『GUILTY GEAR -STRIVE-』とは、2019年8月に発表された『GUILTY GEAR』シリーズの一作である2.5D対戦型格闘ゲームである。
ゲームシリーズとしては4作目に位置付けられており、タイトルロゴが"-STRIVE-"のようにローマ数字の4(Ⅳ)が浮き出て見えるようになっている。
コンセプトは「ギルティギアの当たり前を見直す」。ということで、大幅にシステムやゲームバランスが改変され、特にマニアックな部分の印象は大きく変わっている。
「アニメの技法で描かれた2Dに見える3Dグラフィック」という、今やアークシステムワークスのお家芸であるグラフィックは継承されている。本作ではその技法がさらに進化しているとのこと。
8方向レバーと5ボタン(パンチ(P)、キック(K)、スラッシュ(S)、ヘビー/ハイスラッシュ(HS)、ダスト(D)の5種)で操作し、対戦相手よりも先に体力ゲージを奪いきることを目的としたゲーム。
家庭用版を想定して、ロマンキャンセルやダッシュなどの各種コマンドを要する基幹的な動作をワンボタンで可能になる簡略キーアサインが可能になっている。
アークシステムワークス製2D格闘ゲームの例にもれず、構成要素が多いので詳細は個別スクロールにて。
※2020年2月現在においては開発中かつプレイヤーの反応を見ている段階なので、試遊会の度にシステムが変更されている。現状、ここに記載されている情報はあくまで確定前情報なのは留意されたし。特に試遊台バージョンのU.Iは「社内のアセットを組み合わせている仮置きに過ぎない」とのこと。
ここでは前作XrdRev2からの変更点を中心に記載する。
大きく変更された点は赤文字で表示しているので、既存作の経験者はそこに注目すると良いだろう。
基本的に変更なし。だが、後述の変更要素に繋がるため解説する。
いわゆる「超必殺技ゲージ」にあたるもので、フォルトレスディフェンス(特殊ガード)、ロマンキャンセル、覚醒必殺技(超必殺技)等の各種特殊操作使用時に消費する。
テンションゲージは攻撃を当てたり必殺技発動で増加するのは他の格ゲーと同様だが、GUILTY GEARシリーズではその他にも「攻めに繋がる行動」でもテンションゲージが貯まる。極端な事を言えば、前に移動するだけでもゲージが貯まる。
また、本シリーズにはテンションバランス(テンションゲージの増えやすさ)というシステムがあり、攻めに繋がる行動を取り続けることでテンションバランスが良くなり、テンションゲージがより貯まりやすくなる。
逆に攻めに繋がらない行動(遠距離でバックステップを繰り返す等)を行い続けると、テンションバランスがどんどん悪化していき、それでもなお消極的な行動を取り続けると、最後には「ネガティブペナルティ」という罰が課せられてしまう。
空中食らい状態で画面端に到達すると、ヒビが入るエフェクトが発生する。その状態から高攻撃レベル(強攻撃)に類する技が3回コンボに入ることで画面端が割れてスローモーションになり、そこで追撃することで吹き飛び、隣のエリアへ移動する演出が入る。
エリア移動後は画面中央・五分の硬直で仕切り直しとなるが、割った側はテンションバランスが上昇(POSITIVE)するため、テンションゲージ回収のチャンスとなる。また、壁張り付き時に専用の硬直があるため、例えばHSを目押しで当て続けるような簡単レシピ大火力コンボが入れやすい。
初心者としては「画面端に押し込められたまま逃げられずに負ける」ケースを回避しやすくなり、一方上級者にとっても「画面端を割らずに有利な状況を維持するか、それともダメージとテンションゲージを優先するか」という駆け引きに繋がる、一挙両得のシステムと言える。
ソル=バッドガイ (CV.中田譲治) |
過去に決着を付けるため、200年近くもの間世界を放浪し続ける賞金稼ぎ。 従来作通りの豊富な突進技と一撃必中(当たればデカいが、空振れば大惨事)のコンセプトを継承したガン攻めスタンダードタイプ。 コンボが繋がりにくい本作で、横押し・コンボ運び性能が高いのも武器となる。 |
