![]() |
もしかして → Destiny2 (FPS) ? |
![]() |
テイルズ オブ デスティニー2 Tales of Destiny 2 |
|
ジャンル | 運命を解き放つRPG | |
対応機種 | プレイステーション2 PSP |
|
発売元 | ナムコ (現バンダイナムコエンターテインメント) |
|
開発元 | [PS2] 日本テレネット・ナムコ [PSP] アルファ・システム |
|
発売日 | [PS2] 2002年11月28日 [PSP] 2007年2月15日 |
|
価格 | [PS2] 7,140円(税込) [PSP] 5,040円(税込) |
|
プレイ人数 | [PS2] 1~4人 [PSP] 1人 |
|
CERO | 全年齢 | |
キャラクターデザイン : いのまたむつみ 主題歌 : 倉木麻衣『key to my heart』 |
『テイルズ オブ デスティニー2』とは、2002年11月28日にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売されたPS2用RPGである。略称は『デスティニー2』、『TOD2』、『D2』。
『テイルズ オブ』シリーズのマザーシップタイトル第4作。「The 6th CESA GAME AWARDS FUTURE」優秀賞を受賞。
2003年11月6日にはメガヒッツとして、2005年7月7日にはPS2 the Bestとして廉価版が発売された。
2007年2月15日にはPSP版が発売。ボスやギャラリーの追加、バグ修正、時間がかかる要素の簡略化、中断データが消滅しなくなり実質どこでもセーブ可能など、大小様々な変更点・追加要素あり。
『テイルズオブデスティニー』の続編であり、マザーシップタイトルとしては初の続編作品である。
なお、海外ではなぜか『エターニア』が『Tales of Destiny 2』として発売され、日本の『TOD2』は移植されていない。
内容はPS版からの続編なので、リメイク版からプレイした人からは少し違和感を感じてしまうかもしれない。と言いつつ、PS版からのユーザーも違和感があったりもする。
概要
舞台は『デスティニー』の時代から18年後に設定されている。
今回の操作キャラクターは全部で6人と少なめである。
戦闘スタイルはTT-LMBS(トラスト & タクティカル リニアモーションバトルシステム)と呼ばれ、キャラの集中力や精神力をゲージに表したようなSP(スピリッツポイント)が存在する。このため攻めるのみという行動だけでは不利になってしまい、防御や回避などの駆け引きが要求されるようになった。初心者には少し難しく、慣れが必要であるが、その2Dを活かした戦闘システムはおおむね好評である。
ゲームシステムのシビアさだけでなく、敵そのものも強めに設定されている。初回プレイはボス戦のたびに全滅するなど普通である。PS版のTODよりは明らかに難しい。
戦闘中の助言や勝利時の掛け合い、勝利ポーズのパターン増、グレードショップによる2周目のカスタマイズ、隠し技だった秘奥義の正式なシステム化、即発動するスクリーンチャットなど、本作で初めて導入され、後に定番となった要素もある。かなりある。
また、PS2版のタイトル画面には「ヴィーナス&ブレイブス」、PSP版のタイトル画面には「テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー」のPVがある。
なお、前作を知らない方が「何、気にすることはない。」と思いつつ楽しめるという見解もちらほら(例・前作のソーディアン研究所の場所が違うとか、ナムコ設定ミス&ファミ痛攻略本によるベルセリオスの設定が大幅に違うなどのツッコミを入れずに済む)。しかし何だかんだで知っていたほうがわかりやすい部分もある…
ともかく続編と意識せずD2からプレイしても特に問題はないかと思う。バトル好きには特におすすめ。
ストーリー
主人公カイルは、父親であり英雄であるスタンに強い憧れを抱いており、自分も英雄になると意気込んでいた。
ある日、突然帰って来た同じデュナミス孤児院出身で、カイルの兄貴分であるロニと共にラグナ遺跡へと向かう。彼の話だとそこには、300万ガルドにもなる巨大レンズがあると言うのだ。
そのお金があれば、古くなった孤児院を立て直せると思い、2人で行く事になった。
しかし、レンズを狙っているのはカイル、ロニの2人だけでなく、アタモニ神団もレンズを求めていた。ロニは神団員の話を聞いてこのレンズのことを知ったのである。
彼らよりも先にレンズを見つけるべく、行動した2人。そして遂に巨大レンズを発見する事が出来た。すると、突如としてレンズが輝きだしそのまま砕けてしまった・・・。
しかもレンズの中から1人の少女が現れたのである。
呆然とする2人を前に彼女は「英雄をさがしているの」と呟いた。
その言葉にカイルは反応し、自分こそ未来の英雄だと主張するのだが、彼女の反応は冷たく「あなたは英雄じゃない」と言うとすぐに立ち去ってしまった。
カイルはすぐに彼女を追いかけようとするのだが・・・。
主な登場キャラクター
パーティキャラクター
- カイル・デュナミス (声:福山潤)
- リアラ (声:柚木涼香)
- ロニ・デュナミス (声:関俊彦)
- ジューダス (声:緑川光)
- ナナリー・フレッチ (声:川上とも子)
- ハロルド・ベルセリオス (声:平松晶子)
その他
ネタ・用語
- 命中
- 今作の前衛キャラクターにとって最も重要なパラメーター。数値が足りないと敵に攻撃を回避(=自動防御)される頻度が増え、戦闘がストレスフルなものとなる。
- 初回プレイではやや難しいが、通常のレベルアップによる増加だけではなく、装備品のスロットや、プラス補正のある称号で多少補強できればベター。当然ながら、育成上の明確な理由が無い限り命中が下がる称号はセットしない方がいい。
