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当記事は特攻隊は悲劇であると同時に、戦術的に意義のある作戦であったとの立場からの記述となっています。


今気づいたけど冒頭のこの文章はとんでもないぞ
過労死した人たちやその家族に対して「あなたの死は悲劇であると同時に会社にとって意義があった」と言う人間がいたらどう思う

中立ぶりたい気持ちはわからんでもないがよく考えてほしい
文章の内容がどうとかじゃない

それこそただの感情論やろ
どう思うかどうかは読者が判断すればいい

言うて余程のパヨク以外、直接特攻した人間への感謝の気持ちは持ち合わせてるでしょ
まあ上層部讃えてるようなのは次の有事の際は是非とも率先して自分や子孫を死地に赴かせて欲しいですな

はなから「銃後の守り」に収まるつもりだろうから無理だな。そうでないなら四の五の言わずとっくに自衛隊に入隊している。
子孫が出来るかも怪しい。

特攻のせいで、日本兵は殲滅しなければいけないと米兵が余計に確信を深めた可能性はないのだろうか？
だって、アメリカからすれば降伏した後に彼ら兵員が殺されることもないだろうに、わざわざ特攻によって命を散らしてくるんだからね
その異常性を認識して、日本兵の精神性じゃ平和な降伏交渉も捕虜にとることも困難だから、積極的に殺さないといけないと考えてもおかしくはないだろ？
それがひいては「国民まるごと上からの命令に従うオカシイ奴らだから、多少民間に被害が及んでも仕方ない」「アメリカとは相容れない存在だし、人道的に扱ってちゃ始末に負えない」と、日本人全体への被害を増大させたのではないか？

まあ感謝する人は感謝するし
批判する人は批判するし、人それぞれで良いんじゃないかと

例えばもし自衛隊が中東とかに派兵されたとして、現地で敵の自爆攻撃を受け甚大な被害を受けたときに我々はどう思うだろうか？
その自爆した人間に「よく敵を倒してくれた！」と感謝し、「これで我らの死をも恐れず同胞を守ろうとする意思が示せた」「自爆により日本人はさぞかし肝を冷やしただろう」と賞賛する現地人が現れたとしたら？
でもって自衛隊員の現地での行動がより攻撃的になり、「やっぱりあいつらは自分たちをマトモに扱う気はないんだ、人道の国から来てるくせに！」と罵りの声が上がるんだよ

特攻する側・される側が変わったとき、初めてその行為自体を客観的に評価できる気がするんだけどなぁ

ぶっちゃけ飛行機でのカミカゼアタックと自爆テロって自爆してるだけでまったく別物だぞ
あれって民間人にまざってドーンしてくるから効くんであって、ベトナム戦争とか日中戦争とかのゲリラとかのほうが近いんじゃね

>>1688
ベトナム戦争に自衛隊員が駆り出されてベトコンの自爆攻撃なんか受けたら、間違いなく国を思っての気高き自己犠牲精神なんて思わないし、ますますベトナム人を見つけたら容赦してはいけないと思っちゃうでしょ
やっぱ特攻って同胞を危険に晒す一面があると思うなぁ

日本を貶められるのなら祖先でも死人でも何でもコケにするのな

>>1690
なんでそうなるんだよ…
特攻という戦術を多角的に評価する上では、相手の積極的な加害性を引き出すことに繋がったかもしれない心理的な影響も加味しなきゃいけないだろ？
今までの議論だと特攻の持つ米兵への心理的な作用は、日本兵の強い精神を見せつけ米兵を精神的に追い詰めることに成功したっていう、肯定的なものしか語られてこなかったわけだしさ

特攻隊員の死を無駄にしない唯一の方法は、特攻を美化しないで、特攻隊員は大日本帝国によって犬死させられた被害者だったと認めることだろう

日本を貶められるのなら祖先でも死人でも何でもコケにするのな すぐ上にあるけど同意だわ
戦争の美化ってのは次の戦争につながるわけじゃないぞ

>>1693
台湾とか北方領土とか南沙諸島（あと一応朝鮮半島）を失った政権を美化するのは売国奴と一緒だと思うがね
しかも最初から負けると分かっていた戦争で失ったんだから無能以外何と言えばいいんだ？

