ペロリームとは、ポケットモンスターに登場するNo.0685のポケモンである。初登場はX・Y。
基礎データ | |||
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名前 | ペロリーム | タイプ | フェアリー |
英語名 | Slurpuff | 高さ | 0.8m |
分類 | ホイップ | 重さ | 5.0kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | スイートベール |
♀:50.0% | ― | ||
グループ | ようせい | 隠れ特性 | かるわざ |
孵化歩数 | 2560歩 | 捕捉率 | 140 |
世代 | 第6世代 | 努力値 | 防御+2 |
進化 | ペロッパフ → ペロリーム (ホイップポップを持たせて通信交換) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0685 | 図鑑の色 | 白 |
カロス | #132 (セントラル) | アローラ | #― |
ガラル | #211 | ヒスイ | #― |
パルデア | #― |
図鑑説明
- ポケットモンスターX、オメガルビー
- わずかな においでも かぎわける びんかんな きゅうかくを いかして パティシエの てつだいを している。
- ポケットモンスターY、アルファサファイア
- きゅうかくは ひとの 1おくばい。 くうきちゅうの わずかな においで まわりの ようすが すべて わかる。
- ポケットモンスターソード
- たいしゅうから こころと からだの ちょうしを かぎとる。 いりょうへの おうようが きたいされている。
- ポケットモンスターシールド
- たいもうに たくさん くうきを ふくんでいるので さわりごこちは やわらかく みためより かるい。
概要
- ペロッパフに専用アイテム「ホイップポップ」を持たせて通信交換すると進化するホイップポケモン。
- わたあめみたいなペロッパフが進化したら、まさかのケーキになった。非常においしそうな見た目をしている。
見た目と図鑑の内容から、なんとなく犬っぽい。このため犬ポケモンとしてカウントするか、犬統一パに加えるか否か悩むトレーナーも。 - 色違いは頭の丸い玉がイチゴやさくらんぼのような赤みになり、クリームらしき部分は焦げ茶色に、体色はプリン(食べ物の方)のような感じになっている。こちらも非常に美味しそう。
- 「ポケットモンスターX・Y」では、女主人公を選んだ場合、殿堂入り後に行ける街でとあるイベントをクリアすると、ペロリームを模したドレスがもらえる。ちなみに、男主人公の場合はゴロンダをモチーフとした帽子である。どっちにしてもセンスg(ry
対戦面では
- 種族値は突出したものがなくバランスはいいが、全体的に控えめなステータス。加えて、フェアリータイプ特殊技で最大威力を誇る「ムーンフォース」を習得できない。とはいえ特殊方面の攻撃技は、一致技の「マジカルシャイン」を筆頭に、「サイコキネシス」や「10まんボルト」、果ては「なみのり」に「かえんほうしゃ」とバリエーションに富んでいる。補助技には、タマゴわざの「あくび」や、「ねがいごと」・「コットンガード」・「いえき」等が候補に挙がるか。
- 通常特性は「スイートベール」。「やるき」「ふみん」の上位版と言ったところで、自分の他に味方も眠らないようにすることができる。補助技を生かしてダブルバトルでサポートするのに有効か。
- 夢特性は、所持しているアイテムがなくなると素早さが2倍になる「かるわざ」。シングルバトルでは圧倒的にこちらが使われる。消費系アイテムと非常に相性がよく、かるわざ発動後はS個体値無振り・性格補正無しでも最速スターミーが抜ける。アイテム候補として良さげなのは後述する腹太鼓コンボと相性の良いオボンや、半減きのみ、じゃくてんほけん、レッドカードあたりか。物理型ならばじゃれつくを外した時の保険としてからぶりほけんもアリかもしれない。
- 現状「はらだいこ」と「かるわざ」を両立できる唯一のポケモンであり、「はらだいこ」でHPを半分削って「オボンのみ」でHPを回復しつつ、「かるわざ」で上がった素早さと「はらだいこ」で上がった攻撃力で暴れるといったことができる。ただし「かるわざ」持ちの中では最も素早さが低いポケモンであることには留意したい。
- そもそも対面次第では太鼓を積む隙があるのかと言う問題もある。ギルガルドとかが出てきたら素直に引きましょう。軽業太鼓さえ発動できれば無双できるのでうまく前衛に壁張りなどでサポートして暴れられる土台を作ってやろう。
- 特殊技とは対照的に物理攻撃技のバリエーションは非常に少ない。覚える物理技は「たいあたり」「じゃれつく」「がむしゃら」「ドレインパンチ」「ギガインパクト」「からげんき」「おんがえし」「やつあたり」「ほしがる」「ひみつのちから」。物理型として用いる場合はタイプ一致物理フェアリー技が「じゃれつく」のみであり、必然的にじゃれつく頼りにならざるを得ないが、命中90なので肝心な時の外しが痛い。ギルガルドにも対応できる「どろぼう」は特性かるわざとは致命的に相性が悪い。
