ニコニコ大百科

syamuさんの動画で知った
この素晴らしい偉人を知ることができてよかった

地元が新潟なんだけどアタテュルク銅像が柏崎のトルコ村閉園を経てシャムさんとの一期一会を果たしたかと思うと感慨深い

過労死とはいえ晩節を汚さなかったのはやはり大きい
晩節汚して評価落ちる偉人は多いからなぁ

アルコール45度の蒸留酒をグビグビ飲んでりゃそりゃ早死するわなと

ムスリムが禁止してた酒で死ぬのはなんか皮肉だな

ガリポリでの「諸君らに死を命じる」←好き
海軍大臣辞めたあとわざわざ塹壕にいって人気取りしたあとちゃっかり軍需大臣に返り咲くチャーチル嫌い

この人にしてもチトーにしても、結局強力な個人の資質に頼った独裁は、その個人がいなくなった後が問題だというのが教訓だと思うんだ
チトーの死後、結局まとまれずに泥沼の内戦に突入したユーゴもそうだし、独裁でうまくいった結果、独裁傾向が好まれ、独裁傾向を強めようとする為政者が出てきて、クーデター未遂事件が起きたトルコを見てもね
そもそもこういった独裁者自体が稀有な存在だし、彼らにも所謂悪しき独裁者の側面がなかったわけではないってのも含めて、やっぱり独裁に頼るのはおっかねえと思う

日本も明治元勲の「他の連中は信用できないし俺が国を導かなきゃ（使命感）」の弊害が多々あったしなあ
本気の善意で国を栄えさせようとしていても個人依存はいかんよね

米６７　ユーゴはチトーのおかげで辛うじてもっていただけだと思う。オーストリアハンガリー時代からバルカン情勢はやばかったし

なんやこのリアルなろう主人公みたいなのは･･････

考えてみたけどアタチュルク最大の功績ってトルコを近代化した事よりも
マルマラ地方全域を自国領に留めた事なんじゃないかと
（「セーヴル条約」及び「ローザンヌ条約」参照）
当初の予定では地方の内イスタンブールの西側は完全にギリシャ領にする予定だったし
それどころかマルマラ地方全域とトルコ西部沿岸全域をギリシャ領にする案さえあった
古代から現在にかけて海上交通の要所であるマルマラ地方がトルコから失われていたら
トルコの台頭はおろか最貧国に転落する恐れさえあったはず

それはあるだろうね。ダーダネルス・ボスフォラス海峡を失っていたら大事な交通収入や商業収入が失われることは目に見えてる。
ただその場合は受け取るであろうギリシャが栄えたんだろうかね。金融危機もなかったかも？

コメント欄で水を差すようで悪いんですが
http://www.cgs.c.u-tokyo.ac.jp/CGS09/symposia/s_2004_03_27.html
＞■報告②： 「絶滅、免罪、否認：オスマン帝国におけるアルメニア人ジェノサイド (1915/16) のケース・スタディと比較ジェノサイド研究」
を読んでも「ケマルはすごい」と無邪気に絶賛できるでしょうか？
僕はできなかったです……

これがムスタファ・タマルさんですか

然り。
syamu語録が中田の知識を上回る瞬間を見せた今
あのオリラジMADが別の意味を帯び始める

歴史の転換点には、こういう傑物がでてくるもんなのか、こういう傑物が出るから歴史の転換点となるのか

ただ58は当時でもちょっと早かったよなあ…

>>67
>>68 一人の大英雄や数人の天才や国家制度やらを作る創造タイプと、たとえトップがダメな人であっても最低限機能するためのシステム構築や運営向きな成熟タイプ。それぞれ求められる人材能力も違ってくるからなぁ。
前者を作り後者の骨組みを作れるタイプはそうそう出てこないからこそまとめ上げた後のことも考えないといけない。（創造タイプに依存も危険）

ベトナム、キューバ、シンガポールあたりは初代のカリスマ性のワンマン独裁者が死んだ後もうまーく集団指導体制の独裁に移行出来た

>>73

ドイツが第一次世界大戦の頃からやべー奴だったり
トルコとアルメニアの間に埋められない溝があるのはわかった
ケマル凄いとは手放しには言わんけど

「ヒトラーとその仲間の多くは、ムスタファ・ケマル(Mustafa Kemal) に魅了されていた。
ヒトラーの見方によれば、彼は連合国の領土分割計画と内なる敵の危険からトルコを救ったのである。
他方、彼にとってアルメニア人は、弱さの象徴だった。民族の弱さは許されないものであり、アルメニア人は彼らにふさわしい破滅を辿ったのである。
ヒトラーと多くのドイツ人の考えによれば、単一民族化の理念は、「弱者」で同時に危険で劣等でもある諸集団（「諸人種」）の迫害、移送、そして絶滅さえも正当化するものだった。 」

こういう風に正当化の根拠に使われてかわいそうだと思った

　「以後、オスマン政府はロシア国境地帯のアルメニア人をシリア、イラク方面に追放した。これによる栄養失調死やクルド人の襲撃、さらには住民のロシア逃亡でアナトリア東部のアルメニア人人口は激減した」

クルド人は被害者の面をよく聞くが、個々では悪い奴もいるとある意味安心した

そもそもそのあたりのメインプレーヤーの政治家・軍人はみな何らかの意味では虐殺者だよ。アジアも欧米も中東も全て同じ。そうじゃないやつは負けて死んだ。勿論、虐殺した挙げ句負けて死んだ奴らもいっぱいいる。ケマルは不利をすべてひっくり返して上手くやったから天才と言われている。もちろん負の遺産はあるけど、その上で平和を貪ってる先進国人が偉そうに言えたことではない。

あと、独裁者という批判に対しても、ケマルは最初一気に多党制を導入しようとしたが、外国勢力に唆された対抗勢力に暗殺されそうになったのでやむなく独裁に切り替えた。
そしてどうやってまともな野党を育て、最終的に自分への個人崇拝も抹消して、トルコ世俗主義だけが前提の民主的な多党制にするかを常に画策していた人間でもある。
他の独裁者とは格が違う。批判されるとしたら、そこまでたどり着かず途中で死んだことだな。

へーすごい人なんだなー！って見てたけど「要するにリアルチート。」って文章で書いてる人間がウキウキしてるだけかってなった

選ばれし・完全な・父なる者

オリラジ中田はこの偉人の事を知らない
つまりオリラジ中田はsyamuさん以下の知識

歴史的に見れば「トルコ人」なんて民族は存在せず
言語だけテュルク化したアラブ人、スラヴ人、クルド人、アルメニア人、ペルシア人、ギリシャ人etcを無理矢理一まとめにしてケマルがトルコ民族を作り上げたようなもんだからな

大概の国なんてそんなもんじゃね
中国にしろロシアにしろインドにしろアメリカは言わずもがな

歴史人物解説みたいな量産型動画にこの人がいないの笑える

やっぱり宗教には勝てなかったよ…

当時と違って欧米の力がいろいろな面で落ちたしもう世俗主義はダメやろ
軍事経済学術だけじゃなく道徳的優位性も失いもうかつてほどじゃないのに今更建国時のように見習ってどうなるのって感じでしょ　　　　　　　　　　　
アタテュルクが生きてたらプーチンやエルドアンみたいにやってたかもよ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

syamuさんのおかげで名前だけは覚えた(小並感)