更に特攻隊の死を犬死というのは特攻隊員をコケにすることにはならないよ
京都アニメーション放火事件で死んだ人たちの死は日本のアニメ業界にダメージを与えたのは事実だが、それをもって彼らをコケにすることにはならないのと一緒
特攻隊員が生きていれば日本に貢献できたのかもしれないのにその可能性を失ったのは当時の指導者の所為だろう

例えば、京アニ放火事件の被害者の命を、「日本の社会的病理を命をもって証明してくれた、大変意義のある犠牲者」とか変に持ち上げたりしたら不快感を催すのも、特攻隊の死が意義を持ってると単純に言えないのに通じてるよね

敵をみつけられずに大量に海ポチャして死んだら文字通り犬死だろうが、体当たりで敵にそこそこダメージを与えてるなら犬死にはならんよ
京アニ？なぜそれと比べるのかよくわからんな。

何らかの目的があって特攻を継続してたならパイロットの死も犬死ではないだろうが
例えばレイテ沖海戦における特攻は栗田艦隊突入支援という目的があって、それに沿って行われた(艦隊突入自体は失敗したけど)わけだけど
では太平洋戦争末期の特攻はどうなのか？という話になる

むしろここまでして、あの程度なんだから
平時の軍隊はどんだけ雑魚だったんだよ
特攻の戦果を示すだけ、虚しいわ

>>1688
自爆テロにも色々あるが、
ナチスドイツの「エルベ特攻隊」は、神風特攻隊を「英雄」と呼んでコピーした部隊だし、
イスラムテロリストが自爆テロを行うようになったきっかけは、イスラム政治組織「神の党（ヒズボラ）」が神風戦術を模倣した時だというのが定説

自爆テロがまとめて「カミカゼ（kamikaze）」と総称されるのは、
神風にまつわるナチスの「エルベ特攻隊」や、イスラムの「神の党」などが理由

まぁ、日本では神風特攻隊と自爆テロを別物扱いすることが多いけどね
ナチスや一部ムスリムから英雄視されたことについては滅多に取り上げないし

特攻の効果は実際あったようで、アメリカ軍の評価では日本軍が生んだ効果的な戦術と評価されてるみたいだね まぁ皮肉的だし、弱い軍隊にしては頑張ったね程度だけど
>>1699
そういうところは何故か、特攻援護派は区別しようとするよね

「戦術的に意義のある作戦であった」 を「戦術的に効果があった作戦であった」に書き直せ
「意義」って言葉の意味は「物事の重要性 とか 価値」と言う意味や
(やる意義がある = やる価値がある = やる重要性がある)
この文のままやと「やる価値のある作戦であった」とか「やる重要性のある作戦」であったってことになるぞ
おそらくこれ書いた人はそういう意図なく「意義」って言葉使ったんだろうが「戦果」とか「効果」に変えた方がいい

