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シャドーコリドー

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『シャドーコリドー(Shadow Corridor) 影の回廊』とは、城間一樹(Shiroma)氏による個人製作のゲーム作品である。

概要

ShadowCorridor 影の回廊(影廊)

2017年6月にUnreal Engine4を用いて制作された和風ランダムマップ探索の3Dホラーゲーム(一部ステージ例外あり)で、2019年3月に大幅バージョンアップされてSteamに登場した(その際影廊の商標に引っかかるのでゲーム名がShadowCorridorになり、影廊は通称になった)

基本的に神妙な女の面の能面等の仮面を被った化け物などから逃げ回りながら勾玉を5個集めてゴールに向かうのがゲームの流れである。このゲームの特徴として主人公は非力で基本的に化け物の敵キャラを倒すことはできず、また主人公にはスタミナの概念もあるため見つかった場合有効なアイテムがない場合かなりの確率で襲われて即ゲームオーバーになる為彼らが近づいてきた兆候を感じたら素早くロッカーか行李、なければ物陰に隠れて灯りを消してやり過ごす必要がある。また勾玉も鍵のかかった部屋の向こうや物音に敏感な敵キャラの近く、ギミックを解かないと入れない場合もあり、ホラーゲームに必須のアイテム探しの要素も盛り込まれている。

ver2.00以前と以降で徘徊者の演出などが違うので両方プレイしてみると良いかもしれない。(徘徊者が来た時等に恐ろしい雰囲気を描写するSEがあって恐怖をそそったがプレイに支障が出ると判断されたのかver2.00以降ではGO HOMEのキャラを除いて削除されている。)

ちなみにver2.00以降は即死のゲームオーバー以外にも体力の概念がある。当然0になるとゲームオーバーである。(一部の難易度以外ではゲームオーバー時取得した勾玉を使ってリザレクションスタート地点からやり直せる。この時はステージの構成は変わらない2は勾玉とは別に残機が設定されている。)

ゲームオーバーで最初からやり直した場合マップの通路や部屋の形が変わるのでコースを覚えてクリア事は困難である。とはいえ各区画ごとに分けられた通路や部屋の形は変わらないため何度もプレイすればある程度はクリアへのヒントが得られるかもしれない。

基本的に他のホラーゲームに比べ大抵のジャンプスケア等は予想が付くためそこまで怖い感じではなく、Fnafやドキドキ文芸部等のホラーゲームと違いジワジワと来る恐怖を楽しむ作品となっている。(但し初見◯しのジャンプスケアもないわけではない。またとあるシーンで出てくる敵キャラはトラウマ必須で初見では確実に操作をミスするレベルの動揺を誘う

一応マルチエンディング形式になっているが最初はとあるエンディングに向かうようになっている。(ver1.06までとSteam配布版のver2.00以降でエンディングが大きく違うので両方やってみて世界観を感じ取ってみると良い)

ゲーム機の移植は2019年8月にSwichへの移植が、2019年12月にPS4への移植が行われた。なおゲーム機用バージョンへの限定要素として、「外縁」ステージの実装(後にPC版にもDLCで実装された)、「GO HOME」とのコラボも行われている。また、分かりやすくなるように敵キャラの一部の服の色が変わっている。

全体的な雰囲気は9月の彼岸花が咲く感じである。

ShadowCorridor2 雨ノ四葩

ShadowCorridor2はPC版が2024年3月29日に発売された。

開発に先駆けて2022年春にクラウドファンディングが行われた(現在終了)クラファン支援者の一部には開発中のβ版が配布され実況動画も上がった。

前作はモデルも用意されていない名無しの成人男性と思われるキャラクターだったが今作では時雨と言うややグレた感じの少女が主人公である。モデルも用意されておりムービーシーンの他コーヒーを飲んだりするシーンでも3人称で描写される。前作と違いダメージを食らうと苦しそうな声を出すほか、発狂ゲージが貯まると叫び声を上げながら自傷行為に走るなどニッチな性癖にハマる人も出てくるだろう。

今作は神妙な女の面は重要なキーアイテムとなる為か神妙な女の面の能面以外を被る化け物や能面をかぶらないキャラばかりで、霖雨の回廊で飾ってある程度である。初代と関連するアイテムや登場キャラもあるが初代とは別の異世界の模様・・・(但し火垂屋など前作に関連するキャラクターも多数登場する。前作主人公も出てきているとか・・・)

