散布界については2万ヤードで100メートルという情報を小耳に
挟んだことがあります(ttp://goo.gl/Bzrgeb)が、ちゃんとした資料が
あるのなら私も読んでみたいところ。
139 ななしのよっしん
2014/08/06(水) 22:41:29 ID: PQuyAue260
わざと違うところのデータ出してるんでしょうか……?
フッド&ウェールズ戦の散布界を問題になんてしてません、シェフィールド以降の戦闘で命中弾が出ていない戦闘での散布界はどうだったんだろう、と言ってるんですが。
つか、戦艦と駆逐艦を一緒くたにしてる時点でどうにもこうにも。
荒天でも戦艦が砲撃を行える状況だからといって、駆逐艦が同様に戦闘出来るとイコールではないでしょう(ビスは夾叉出してますし)。
砲撃プラットホームとしての安定性が違い過ぎ、雷撃にしても海面状況が悪い場合海中の魚雷まで影響が出てまともに走らない事は多々あります。
当てられなくて当たり前の状況と考えるべきでは?
戦闘疲労についても日本海軍がレイテ沖海戦で、潜水艦による雷撃(以降も対潜警戒継続、精神的疲労大)>翌日航空機による攻撃(1030頃~1530頃)に晒される>3日目早朝からサマール沖海戦
と3日に渡って断続的に戦闘しつつサマール沖で命中弾を出してますが。
それも目前で潜水艦の雷撃による撃沈を見せつけられ(重巡愛宕、摩耶)、航空攻撃で世界最大の戦艦を撃沈される(武蔵)という精神的ダメージも大きな出来事まであって、です。
140 ななしのよっしん
2014/08/07(木) 08:27:24 ID: fMm7cSL8J9
>>139
貴方は
>4000~5000mまで接近している英駆逐艦に対し全く命中弾が出ていないというのも如何なものか
ということを問題視した。だから私も、英側の命中率や当時の気候条件をもとに、そもそも双方とも
命中を期待し難い状況であることを論証したまでです。ビスマルクに関して言えば7ノットしか出せなかった
上に、その時点で操舵不能でしたしね。その中でビスマルクが至近弾を与えたことと、駆逐艦が照明弾だけでも
当てたことは肯定的に評価すべき要素だと思いますよ。それに砲の散布界については現時点で私と貴方のどちら
も、最も説得力に富む資料(駆逐艦との戦いの時やシェフィールドを撃った時のもの)が提示できない以上、
別の機会に得られた成績を参考にする他ないのは仕方のないことだと思います。
ちなみにある人はビスマルクの散布界を巡る議論の中で、当時の資料に基づいてビスマルクの散布界を
射程2万メートルで110メートルと計算しています。どのように計算したのか、私には理解できない部分が
ありますから詳しくは論じられませんが。
ttp://goo.gl/9PlvXQ
141 ななしのよっしん
2014/08/07(木) 19:58:05 ID: fMm7cSL8J9
気になったのでビスマルクと駆逐艦の戦闘について調べてみました。
結論から言えばこの戦いに参加したピオルン、シーク、コサック、マオリとズールーの
5隻ともビスマルクから至近弾を被っています。弾着はシークとマオリそしてズールーから
戦死者が出るほど近いものでした(ttp://goo.gl/JjHDED)。
またEric Groveという人が記した『German Capital Ships and Raiders in World War II』
という本の25ページ目には、ピオルンがビスマルクの副砲から射撃を受け、その精度ゆえに
同艦の北側に回り込むこともできなかった他、自艦の側方20ヤードの距離に至近弾を受けて
接近を断念したという艦長の報告書に基づく記述があります。幸運なことにコサックからも
戦死者は出なかったものの、同艦は夾叉された際にアンテナを損傷しています。
それより前、シェフィールドに対しては二斉射で同艦を夾叉し、損傷させるとともに三名の
犠牲を強いております。
これらの事実のどれを取っても、ビスマルクの射撃が高精度であったことを否定することは
できないと思います。
付言すれば、海況の悪さは戦艦のような大型艦の射撃精度にも影響を与えますよ。ビスマルクと
交戦したロドニーの照準手も、海が荒れていたために照準を合わせるのが難しかったと書き残して
おります(ttp://goo.gl/DTX2JQ)。
142 ななしのよっしん
2014/08/07(木) 20:19:46 ID: hYzToY5fCK
条約の枠外は置いておくとして5万t級の新戦艦のなかでのビスマルク級の実際の立ち位置が分かりにくくなってる最大の原因は暴れるだけ暴れて沈んだせいだよね
もうちょっと長期間ポツポツと成果を出してくれれば評価しやすかったのになあ
姉妹艦は姉妹艦で後期の戦艦の悪いテンプレ的な一生だったし…
143 ななしのよっしん
2014/08/07(木) 21:50:06 ID: PQuyAue260
>>141
貴方は「英側の命中率や当時の気候条件をもとに、そもそも”双方”とも命中を期待し難い状況であることを論証したまでです」といいつつ141で「ビスマルクの射撃が高精度であったことを否定することはできないと思います」では自己矛盾していませんか?
