スイープトウショウ単語


ニコニコ動画でスイープトウショウの動画を見に行く
スイープトウショウ
6.5千文字の記事
  • 8
  • 0pt
掲示板へ

制覇の条件

勝ちいそぐ者も 長な者も
成功からは遠ざかる

いまなのか、まだなのか
逡巡の中でもが頼れる何かを探す

まずは直観にしたがい胆にふるまえ
迷いを断ち切ることが制覇の条件となる

JRA「名馬の肖像」スイープトウショウexit

スイープトウショウとは、2001年産の東・渡辺栄厩舎所属、渡辺引退後は東・留明雄厩舎に所属していた元競走馬である。

な勝
2003年:ファンタジーステークス(GIII)
2004年:秋華賞(GI)、チューリップ賞(GIII)
2005年:宝塚記念(GI)、エリザベス女王杯(GI)
2006年:京都大賞典(GII)

曖昧さ回避 この記事では実在競走馬について記述しています。
このを元にした『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクターについては
スイープトウショウ(ウマ娘)を参照してください。

概要

エンドスウィープタバサウショウ、ダンシングブレーヴ
日本でも種牡馬入りしていたフォーティナイナーの後継種牡馬として2000年から日本でスタッドインしているが、日本共用時に3世代を残して他界。本の他にはアメリカ時代の産駒サウスヴィグラス、*スウェプトオーヴァーボード日本時代の産駒ラインクラフトアドマイヤムーンといったがいる。
はトウショウ牧場牝系の一つチヤイナウショウ系に属しており、その他血統表の中には同牧場最大の活躍トウショウボーイやそのにしてトウショウの基幹祖であるソシアバターフライ名前もある。

現役時代

2003年の2歳新馬戦10月京都1400m)で上に渡辺厩舎所属の角田晃一を迎えてデビュー単勝1.8倍と断然の人気で出走すると、出遅れて後方となったがコーナー入口で大外回しで先団まで進出すると後は軽く押すのみで先頭に立って他を突き放し圧勝。2,3着は後の重賞ウィナーであり素質の高さを見せるデビューとなった。
続く重賞初挑戦のファンタジーステークス(GⅢ)では最内からまたも出遅れて後ろからになったが、コーナーを回って大外から直線一気をかけると前を一気に飲み込んで1着でゴール新馬戦から連勝で敗の重賞となった。
このパフォーマンスを受けて2歳シーズン本番の阪神ジュベナイルフィリーズでは一番人気に推される。レースでは初めて五分のスタートを決めつつこれまで同様後方に控えて直線外からの追込を選択したが、追い出したところで進路を塞がれてしまう不利を受けなんとかを見つけて再加速し追い上げたたもののスローペースも相まって時すでに遅く5着に敗れてしまった。

3歳時は1月オープンレース紅梅ステークスから始動すると安定の出遅れ最後方から追い込んで先行抵抗されつつもレースレコードタイの好時計勝利した。
この直後に定年のため翌引退の迫る渡辺師の厩舎から、かつて師とシンザンなどで知られる武田文吾厩舎の兄弟子であった留師の厩舎へ所属を変更する。このときに騎手角田晃一から池添謙一へと変更された。
池添騎手との初コンビで挑んだ桜花賞トライアルチューリップ賞(GⅢ)でも1倍台の人気を集めると、いつも通り出遅れ最後方大外回し追い込み勝利
しかし、桜花賞では阪神JFと同じ4番ゲートから同じように五分のスタートで後方に控え直線で群を縫って追い込んだが中団から上がり最速の脚を繰り出したダンスインザムードは遠く5着、優駿牝馬では最内からここも出遅れることなくいつもよりやや前の中団後ろを追走し直線で末脚を伸ばして追い上げたが、紅梅ステークスで最後まで抵抗したダイワエルシエーロめ先頭からり込んでおりそれに届かず2着と、GⅠでの勝利恵まれないまま3歳を終える。ローズステークス3着を経て秋華賞(GⅠ)に出走。ゲートを嫌がりスタートで出遅れて後方待機となるお染みの展開から、3コーナーで全体のペースくなるとスイープトウショウも連れて外に出しながら上がって行った。そのまま大外で直線を向いて追い出すと中団先団の一気に飲み込み、一抜け出していたヤマニンシュクルゴールの数十メートル手前で捉えるとそこからは抵抗されながらも半馬身差のまま1着でゴール。ついに悲願のGⅠ制覇を果たした。
その後は古との初対戦として1人気エリザベス女王杯に出走しいつものように外から上がり最速で追い込んだが中団から楽に抜け出したアドマイヤグルーヴの連覇を見送る5着に留まり3歳シーズンを終えた。