- ORASでは教え技で「ドレインパンチ」を得たとはいえ、まだ物足りなさはある。しかしはらだいこ型を使うならば減った体力をオボンとA6段階上昇したドレパンで一気に回復しつつ苦手な鋼タイプ相手でも殴れると言う利点がある。ちなみにそれ以降ドレインパンチはわざマシンなどで習得可能になり比較的手軽に覚えられるようになった。
- ポケモンUSUMではペロッパフのタマゴわざとして「ねばねばネット」を習得。ペロッパフがわたあめモチーフなことから、わたあめを作る際に溶けた砂糖の糸をイメージしたものだろうか?縁日のわたあめ製造機を見たことある人にはわかりやすいかもしれない。
- ねばねばネットはステルスロックのような永続トラップ技で、効果は「交代で出てきた相手のすばやさを1段階下げる」というもの。むしタイプ以外でねばねばネットを使えるのはペロッパフ・ペロリームだけである。これと「あくび」を組み合わせることにより、「交代して交代先のSを下げるか、居座って今いるポケモンを眠らせるか」という選択を強いることができる。
- はらだいこ物理型が有名とはいえ、実は特殊種族値の方がわずかに高く、技のバリエーションから特殊型・補助型でもわりと戦える。耐久も意外と悪くない。
- 特殊型でも「かるわざ」を用いることはできるので、「めいそう」で特殊方面の火力と耐久を上げつつ、「オボンのみ」でHPを回復してから反撃に転じるというのも面白い。「コットンガード」や「アッキorタラプのみ」を合わせれば軽業先攻で攻防を上げつつ場に居座り殴ることも可能。
第八世代では
- ポケットモンスターソード・シールドにも登場。ペロッパフ共々ソード限定ポケモンであり、マックスレイドバトルでも出現。今作ではガンテツボール一式とドリームボール・ウルトラボールが手に入るようになっており、体色にぴったりなドリームボールやラブラブボールといったオシャボに収めることも可能となった。ソード限定だがレイドバトルで捕獲できるので通信交換できるお友達のいないプレイヤーにも優しい仕様。かるわざペロッパフ・ペロリームはレイドバトル限定で手に入れることができる。
- そして剣盾ではクリーム・ケーキモチーフであり、タイプも同じで通常特性まで同じ新ポケモン「マホイップ」が登場。が、あちらとは技範囲も種族値も役割も異なるため、差別化は可能。ちなみにペロリームは「ホイップポケモン(植物性クリーム)」、マホイップは「クリームポケモン(動物性クリーム)」といった微妙な違いがある。
- 進化前のペロッパフは野生で出現するもののストーリー中にホイップポップを拾えるXYとは異なり、剣盾ではホイップポップを入手するには殿堂入り後にBPを稼いで入手するかカフェでのバトル報酬でランダム入手するしかなく、ストーリー中にペロッパフから進化させるのが難しくなった。
- ナックルシティを始めとした各地のバトルカフェではカフェのマスターがマホイップと共にダブルで繰り出してくる。このペロリームとマホイップは(ストーリー中にナックルシティへ到着したばかりの一般的な旅パのレベルと比較すると)レベルが高く、街に到着してすぐスイーツ目当てにカフェへ突撃してこいつにボコボコにされたトレーナーも多かったとか。
- 対戦面においてはペロリーム最大の特徴であったはらだいこがタマゴわざから削除されてしまった。これにより、ペロリーム最大の特徴である「かるわざ+はらだいこ」のコンボが現状では使用不可に。これはおそらく遺伝経路であるマリルリ系が剣盾に登場しないことが原因だと考えられるが……過去作ではらだいこを遺伝したペロリームをポケモンHOMEで連れてこられるようになるのが待たれるところ。
- その後は念願のポケモンHOME解禁となり、マリルリもガラル入国を果たしたのだがはらだいこは相変わらずタマゴわざとしては習得不可だった。これに落胆したペロリーム使いは多い。しかしはらだいこを覚えたペロリームを連れてくることは可能なので、一応腹太鼓ペロリーム解禁ということにはなった。ただしランクバトルでは使えないので注意。
- その代わりに、タマゴわざだったねばねばネットをレベルアップで習得できるようになった。習得レベルは42と微妙に高い。しかもマリルリと違って遺伝経路となるアブリーはしっかり生息しているため、対戦用に厳選するならレベルアップで習得するより遺伝させた方が楽……かもしれない。
- 遺伝経路がなくなった代わりにタマゴわざをわざマシン/レコードやレベル習得に変更されたポケモンも多いなか、ペロリームはネットをレベル技にしてもらったのに何故かはらだいこは取り上げられてしまった。一応かるわざでやれることは多いので、この機会にはらだいこを使わない型を考えてみるのも良いかも。
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関連項目
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