光が死んだ夏とは、『ヤングエースUP』にて2021年8月31日より連載中のモクモクれんによる漫画である。
隔週火曜日に更新される、ジメジメしながらもどこか穴が空いたような雰囲気のなかで進んでいく、とある集落を舞台にしたBLホラー。
至って普通な高校生の日常と不気味なホラー要素が交錯するよしきとヒカルの「忘れられない夏の物語」。
Webで流行ったが電子書籍より紙の単行本の方が部数的には売れているらしい。表紙の大まかなデザインはもちろん、使用する紙質なども作中の感覚同様、ザラザラしつつも発色が綺麗に出る紙を選ぶなどこだわり抜いている。
『このマンガがすごい!2023』オトコ編において1位を獲得した。
三重県にある閉塞感漂う田舎で鬱憤を抱えながら暮らしていた男子高校生のよしきは、行方不明から帰ってきた幼馴染の光が別のナニカにすり替わっていることに気づく。
「誰かにこのことを話すなら殺さなければならない」と光の姿をしたナニカに抱き着かれながら懇願されたよしきは、どちらにせよ本物の光はもういないのならたとえ偽物でもそばにいてほしいとナニカの願いを受諾し、悩みながらも以前と同じような普通の生活を続けることを決める。
しかし、時を同じくしてよしきの周囲で不気味な出来事が起こり始める。
よしき
主人公。希望ヶ山高に通う根暗な高校生。頭はいいらしい。行方不明となった光を探しに行った山の中で彼の死体を発見し、その数日後、光として戻ってきたヒカルとできるだけ今までと同じように生活を送る。完全に光になりきれないヒカルの扱いに戸惑う。今住んでいる村が嫌いなため上京志向が強い。
ヒカル
ある日を境に光とすり替わっていたナニカ。よしきのことが大好き。光になりきろうとするがうまくいかないことも多い。本物の光よりさみしがり屋で子供っぽい。中身はタレに漬けた鶏肉みたいな感触らしい。
光
行方不明となったかつてのよしきの親友。村の儀式を行っている最中、女体みたいな木に気をとられて足を滑らしてしまい死んだ。
かおる
不登校が続くよしきの妹。
▶もっと見る
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 20:00
最終更新:2025/12/13(土) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。