カイ=キスク (CV.草尾毅) |
ソルのライバル。本作では衣装がカジュアルなものとなった。 従来通りのリーチと判定、波動・昇竜揃った迎撃型スタンダードタイプ。 必殺技のガード削り、HIT時の仰け反り時間が延長する「帯電」デバフと新技により、遠近のプレッシャーが増えた。 |
メイ (CV.こおろぎさとみ) |
快賊団の女の子。服装が海賊服から女の子らしいパーカーに。 小柄でキレのあるジャンプに反し、単発火力が高いパワータイプに分類される性能。 突進技が中心の事故らせキャラなのは変わりないが、飛び道具による間合い制御力もある。 |
アクセル=ロウ (CV.難波圭一) |
生まれ育った時代に戻る手がかりを探すタイムトラベラー。 鎖鎌によるリーチの長さからダルシム系に近い要素を持つが、引き寄せてガードを崩す能力にも優れる。 当身・昇竜といった切り返し能力は減ったが、中~遠距離での面制圧ができる技が増え、アウトレンジのエキスパートとして特化している。 |
チップ=ザナフ (CV.川原慶久) |
建国に燃える(似非)忍者。 最速の移動力に加え、壁走りや分身召喚など忍者らしいムーブに磨きがかかった。コンボが拾いにくい本作で高速移動やつながりの良い技のメリットは絶大。 ただし紙耐久は相変わらず。シッショー! |
ポチョムキン (CV.近藤隆) |
機械の国の巨漢な兵士。Xrdと同じ衣装だが、ディテールが増えよりメカメカしくなった。 シリーズを象徴する投げキャラで、高耐久・長リーチだがダッシュ不能なのが欠点。 ガトリングコンビネーションが変更された本作でも過去作と同じ立ち回りにしやすいキャラであり、既存ユーザーでもすんなり馴染めるのが強み。 |
ファウスト (CV.近藤隆) |
己の贖罪のために世界を股にかける闇医者。本作の狂気じみた雰囲気の理由や如何に。 相変わらずの長大なリーチの通常技とトリッキーな必殺技が特徴。一新されたアイテムに戦いを合わせられるかがポイント。 |
ミリア=レイジ (CV.住友優子) |
暗殺組織の現頭領。頭髪を武器にした美しき女暗殺者。顔つきがより大人っぽくなった。 これまでは「起き攻めの女王」と称されていた彼女だが、仕様変更が著しい本作でその本領を発揮できるか? |
ザトー=ONE (CV.子安武人) |
禁獣「エディ」を従える暗殺者。 エディとの同時攻撃を武器にした攻めは健在。エディの攻撃パターンの変化に注目。 |
ラムレザル=ヴァレンタイン (CV.潘めぐみ) |
嘗て“慈悲無き啓示”の尖兵だった少女。 前作と同じく2本の巨剣を振り回すパワフルなモーションと、剣を切り離して時間差攻撃するトリッキーな要素が垣間見れるが果たして…!? |
レオ=ホワイトファング (CV.稲田徹) |
イリュリア連王国を統治する尊大な第二連王。 背中を向ける独特の構えと、そこから繰り出される緩急自在の双剣術は健在。あのインファイトの強みは本作で発揮できるだろうか。 |
なごりゆき 名残雪 (CV.楠大典) |
新キャラクター。見た目はドレッドヘアの黒人だが、和装と兜を纏う吸血鬼。 サムライ剣術と共に、攻撃をHITorガードにより増加する暴走ゲージを有しており、暴走状態に入るとアクションに制約がかかるが、リーチが極大化する。 |
ジオヴァーナ (CV.新谷真弓) |
新キャラクター。慇懃無礼な大統領特別警護官の女性。 霊体の狼「レイ」を憑依させており、鋭い足技を武器としたラッシュ型のキャラクターとしてデザインされている模様。 |
Compose(作曲):DAISUKE ISHIWATARI(石渡太輔)
Vocal(歌唱):NAOKI HASHIMOTO(橋本直樹)
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最終更新:2024/04/27(土) 23:00
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