基本的にやることは勾玉を3個もしくは5個あつめて台座に置くだけなのだが、前作はいくつか決まったステージをランダムに組み合わせてマップを作っていたが、マップは完全ランダムの自動生成で前作以上にステージが入り組んでおり、コンパスやミニマップ無しでのクリアは難しくなっている。(勾玉が近接して置いてあるのも珍しくなくなった)今作では前作の聖域でみられた一定個数勾玉を集めるとプレイヤーに不利なギミックが発動する仕組みがあり、単調な勾玉探しをより刺激的な物としている。その他にも前作と比較して以下のようなギミックがある(ネタバレしすぎないようにちょろっとだけ)

敵キャラの足音の反応率や視覚の範囲が変わった

初代では泣き声の主以外距離に関わらず歩きでも反応しなかったのが2では泣き声の主系以外でも敵キャラがかなり近いときに歩くと反応して寄ってくる。また爆竹を鳴らした時やテルテル坊主が叫んだ時、銃を発砲した時も反応する。この場合前作と違い徘徊者は急ぎ足で駆け寄ってくる。一方で敵キャラが音に反応したときにノイズが載るようになって分かりやすくなっている。

前作と違いロッカーに相当する物に入る所を見られると例え明かりを消していてもMonstrum1の様に引きずり出される。(この時2秒ほど猶予があるのでその間に逃げよう)

時間経過で体力が減るエリアがある。

雨ノ四葩は6月の梅雨の様な異世界という事もあり全体的に雨が降っているが、降っている雨は穢れを含んでおり雨に打たれると少しずつ体力が削られる他、穢れゲージという物もありゲージが貯まるにつれて体力の減少量が増える他、最大まで溜まると死んでしまう。また水たまりに入るとより早くゲージがたまる。輝く四葩や骸骨の近くに行くに行く等して穢れを落とそう。

発狂ゲージがある。

勾玉を一定数集めた際や特定の徘徊者が近くに居る時に発狂ゲージが溜まる仕組みがあり、最大まで溜まると時雨が発狂しながら自傷行為に走る。この時体力が減るだけでなく徘徊者に気づかれるリスクも含んでおりできる限り避けたい。(マウス連打で解除出来る。)爆竹を鳴らしたり放置型テルテル坊主の声を聞く、その場所から離れるか前作のロッカーに相当する物に入るなどすると回避できる。

カルタシステムがある

前作のプレイ実績に応じて有効化出来る有利になるシステムがあったのだが今作では勾玉と引き換えに入手出来るカルタシステムが導入された。これにより1度に選べる有利になるシステムに制限が掛けられたが、ステージをクリアすることで選べるカルタの数は増えていく。なお特定の条件を満たすとカルタが封印される事があるのでその時は後述の火垂屋で解除してもらおう。

火垂屋というアイテム屋がある。

前作ではクリア実績で有効化するかタンスをひたすら開けることでしかアイテムを入手できなかったが今作では火垂屋というアイテム屋がありそこでアイテムを入手する事が出来る。これによりクリア出来る確率がそれなりに上がる事になるだろう。但し怪異見聞録等を除いてアイテムは割とランダムなのでほしいアイテムがあるかどうかは運次第である。骸骨や引き出しなどに入ってる魂魄が通貨の様な物で、これと引き換えに入手する事になる。店主は異世界を渡り歩いて商売しているらしく前作のとあるキャラと共通点があるようだが・・・。余談だが店主を銃で撃つと良くないことが起きるそうだ。

マップ内に二箇所あるオルゴールの鳴っている鏡か火垂屋チケットで向かえる。

・・・この様に全体的に難易度が少し上がっている。また前作の様に徘徊者が来たら物陰に隠れて明かりを消すとなんとかなるステージは少なめなので上手いこと立ち回る必要がある。

全体的な雰囲気は6月の梅雨の中紫陽花(アジサイ)が咲く感じである。

関連動画

ShadowCorridor

ShadowCorridor2

関連静画

関連項目

  • ホラーゲーム
  • 能面
  • 迷路
  • GO HOME
  • 自動生成
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