ニコニコ大百科

直接的な死の表現をしたくなくって、消えたというか行方を濁した描写にしたんだろうな、って

ごんぎつねか。確かにほのぼのとしていても、絶望と仲良く、という言葉に強烈な重みがある幕切れだったな

彼女たちは別に自殺願望とか無くて、半ばの諦めと僅かな希望を抱えて最上層まで来たんだし

だがたぶん単行本の描写からすると、転送装置は作動したのだろう、
と個人的には解釈している

単行本派なのであれで絶対に死亡って言う人の根拠がわからない
普通に読んでたら二人はあの場所から消えてるようにしか描かれてないよな？
まあ色々想像できる終わり方だから
死んだ可能性ゼロとは言わないが…
2001年のモノリスみたいなのがぽつんとあるし、
最後にそれまで一度も描かれてない自然の場所へ二人でってのは
もろ劇場版ブレードランナーだしで
それまでのSFネタてんこもりの物語の最後があれだと生きて何処かへ転送されたか、2001年的なやつだとスターチャイルドに進化したとかそんな風だよねえ
あのあと死んだにしても食べて寝て、そのあと直ぐ死ってのはなんか変な感じがする
あそこに至る前に死を覚悟してるのは間違いないんだが、
死亡にこだわってる人はそれに引きずられ過ぎなのでは

いや～、すぐにじゃないけど普通に死んだでしょ
終わる世界でどう生きるかが問題で二人は当初の目的を達成したんだしハッピーエンドだよ

太陽系を出る前に2機喪失するような宇宙探査機で、
ボイジャーのゴールデンレコードのっけて受動的探査しているレベルの科学力ではワープはオーバーテクノロジーすぎる。
他の旧文明の機械を見ても制御精度を上げて一度に扱えるエネルギーが上がった程度にしか発達していない。

あの状況で二人が助かるルートを考えるのなら
飛ばした探査機03を親切な宇宙人が拾って地球へきて転送装置を作ってくれました。くらいの展開が必要になる

死んだと断言はできないけれど生存ルートよりは、「世界は眠りについたけれど確かに人類はここにいた」のほうが最終話の雰囲気にはあっているんじゃないかな

今頃読んであー久々に直球のメリーバッドを見たなと思ってたけど、転送装置説とかトンデモを強硬に主張やつがいてワロタ。
今まで一切そういう伏線もなにも一切ないのにいきなりそれはねーでしょうよ。
何かが転送されてるシーンがどこかにでもあったならともかく。
そんなの出てきたらデウスエクスマキナ過ぎて今まで積み上げてきた過程が無駄になっちまうわ。

爺さんが上に行けと言ったりエリンギが最上層は観測してないと言ったり
基幹塔AIが最上層に行くのを止めるそぶりも無かったりで
意味深な謎の黒い石があったんだから
転送装置かはともかくまだ何かあると考えるのは自然だと思うがな

>>1085
エリンギとか相当オーバーテクノロジーじゃ？

少なくともシリーズを通じていくつか示されていることはあるね
本来は解釈の余地を楽しむべき部分に「いきなり」とか「トンデモ」とか決めつけるのは暴論すぎる

・最終話以外の後書きの絵には意味があり、本編と繋がっている。ならば最終話の後書きも繋がっているのかも
・宇宙探索が実行されており、この惑星のみが人類の世界とは言えない
・人類の文明は複数回の大きな衰退を経験。直前の文明では不可能な技術も大過去の文明は時に可能

>>1087,1088
余地があるだけで何も示されてはいないよ。
爺さんのいい方は危険のある下層から離れるよう上に行きなさいと言っているだけだし、
エリンギの観測やAIが言及しなかったのも何もないからだろう。
逆に何かあるならそれはエリンギの「処理」の対象になるだろうし、
AIがそれを二人に伏せる必要が全くない。
自分のお願いを聞いてもらう代わりに二人のお願いを聞いてあげただけ

物語で全く触れられていないことを次々と関連付けるほうが暴論では？
可能性だけならばそれこそ転送装置にこだわる必要がない。
・実は冷凍睡眠装置で二人は遠い未来の再生した地球で生き返った。
・実は過去へ戻れるタイムマシンで人間の生活できる時代に飛ばされた。
・実は現実を改変する機械で二人のみた夢によって地球が書き換えられた。
・実は電脳化装置で人類は機械の中に避難していた。
・実はあの後どこぞのネコ型ロボットが現れて二人を助けてくれた。
・実はただの夢で世界は崩壊なんてしていなかった。
どれも十分な否定材料はない。
二次創作なら別に構わないけれど原作の掲示板でやるようなことじゃないよ

エリンギの終末宣告からAIの消滅願望・ケッテンクラートの喪失と
避けられない終わりを次々と突き付けられた二人が悩みぬいた末に
自分たちの生きた意味を考え終末と向き合えたという奇麗な終わり方をしている良い作品に
わざわざ伏線一つない夢落ちレベルの結末をくっつけるのは完全に蛇足だろう

結局自分の願望に都合のいいことを「ある」
都合の悪いことを「ない」に分類してるだけだろそれ

何もないのがエリンギの観測しない理由なら
2人が到達して爆薬も持ち込んだ時点で観測する理由が出来るだろう
世界の全てを知り尽くしたAIの消滅願望は
まだまだ知らないことの多い2人との対比とも読める

