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そもそも袁術は袁紹が助けてあげなかったせいで戦死したとかではないし
あまりにバカすぎて内政が回らず国力浪費の果てにそこらへんで野垂れ死んだだけだし
「生かしておけば」ってどんな想定でいる？食料援助か？
そんな穴のあいた袋にドンペリ注ぎ込むような真似をしていたら袁紹への経済的負担も馬鹿にならんだろ

袁術は自分の領地すら守れなくなったから余力があるうちに
袁紹の領地に逃げ込もうとしてその途中で死んでる。
助ける助けない以前の問題やろ。

反董卓連合が瓦解した後、最初に起きたのが袁紹派（袁紹、曹操、劉表、劉虞）と袁術派（袁術、公孫瓚、陶謙、孫堅）の対立で、それが袁術の死で完全に終わった後に起きたのが曹操と袁紹の覇権争い。
仮に袁術が生きていたとしたら袁紹は袁術潰しを優先して、対曹操での連携どころでは無かっただろう。

記事としては田豊の投獄や沮授の降格など、戦う前の内容が不足しているかな。

すぐれた参謀と指揮官を欠いた状態で戦いを仕掛けたのも、袁紹軍の敗因の原因であろうて。

>>34
どうせ人の話聞かんせいで烏巣焼かれた奴がそのふたり現場に連れてっても、現場で進言して現場で袁紹がキレるだけだから大勢に影響はないと思われ

昔はこの戦いから袁家は滅亡の道を転がりおちていったって認識してたけど、最近は袁紹の死から本格的に凋落がはじまったんじゃないか？とも思ってる
皆さんはどうお考えですか？

直接的には後継者争いだから、目に見えて始まったのはそれでいいと思うよ
ただ、遠因は袁紹の存在そのものにあるんだが…
兄だから袁譚が絶対に優先されるべきなんてそんなわけがない、重臣が推した方が後継者だ！決定権は俺達にある！という袁紹配下どもの思考回路は、袁術・袁紹の争いがそういう経緯をたどったせいが大きいから
よく袁紹が後継者を決めなかったと言われるが、どっちかと言うと袁紹に決定権があるなどとは臣下どもが全く思っていない

官渡の戦い自体はすごいな曹操、どうやって勝ったんだ？　というものだけど、袁紹の勢力拡大はそれ以上にすごいな袁紹、どうやってここまで勢力を拡大したんだ？　って案件だからね……。
纏まる訳ないんですよ、本来頼みにすべき冀州豪族は潜在的な敵（韓馥派の粛清で関係が最悪になった）だし、自分の味方は出身も思想もバラバラだしで。なにしろ河北平定以前から腐敗がひどい。董昭が追い出されたのも権力闘争の結果によるものだから。荀彧も案外袁紹個人よりこの腐りきった家臣団の実態を嫌悪して逃げたのかも知れない。
それでもこんな纏まりのない連中を少なくとも河北統一までは導いて官渡でも勝利寸前にまで持っていったのだから袁紹の剛腕については否定出来ない。普通はその前に空中分解している、というか公孫瓚に攻められた時点で滅亡している。

そもそもこのご時世の家督相続って極めて流動的だからなあ
陶謙の息子は揃って徐州刺史になっちゃいないし
劉表の息子も家督を継いだのは重臣蔡瑁達に擁立された劉琮だし
孫堅の跡を継いだのも孫策ではなく孫賁で孫策はあとから実力で従えた
その孫堅も兄の孫羌死後に有無を言わさず従えさせた。
さらに孫策の跡を継いだ孫権の時も孫暠のような不穏分子がいた
曹操家臣団だって曹丕と曹植で家督は揉めてる。

劉備→劉禅みたいな穏便な相続の方が極めて例外じゃね？
家督相続は揉めるもの、くらいの方が普通だと思う

途絶えた袁氏本家の後継は譚
傍流である自分(袁紹)の後継は尚

そんでもって年齢的にも家格的にも実力的にも袁尚が袁譚に優越するところはない。袁譚が袁尚に順々と従う道理はない。後漢書の後継者問題における審配の挙動として「遂矯紹遺命，奉尚為嗣。」とあり、「遺命を矯めて袁尚に立てた」=「本来ならば袁譚が継ぐことになっていた」と取った方が自然。

