毎日杯とは、JRA(日本中央競馬会)が開催する阪神競馬場の3歳限定、芝1800mの重賞競走である。格付けはGⅢ。
概要
1954年の6月に第1回が行われたのが始まり。その後1972年の第18回から開催時期が早まり第19回を除いて、通常第1回阪神開催の開幕週に行われるようになった。その後第34回から連続開催となる第2回阪神開催の開幕週に行われるようになった。
当初は2000mで行われ(第18回の1900mを除く)、その後阪神競馬場の外回りコースが完成したあとの2007年からは芝1800mと変更となり現在に至る。
トライアルに指定されておらず3歳G1の優先出走権は得られないものの、春の時期の重賞であることから重要なレースのひとつとなっている。
歴代の勝ち馬の中にはダテホーライ、ダテテンリュウ、ニホンピロムーテー、ハードバージ、ハシハーミット、フレッシュボイス、オグリキャップ、タイキフォーチュン、テイエムオペラオー、クロフネ、キングカメハメハ、ディープスカイ、ダノンシャンティ、キズナ、アルアイン、ブラストワンピース、シャフリヤールが後にG1(G1級)を勝利している。
このレースのトピックとして1979年の第26回のレースが語られる。福永祐一(当時2歳)の父で「天才」と称された福永洋一が先に落馬した馬に巻き込まれる形で落馬、一命はとりとめたものの後遺症が残り、この毎日杯が最後のレースとなった事が大きな出来事である。
レース結果
第1回~53回芝2000m(第18回は芝1900m)
第13回、16回、38回、42回は京都競馬場芝2000m
第54回~芝1800m
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関連項目
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