マイラーズカップとは、JRA(日本中央競馬会)が4月下旬ごろに開催する 京都競馬場の芝1600mの重賞競走である。格付けはGⅡ。
概要
創設は1970年、当時はまだ中長距離路線が主体で、短距離路線の馬の活躍の場の拡充を目的で第1回が行われた。
第5回を除いて第11回までは4月の開催であったが、第12回からは1か月ほど早まり、中山競馬場の弥生賞と同じ時期に行われるようになった。
その後第31回からは例年の第2回阪神開催の最終週に移動した後、2012年の第43回からは春の京都競馬場の開幕週に移動し現在に至る。
このレースの1着馬には安田記念の優先出走権が付与されるが、このレースからヴィクトリアマイルに向かう牝馬もいたりする。
歴代の勝ち馬の中には、トウメイ、タイテエム、キタノカチドキ、インターグロリア、バンブトンコード、カツラノハイセイコ、ニホンピロウイナー、ダイタクヘリオス、ニシノフラワー、ノースフライト、マイネルマックス、ダイワメジャー、カンパニー、グランプリボス、イスラボニータ、ダノンプレミアム、インディチャンプ、シュネルマイスター等といったG1/G1級の勝利経験のある馬が勝っている。
また複勝圏内にはダテテンリュウ、タニノチカラ、テンメイ、オペックホース、マックスビューティ、パッシングショット、ヤエノムテキ、ヤマニンゼファー、マーベラスクラウン、エルウェーウィン、ヤマニンパラダイス、キョウエイマーチ、テイエムオーシャン、アサクサデンエン、ダンスインザムード、スイープトウショウ、キャプテントゥーレ、ダノンシャーク、モズアスコットといった、G1/G1級での勝利経験馬がいたりする。
このレースのトピックのひとつとして1997年3月2日の第28回では、騎手としてデビュー2日目の武幸四郎がオースミタイクーンに騎乗し、騎手として初勝利と同時に重賞も初制覇という快挙を成し遂げている。また同じ日の中山競馬場では武豊もランニングゲイルで弥生賞を勝っていて、兄弟で同日重賞制覇も成し遂げている。
レース結果
年齢表記は2000年以前も現在の年齢で表記
第1回から第42回までは原則、阪神開催(第3、5回は京都、第22、25回は中京1700m)
第43回からは京都開催 (第52、53回は阪神競馬場で代替)
関連コミュニティ
関連項目
- 6
- 0pt