- SP(スピリッツポイント)
- キャラクターの精神状態を表したもの。
- 戦闘中のあらゆる行動で増減するが、半分以下になると命中・回避が低下し、更に「攻撃しても相手が仰け反らない」「自分もダメージを負う」等の様々な不利益をもたらす。ロニによく怒られる人は仲間との連携や作戦を見直して、SPを高く保てるように立ち回ろう。逆に敵のSPをプレスガード(□+→)や攻撃の空振りを誘って低くすれば、上記のデメリットを押し付けたり特殊な行動を封じたりすることも可能。
- これらの独特な仕様はゲームを1度クリアした程度では理解しづらく、既存作品との違いに苦しむ声も多かったためか、次作シンフォニア以降の作品では採用されていない。
- しかし、SPの導入によって戦略性と爽快感を両立した戦闘システムの完成度は非常に高く、歯応えあるバトルを好むシリーズファンから本作が高く評価される一因となっている。
- 秘奥義
- 奥義から派生させる必殺技。前作エターニアとは違い、今作では名前に反してオープンな存在になった。
- SPを大量に消費するため一見SB(スピリッツブラスター。SPが100に固定される)中しか使用できないように見えるが、リアラの「SP分与」を始めとするいくつかのSP回復手段を用いて気軽にぶっ放すこともできる。
- 術の秘奥義に相当する「具現結晶」は基本的にSB中にしか使用できない似て非なる存在。
- リファイン
- アイテムを変質させたり合成したりするシステム。装備品のスロットを別の装備品に引き継ぐことが可能。命中・詠唱速度・HPTPSP関連などの攻略に役立つスロット効果は、リファインして最新の武器防具に移植しよう。
- 称号
- 今作ではセットしたキャラクターの成長値に補正をかける、育成要素の一環としての役割を持っている。レベルアップの機会が多いほど最終的なステータスを高められるため、強いキャラクターに拘るやり込み勢は、味方全員初期レベル加入プレイ(通称初期ハロ)に挑むこととなった。
- なお、特定の称号をセット→変更した際に、キャラクターの成長値がクリアまで永続的に変更されてしまうバグがある。殆どの場合有益な形で作用し、一部のプレイヤーからは基本テクニックの一つとして認知されているほどだが、極少数ではあるものの大きなデメリットを持つ称号も含まれている。気になる人は「称号バグ」で検索しよう。
- PSP版では成長補正値が大幅に変更されている。
- 詠キャン
- 技を使用中に詠唱(R2かL2に設定)ボタンと防御ボタンを押し続け、技のキャンセルで詠唱の動作に入ったら直ぐに方向キー上ボタンで詠唱解除を行うことで特技・奥義による硬直を減らせるという方法。このキャンセルを利用してコンボを稼ぐことが容易となるので覚えておきたい。
- 仮面
- ジューダスが己の存在を隠す為に付けている仮面。竜族の骨に羽(?)が2本付いている。端から見ると 少し怪しい・・・。ロニからは”仮面ストーカー”と言われてしまっている。それでも正体はバレn馬鹿なっ!?
- 空気
- TOD2的には性能がいまいちぱっとしないプレイヤブルキャラクター「ナナリー・フレッチ」のことを指す。
ちなみに同じ弓使いの空気王ことウッドロウさんもTOD2では王として成長した姿で登場する。 - ガチホモ
- ガチホモの定義は、リンク先を参照。主にロニ→カイルをさしていると思われる。
カイルの事を”良い女”発言したり、弟として愛でていたり萌えていたりしているが、まだ序の口である。カイルに対し傷ついた腕をなめたり(公式チャットより)追いかけ回したり(>>sm1389010より)など直接的な行動を頻繁に起こしていたりする。だが、これらはまだほんの一部に過ぎない・・・。
実は、ジューダスも・・・馬鹿なっ!?(この事は、編集者”フサギコ”の偏見である。) - バカイル
- バカっぽい言動を連発する事から名づけられたと思われる愛称。ゲーム中ではロニより「バカカイル」呼ばわりされたことがある。
関連動画
デスティニー2の最古動画 |
|
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
テイルズ オブ シリーズ | |
本編 | ファンタジア - デスティニー - エターニア - デスティニー2 - シンフォニア - リバース - レジェンディア - アビス - イノセンス - ヴェスペリア - ハーツ - グレイセス - エクシリア - エクシリア2 - ゼスティリア - ベルセリア |
準本編 | テンペスト - シンフォニア ラタトスクの騎士 |
なりきりダンジョン | なりきりダンジョン - なりきりダンジョン2 - なりきりダンジョン3 - なりきりダンジョンX |
レディアント マイソロジー | レディアント マイソロジー - レディアント マイソロジー2 - レディアント マイソロジー3 |
ファンディスク | ファンダムVol.1 - ファンダムVol.2 |
テイルズ オブ モバイル | タクティクス - ブレイカー - コモンズ - タクティクス 外伝 - ヴァールハイト - マテリアルダンジョン - ファンタジア モバイル - レディアント マイソロジー モバイル |
アクション | バーサス - ヒーローズ ツインブレイヴ |
ソーシャルゲーム | キズナ - カードエボルブ |
その他の外伝作品 | エターニア オンライン - ダイスアドベンチャー - サモナーズ リネージ - ファンタジア クロスエディション - タクティクス ユニオン - ビブリオテカ - リンク - アスタリア - レーヴ ユナイティア - アスタリア 光と闇の救世主 - アスタリア 結晶の大地と導きの光 - レイズ |
コラボレーション作品 | NAMCO x CAPCOM - ケロロRPG - PROJECT X ZONE - PROJECT X ZONE 2 |
- 8
- 0pt