ニコニコ大百科

これで、”ドライグロスアドミラルスブルク”三提督の記事が揃いましたね。

しかし･･･最近、突っ込みどころが無い･･･ｗ

そういえば、昔フルネームで名前言ったら、ハイジ（アーデルハイド）みたいだな。という感想が帰ってきた記憶がある。

>>1
編集者です。いつもありがとうございます、また何かあれば参考にさせていただきます。
感想的にはファーレンハイト提督には最初の只者でないというインパクトが強くて、以降は他の提督達に出番を食われたりとやや不遇な印象を受けました。戦争以外に面白いエピソードでもあれば良かったのですが、アニメでは声のせいもあって何故かイケメンぽく見えて優遇されてた？のかｗ

前々から違和感を感じていたのは、よくファーレンハイトは受身に脆いという評に関してかな？

・ガイエスブルグ攻防戦ではラインハルトの伏兵の配置を看破して、艦隊を保全
・ランテマリオでは攻勢に出るも宇宙潮流の存在を前に無理強いはせず
・マル・アデッタでは後背に回ったが、ビュコックの反転攻撃を察して回廊突入ではなく出口での待ち伏せに切替
・その後、ビュコックと伏兵カールセンの挟撃を前に冷静に後退を指示
・そして回廊の戦いでは自身を殿とし、戦死するがその奮戦のおかげで全滅回避

など、むしろラインハルト配下の提督たちの中でも、受身に回った際の勘の冴えと危機対応を見せた方だと思う。

そして攻撃面ではアスターテで第４艦隊を初撃でボコボコにし、回廊での戦いでは物語を通して、ラインハルトとビッテンしか成し得なかったヤン艦隊の一角を突き崩すなどやっぱり優秀。

総じて敵味方の元帥級を抜かせば、特に攻守どちらでも見せ場があった人物だと思う

>>3
確かにそうですね、戦術面の攻守智勇のバランスがかなりとれていた人だと思います。迎撃に弱いというのは、少将までの話で、階級が上げっていって思うところがあったのかもしれません、回廊の前哨戦でも自身の立場をよく弁えていた描写がありました。

>>3　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
はじめまして。初めて書き込みます。
原作でファーレンハイトは別動隊として敵軍の側面や後背に回り込む任務が得意な提督という解説が有ったと思います。別動隊として、他の艦隊例えば本隊の前衛や後衛よりも自分で判断する範囲の広い任務をこなすうちに臨機応変な対応能力が身についたのではないでしょうか。

>>3
「受け身に脆い」じゃなくて「守勢に回るとやや粘りに欠ける」じゃなかったっけ？
もしそうだとすると防御の技量とか以外に「長期戦、持久戦が得意で無い」という意味が含まれてくるのでは？とも思えてくる
例えばミュラーだったら消耗戦や圧倒的に不利戦いでも只管に耐え続けて機会を待てると思うけど彼にはそういうのが上手く出来そうにない気がする

まあそういう機会も実際無かったし、自説に関する判断材料も全然少ないので単に自分のイメージに基づく想像に過ぎないのですが

総体的には彼はミッターマイヤーみたいな「攻撃寄りバランス型」「スピードタイプ」だと思うので
「攻撃偏重パワータイプ」のビッテンフェルトとは上手く噛み合えば凄いことになったのかも知れませんが、残念ながら対戦相手から地形、時の運まで全てがマイナス方向に作用してしまった感がありますな

>>6
エンサイクロペディア銀河英雄伝説の人名辞典では「機動性に富んだ速攻の用兵に定評があるが迎撃戦となるとやや粘りを欠くとも評され」とありました。
確かに立ち止まって殴り合うよりも、追うにせよ、逃げるにせよ、動き回っている印象が有りますね。

>>6
私が調べた中だと>>7さんの出展と同じ内容でしたり、wikiや銀英伝６名将録ですと守勢や防御戦に粘りを欠くという内容でしたので、どれも微妙に表現が違うため、あえて受身という言葉を私は使いました。
ですが、ご指摘の通り、本当に重要なのは粘りを欠くという部分のほうかも知れませんね。継戦能力的な面で仮は評価が低いのかもしれません。

>まあそういう機会も実際無かったし
帝国軍はイゼルローン要塞がある頃、時々イゼルローンに同盟軍が攻撃かけてくる以外は攻めの一方でしたし、旧体制・ローエングラム体制全ての時期においても、動員兵力はアスターテやアムリッツァなどの例外を抜かせば常に同盟を上回っているため、必然的に攻勢面に強い将官のほうが評価されやすいのかもしれませんね。