2005年に明けて古となったスイープトウショウだが、適がない[1]ということで復帰が5月マイルオープンレースとなりここは実績から1人気となるものの5着に敗れている。
続いてレースの一つ安田記念に出走。レースでは遅れ気味にゲートを出て後方を追走し外に持ち出しながら直線一気の脚を発揮し番手から抜け出しを図っていた香港の名スプリンターSilent Witnessに並びかけたが、同時に内から来たアサクサデンエンが更に伸びてクビ差の2着となった。敗れはしたがこれまでのマイル実績や前走の敗戦で10人気とあまり期待はされていなかったことから考えれば混合のマイル王決定戦での連帯は大健闘であった。
上半期の締めはもう一つの標であったグランプリ:宝塚記念(GⅠ)に中二週で出走。中距離GⅠホースかつ前走での好走があったとはいえここに出走して来たのはの一流GⅠホースであるゼンノロブロイタップダンスシチー、それに次ぐ重賞実績ハーツクライリンカーントップ所からはアドマイヤグルーヴスティルインラブと、グランプリに相応しいメンバーでありスイープトウショウはここも11番と低人気であった。レースではなんと抜群の好スタート(当)を決めて中団の外を追走、後半緩みのペースであったため4コーナーで失速し始める先行も出る中スイープトウショウは外を回りながらいい手応えで進出を開始した。直線に向いて進路・余力共に十分の絶好位から追い出すと一杯になったタップダンスシチーを捉えて先頭に立っていたリンカーンを簡単にかわし、内からスパートが遅れたゼンノロブロイと後方から猛然と追い込んで来たハーツクライの追撃をいでスイープトウショウが1着でゴール通過し見事優勝GⅠ・2勝を達成したが、これは単に混合でのGⅠ勝利というだけでなく宝塚記念では1966年エイトクラウン以来39年ぶり(GⅠに格付けされてからは初)となる優勝であり、スイープトウショウは日本調教として初めて2100m以上の混合GⅠ勝利したにもなった。
毎日王冠から復帰し続けて天皇賞(秋)と連戦したがどちらも直線での伸びがいまいちで6着、5着と敗れる。
次走はエリザベス女王杯(GⅠ)となり前年の同レース以来の限定戦ということもあってエアメサイアに次ぐ2番人気に推された。スタートから出遅れると最内から中団の後ろ10番手辺りに付けて進め、レースは序盤から大逃げに出たオースミハルカが巧妙にペースを落としてリードと余力を保ったまま進んで行った。スイープトウショウは4コーナーでやや外に出し中団で直線を向いて残り300mほどで進路を確保し追い込みを開始、失速せず独走状態でり続けるオースミハルカとの差をただ1頭圧倒的な末脚で詰めるとゴール直前で捉えきり半馬身差の1着でゴールGⅠ・3勝を手中に収めた。
2005年JRA賞では混合のグランプリ宝塚記念チャンピオン決定戦エリザベス女王杯を制したことが評価され、最優秀4歳以上を受賞した。