推測から断定調の結論を導くのはアウト

読者のご想像におまかせします。じゃねえの

断定するつもりはなかったがそう取れる発言だったのであれば悪かった。
最近の漫画には珍しくあやふやにせず奇麗に結末を纏めている漫画だと解釈して気に入っていたから、
変な尾ひれがついて濁されたようでちょっと語気が強くなってしまった。
場を荒らしてしまったようで申し訳ない。

二人の死を明確に描いていない時点であやふやな結末だとも言えるが…
たしかに転送装置説なども突飛な考えだけれど、最後に思わせぶりな石の描写があるのもまた事実。

まぁ、読者の想像しだいってことなんだろうけど。

まあ黒い石がそんなオーバーテクノロジーなものじゃく
ただの非常口や食糧庫でも当面の生存ルートにはなるしな

・本を集めてたお爺さんが上に行けと言った事
・エリンギが簡単に観測できるはずの何もない最上層をあえて「最上層以外は」と言った事（本当にあのままの何もない所なら簡単に観測できる）
・わざわざ加筆で黒い石に図形を描いた
・更に加筆で麦畑の中にいるヘルメットもリュックも持ってない2人（ヘルメットとリュックは黒い石の前にある）

ここから考えると転送説、少なくとも生存説は突飛でもなんでもなく死亡説よりは遥かに可能性が高い
これだけ伏線だらけなんだから

言われてみればエリンギでさえ最上層の実態は知らないのか
都市を渡り歩き途方もない役目を果たし続けてきたエリンギたちですら

上に脱出装置があるのがわかっていたならなぜ人々は下層で争っていたの？
おじいさんは脱出できることを知ったうえで二人以外の人を見殺しにした？

爺さんが知ってたのはそこまで正確な情報じゃなく
上に希望がある程度の曖昧なやつだったんじゃないかな

あとはこの季節に抜けられるのはお前ら2人だけとか
2人なら少ない食料で長く行動できるとか言ってたし
村全員で移動する手段も食料も足りなかったんだろな
爺さん本人すら同行しなかったし

何もなくても人同士が殺しあっていないところに行けるのなら希望があるね

>>1096
生存説自体はいいけど「死亡説よりは遥かに可能性が高い（自分の中では）」
である事を忘れないように。死亡した可能性の方が高いって意見も当然あるのだから

単行本でわざわざ追加されたモノリスやキーホルダー回収描写とか他にも色々、読み返すと生きてるようにしか思えなくなってきた
でも普通に読んでればサラッと流すほどさり気ない描写なので、引っかからなければそれはそれで違和感なく普通に死亡エンドに見える。
死んでたらそれはそれで美しいし、一方で否定もできる。そう意図して作られてるんだろうな
完璧な終わり方だと思う

よくある解釈の分かれるラストって、中途半端になってどちら派から見ても不満が残る事があるけど、
この漫画の場合はどっちで見ても綺麗に纏まるから誰も不幸にならないのが良い

土砂降りの中、建設中のビルや機材から雨が滴っているのを見ていると、いつもこの歌を思い出します。

タイトル:雨だれの歌

ほめる

記事内再生用タグ:

>>1104
作成乙！　いい歌よね...。自分も雨の日はこの歌を思い出す。

ずっと気になってたから大人買いして一気読み、そんで今読み終わった
9割方死んだんだろうけど1割くらいまだ何とか生きてきそうな予感がする、この塩梅が良いなぁ
普段死にてぇ死にてぇと思ってるのにちょっと漫画のキャラでも愛着沸くと死んでほしくないなと思ってしまう自分がなんか少し笑えるというかアホらしいというか
ただ読んでいる時間はとても幸せだった
続編は野暮だけど時々読み返しては何か良いなぁと思って軽くまだ生きよと前向きになりたい、そんな作品でした

もし映画化するんだったら、こうしてほしい。
最後絶望的なシーンで終わった後、雪の落ちる音と共に黒い石の模様シーン→
画面が白くなってぼんやり→徐々にはっきりと二人と植物が映る（静かな雰囲気で風の音が少し聞こえる感じ）

で↓みたいなEDに入る。EDの内容は本編に無いシーンで幸福そうな様子にする。
死亡ルート主張者には、本編では触れられてない未公開シーンか、天国か、こんなだったら良かったのにというIFかな？と思わせる
生存ルート主張者には、生存後の話と思わせる
というのも良いかも。なんだったら白い服でも着せて明るい世界にして本編とは違った非現実感をだした方が効果が高いかも
>>sm32642824

>>1101
いろんなSFオマージュ散りばめてるから
最後にモノリスみたいなのが出てきただけでも
死亡説のほうが可能性低いと思う
死んだにしては色々伏線多すぎ

あれがなくても死をかなり意識したあとでレーション残ってたから一旦寝てから考えようって流れは死を回避して行動するってこと
二人が死んだとしても、もっと後のことだろう

一応死亡説を完全否定するわけじゃないんだ
食べたあとすぐ飢え死にするわけはないしあるとすればあそこで凍死？
レーション食べる前なら爆死するかもって感じはあったが
あそこで死ぬってちょっと不自然なにで確率としてはゼロではないが低いかなと

予防線の強調が必須になったかと思ったら今度は確率の高さを主張するのか
それぞれの感じたENDが正解でいいんじゃない？いい作品なのに掲示板が息苦しい

ちなみに私はあとがきは死後の世界派だ
作中で触れられたこともあるし、新しいもの出さなくても奇麗にまとめられた作品だと思うからね

>>1105
ありがとうです！
今週のオススメピコに選ばれました(^-^)