ブリックスアンドモルタル 単語


ニコニコ動画でブリックスアンドモル…の動画を見に行く

ブリックスアンドモルタル

3.3千文字の記事

ブリックスアンドモルタル(Bricks and Mortar)とは、「煉瓦と漆喰」を表す英語

  1. 煉瓦と漆喰でできた建物。転じて実在建物の意
    1. オンライン店舗に対して、実在店舗を表す
    2. オンライン取引に対して、物理取引中心の企業を表す
  2. 2014年生まれの米アメリカ合衆国競走馬種牡馬黒鹿毛本項で解説

通算成績:13戦11勝 [11-0-2-0]

な勝ち
2017年:アメリカ競馬名誉の殿博物館ステークス(GⅡ)
2019年:ペガサスワールドカップターフ(GⅠ)ムニスメモリアルハンデキャップ(GⅡ)ターフクシックステークス(GⅠ)マンハッタンステークス(GⅠ)アーリントンミリオンステークス(GⅠ)ブリーダーズカップ・ターフ(GⅠ)

概要

血統、デビューまで

:Giant's Causeway :Beyond the Wave:Ocean Crest

Giant's Causewayは名種牡馬Storm Catの直であり、現役時代にGⅠ5連勝を含むGⅠ6勝。種牡馬としてはカルティエ賞最優秀2歳に選出されたShamardal 、JRAではマイルチャンピオンシップ勝ちエイシンアポロンなどがいる。

Beyond the Wavesは現役時代に3勝。重賞勝利こそかったものの、GⅡGⅢ2着と重賞好走歴があり、長い距離での活躍を見せた。

Ocean Crest米国GⅡルマダービーの勝ちExcedentは未出走だが、GⅠ通算11勝を挙げたExcellerの直

2015年9月キーランド1歳セールにて20万ドルで落札。

その後チャドブラウン厩舎に所属。2歳戦には間に合わなかったが3歳になった2017年デビュー

デビュー~故障発生

デビュー戦は2017年2月18日ガルストリームパーク競馬場での未勝利戦上はジョエルロサリオ。12頭立てのこのレースで2着に1 3/4差をつけ勝利。続く一般競走、マニラステークスを連勝。

3連勝で挑む初重賞アメリカ競馬名誉の殿博物館ステークス(GⅡ)。同競走ではYoshida(ヨシダ)が出走していた。レースではスタートから前につけ3番手でレースを進めると、抜け出たYoshidaとBig Handsome(ビッグハンサム)をゴール板前で捉えて3/4差で競り勝ち、重賞勝利

続く、サラナクステークス(GⅢ)ヒルプリンスステークス(GⅢ)は2戦続けて3着に終わった(ちなみにヒルプリンスステークスでは名誉の殿堂Sで下したYoshida重賞勝利を挙げている)。

だが、ヒルプリンスS後にストリングルトというの後ろ脚が突如屈曲(痙攣性伸縮)する重度の跛行を発症。症状はかなり深刻なものであり手術の成功確率は50:50と診断されたが、名医が執したこともあり手術は事成功。術後の回復医師の想定以上に良好であり、1年以上の期間を費やしたが競走馬として復帰することができた。

復帰~現役引退

2018年12月22の一般競走で復帰。上はこのレースからイラッド・オルティJrが担当。同レースでは1番人気に応え1/2差ながら勝利を挙げた。

年が明けて2019年初戦、同年新設されたばかりのペガサスワールドカップターフ(GⅠ)に出走。このレースにはYoshidaに加え、Magic Wand(マジックワンド)、Channel Maker(チャンネルメーカー)らが出走し、日本からはアエロリットも参戦していた。レースは中団でレースを進めると、最終コーナー手前で外から先行するに並びかけると、直線で一気に抜け出し2馬身半差をつけGⅠ初制覇。

続くムニスメモリアルハンデキャップ(GⅡ)では、Markitoff(マーキットオフ)との壮絶な叩き合いをハナ差で制し勝利

ターフクシックステークス(GⅠ)では、Qurbaan(クーバーン)をゴール直前で差し切りGⅠ連勝。マンハッタンステークス(GⅠ)では、直線でを数発入れると急加速して先頭に立ち、最後は持ったまま快勝しGⅠ3連勝。

次走はアーリントンミリオンステークス(GⅠ)に決まったが、開催数日前に社台グループ代表の吉田照哉氏が種牡馬としての所有権を購入したことが発表され、年内一杯での引退と翌年日本種牡馬入りすることが決まった。迎えたレースでは前を行くMagic Wandら二頭をまとめて交わして3/4身差で勝利GⅠ連勝記録を4まで伸ばした。

次走はブリーダーズカップ・ターフ(GⅠ)に決定。引退レースになったこの競走では前を行くUnited(ユナテッド)を中団外から並びかけると叩き合いをアタマ差で勝利GⅠ5勝を挙げ、重賞7連勝・年間敗を達成して有終の美を飾った。

2020年1月に発表されたエクリプス賞では2019年年度代表馬および最優秀芝に選出された。芝としてのエクリプス賞年度代表馬20122013年のWise Dan以来となった[1]

引退後

2019年末、社台スタリオンステーションに到着し、2020年より供用開始。

社台スタリオンステーションではサンデーサイレンス以来となるアメリカ年度代表馬の導入ということもあり期待も高く、初年度の種付け料は600万円に設定された。

2020年178頭、2021年180頭、2022年127頭と交配され、初年度産駒の血統登録頭数は107頭。育成牧場スタッフ間では「サンデーサイレンス再来」と評されていたそうである。

産駒デビュー年となる2023年163頭、2024年105頭と交配した。

GI級勝ちアンモシエラなどを輩出した一方で、産駒の気性難などが摘されていたこともあってか、種付け料400万円に減額された2025年は種付け数47頭に留まった。

2026年からはレックススタッドに移動して種付け料200万円で供用されることとなった。

血統表

Giant's Causeway
1997 栗毛
Storm Cat 
1983 黒鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
Mariah's Storm
1991 鹿毛
Rahy Blushing Groom
Glorious Song
*イメンス Roberto
Imsodear
Beyond the Waves
1997 黒鹿毛
FNo.21-a
Ocean Crest
1991 黒鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
S.S.Aroma Seattle Slew
Rare Bouquet
Excedent
1985 鹿毛
Exceller Vaguely Noble
Too Bald
Broadway Lullaby Stage Door Johnny
*リットルブレツシング

クロス:Storm Bird 3x3(25.00%)、 Prince John 5x5(6.25%)

主な産駒

※記事のある競走馬太字

関連動画

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *1971年エクリプス賞設立以降、年度代表馬と最優秀芝またはの同時受賞は1973Secretariat1981年1984年John Henry1983年All Along1991年*コタシャーン、20122013年Wise Dan以来6頭
この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/28(日) 16:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/28(日) 15:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP