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サングレーザー
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曖昧さ回避
  1. 太陽の近くをかすめるように通る彗星
  2. 1を名の由来とする日本競走馬本項で記述。

サングレーザー(Sungrazer)とは、2014年生まれの日本競走馬である。青鹿毛

な勝ち
2017年スワンステークス(GⅡ)
2018年札幌記念(GⅡ)読売マイラーズカップ(GⅡ)

概要

ディープインパクトマンティハント、Deputy Ministerという血統。
日本の誇る無敗の三冠馬にして11年連続リーディングサイアー
は持込で7戦未勝利。半JBCレディスクラシック勝ちメーデイアがいる。
デピュティミニスター日本では*フレンチデピュティとしておなじみの名種牡馬1979年生まれと、2010年代後半のとしてはだいぶ古い。

2014年1月13日社台グループに属する追分ファームで誕生し、G1レーシングクラブとして1口100万円×40口で募集された。

G1サラブレッドクラブ公式ページexitによると名の由来は

太陽の近くをかすめるように通る彗星のこと。名からの連想。彗星のような速さでターフを駆け抜け、最速で舞台へ。に勝るとも劣らない衝撃を与えてくれるに違いない。

とのこと。

2歳(2016年)

東の浅見秀一厩舎に入厩。7月の芝1600mの新馬戦デビューし、武豊上で4番人気に支持されたが不良馬場もあり2番手に付けたもののダンビュライトの3着。

8月には芝1800mの未勝利戦では単勝6.2倍の2番人気に支持され、ゲートになかなか入らずスタートでも躓いたものの、単勝1.2倍の圧倒的人気を集めた後の2歳GIサトノアレスに1馬身差以上付けて勝利

11月には初の重賞であるデイリー杯2歳ステークス(GⅡ)に出走。4番人気に支持され、3番手で進めたが折り合いがつかず3着。

次走は12月朝日杯フューチュリティステークスは抽選に通れば岩田康誠騎手上の予定であったが除外されたため、500万下の千両賞と較したうえでホープフルステークス(GⅡ)武豊とのコンビで出走。3番人気に支持されたが、返し馬から力み、レース中は仕掛けて4コーナーで見せ場を作ったが結果は5着。1番人気レイデオロが1着となった。

3歳(2017年)

3歳初戦は1月京都・芝1600mの500万下である賞に出走。単勝1.7倍の1番人気に支持されたが、スタート直後に躓き鐙が外れるというアクシデントもあり9着に終わった。

4月阪神・芝1600mの500万下に出走し、単勝2.3倍の1番人気に支持されたがクビ差の2着。

続いて5月京都・芝1400mの500万下に出走し、後方から上がり最速で突き抜けて2馬身半付ける快勝で、単勝1.4倍の1番人気に応えた。

7月には札幌・芝1500mの1000万下である道新スポーツに出走。福永祐一上に2番人気に支持され、前が壁になりそうなところを巧く間を割って抜け出し、1馬身以上の差を付けて勝利

9月には阪神・芝1400mの1600万下であるステークスに出走。単勝2.8倍の1番人気に応えて、最後は危なげなく大外から突き抜け1馬身以上の差を付け3連勝となった。

10月スワンステークス(GⅡ)にはこの週から来日したクリスチャン・デムーロ騎手とのコンビで2番人気[1]に支持されての出走。重馬場な上に返し馬からテンションが高かったものの、レース中は落ち着き最後は12番人気ヒルノデイバローとの叩き合いを制してアタマ差で勝利。4連勝で重賞勝利を決めた。

次走は優先出走権も獲得した11月マイルチャンピオンシップ(GI)。再び福永上となったが、初のGIとあってここは7番人気。中団のエアスピネルの後ろで待機してから外に進路を変え、ハナ差となった1着の3歳ペルシアンナイトと2着のエアスピネルから半馬身差での3着と善戦した。

3歳最後の出走は阪神カップ(GⅡ)。3番人気ながら単勝4.5倍と支持されたがレースでは差し切れず、レコードタイムを出したイスラボニータダンスディレクターに次ぐ3着。

4歳(2018年)

4歳初戦は4月マイラーズカップ(GⅡ)。4番人気に支持され、レースでは直線で外から上がり最速で突き抜け、2着モズアスコットに1馬身差以上付けてコースレコード勝利した。