2006年5歳になるとは新設のヴィクトリアマイルす予定であったが調教中に骨折してしまいは全休となった。
になって京都大賞典(GⅡ)で復帰。ゆったりとしたスタートからやや促して中団の内に位置を取るとレーススローペースで進み、直線を向くまで待ってから追い始めると上がり3F32.8の末脚で内から抜け出して11かぶりのレースながら快勝を見せた。
続く天皇賞(秋)はそこそこのスタートで中団後方に付け直線で追い込んだが番手から抜け出したダイワメジャーに届かず5着。
連覇に挑んだエリザベス女王杯では後方待機から最終コーナーでやや押し上げて直線大外から追い込むいつもの展開で、本より少し前の外から伸びていた2頭との末脚勝負になったが捉えることはできず1人気を譲った3歳カワカミプリンセスの3着で入線。しかしカワカミプリンセスが直線で内に切れ込む際に他の進路を妨し不利を与えており12着に降着処分となったため、スイープトウショウはこちらも3歳フサイチパンドラの2着に繰り上がった。
シーズン最後は年末総決算グランプリ:有馬記念に出走。この年の有馬記念は何と言っても一つ年下に生まれた無敗の三冠馬ディープインパクトシンボリルドルフに並ぶGⅠ・7勝を狙うラストランとして注されていたのだが、スイープトウショウはファンファーレ後にしくゲートを嫌がり出してしまい、後ろ向きでゲートまで近づけて押したり引いたりと作業員が手を尽くし2分ほどの時間を使って何とかゲートに入れた際には客席から歓が上がっていた。なおレースでは当然のように出遅れて直線後方から追い込んだが距離も長かったのか伸びがなく10着と初の二桁着順惨敗を喫した。

6歳となった2007年マイラーズカップで始動。中団で直線を迎えると進路を探して内から伸び上がり3F32.7の末脚で追い込んだが、巧みな大逃げからり込んでいたコンゴウリキシオーに届かず2着。
続いて今年こそと2人気で出走したヴィクトリアマイルでも中団から直線外に出して追い込んだが伸びがなく9着に敗れる。
その後は前年勝利した宝塚記念していたのだが厩舎で暴れて打撲したために回避、に復帰レースと予定していた京都大賞典調教を嫌がって回避と気性の問題が更に深刻化する様子を見せてしまう。
なんとかスワンステークスで復帰するとレースでは中団から脚を伸ばしたが流石距離が短かったか先頭争いには届かず4着。
エリザベス女王杯では中団につけると最終コーナーめに進出した前年覇者フサイチパンドラと共に直線上がり最速の走りで前を追ったが、ハナを切ってスローペース逃げつつめの上がりでまとめたダイワスカーレット逃げ切りを許す3着となり、スイープトウショウはこのレースを最後に現役を引退した。
最終成績は24戦8勝。

繁殖牝馬時代

引退後は故郷のトウショウ牧場で繁殖入り。その後2015年10月にトウショウ牧場閉鎖され、スイープトウショウはノーザンファームへと売却された。

2020年2月27日ディープインパクト出産。同は故障により前年の種付けを中止しそのまま死去したディープインパクト世界に12頭しかいないラストクロップであり、その中でも最も遅く生まれているためスイープトウショウは彼の引退レースでもいつも通りゲート入りを嫌がって待たせた後共に走った縁のある世界的大種牡馬ディープインパクトの正正銘最後の産駒となった。

2020年12月5日スワーヴリチャードの子を受胎した状態で腸捻転により永眠享年19歳。
このため前述のディープインパクト産駒はスイープトウショウ自身の最後の産駒にもなっており、スイープアワーズと名付けられて2023年デビュー。本から受け継いだ気性難で苦戦が続いたがやはり稀代の追い込みなだけに類稀なる末脚の切れも持ち合わせており、徐々に昇級して2026年には3勝クラスを勝ってオープン入りを果たしている。

産駒成績

産駒は3頭が準OPを勝ったのが最高成績で重賞勝利っていない。しかし5頭の駒はいずれも繁殖入りし、その中から2番ジュートウショウの産駒であるスウィープフィートスワーヴリチャード)が2024年チューリップ賞勝利。自身が現役時代に制したレースファミリーから初の重賞ホースが誕生している。

2026年4月19日現在

スイープたんハァハァ

2~3歳時は出遅れ、古になっても馬場入りを極端に嫌がるなど周りを悩ませ続けた。
特に調教ではどれだけ関係者が努力しても1時間近くその場から動かず調教が出来ないこともままあった。前述の通りこれが原因でレースを回避したこともあり、そのワガママっぷりはファンにも知られるようになっていた。
その難しい気性により、通常だと入る順番が決まっている[2]ゲート入りもスイープトウショウだけは一番最初に入るなど、特別な措置がとられていた。

しかしそんなワガママっぷりからレースになると一変して素直に走り、切れる脚を最大限に生かし素晴らしいレースを展開した。混合を含めGI3勝の実績がそれを裏付けており、後に現れたウオッカダイワスカーレットブエナビスタアパパネジェンティルドンナアーモンドアイなどへ続く名の時代の礎を築いた一頭である。