よく言われる後継問題の責任は袁紹にはない

この場合区別すべきなのは
「家督相続」
と
「遺産相続」

袁紹の家督は袁尚へ、袁紹の遺産は袁家本家の袁譚へ。なぜなら汝南の袁氏の基盤が壊れて「袁紹の資産」=「本家の勢力基盤」になったから。少なくとも当面はこの必要がある
衆目もそのつもりだった
そこにチャチャをいれたのが審配らで、遺命偽造して遺産も袁紹の家督相続者の袁尚に集約しようとした。袁尚を傀儡としようとしたからだ

また上のことを踏まえてみれば三国志の「緣紹素意，乃奉尚代紹位。」も説明がつく。たしかに袁紹は袁尚を家督相続人にしようとしていたのだから、嘘ではない。
しかし、袁紹の遺産を継ぐというのは袁紹の遺志ではなく、それを審配らは「矯めた」のだ。三国志はそれを書かない。
三国志では袁紹を優柔不断な人物として描こうとしている。袁尚の遺産相続を袁紹が望んでいたように書く。後継問題の端を袁紹に担がせるための筆であることは明白であり、優柔不断の袁紹を創作するためのものである

本文の、「前半最大の見せ場が官渡」「中盤は赤壁」「後半は樊城・夷陵」までは異論は無いのだが、そこに並べる価値が諸葛亮の北伐にあるだろうか？
演義ベースなら演義ベースで関羽千里行などの「演義的見せ場」が外に腐るほどあるし、正史ベースなら上に並べた数々の戦いに並べるほどのもんではない

結局兵力差いくらなんだろうな。曹操の兗州・豫州・司隸・徐州と袁紹の冀州・青州・并州・幽州で最低3倍の兵力差ははあると思うんだが。

いろんな学説あるけどだいたいどの説も動員できる兵力は曹操1-4万、袁紹10-14万のうちいずれかになってる。

荀彧が撤退に反対した件も、記事に入れて欲しいね。

荀彧の洞察力と信念が弱気になっていた曹操にカツを入れ、
守勢から攻勢に体制を変更させたという点で、
戦いの転換点の一つと言って良いであろう。

>>43
曹操は領内統治が上手くいってないので兵力差はもっとあると思う。
徐州は言わずもがな決戦前に劉備を戴いて離反。
兗州も程昱の話から同調者が少ないのがほぼ確定。

袁紹の外交政策のおかげもあり、曹操は袁紹だけじゃなく劉表、孫策にも防備を回す必要あり
10倍の兵力差というのもあながち間違いじゃねーんじゃない？

桶狭間の戦いもそうだけど、敗色濃厚な前評判で負けそうな側につく奴なんてしれてるよね。

>>43
裴松之も指摘してるし青州黄巾降して兵隊30万、男女百万を手に入れてることを考えるとさすがに1万ということはないと思う
劉備離反前から曹操は黄河北岸まで袁紹領に攻勢をかけてることを見るとそんなに兵力差はないのでは

もしタイムマシンが開発されて曹操や袁紹に聞ける世の中が来たとして、攻め側の袁紹は何人出したか知ってるだろうけど攻められた側の曹操は防衛に何人関わったか具体的な数字なんて知らんと思う

猿渡の戦い

>>47

なにもかもが大雑把な時代の古代なんだから、数字関係が記録であってもしっかりしているなんてことはないんじゃないのか。
中世から近世でも、動員兵力の計算はかなり雑だったりする。関係者全員が過剰申告して数字が膨れ上がるなんてよくある。
白髪三千丈の世界じゃ『号して百万』は「一万より少ないことはない」程度の意味しかなさそうだし、そもそも近代に入るまで軍事用語としての兵力は戦闘員と非戦闘員を明確に区別してない。

いやまあ、現代においても「襲撃されたトラック隊の運転兵が、大奮闘して勲章もらった」みたいな例はあるから、「輸送隊でもなんでも従軍してれば戦闘員として計上」というのも一つの理屈ではあるんだが。

三国志にハマってたころって中学生だったから
まぁ思春期の頭には「Cu*tの戦い」がよぎってしょうがなかったよね

ごめんなさい🙇

？

>>49
「号した」人数の半分くらいが（非戦闘員込みの）実際の動員人数の目安、って
何かで読んだ覚えがある。

誰だよ、烏巣の夜襲の事を「突撃！隣の晩ごはん」とか言い出した奴は