次走は優先出走権も獲得した6月安田記念(GI)。3番人気と有力補になる中、レースでは意識的にポジションを取りに行ったもののその分切れ味に欠き、9番人気モズアスコットが1着で7番人気サトノアレスなどにも先着される5着。

8月スーパーGⅡと呼ばれるだけあり、16頭のうちGI3頭重賞10頭[2]と好メンバー札幌記念(GⅡ)に2番人気で出走。中団でレースを進め、直線では前が壁となりかけたものの群を割り、1番人気ダービーマカヒキ[3]、4番人気モズカッチャンとの大接戦を制してハナ差での勝利を決めた。因みに福永騎手は400mの距離延長での勝利に対して馬体の完成でハミに頼らなくなり距離に融通が利くようになったexitという見解を示したほか、ハミを噛んでいてもサングレーザーの強さには影響していないexitという持論も披露している。

10月は引き続き芝2000mの天皇賞(秋)(GI)に出走。福永騎手が初のダービー制覇を決めた3歳ワグネリアンに騎乗する予定であった[4]ため、上がモレイラ騎手に代わり、4番人気に支持された。レースでは逃げキセキが先頭のまま直線に入り、レイデオロが差し切る中でサングレーザーも上がり最速で追い上げたものの、レイデオロから1馬身以上の差でゴール。4歳世代で三冠を分け合ったダービーレイデオロ1着、菊花賞キセキ3着、皐月賞アルアイン4着となる中でクラシック未出走ながら2着となった。

12月に発表された有馬記念ファン投票では11590票を獲得し24位。同には香港に遠征し、香港カップ(G1)に出走。モレイラ騎手上に中団4番手で追走したものの、直線での追いべは伸びきれず、日本ディアドラが2着となる中で4着に終わった。

5歳(2019年)

5歳初戦は3月大阪杯(GI)フィリップ・ミナリ騎手上に単勝13.5倍の7番人気で出走。アルアインが1着、キセキが2着となる中、展開も向かず4コーナーで前脚がスリップしたこともあり11着と大敗。

次走は岩田康誠騎手とのコンビ6月安田記念(GI)。6番人気に支持され迎えたレースは、内で伸びず5着。

宝塚記念ファン投票11005票を獲得し21位になったりした後、次走は再び8月札幌記念(GⅡ)GI4頭[5]とやはり好メンバーになる中で4番人気となったが、好位追走から一旦は抜け出したもののブライトワンピースに捉えられクビ差の2着。

次走に期待が持てる結果となったが、同に種子靭帯に炎症が判明したため休養に入った。香港国際競走に予備登録したり、有馬記念ファン投票では2770票で52位に入ったりしたもののこの後レースに出走することなく5歳を終えた。

6歳(2020年)

宝塚記念ファン投票では265票を獲得し85位に入ったが、結局回復は厳しいと判断され、同年9月10日付で競走馬登録を抹消となった。

種牡馬入り

2021年度から優駿スタリオンステーション種牡馬となり、種付け料は30万円に設定された。

種付け数は初年度31頭、2年25頭、3年14頭、4年11頭と最低限確保していたものの、5年となる2025年は1頭に留まり、スタッドブックにおいて同年5月付で用途変更となった。

血統表

ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
マンティハン
2001 鹿毛
FNo.2-b
Deputy Minister
1979 黒鹿毛
Vice Regent Northern Dancer
Victoria Regina
Mint Copy Bunty's Flight
Shakney
*ウィッチフルシンキング
1994 鹿毛
Lord Avie Lord Gaylord
Avie
Halloween Joy Exuberant
Halloween

クロスNorthern Dancer 5×4 (9.38)

関連項目

脚注

  1. *レッツゴードンキが1番人気で3着
  2. *重賞勝利としては、な勝ちはなみずき賞で有名なサウンズオブアースも出走し13番人気4着
  3. *5歳のここで勝利を逃したため、次の勝利は有名な8歳での京都大賞典までお預けとなった
  4. *ワグネリアンが回避したため、レースではヴィブロスに騎乗
  5. *ブラストワンピースに加え、3着フィエールマン、4着ワグネリアン、5着ペルシアンナイトの4頭
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サングレーザー

1 ななしのよっしん
2024/09/02(月) 13:19:15 ID: t8TVTdmqqV
GⅠ優勝きをかすめて通って行った
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