ビスマルクは砲撃プラットフォームとして安定した状況であり、であるからこそ夾叉弾を出し至近弾を出せている訳です(=射撃が高精度)。
そして夾叉弾を出していると言う事は照準が正確であり、そのまま砲撃を続行すれば命中弾が出ると言う状況です。
なのに命中弾が出せていない(ピオルンはビスマルクの初弾から至近弾で後退するまで30分近く同航状態です)のはどういう事なのか、という事なんです。
英側の記録ではピオルンは約13kmの距離を保ち続けていた訳ですから、ビスマルクが照準を何度もやり直している訳ではないでしょう。
第三斉射で夾叉弾を出しているのに至近弾発生による後退までの時間が恐らく25分以上あるのはなぜかって事なんですけど(136で書きましたが)。
悪天候の影響を受けて照準が困難になっているなら、三斉射目で夾叉弾なんて普通発生しませんよ?
144 ななしのよっしん
2014/08/07(木) 22:02:10 ID: PQuyAue260
んで、散布界110mってのはたぶん前後だと思うんですが、左右の数値が判らないと評価のしようがないです。
逆に110mがもし左右なら逆に命中率は低下するでしょう(射撃精度そのものは高いがその範囲に敵艦を収める事は極めて難しくなる)。
散布界は小さければ良いというものではないですし、適当な大きさに広がらないと命中率は却って低下しますので……。
というか、至近弾を受けているのは判ってるんで、夾叉弾を出した上で複数の駆逐艦に多数の至近弾を出しているのにも関わらず、最後まで命中弾が出ていないのが本気で不思議なんです(副砲含め)>ビスの射撃
これはあくまでもビスマルクの性能が低いとかそういうことではなく、何故ここまで命中に結び付かなかったのか?という疑問です。
145 ななしのよっしん
2014/08/07(木) 22:56:56 ID: fMm7cSL8J9
>>144
私としては貴方こそ英側に命中弾が出ないことを当然としながら、同じ状況下に居た
ビスマルクにだけ評価が厳しい理由が分かりません。
それにピオルンはビスマルクから至近弾を被った後、撃ち返してからすぐ煙幕を張って
退避しています。25分も時間を無駄にしていません。ビスマルクが命中弾を得られなかった
理由は、各駆逐艦が至近弾を受けてからすぐ後退を決断したからだと思いますよ。
戦闘の経過を読むと、ビスマルクは後退した艦に追い打ちをかけず、まだ向かって来る艦に
目標を順次、切り替えてますし。
散布界については私も計算の諸源について理解できていない部分が
あるので、すみませんがあれ以上深くは論じられません。
貴方の推測を肯定も否定もできません。
146 ななしのよっしん
2014/08/08(金) 23:23:54 ID: PQuyAue260
……136や143で私は「2242第四駆逐隊の駆逐艦ピオルンへ砲撃開始(13000m)、至近弾発生でピオルン後退が2310」と明記してますが。
※正確には第四駆逐隊に同行するピオルンに、です。
至近弾を喰らって即座に後退したのは事実ですが、ビスマルクの砲撃開始時刻と後退時刻に28分も差があるのは何故でしょう?
