ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトとは、何か色々と間違っている金髪縦ロールである。
愛称はルヴィア。タグ検索でもこちらのほうがヒットする動画は多い。→「ルヴィア」でタグ検索
声:田村ゆかり(Fate/stay night[Realta Nua])/伊藤静(Fate/unlimited codes以降)
演. 玉置成実(音楽劇『ロード・エルメロイII世の事件簿-case.剥離城アドラ-』)
プロフィール
- 誕生日:6月6日
- 好きな物:鍛え抜かれた美、厳しい鍛錬、厳しい戦い、最終的な勝利
- 嫌いな物:才能に胡坐をかいた才人、打撃系魔術師、鳶に油揚
- 決戦の地:宝石魔術王者決定戦
- 身長/体重:160cm・49kg
- 魔術系統:属性は地。宝石魔術、とりわけ流動に重きを置く。
- 魔術回路のスペック:質B++、量B+、編成・正常(双乗)
概要
『Fate/stay night』およびその関連作品に登場するキャラクター。
フィンランドの名門魔術師一族であるエーデルフェルト家の若き当主であり、時計塔主席候補。エーデルフェルト家は時計塔からは距離を置いた一族ではあるが、魔術師の争いに介入しては成果をかっさらうということを繰り返していたため「地上で最も優美なハイエナ」という異名で知られている。
エーデルフェルト家は双子が両方魔術師となるという特殊な家柄であり、彼女には双子の妹が存在する模様。(火属性、引っ込み思案、許嫁がいて相思相愛)
貴族然とした優雅で気品の溢れる性格の持ち主だが、第三次聖杯戦争で祖先が受けた屈辱から日本(特に遠坂)を嫌っている。
初登場は『Fate/stay night』だが、出番は微々たるものにすぎなかった。しかし、ファンディスクである『Fate/hollow ataraxia』にて鮮烈なリングインを果たす。
つまり、どういうことかといえば、遠坂凛と出会ってバーリトゥード(笑)を繰り広げるという珍事を引き起こした(その光景を目の当たりにしてしまった姉ちゃんの実況?も見物である)。これを期に、負けず嫌いで潔癖症という自らの本性が露呈してしまった・・・・それだけでなく、二人を同席させてはならないという暗黙の了解まで出来上がる始末。
この他にも、色々と破天荒な面が見受けられる。例えば・・・・
- 魔術協会の学生寮の最上階の部屋を全て使用したいと申し出る(ちなみに前述のバトルの舞台がここの受付)。
- 淑女の嗜みとしてプロレス(ランカシャースタイル)を使うが、もはやその実力は一流そのもの。
- というか、物の考え方が魔術師というよりはプロレスラーそのもの。むしろ生き様がプロレスラー。
- 戦うたびに袖を破らなくて済むよう、わざわざ取り外し可能なものに仕立てている。
- 優先順位は、打倒遠坂>>>(越えられない壁)>>>聖杯
etc...
・・・・と、大体こんな感じである。
格闘ゲーム『Fate/unlimited codes』ではアーケード版から隠しキャラクターとして登場。そのプロレス技を存分に披露してくれる。ゲーム中の二つ名は「淑女のフォークリフト」。ストーリーは完全にギャグシナリオとなっている。
でも実のところ
こうしてみればかーなーり、バカ愉快なお方にしか見えないが、実際には名門の出で主席というだけあって、魔術師としての素養も高く、イリヤスフィールを一目見てホムンクルスと看破するほど。
また凛と同じく宝石魔術やガンドを得意としており、その腕前はやはり凛と同じく一級品。
貧乏性な凛とは違い実家が金持ちなため使い惜しみもない(ただし、無駄遣いはしない性分)。
凛が絡むと愉快な性格になるが、日常でのルヴィアは所謂「ノブレス・オブリージュ」を地で行うお嬢様。
いいところをかっさらうために最前戦に自ら立ち、家族や臣下の者を深く愛している。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』で彼女の戸籍上の妹となっている美遊・エーデルフェルトに対しても、惜しみない愛情を注いでおり、美遊が危険な目に遭ったり、怪我をしたりすると、敵陣に突っ込んでいくほど。
また恋愛に関してはツンデレ的反応が多く奥手な凛に対し、ルヴィアは恋愛には非常に積極的であり、一途。
どれぐらい積極的かというと、人前で士郎と腕を(胸に当てながら)組んだり、『プリズマ☆イリヤ』では士郎の義妹であるイリヤに対して
「あなたの将来の姉になるのですから、私をお姉様と呼んでも良くてよ。むしろ呼びなさい!」(意訳)
と迫るぐらい。さすがハイエナ。
ちなみに、美遊曰く胸の大きさは「リーゼリットに負けてないぐらい」(正確にはリーゼリットの胸は「ルヴィアに負けてない」)
リーゼリットはB92であり、Fateシリーズでも巨乳であるため、ルヴィアもそれぐらいの巨乳になる。
遠坂凛との関係
その凛とは、彼女が八極拳の使い手に対してこちらはプロレス、赤に対して青、(御前を正式とする場合)中の人が元琥珀さんに対して元ナイチチ妹秋葉様、貧乳に対して巨乳と何もかもが対極に位置している。所以、血の繋がっていない姉妹(イリヤ談)である。
そんな凛とは後に、どこぞの馬鹿スパナを取り合うようになるとか、ならないとか。そんな彼をルヴィアはシェロと呼んでおり、彼自身もルヴィアのところで執事のバイトをしているらしい。
総括
なんというか、悲しいことに出番が出番のせいもあってコメディ要員になることがほとんど。でも二次創作とか探せばシリアスな彼女も拝めるわけで。
また『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』でもそんな彼女を手っ取り早くご拝謁することができる(そこでオーギュストという万能執事がいる様子)。でも相変わらず頭もアレだし、凛とも結局はアレだが、それらを踏まえても、凛との息の合ったコンビネーションも必見。これこそが背中を預けあう仲(アーチャー談)の最たるものであろう。とりあえず、必殺のバックドロップは鉄人ルー・テーズ流のへそ投げ式でお願いします。
2014年以降のルヴィア
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』のアニメ化や『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』最終回でのサプライズ出演など映像化に恵まれており、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』にも登場するなど、なにかと出番が増えてきている。
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』ではこれまでのようなコメディキャラではなく、したがってプロレス技も見ることもできないが、エーデルフェルト家の魔術師としてのシリアスな彼女を見ることができる。
2019年には『Fate/Grand Order』にも疑似サーヴァントとして参戦を果たした。ここでもその鮮烈なプロレス技を見せてくれる。詳細はアストライア(Fate)の記事を参照。
また、同年のアニメ『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 grace note-』ではアニメオリジナル回で原作小説では見せる機会に恵まれなかったプロレス技を披露してくれている。
関連動画
↑歪みねぇ再現率※あくまで←の入場曲です(別のキャラソンです)※
関連静画
関連項目
- TYPE-MOON関連の一覧
- Fate/hollow ataraxia
- Fate/unlimited codes
- Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
- 遠坂凛
- 衛宮士郎
- 美遊・エーデルフェルト
- バーサーカー(Fate/stay night)
- プロレス
- 脳筋
- 肉体言語
- 愛すべき馬鹿
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