ゴジラが消える。
超翔竜メガギラス、三段進化!
ブラックホール砲、炸裂!!
地球最大の死闘――
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』とは、2000年に公開されたゴジラ映画である。
概要
2000年12月16日に公開されたゴジラ映画で、ミレニアムゴジラ第2作。元々ミレニアムシリーズはそれぞれ異なる世界観で3作製作する予定であったので、ゴジラの外見は似ているものの前作との繋がりはない。また、本作のゴジラは「オキシジェン・デストロイヤーで葬られずに生き延びた世界」の初代ゴジラ個体である(劇中の初代ゴジラのシーンもこのスーツで再現されている)。1954年に東京へ上陸したゴジラは1966年にも茨城に上陸している。
登場怪獣はゴジラ・メガギラス・メガニューラ・メガヌロン。メガヌロンは「空の大怪獣ラドン」にも登場した事があるが、成虫化したメガニューラとメガギラスは本作が初登場。
本作の登場人物の一部は「ゴジラ×メカゴジラ」にも同名で登場しているが、世界観が違う為別の人生を辿ったものと思われる。また、東宝シンデレラ受賞者がゴジラ映画で主役を務めるのは本作が初めてである他、本作から「×メカゴジラ」まで3作連続で女性が主人公となっている。
あらすじ
1954年のゴジラ襲撃により、日本の首都は大阪へと遷都された。その後、1966年にゴジラは再び現れ日本初の原子力発電所を破壊する。日本政府はゴジラの攻撃目標になるとして原発の開発を放棄し、代替エネルギーである「プラズマエネルギー」を開発するが、それもゴジラの標的となり、対ゴジラ部隊と共に研究施設は壊滅。生き残った隊員の辻森はゴジラ打倒を目標とする。
2001年、プラズマエネルギーを利用した対ゴジラ兵器「ディメンション・タイド」が開発され、山梨県の廃校で実験が開始される。試射は成功したが、その影響で時空に歪みが生じ、古代昆虫「メガニューラ」が卵を現代に産み落とした。その卵から「メガヌロン」が生まれ繁殖を開始する。
主な登場人物
メカニック
ディメンション・タイド
プラズマエネルギーを利用したマイクロブラックホール生成機。連発こそできないが、その威力は直径100m範囲の物体を全て消滅させるほど強力。しかし、実験では時空に亀裂を生じさせてメガギラス誕生の切っ掛けを作ってしまっている。
高速飛行戦闘機。空中停止からの音速加速など自在な飛行を可能とし、また、垂直離着陸が可能で滑走路を必要としない。武装として光子砲を備える。
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