おお、ファー様の記事が出来ている！
いつもの作成者さん乙です。今回は添削さんから満点もらったなｗ

回廊の戦いは、狭い回廊の入口にビッテンとファーレンハイトを並べて
長い間待機させるという変な動物実験みたいな戦略で、
最初からヤン艦隊の勝ち場面を作るための環境設定なのが透けて見えた。
死亡シーンでキャラの魅力は増したけど、話の筋としては蓋然性が低くて好きになれないんだよな～。

ただアニメでのビジュアルと声の優遇っぷりは驚いたけどｗ
アニメ化で女性ファンめっちゃ増えたらしいね。

そーいや、アンソロジーで
ファーレンハイトが「形見は、お前の命だ（意訳）」って言った少年兵が、
提督まで上り詰めた話があったな。

その少年が同僚と共に墓前の前で、
「僕にとっての英雄はファーレンハイト提督だ（意訳）」こんな感じの言葉を言ってたのが印象深かったな。

>>9
好意的に解釈するなら、「帝国の核弾頭」ビッテンフェルトを前面に押し出して「殴ってきたら殴り返すよ？ 突撃するよ？？」とヤン艦隊の動きをけん制し、万が一戦闘になってしまった時には遊撃ポジションが最も似合ってるファーレンハイトが支援する構えだったのだろう。
ヤンのほうも当初は戦うつもりなかったっぽいし、帝国軍もヤン艦隊もそんなに長い間待機する予定じゃなかったんじゃないのか？

>>10
読んだのが同じなら、一緒に墓前にいるのはエミール（ラインハルトの従卒にして侍医候補だった少年）だから、同僚というよりは友人かな。

回廊戦で死ななかったらロイエンタールの叛乱鎮圧に疾風指揮下で参加してたのかな？

ところでプライベートに関する情報がほとんどなかったなこの人　生家が貧乏だった話くらいで

施政に対する理念よりも君主個人の能力・資質や矜持の高さを基準に
力を貸す対象を決めてるタイプだったし
双璧戦まで生存してたら案外ロイエンタールについたかもね。

私人としての性格は確かによくわからん人だったな。
自分は貧乏貴族だとか回りに言いふらしてたとか、扱いにくい問題児とか、
貴族連合時代から面倒くさい人っぽかったが。
元帥府の中でも他の提督と交友関係全くなかったみたいだし

ヴァルハラにいってから俺の席が狭くなる

このセリフ好きだな

>>13
彼の私生活とかが見えないのは歴史上の評価とも見て取れるかも。例えば私生活でとても交友が少ないオーベルシュタインが超綿密に書かれてたりするけどシュタインメッツとかは結構書かれてない。ルッツは結構珍しい方だ。

でこれらの人物を仮に比較すると
オーベルシュタイン……謀略面で多大な功績。貢献度はトップクラス。
ルッツ……貢献度は双璧やオーベルシュタインには劣るがラングの不正から王朝を守り、カイザーのために殿を務めた。貢献度は次点でミュラー並みではないかと。
ファーレンハイトたち……戦場以外貢献度は事実上ない。

それ何気に艦隊戦で出番が全く無いケスラーさんをディスってないか？
ついでにメックリンガーも艦隊戦では目立った功績が無く出番も少ない。
ぶっちゃけ艦隊戦に関しては上級大将の中では最弱の部類で、大将クラスよりも劣りそう。
まあ、この2人に関しては参謀や組織運営、事務方面の能力の方が優れてそうなんだけどな。

ただ、本編中では目立たなくても、戦争が無くなり軍が縮小されるであろうその後の新銀河帝国では、
歴戦の艦隊司令官よりもこの2人のような人材が重要になってくると思うぞ。

>>16
いやメックリンガーとケスラーは私的な面がわかるから評価は悪くないでしょ。というか評価と実力イコールとは考えてないし。評価面であえて悪くなるのはファーレンハイトとシュタインメッツあとレンネンカンプ。私的交友が全く見えないトリオ。
ただファーレンハイトは最後イケメン過ぎるが。

メックリンガーは歴史上の評価云々というより、メックリンガーの残した著作が評価の原点になってる気がする

>>18
確かに。言われてみれば。
納得できるところはあるな。帝国側だけなら一番交友関係が見えるのがミッターマイヤーとメックリンガーな気がするし（この二人仲用よさそうだしつき合い長いし）。カイザーは隠してもほぼわかっちゃうだろうしね。
同盟側はユリアンとアッテンボローということになるのかな？