しかもビスマルクの射撃は第3斉射で夾叉弾を出しているというのも既に書いた通りで、加えて射距離と発射速度から考えてビスマルクが夾叉を出した第3射までに5分は掛かっていないだろう、というのも書いた通り。
で、後退した後に第4駆逐隊は部隊をばらして単艦による襲撃に切り替える訳ですが、接近を阻止出来ていません。
副砲は本来軽艦艇撃攘用の装備で、これらの襲撃を防げていない時点で「?」とならざるを得ません。
英駆逐艦が4000~5000mまで近付いて雷撃、離れたと言う事は有効射程にいる時間もそれだけ長かった、と言う事ですから。
そしてその突撃&離脱の間に至近弾すら出ていません(或いは出ていても突撃している)。
普通に考えれば砲戦技量に疑問符がついてもおかしくないと思いますが。
147 ななしのよっしん
2014/08/08(金) 23:29:44 ID: PQuyAue260
で、当時強風で操艦に影響が出るような天候だと第四駆逐隊が記録しているのですが、それでも駆逐艦側の砲雷撃に影響がなかったとでも?
発射する砲弾の重量も違い過ぎて強風下では弾道に与える影響が違いすぎますし、雷撃にしてもうねりが大きければ大きいほど影響を受け、真っ直ぐに走るとは断言出来ないんですが。
基準排水量で2000トンに満たない艦と4万トンを超える艦では天候から受ける影響が違い過ぎ、それを同一視しいているようではお話にならないと思います。
軽トラと10tトラックを「同じトラックだから強風が吹いてても同じに走れる」と言ってるようなものです。
砲撃プラットホームとしての安定度がけた違いなのにビスマルクと同等の安定度を求めている(或いは前提にしている)のはおかしいと断言せざるを得ません。
ぶっちゃけ2000トンのフネなんて、動揺軽減装置のフィン・スタビライザーや減揺水槽装備の現用艦艇ですら荒天下での安定性には限度があります。
148 ななしのよっしん
2014/08/09(土) 10:14:36 ID: fMm7cSL8J9
※146
単純に考えれば、ビスマルクの副砲は何らかの理由で28分の間、ピオルンを三回しか
撃たなかったということではないでしょうか?あと駆逐艦の接近を防げなかったのは
海況が悪かったことの他に、夜間であることと雨が降っていたことで双方にとり、視界が
悪かったからだと思いますよ。
それに私が問題にしているのは、翌朝にはロドニーの乗組員も共有し、照準に苦労したと
書き残している海況がビスマルクに与えた影響を貴方が軽視していることです。駆逐艦側の
成果がこれら、劣悪な環境が原因で振るわなかったことは※135で私も書いています。
149 ななしのよっしん
2014/08/09(土) 10:34:50 ID: fMm7cSL8J9
付言すれば戦闘の経過を読む限り、ビスマルクは副砲と主砲を
合わせても同時に狙った敵艦は多くて二隻でした。当然、他の
艦は接近に成功しています。最初に単艦で接近したピオルンや、
翌朝これまた単艦で接近したマオリは至近弾を受け、雷撃に
適した距離まで接近出来ていません。
150 ななしのよっしん
2014/08/09(土) 13:14:13 ID: PQuyAue260
ピオルンは第三斉射で夾叉弾を受けた後、「砲撃を行いつつ距離を保って航行」してるんですけど。
その上で2310に至近弾を受け後退しています。
んで、翌朝の「マオリ」ですが魚雷2本を比較的遠距離から撃っているのは間違いない事ですが、そもそもこの時点で第四駆逐隊の任務は味方主力艦に対する誘導がメインです(この行動中ずっと誘導の為の電波を出してます)。
なので雷撃を行った時点で距離に関しても、至近弾を受けて後退した事も大した問題ではないでしょう。
既に必要とされた任務は終了しているのであり、撃沈される恐れがあるのに無理をする必要はなくなっているからです。
加えてビスマルクはマオリの行動から英駆逐艦がまた雷撃してくるのではないかと疑心暗鬼に陥っていますし、物理的ダメージは与えられなくとも精神的ダメージは与えていたと言えるのではないでしょうか。
てか、ビスマルクの射撃に関しては例の舵機故障のせいか、直進出来ないまま射撃してるんで射撃精度が相当落ちてると思われるんですよねぇ……。
ゆっくりとはいえ回頭しつつ撃つってのは安定した射撃データ(それも自艦の)を得られないって事ですし。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。