神風特攻に効果はあったし、あれをもっと繰り返せばいい停戦条約に持ち込めたはず、って思っている人は一つ見落としているところがある。
戦果の部分を見ればわかるけど、空母などを落とせたのは序盤だけで、後は駆逐艦しか落とせていない。
これはなぜかと言うと、神風特攻自体が航空力学的に威力の低い攻撃であり、空母や戦艦の戦術や装甲、対空砲火力が強化されたから。
対艦爆弾の威力が高いのは、高い上空から落とすことでその落差に寄るスピードとインパクトに爆風を加算させられることにある。
だけど、鳥人間コンテストよろしく、飛行機は海面に近づくほど、揚力が働いてしまって、爆風のダメージが相殺されてしまう。
つまり、装甲が強化された戦艦や空母クラスは神風だとほぼ確実に撃沈できない。
アメリカは戦艦や空母を量産できるのだから、戦略や戦術を神風特攻にあわせて組み替えて、甲板に乗務員をあまり乗せないようにすればほとんどダメージを受けない。
なおかつ、アメリカの艦隊にはレーダーがあるし、砲弾が近くをかすめるだけで空中で爆発する対空榴弾もあるのだから、どう考えても効率的な手段とは言えない。
アメリカ側としては、あえて艦隊で勝負しなくても、B２９やグラマンをの数を揃えて、空中で撃破してもいいんだから。
仮に神風特攻を繰り返せば繰り返すほど、アメリカは対策をもっと立ててきて、ジリ貧になったのが落ちってとこだろうね。
神風以外の選択肢でダメージを与える手段がない時点で、負けだと言わざるを得ないんだよなぁ。

もう一つ指摘しなければならんのが
「物資不足」だよな
本来攻撃には使用しないはずの練習機も駆り出されていたことも考えれば、
その後は民間機とかも使用されるか、グライダーの使用とか始まるだけだが……

数が劣る側が継続的に特攻を続けても効果は薄いって言っても理解してくれる人は少ない

本来帰還する可能性もある航空機を絶対に全損する作戦なわけだから、それはもう作戦を続ければ続けるほど物資が減るに決まってますわな…

戦術としては効果を上げたというか
当時の状況で戦果を上げるためにはそうするしか無かったというのはわかる
でも何故そこまでして戦争を続けたのがわからない
パイロットと飛行機を使い潰すこれを採用する時点で戦略が狂ってる

戦果を上げるのは戦局を有利にするためで
戦局を有利にするのは戦争に勝つためで
戦争に勝つのは資源領土他の国益のためであるはずなんだけど
それら全部無視して局所的に戦果上げる事しか考えてない作戦だよ

自爆攻撃ってなると神風特攻ばかりが話題に上がるけど、シャーマン戦車に対する攻撃とかもかなりやべえぞ。

当時、シャーマン戦車が出てきた時点で対抗できる破壊方法が事実上歩兵が肉薄して爆弾をくっつけるしかなかったっていう。
（対戦車砲でも撃破は可能だが、これは歩兵が携帯できない上に、装甲が薄い側面を狙うしか無い）

もちろん、戦車には随伴歩兵が護衛としてついているし、それだけ協力な爆弾をくっつけて起爆したら、逃げる時間なんてあるわけがないし自爆するしか無い。

いくら他の銃で撃とうが、手榴弾を投げようがダメージが与えられないそんな無敵の怪物が出てきたらなぁ……
主人公たちのダメージが絶対に通らない敵が出てくるゲームなんてバランスぶっ壊れのクソゲーでしかないんだけど、そんな状況で戦い続けろなんて無茶な話だわ。

ちなみに、神風特攻の戦果としては、８１人のパイロットと機体を使って、ようやく敵艦（しかも駆逐艦ばかり）を１体沈めてるだけ。
こんなアホな資源の無駄遣いをしてる戦争なんて、どう考えても正気じゃないんだよなぁ……

連投すまん。
神風特攻の戦果は、比率であって合計ではないね。
８１人使って、ようやく敵艦を一つ撃沈っていう比率ね。
記述漏れすまん。

仮に特攻が効率の良い戦術だったとしても当時の政府はそれで稼いだ時間を有効に使えてないんだよなぁ。本当に効いてるなら停戦交渉とかもっと早く出来たと思うわ

戦略的目標を何も達せないのに、戦果ばっかり注目してるのは、当時の大本営と同じ考えですねww

ちゃんと検証されないまま否定された戦術を、上っ面の効果確認と「歴史的に強く否定されてきた」という贔屓目から反動的に肯定した、ってのがこの記事の本質かもね
特攻の戦果を見る価値観の形成にバイアスがかかっていることは否めないだろうよ