交友関係が見えるというのが評価の対象の一つとするのは説得力ないか。メックリンガーと仲がそこまでよくなかったからという方が妥当か。

レンネンは気難しいおやじさん担当だから置いといて、シュタインメッツは性格的に
メックリンガー、ケスラー、ワーレンたちのグループと気が合いそうなのにな

ファーレンハイトは貴族連合からの寝返りでフェルナーと交友関係なかったんだろうか
忠誠心のありようへの拘りとか肝が据わってる所なんかは似てるし

シュタインメッツがぼっちなのは、もともと辺境に赴任してたからじゃないか？
ラインハルトの幕僚に加わったのもリップシュタット戦役後で、アムリッツァやリップシュタットの成功体験を共有してないし。
ファーレンハイトは……メルカッツ生存の話が出たときにファーレンハイトが「いや、今となっては～」と微妙な空気をフォローする発言をしてるし、バイエルラインの発言をミッターマイヤーがたしなめてたりもする。例えば呑み会の席にファーレンハイトがいると、「あの時、貴族のばか息子どもを～」みたいな話も出来ないだろう。双方が気を使って距離を置いてるイメージがある。
ラインハルトとしても、ファーレンハイトを遊撃のポジションにおいているのは、もちろん本人がそれに向いているというのもあるだろうが、そうした人間関係も考慮しているんじゃないだろうか。

メックリンガーがアスターテ開戦の時ファーレンハイトは問題児みたいな発言してるからむしろ孤立する性格だったとも読めそうだけど。

レンネンとシュタインメッツは厳格な感じがするから忠誠心から交友を控えてたのかもね。派閥作っちゃいけないみたいな。

問題児というより、頑固な職人的な気質だったのかも。
ノルマを課して、方法は任せる。ロ出しされるのを嫌い実際丸投げした方がより成果が上がる。有能だが気難しい奴という評価が交友関係にも影響したのかも。

丸投げすると成果を上げるっていうのも微妙だけどね。
たとえばアスターテはラインハルトの作戦が比重として大きいし、相手も対応が悪い。
ランテマリオは地理条件とか勘案できてなくて遠距離攻撃しかできなかった。
マル・アデッタは引きずり出せはしたけど微妙。
回廊の戦いはビッテンフェルトに邪魔者扱いされてるんだよね(まあこれはファーレンハイトだけの責任じゃないけど)。
回廊の戦いに関してはファーレンハイトがビッテンフェルトを無理やりにでもとめればよかったけどしてないんだよね。中途半端に降伏勧告とかいうから……。だから職人気質というより責任逃れなんじゃね？　という感じが。あいつが勝手に戦端開いたんだからいいかみたいなこと思ってるし。

キルヒアイスが殺された時この人も疑われなかったのかなぁと思ったら、真っ先に「愚かなことを…」と
漏らしてるね。アニメ版だとケスラーが実はファーレンハイトを睨んでるんだけど、それを聞いてすぐに
目をそらす演出がある。その後の提督たちの会議でもオーベルシュタインに「犯人を捕まえる」と
建策されたとき「異なことを」と言って、暗に関係ないことを主張してる。

正直者なのか処世術には意外と長けているのか、いずれにせよ紙一重で疑惑を晴らしてるね。

正直者でいいんじゃないだろうか？
実際俺は食うために軍人になった公言してるし。
やりたくないことはしないがモットーな気がする。リップシュタットも彼だけは最後出撃しなかったし。
だからラインハルトのような理想的な君主のためには一生懸命働いたんじゃないかな？
戦い方も機動性を重視したもの。それも性格とも取れそうな気がするし。
ただこの辺が協調性のなさのような気がしなくもない。

もともと他キャラとあまり交友がない分、オリジナル主人公が登場する二次創作だと何かと引っ張りだこな印象がある

アニメ化で確実に得したキャラ
アニメ放送前のSFアドベンチャー増刊に乗ってたキャラデザだったら
確実に今程人気無かっただろうしもっと小物扱い受けてたと思う
アスターテで作戦理解してない、貴族陣営についちゃう、
ビッテン抑えようとして思わぬ失敗、上級大将初の戦死者

よくアホの子イメージつかなかったと思う(2次だと知性ある人扱い多い気)
速水さんの声の重厚さのおかげかな……。

アホの子というか、良くも悪くもビッテンフェルトの同類
俺は大好き

あの外見と声でビッテンの同類っていうギャップが凄いよな