そんな周囲の人間を困らせながらも最高のパフォーマンスを見せる女王様っぷりにファンは惹かれ、スイープたんにハァハァとえ続けていた。競馬界きってのツンデレである。

ちなみに留厩舎で担当した鎌田修一厩務員にだけは甘え倒していたらしく、そんな隠れた一面もされた理由の一つである。

血統表

*エンドスウィープ
1991 鹿毛
*フォーティナイナー
1985 栗毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
File Tom Rolfe
Continue
Broom Dance
1979 鹿毛
Dance Spell Northern Dancer
Obeah
Witching Hour Thinking Cap
Enchanted Eve
タバサウショウ
1993 鹿毛
FNo.5-j
*ダンシングブレーヴ
1983 鹿毛
Lyphard Northern Dancer
Goofed
Navajo Princess Drone
Olmec
サマンサトウショウ
1985 黒鹿毛
トウショウボーイ *テスコボーイ
*ソシアバターフライ
マーブルウショウ *ダンディルート
チャイナウショウ
競走馬の4代血統表

クロスNorthern Dancer 4×4(12.5)

関連動画


関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

脚注

  1. *路線GⅠであるヴィクトリアマイルは翌2006年に創設
  2. *通常は大外以外の奇数番→偶数番→大外の順番。ただし、入りや駐立がよくないは先に入れられるのが通例。また、2003年ジャパンカップでは、17番と18番のが先入りを希望したため、最内タップダンスシチーが最後になっている。
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

  • 8
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

結月ゆかり (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: niko
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

スイープトウショウ

96 ななしのよっしん
2023/11/02(木) 06:58:04 ID: hPg/30mimA
この子エリ女杯は特にに走ってた気がする
何か感じる所があったんだろうか
👍
高評価
2
👎
低評価
97 ななしのよっしん
2024/01/10(水) 18:19:46 ID: lygmDkBkWn
スイーズドリームス母ちゃん。オレもギムのオジキみたいに柵破壊でビッグになれるかも」
👍
高評価
0
👎
低評価
98 ななしのよっしん
2024/03/02(土) 15:47:53 ID: 1hOu+IwgW0
👍
高評価
6
👎
低評価
99 ななしのよっしん
2024/03/02(土) 19:20:45 ID: 6uShNA6eUw
向こうで喜んでいるだろうな。
自分が産んでやれなかったスワーヴリチャードの子でもあるし。
👍
高評価
5
👎
低評価
100 ななしのよっしん
2024/03/03(日) 07:16:44 ID: VkaBhqtJ8s
孫がどこかで見たことある差しっぷりだった
👍
高評価
2
👎
低評価
101 ななしのよっしん
2024/03/03(日) 19:52:57 ID: heiJu9ZNmo
👍
高評価
2
👎
低評価
102 ななしのよっしん
2024/03/05(火) 15:30:30 ID: FoODYIV6fU
孫のスウィープフィートゲート入りは嫌がらないけどゲート嫌いでく走りたいので後ろ足で蹴ったり、チューリップ症のパドックでも跳ねて後ろ足で柵蹴って甲高い音出したりかなりのヤンチャっぷりを見せる

でもレースになると素直で賢い動き見せるのはおばあちゃんそっくりだし、最後の末脚もスイープのチューリップ賞と同じタイムで駆け抜けて勝利と…スイープトウショウが現代に甦ったかのようである。
👍
高評価
1
👎
低評価
103 ななしのよっしん
2024/03/06(水) 13:11:44 ID: VkaBhqtJ8s
フィートの次走はもちろん桜花賞
ばーちゃんが取れなかったと樫は取れるのか
👍
高評価
0
👎
低評価
104 ななしのよっしん
2024/04/07(日) 20:54:54 ID: 3Y0+zygIiT
記事最終更新だけど内容省略したのかな?
内容こんなに少なかったっけ
👍
高評価
1
👎
低評価
105 ななしのよっしん
2026/04/19(日) 15:32:03 ID: OWQjvgsgX+
スイープアワーズがオープンに昇格です!
おめでとうございます!!
👍
高評価
2
👎
低評価

ニコニコニューストピックス